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2024年2月11日 (日)

CFAのBG Standard変更へ! Tail「DQ」が変わります㊦

TICAのJudgeにしてみても、TICAのBGブリーダーにしてみても、「DQ」がなぜ変更になるの?と不思議に思うかもしれません。

単に変更内容を確認するだけでなく、その「理由」もしっかり理解していただきたいところです。

【グリグリグリグリ執拗なまでに確認されずに済む】

全てのBGブリーダーとは言いませんがTICAのショーにおいて、執拗なまでに尾をグリグリグリグリ触り、Tail Fault(KinkやDeformityをはじめとする何らかの欠陥)を確認するJudgeに審査された経験はないでしょうか。

CFAにおいてもTICAにおいても「DQ」ですから、当然、しっかり確認しなくてはならないわけですが、ただでさえBGは性格的なコンディションを維持するのが難しく(そうでないBGも増えては来ましたが…)、必要以上に時間をかけて執拗に尾をグリグリグリグリされてはたまったものではありません。

今回、CFAのBG Breed CouncilもStandard改正理由においてその点も強調していました。

【〝Nervous Kink〟かどうかの判断も必要なくなる?】

今回の改正で、CFAではTailの「DQ」規定が改正され、「PENALIZE」においては特段の改正(※PENALIZEの改選案はBoardで否決)がなかったことから、こうした執拗に尾をグリグリグリグリする審査はBGにおいてなくなるものと期待されます。

「Clearly visible tail kink or tail deformity」が追加されたことから、いわゆる〝Nervous Kink〟かどうかを確認したり判断したりする必要もなくなるでしょう。

なぜなら〝Nervous Kink〟で「Clearly visible tail kink」にまでなるケースは少ないと考えられるからです。

【尾を執拗にグリグリされたくなければCFAへ?】

一方、TICAではこれまで通り、Judgeによっては必要以上に時間をかけて執拗に尾をグリグリグリグリするパターンは残ります。

これによって中長期的にBGのエントリーがTICAからCFAに移行していく契機になるかどうかは分かりませんが、BGにおいては何らかのTail Faultが出やすい猫種であることから影響はあるかもしれません。

ちなみにCFAにおいてTailのDQの規定を「Clearly visible tail kink or tail deformity」に限定して適用するのはBGだけではないことを付け加えておきます。
Show-rule-216124
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月10日 (土)

CFAのBG Standard変更へ! Tail「DQ」が変わります㊤

TICAとCFAにBGを出しているBGブリーダーにニュースです!

CFAのBG Standard変更がBoardで可決し、来シーズン(2025年5月〜)適用されることになりました。

【目に見える明らかなキンクと変形のみDQに】

これまでCFAのBG StandardのBGのDQは「Belly not patterned. Any distinct locket on neck, chest, abdomen, or anywhere else. Kinked, or otherwise deformed tail. Cow hocking. Crossed eyes」となっており、Tailについては「Kinked, or otherwise deformed tail」とだけ記載されていましたが、来シーズンからは「Kinked, or otherwise deformed tail」の後に「Clearly visible tail kink or tail deformity」と続き、 明確に目に見えるものしかDQの対象にはならないように変わります。

【PENALIZEの規定はこれまで通りで変わらず】

一方、今回のCFAのBoardではBGのPENALIZEの規定を変更する改正案も提出されていましたが、それは否決されました。

どういう改正案であったかというと、上記のDQに関する改正案が通った場合にはPENALIZEの規定に「Kinked or otherwise deformed tail」を追加する、というものでした。

しかし、こちらは否決されたので、「Kinked or otherwise deformed tail」はPENALIZEの対象とはならず、結果としてTICAのStandardより緩いものになります。
Cfa-bg-dq
【EYESの記載内容も修正案が可決】

CFAにおけるEYESのStandardは現在、TICAのそれとかなり似ていますが、改正後はCFA独自の表現が多くなります。

現在は「Shape is round to oval. Large, but not bugged. Set wide apart, with a slight bias toward the base of ear, when oval in shape. Eye color independent of coat color, except in the Lynx Points, where Blue is the only acceptable color. Richness and depth of color is always preferred」ですが、来シーズンからは以下のようになります。

