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2025年5月23日 (金)

SBのStandard変更(案)を知る㉛DQ:「visible tail fault」

SB変更案では「visible tail fault」をDQ対象にしているわけですが、最後に全Breedsを俯瞰して確認してみましょう。
 
現状、「visible tail fault」をそれぞれのStandardの「DQ」において規定しているのは、AUM PD SI/BA/OS/OL THの7猫種(4 Breed Groups)です。
 
「visible」でない「tail fault」はどうなっているかというと、SGにおいてのみ「nonvisible tail faults」としてPENALIZE対象になっています。
 
ここで問題になってくるのが、「visible」の意味でしょう。
 
「visible」は直訳すると「目に見える」となり、「見た目で分かる」と解釈する向きもあるかもしれません。
 
しかし、Judgeにとって「目に見える」「見た目で分かる」と、クラークから見た場合と、見学者の位置から見た場合と異なるでしょうし、Judgeであってもハンドリングややり方次第で微妙に異なるかもしれません。
 
Judgeの主観(あるいは裁量)によることになりますが、Judgeを目指すメンバーにおいて押さえておかなければならないのは、「visible」が持つ背景というか語感です。
 
単に「目に見える」「見た目で分かる」というわけではなく、「一目瞭然」「明らかに」「歴然として」という意味、「目立つ」という意味合いも含まれるということです。
 
「visible」自体には「世間によく知られた」とか「周知された」という意味もあるところも頭の片隅に入れておきたいところです。
Breeddq00_20250515134201
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の5月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり0.86で前の週に比べ14.7%増えています。

名古屋市の5月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり1.12人で前の週に比べ21.1%減りました。

福岡市の5月12~18日の感染報告者数は医療機関当たり0.60人で前の週に比べ31.8%減りました。

北海道の5月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり1.17人で前の週に比べ15.8%減りました。

2025年5月22日 (木)

SBのStandard変更(案)を知る㉚WW:厳しく詳細に

変更案はPENALIZEと併せ、WWとDQのいわゆる〝罰則規定〟は厳しくしています。
 
その理由は「WW」の変更案のところに明確に書かれています。(=Identifying the withholding faults to send a clear message to the breeders and judges which traits are not acceptable in Siberians. The blue eyes are being added by outcrosses, and this has never been allowed in Siberians. This is to improve the overall quality of the Siberians being bred and shown, which are lacking very important and distinguishing qualities of the breed
 
現在の「WW」は、全猫種についても言えそうな「Evidence of illness, poor health, emaciation, visible tail fault」ですが、下記画像を見ての通り、大幅に対象を増やしています。
 
現在のStandardに「DQ」はありませんが、変更案では「WW」のところにある「visible tail fault」は「DQ」対象にしています。
Sb-ww
※変更理由
Sb_20250515131801
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2025年5月21日 (水)

SBのStandard変更(案)を知る㉙PENALIZE㊦:「Challenging temperament」の扱いは?

きのうの続きになりますが、「Challenging temperament」あるいは、「Not unchallenging temperament」の扱いについて、ここで確認しておきたいと思います。
 
まず、大前提は全Breed共通のDQ対象がそれぞれのStandardの最後に記載されていて、そこに「Temperament must be unchallenging; any sign of definite challenge shall disqualify」と書いてあるということです。
 
次に、SBの変更案ではPENAIZEのところに「Challenging temperament」と記載しており、「Challenging temperament」もしくは「Not unchallenging temperament」の場合、DQにするのか? PENALIZEにするのか?--という疑問が出てきてもおかしくありません。
 
ただ、TICAの場合、個別のStandardに敢えて記載されている(あるいは定義付けされている)ものがあれば、猫種ごとの個別性が優先されますから、SBの変更案が通ればPENALIZE対象ということになります。
 
ちなみに、現在の全BreedsのStandardにおいて、LYでは「WW」の対象として「Temperament must be unchallenging」という記載があります。この場合も「Not unchallenging temperament」なLYは「DQ」ではなく、「WW」ということになります。
 
ただし、「Challenging temperament」と「Not unchallenging temperament」が完全に同じかというとそうとも言えませんし、全Breed共通のDQ対象には「definite challenge shall disqualify」と「definite」が付いていて、なおかつその後に「The cat may exhibit fear, seek to flee, or generally complain aloud but may not threaten to harm」と〝情状酌量〟的なことが書いてありますから、どう評価・判断するか、Judgeによって異なるだろう点は留意しておく必要があります。
Breeddq00
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2025年5月20日 (火)

