Add Show Rule 21.59 (Define “penalize”) - Yawata
TICAにおける猫の審査で「PENALIZE」と「Panalty」の区別が付かないのでしょうか?
「PENALIZE」も「Panalty」もTICAの審査においては大した問題ではなく、見過ごそうと見て見ぬふりをしようと構わないのでしょうか?
それともJudgeの裁量に任されているのだから、ガタガタ文句を言うな!ということなのでしょうか?
少なくとも、TICA Asia East Regionにおいては、昨ショー年度、BG/BGのStandardでPENALIZE対象である「Locket」が審査において見逃されてしまった(あるいは見て見ぬふりをされた)問題が持ち上がりました。
最終的にTICA BG Breed Committeeが「Locket」であるとの判断を下し、一応の〝決着〟を見ましたが、これを機にブリーダー/オーナーが「Locket」の定義を理解したのか、「Locket」を見逃した(見て見ぬふりをした)全てのJudgeが反省し、二度と同じミスを犯さないと言えるか--不透明なままになっています。
TICA Asia East Regionではかねて、特定のJudgeや特定のブリーダーを巡り、審査での差別や依怙贔屓、〝出来レース〟疑惑が囁かれているわけですが、私はそうした疑惑がいつまで経っても払拭されず、放置されたままになっているひとつの要因として、TICAのルールにおいて「PENALIZE」の定義がはっきり定めていないことがあるのではないかと思いました。
そこで今回、「TICA Standard Guideline Packet」で使われている「PENALIZE」を巡る文章を借りてくる形で「PENALIZE」の定義を試みることにしたわけです。
この新たなルール案のポイントは、Standardに記載のある「PENALIZE」と、審査上の「Panalty」を明確に区別すること、さらに「PENALIZE」対象のある猫はファイナル表彰に相応しくないことを明文化した点にあります。(※「Panalty」は従来通りですから、「PENALIZE」対象以外で何らかの「Penalty」があってもファイナル表彰は可能です)
どうしてStandardにある「PENALIZE」の定義が長年にわたり抜け落ちているのか不思議でなりませんが、「PENALIZE」対象のある猫がファイナル表彰に相応しくないという規定を別にしても、「PENALIZE」の定義をはっきりさせ、いわゆる「Penalty」と区別できるようにしなければ、審査の透明性と公平性・公正性は高まらないと思っています。
※この改正案は否決されました。
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