「Large and dominating, the eye should be a prominent feature of the face. Shape is rounded with some angularity of the top eye lid acceptable. Set wide apart, in the lower third of the skull when viewed in profile. Boning holds the eye at a parallel angle to the nose bridge in profile and prevents an overly protruding appearance. While there is acceptable variation in the shape of the eye, size and positioning should convey a nocturnal expression」

アクト式和訳)大きく支配的(dominating)であり、顔において顕著な特徴(prominent feature)とならねばならない(should be)。形状は丸みを帯びているが、上まぶたの多少の傾斜(some angularity)は許容される。横から見ると、頭蓋骨の下3分の1に位置し(lower third of the skull)広く離れている(Set wide apart)。骨格により、横から見た際に目が鼻梁に対して平行に保たれ、過度に突き出た外観(overly protruding appearance)が防がれる。目の形は許容範囲内で多少変わっても、サイズと位置(positioning)は夜行性の印象(nocturnal expression)を表現する必要がある。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり16.15人でした。前の週に比べ8.2%増え、11週連続で増加しています。

2023年12月25日 (月)

CFAのBG Standard、アクト式和訳を公開!!

CFAのBenagal(BG)のStandardを、重要な英単語を併記した「アクト式和訳」で翻訳しましたので、TICAのBGブリーダーは参考にしていただければと思います。(※パターンとカラーの和訳は一部のみ)

CFA Japanにおいて和訳も出していますが、一流ブリーダーを目指すのであればやはり原文で読み、理解すべきであり、その一助になるとも期待しています。

また、TICAの日本のJudgeにおいても、CFAのBG Standardを読むことで、TICAにおけるBG Standardの特徴が改めて理解できるかと思います。

知ってか知らずか、ともするとあたかもCFAのBG Standardに則ったかのような審査・評価をしているように映るTICAのJudgeも見受けられますが、TICAとCFAのStandardの違いを詳細に確認することで、そうしたことはなくなることでしょう。
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※「TICA Standard 分析:Consideration for Female」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月24日 (日)

続・Bengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価:CFAとの対比㊦

TICAのBG審査が「Beautyコンテストではない」と言われる由縁は、Standardの違いに如実に表れています。

【CFAのStandardは色彩表現も豊か?】

今回のブログにおける一連のシリーズはSpottedに限定して解説していますが、CFAではBROWN(BLACK)TABBYの「Color」の項目において次にような記載もあります。

All variations of brown are allowed as the ground color, ranging from buff, tan, honey gold, to orange. Markings may be various shades of tan, brown, and black. There should be extreme contrast between ground color and markings, with distinct shapes, and well defined edges. Markings should be two toned.

TICAのBG Standardでは「honey gold」とか「orange」のカラー名は出てきませんし、「Markings should be two toned」といった記述もありません。(TICAでは「Rosettes showing two distinct colors or shades」という言い回しになっています)

なお、TICAにおいてCOAT Colorとして「orange」が出てくるのはAB/SOにおける「orange-brown」と、TGにおける「orange background ground color」だけ。「honey gold」は使われていません。

【Rosettesの種類の記載もCFAの方が多く重視傾向】

Rosettesの種類の記載もCFAの方が豊富です。

TICAは「paw print shaped」「arrowhead shaped」「doughnut or half-doughnut shaped」「clustered」ですが、CFAは「round donut」「open donut」「 pancake」「paw print」「arrowhead」「clustered」が挙げられています。(※TICAの方はこの後に「but not required」が付く)

さすがにロゼットの中にスポットのあるジャガー特有の「Jaguar rosettes」や、ロゼットが水平方向に並んでつながった「Chain rosetting」まで出てきませんが、CFAの方が多種多様なRosettesを評価対象にしている傾向が見て取れます。
Cfa-bg-color1
【Rosettesの形や多寡は審査対象でも評価対象ではない】