SBのStandard変更(案)を知る㉘PENALIZE㊤:「Challenging temperament」や「foxy muzzle」

変更理由(=The penalizing faults are updated to help eliminate more accruing faults in the bred, which we want to discourage)は、SBに限ったものではなく、全てのBreedsに当てはまるので、全Breederはしっかり押さえておきたいところです。
 
そういった意味で、今回の変更はPENALIZE対象が記載上、いろいろと増えていますので、Judgeというより、Breederはしっかり念頭に置いておくことが欠かせないのではないでしょうか。(※あくまで変更案が通った場合ということになりますが…)
 
SBでは現在、「OTHER」のところで「Temperament: Must be unchallenging」とあり、2点が配点されていますが、変更案は「OTHER」を丸々削除することにしており、「Must be unchallenging」のところはPNALIZEに移されると理解していいでしょう。
 
TICAのStnadardsにおいては、全Breed共通のDQ対象がそれぞれのStandardの最後に記載されていて、そこに「Temperament must be unchallenging; any sign of definite challenge shall disqualify」と書いてありますが、それとは別にPENAIZEのところに「Challenging temperament」も記載するという変更案になります。
 
PENALIZEの項目に「Challenging temperament」を含めるのはSBが初めてとなります。
 
また、「foxy muzzle」がPENAIZE対象となっていますが、他の猫種ではAB/SO、SG、TVで「foxy」であってはならないとする記載が見られます。
 
AB/SO▶The muzzle shall not be sharply pointed and there shall be no evidence of snippiness, foxy appearance or whisker pinch.
SG▶Muzzle: The muzzle is medium short in length and is broad, with a blunt nose. There should be a definite though not extreme whisker break. The muzzle should not be slender or pointy, or appear “foxy”
TV▶HEAD Shape:The face should not look foxy or rounded.
Sb-pena
※変更理由
Sb-pena_20250515124701
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2025年5月19日 (月)

SBのStandard変更(案)を知る㉗ALLOWANCE:full structure and glorious coat

変更理由には「Revised wording, including age and seasonal considerations」とあり、その言葉通り、年齢や季節を考慮した文言を修正しています。
 
この中に「glorious coat」という表現がありますが、TICAのStandarsで「glorious」や「glorious coat」が使われるのは初めてとなります。
 
「glorious」と「beautiful」はこうした文脈で使われると、直訳で「美しい」となりますが、「glorious」は単なる「beautiful」を超え、卓越した美しさを意味します。
 
語感として、言外に「称賛」や「尊敬」に値する美しさといった意味が加わる点に注意したいところです。
 
また、「Locket」についてはSBの場合、全てのカラーにおいて許容されていますが、今回の変更案では「ALLOWANCES」から切り離して独立した項目にするとともに、いわゆる「Locket」だけでなく、「White buttons」や「White spots」も含まれる点を強調し、並列的に記載しています。
Sb-allowance
※変更理由
Sb-allowance_20250515114901
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2025年5月18日 (日)

SBのStandard変更(案)を知る㉖GENERAL DESCRIPTION㊦:成熟に「3~5年」

きょうは、GDの変更において削除するところと、それに代わって追加する部分を確認していきます。
 
削除部分は現在のGDにある「modified by a sweet facial expression. The general impression of the body is one of circles and roundness. Siberians are slow to mature, taking as long as 5 years to reach full maturity. Females are considerably smaller than males, and allowances should be made when comparing females and young cats to the standard」のところです。
 
どこをとっても抽象的で具体性を欠いており、変更案ではその辺りをできるだけ詳細に記載しようとしています。
 
変更案での追加部分は下記画像の通りですが、押さえておきたいのは以下の4点です。
 
「sweet facial expression」 → 「aesthetic impression」で、「Siberian Cat's head are pleasingly rounded shapes and softly rounded contours, repeated from the tips of their ears, the shape of their eyes and full rounded muzzles」と詳細に説明
 
「general impression of the body is one of circles and roundness」 → 「barrel-shaped body」と明記
 
「Siberians are slow to mature, taking as long as 5 years to reach full maturity」 → 「Siberians are a slow developing breed, reaching full maturity, strength, and well-developed musculature between the ages of three and five years old」と「3~5年」に変更
 
「allowances should be made when comparing females and young cats to the standard」 → 「Males are notably larger than female」と「young cats」には言及せず
 
また、最後にある「Size is secondary to type」は変えていない点には留意する必要があるでしょう。
Sb-gd-00
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2025年5月17日 (土)