ただ、ここで重要なのは、TICAにおいてもCFAにおいても、SpotsやRosettesの「大きい/小さい」「多い/少ない」は審査対象・評価対象ではないということです。

大きなRosettesがたくさんあれば派手に見えますから、オーナー希望者に売る際にはいいかもしれませんが、両団体のStandardのどこにもSpotsやRosettesの大きさや数に関する記載はありません。

ランダムか水平方向であるという並び方と、CFAのStandardで象徴的に示されているように(強調されているように)、Contrastが非常に重要であるということになります。
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※「TICA Standard 分析:Consideration for Female」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月23日 (土)

続・Bengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価:CFAとの対比㊥

12月3日のブログで書きましたが、TICAにおけるBGのStandardは「バランス重視」の配点構造です。

【そもそも配点構造が大きく異なるTICAとCFA】

TICAのBG Standardは、HEAD=35点、BODY=30点、COAT/COLOR/PATTERN=35点であり、最高点となる40点を配した項目はなく、3つの項目の点差は5点しかないからです。

しかし、CFAは、HEADがTICAより5点少ない30点、BODYは10点少ない20点で、TICAでいうところのCOAT/COLOR/PATTERNは15点多い50点となっており、「COAT/COLOR/PATTERN重視」となっています。(※Eye Colorの5点を差し引いても45点で、TICAより10点多い)
Cfa-bg-standard00
Judgeやベテランブリーダーの中には「『HEAD+BODY=タイプ』と言うのだから、CFAの方がタイプ(CFAでは「structure」と表現)とCOAT/COLOR/PATTERNはちょうどバランスが取れている…」という人がいるかもしれませんが、その議論はひとまず置いておきます。

【Patternに対する配点の違いが最も大きい】

特に、TICAとCFAではPatternに対する配点の違いが最も大きく、TICAは15点ですが、CFAは25点としており、この中にContrastとして10点を含めています。

項目立ても、TICAの場合は「Spotted」ですが、CFAは「ROSETTED/SPOTTED TABBY PATTERN」であり、CFAのStandardではRosettedに関してTICAのStandardにあるような「but not required」という〝但し書き〟はありません。
Bg-coat-color-pattern_20231215110901
TICAのショーではRosettesがない(あるいは少ない)単純なSpottedのBGがResettesのあるBGと対等に戦えても、CFAのショーでは圧倒的に不利ということになります。

【Glitterの評価でもStandard上で違いがある】

「Glitter」についても、TICAでは「The coat may be glittered or not glittered, with neither type to be given preference」としているのに対し、CFAは「May be glittered」としています。
Cfa-glitter
TICAはStandardで「neither type to be given preference」としているわけですから、「Glitter」があろうとなかろうと評価の対象にならないはずですが、CFAでは評価対象になり得る記載のあり方といえます。
Tica-glitter
こうしてTICAとCFAのBGのStandardの違いを詳細に比較してみると、「日本のTICAのJudgeの中には、あたかもCFAのJudgeであるかのような審査・評価をする人がいて…」ということの具体的な中身が分かるかと思います。

※「TICA Standard 分析:Consideration for Female」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の12月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり4.15人でした。前の週に比べ17.9%増え、4週連続で増加しています。

2023年12月22日 (金)

続・Bengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価:CFAとの対比㊤

BGに限っての話になりますが、日本のTICAのJudgeの中には、あたかもCFAのJudgeであるかのようにBGを審査・評価をする人がいて、TICAとCFAのStandardの違いを頭に入れながらそれぞれの団体のショー出陳している立場からすると戸惑いを隠せないことがあります。

そこで今回はCFAのStandardも念頭に置きながら「Pattern」と「Color」の評価を考えてみたいと思います。

【GENERAL DESCRIPTIONにおける明確な違い】

その前に、TICAとCFAにおけるBG Standardの「GENERAL DESCRIPTION」を読み比べてみましょう。

似たような記述なので、意識して読まないと両団体のStandardの違いに気づかないかもしれません。
Cfa-bg-general
ですが、BGのワイルドな外観を特徴付ける要素として、CFAのStandardには「stunning markings」が入っていますが、TICAのStandardにはないのです。

【「Stunning」の意味の特徴と特殊性を考え合わせると…】

CFAのBG Standardで使われるこの「stunning」という形容詞は、TICAのStandardsにおいてはどの猫種においても使われてはいません。

控えめに和訳すると「見事な/素晴らしい」であり、やや大袈裟に言うと「びっくりする/驚くほどの」ですが、会話で使えば「気絶するほど美しい/とても魅力的な」という意味合いも持つのです。

CFAのBG Standardにおいてはこうした「stunning markings」もBGのワイルドな外観を特徴付ける要素として認識されているいうわけです。

【JudgeがBGの「Stunning markings」を評価するなら】

TICAのBG Standardになく、CFAにある別の表現として「The coat is like no other」もあります。

「like no other」は「他に類を見ない/唯一無二の」といった意味になりますが、それだけCOATの評価に重点を置いているということになります。

つまり、もしBGの審査においてJudgeが「The coat is like no other」と感じ、「stunning markings」をまさに言葉通りに「美しい/魅力的」であると受け止め、BGのワイルドな外観を特徴付ける要素として評価するなら、それはCFA的であるということになるわけです。

※「TICA Standard 分析:Consideration for Female」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の12月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり2.58人でした。前の週に比べ11.7%増えています。

大阪府の12月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり2.49人でした。前の週に比べ9.7%増えています。

名古屋市の12月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり5.64人で、前の週に比べ20.3%増えています。

福岡市の12月11~17日の感染報告者数は医療機関当たり3.45人でした。前の週に比べ12.7%増えています。 

北海道の12月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり9.31人でした。前の週に比べ19.1%増えています。

2023年12月17日 (日)

Bengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価㊦

おそらくBGブリーダーの出陳者でないと気づかないと思いますが、きのうのBengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価を踏まえ、実際の審査との違和感を覚えることはないでしょうか?

【ファイナル表彰におけるBGの説明で出てくるワード】

「Pattern」と「Color」の評価ポイントに限ってですが、

◆「Pattern」に関して次の4点
①スポットがランダムあるいは水平に並んでいます。
②強く際立って派手なチン・ストラップとマスカラ・マーキングがあります。
③肩には斑点状の横縞模様があり、足にはスポット、尾にはスポットまたはロゼットがあります。
④腹部はスポットになっています。

◆「Color」に関してはぎの2点
①グランドカラーとのコントラストは強烈です。
②アンダーサイドと腹部はほとんど白いです。

これらについてのコメントをJudgeの口からどれだけ聞いた記憶があるでしょうか?

【Standardに基づく説明と個人の感想を区別する必要】

Judgeが寸評の際に「Glitter」や「Rosettes」に言及してはならないわけではありませんが、Standardに基づく説明と個人の感想を区別する必要性があることは言うまでもありません。

少なくとも出陳者や見学者が、Standardに基づく評価ポイントの説明と、評価には直接関係のないJudge個人の感想を混同したり誤解したりしないように説明することが欠かせないということになります。

しっかりStandardを理解・解釈し、それらに基づきしっかり審査していれば当然、コメントとして出てくるでしょうし、そうであるなら出陳者のBGブリーダーから不満やクレームの声が出ることもないはずです。

【BGに対する造詣の深さを感じさせるコメントとは】

超一流Judgeを目指すメンバーには、BGに対する造詣の深さを感じさせるコメントができるようになってほしいものです。

「Pattern」に関して言えば、「Jaguar Rosettes」「Chain Rosetting」「Clouded(Leopard)Pattern」など、特別かつ特徴的な「Pattern」があるわけですが、日本人のJudgeからこれらについてのコメントは聞いたことがありません。

もちろん、Stnadardに書いてあるわけではなく、審査時の評価ポイントでもないわけですが、BGという猫種についてどれだけ勉強しているかの指標のひとつになることだけは間違いありません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月16日 (土)