SBのStandard変更(案)を知る㉕GENERAL DESCRIPTION㊤:「Robust」でなければならない

変更案は隅々まで修正を加えようとしていますから、それに応じてGENERAL DESCRIPTION(GD)もそれなりの変更を加えようとしています。
 
変更理由には「There has been modification in the second part of the general description to give a better overall impression that the Siberian must present – strength, robustness and power packed in a healthy balanced cat」とあり、第一に「healthy balanced cat」であること、次に「strength」「robustness」「power」を備えていなければならず、それらの点を強調する意図があります。
 
「robust」は、平たく言えば「丈夫で頑丈」、さらに付け加えれば「堅牢」であるという英単語ですが、「頑健性」や「構造安定性」を伴い、環境の変化といった外的影響によって変化することを阻む内的な仕組みや性質が性質があることを意味します。
 
TICAのStandardsでも、それほど多用されるわけではなく、他の猫種だとCX、PS/HI/ES、TGで使われています。
 
CX▶robust type、robust body 
PS/HI/ES▶Condition/Balance:Should reflect excellent health and robust power with good muscle tone, well-
                                                        muscled, but not fat. 
         GD:PS/HI/ES is a strong cat with excellent boning and musculature, a well-balanced cat, giving the
                                                        impression of robust power.
TG▶BODY:Torso:Medium to deep, long and muscular with rolling contours; strong and robust but not blocky.
                    Boning:Very large, dense, robust; never delicate.
 
 DGの変更案の中でも、追加部分の文章「The cat should be well-balanced with all the body parts in proportion to each other, reflect excellent health and robust power with good muscle tone」の中で使われています。
※変更理由
Sb-gd
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の5月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり0.94人で、前の週に比べ14.5.%減りました

東京都の5月5~11日の感染報告者数は1医療機関当た0.48人で、前の週に比べ22.6%減りました。

2025年5月16日 (金)

「CORIN Color」の復習㊦TICA公表資料を再確認

TICAの公表資料から抜粋したものを再掲します。
 
TICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)のセミナーに参加されたメンバーは覚えているかと思います。
 
Judgeを目指すメンバーはこちらも必ず確認し、しっかり押さえておいてほしいと思います。
Corin-1
Corin-2
Corin-3
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の5月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり0.75で前の週に比べ11.8%減りました。

名古屋市の5月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり1.42人で前の週に比べ14.6%減りました。

福岡市の5月5~11日の感染報告者数は医療機関当たり0.88人で前の週に比べ83.3%増えています。

北海道の5月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり1.39人で前の週に比べ14.2%減りました。

2025年5月15日 (木)

「CORIN Color」の復習㊤UCDの記載を確認

ここで「CORIN Color」の復習をしておきます。
 
Judgeにとっては釈迦に説法かと思いますが、Judgeを目指すメンバーは必ずUCDを確認し、しっかり押さえておいてほしいと思います。
Ucd-corin-01
Ucd-corin-02
Ucd-corin-03
Ucd-corin-04
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2025年5月14日 (水)

SBのStandard変更(案)を知る㉔Color/Pattern:「CORIN」の詳しい説明を追加

SB Standard変更案における「CORIN」の部分は、アクト式和訳を載せておきます。
 
CORIN(コリン)カラー(CORIN coloration)は、CORIN遺伝子(CORIN gene)の劣性変異(recessive variant)によって引き起こされるSB特有のワイドバンド特性(wide-band trait)です。この変異は、アグーチシグナル伝達タンパク質(ASIP)の活性に影響を与えます。この特性(trait)は、シルバーとシルバー以外の双方で発現する可能性があります。CORIN goldenは温かみのあるアンダーコートの色調、明るいTabbyマーキング、鼻周りのオフホワイト部分が胸へと広がり、ユーメラニン色の肉球、Tabbyによく見られるユーメラニンの輪郭のないピンク色の鼻を特徴とします。CORINシルバーは「バイメタリック(bimetallic)」な色合いで、背中にシルバーTabbyの被毛が目立ちますが、フェオメラニンを発現する被毛も見られ、脚と腹部に最も多く見られます。Torbieiを含む、すべての基本的なユーメラニスティックのカラーで、Sunshine Tabbyにおけるすべてのパターンが見られます。
 
ちなみにここに出てくる「Sunshine Tabby」はTICA UCDに載っていません。
 
「バイメタリック(bimetallic)」はUCD 74.7.6(CORIN Tabby)と78.1.2.2(CORIN Silver Tabby (Black, chocolate, cinnamon, blue, lilac, fawn)のところに出てきます。
 
TICA Standardsに登場するのも今回が初めてになります。
 
CORIN遺伝子(CORIN gene)によって発現するものであり、ひとくちに「Sunshine」と言っても、色合いによって「Dark sunshine」や「Extream sunshine」などがあるようです。
Sb-coat-color_20250508122701
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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