Bengal(BG)審査における「Pattern」と「Color」の評価㊤

Bengal(BG)のStandardにおいて、COAT/COLOR/PATTERNはHEADと並んで35点が配点され、うちTextureが15点、PatternとColorにそれぞれ10点が配点されていますが、PattenとColorにおける本文の記載は渾然一体となっています。

おそらくベテランJudge、ベテランBGブリーダーでも詳細に区別して把握し、理解していないかもしれません。(※以下、Spottedを念頭に話を進めます)

【PattenとColorの定義を分けて並べ直すと・・・】
Bg-coat-color-pattern
BG Standard(Spotted)におけるPatternとColorの定義はCOAT/COLOR/PATTERN>Spottedの中に一緒に書かれています。

これをPatternとColorに分類すると、

◆Pattern・・・10点
・Spots shall be random or aligned horizontally. Rosettes showing two distinct colors or shades, such as paw print shaped, arrowhead shaped, doughnut o half-doughnut shaped or clustered are preferred to single spotting, but not required.
・Strong bold chin strap and mascara markings desirable.
・Blotchy horizontal should streaks, spotted legs, and spotted or rosetted tail are desirable.
・Belly must be spotted.

◆Color・・・10点
・Contrast with ground color must be extreme, giving distinct pattern and sharp edges.
・Virtually white undersides and belly desirable.

【たくさん書いてあっても審査・評価ポイントはシンプル】

上記に基づき、審査時の評価ポイントを考えると、以外にシンプルであることが分かります。和訳を交えて書くと、

◆Pattern・・・10点(①と④はmust、②と③はdesairable)
①スポットがランダムあるいは水平に並んでいるか?(Spots shall be random or aligned horizontally)
②強く際立って派手なチン・ストラップとマスカラ・マーキングがあるか?(Strong bold chin strap and mascara markings desirable)
③肩には斑点状の横縞模様があり、足にはスポット、尾にはスポットまたはロゼットがあるか?(Blotchy horizontal should streaks, spotted legs, and spotted or rosetted tail are desirable)
④腹部はスポットになっているか?(Belly must be spotted)

◆Color・・・10点(①はmust、②はdesairable)
①グランドカラーとのコントラストは強烈か?(Contrast with ground color must be extreme)
②アンダーサイドと腹部はほとんど白いか?(Virtually white undersides and belly desirable)

【HHの審査基準を決して持ち込んではならないこと】

こうしてStandardに忠実に沿って見てくれば分かるかと思いますが、これまでも述べているように、BG審査において「Rosettes」や「Glitter」、「Beauty」は審査ポイントにならないことが理解できるでしょう。(※ただし、Rosettedについては「preferred to single spotting」との記載もあるが、さらに「but not required」と続く点に注意)

HHのStandardには「Beauty」として20点が配点され、審査・評価基準に関し次のように記載してます。

BEAUTY: These points shall be assigned according to the taste of the individual judge. Many judges notice pleasing markings, colors and patterns. Overall grace and balance are often factors to be considered in the determination of beauty. In the Household Pet, beauty is very definitely in the eye of the beholder.

こうした審査・評価基準をBGに持ち込んではならないことは言うまでもありません。
Hhp-beauty
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の12月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり3.52人でした。前の週に比べ28.0%増え、3週連続で増加しています。

2023年12月10日 (日)

Bengal(BG)審査における「PENALIZE」の扱い㊦

SPリングのファイナルで、見学者の位置からも喉元に「Locket」のあると確認できるBGがベストを取ったケースを何回か取り上げていますが、ここまでの議論からお分かりのように、「Locket」のあるBGがベストを取ったこと事態が問題であるわけではありません。

【「Locket」のあるBGでもベストを獲れるか否か?】

Standardの成り立ちと審査のあり方から見て、理論上、「Locket」のあるBGでもベストを獲れるという結論が導き出せるということです。

では、何が問題かというと、何の前置きも説明もなく、「Locket」のあるBGがベストを獲ると、出陳者も見学者も首を傾げてしまいかねず、Judgeは審査の透明性を高める意味でも説明責任が欠かせないということになります。

個別の猫について欠点を言うわけにはいきませんが、一般審査でもファイナルでも、その猫種における「PENALIZE」の位置付けや対象、扱いをしっかり説明しておくことはでき、そうすることでBGブリーダーからの不必要なクレームを避けることもできます。

2016-seminar
【「Distinct Locket」があるBGを出陳するのはNG?】

BGブリーダーの間では、「Locket」を持つBGを出陳していいかしら?とか、やっぱりだめですよね…とか、いろいろ戸惑う人がいるようですが、ここまでの議論を踏まえれば、何も問題ないということになります。

肝心なのは、そのブリーダー/オーナーがしっかりStandardを理解し、「PENALIZE」の扱いについても正しい知識を頭に入れているかどうかなのです。

「Distinct Locket」を見逃したり見過ごしたりする審査をするJudgeは論外ですが、そうでないJudgeの審査であってもキャットショーが総合評価&相対評価である以上、勝つ可能性はあるということになります。

【Distinctではない「Locket」を持つBGを出陳してはダメ?】

もうひとつ、Distinctではない「Locket」を持つBGの場合はどうでしょうか。

Distinctではないなら「PENALIZE」の対象ではないわけですから、出陳に二の足を踏む必要はありません。

ただし、何を以て「Distinct」であるというかもJudgeの主観に委ねられていますから、ブリーダー/オーナーが「これはDistinctとは言えないでしょう」と主張しても、Judgeが「いやいやDistinctですよ」と言われる可能性があり、そのことは予め想定しておく必要があります。

※「TICA Stabnard 分析」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月 9日 (土)

Bengal(BG)審査における「PENALIZE」の扱い㊥

きのうのブログで「Locket」に寛大で甘いJudgeであれば…とか、厳しいJudgeであれば…とか書きましたが、それとは別に出陳者であるBGブリーダーは猫種によって「Locket」の扱いが異なることも頭に入れておかねばなりません。

【「Locket」が許される猫種~DQになる猫種まで】

BGの場合、「PENALIZE」の対象になっていますが、「Locket」の扱い分類上、これは〝少数派〟であり、BGを含めて6 Breed Groupしかありません。

「Locket」があると「DQ」になる猫種と「WW」になる猫種を合わせると、19 Breed Groupsあり、一方で「Locket」なあっても許される「Allowance」の対象にしている猫種は22 Breed Groupもあるのです。

そうした中、BGとSVだけが単純な「Locket」とするのではなく、「distinct locket」を「PENALIZE」の対象としているわけです。
Locket
【BGの「Locket」のPENALIZE度合いは厳しい?緩い?】

このように全猫種のStandardsを俯瞰すれば、BGにおける「Locket」の「PENALIZE」は、「WW」や「DQ」より「Allowance」に近い位置付けであることがうかがえます。(※なぜなら、distinctでないLocketはPENALIZEの対象ではないからです)

ここできのうの議論を振り返ってもらいたいのですが、「distinct locket」があった場合の減点幅はどうなる(どうある)べきでしょうか?

Judgeの自由裁量であるとは言っても、それほど大きな減点幅にはなり得ない背景が読み取れることかと思います。

【CFAではBGの「Locket」はDQの対象であること】

他団体のStandardと比べてもあまり意味がないかもしれませんが(※両団体にエントリーするBGブリーダーにとっては重要ですが…)、CFAのBG Standardにおいて「distinct locket」はDQの対象となっています。

TICAとCFAのBG Standardを比較した場合、「distinct locket」に関して言えば、TICAの方が緩く甘いということになります。

こうした背景事情も考え合わせて見ても、「distinct locket」があった場合の減点幅がそれほど大きくはなり得ないということになるでしょう。

Cfa-bg-p
※「TICA Standard 分析」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の11月27日~12月3日の感染報告者数は1医療機関当たり2.75人でした。前の週に比べ18.0%増え、2週連続で増加しています。

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