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2024年1月19日 (金)

TICA Standards 分析77 Consideration for Female(11)MK/MKL SE RB

きのうの延長線上にあるのはSE、RBであり、主にBODYやTrosoといった大きさに関することになります。

これに対し、きょう紹介するMK/MKLはBODYに加え、HEAD Shape、Neck、Mascularureまで多岐にわたってメスへの配慮なり、メス特有のマイナス面なりについて記載されているのが特徴です。

また、SEとRBは「larger than females」の部分は同じですが、「larger」に付く副詞は異なっており、SEは「somewhat」、RBは「proportionally」で、いずれも微妙な表現で、しかもSEは助動詞「may」も使われ、曖昧さが目に付きます。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の1月8~14日の感染報告者数は1医療機関当たり5.66人でした。前の週に比べ67.5%増えています。

大阪府の1月8~14日の感染報告者数は1医療機関当たり6.18人でした。前の週に比べ30.9%増えています。

名古屋市の1月8~14日の感染報告者数は1医療機関当たり11.50人で、前の週に比べ25.5%増えています。

福岡市の1月8~14日の感染報告者数は医療機関当たり8.14人でした。前の週に比べ30.8%減りました。 

北海道の1月8~14日の感染報告者数は1医療機関当たり11.53人でした。前の週に比べ0.5%減りました。

2024年1月18日 (木)

TICA Standards 分析76 Consideration for Female(10)BS/BL HG/HGS JB/JBL PB/PBL

きょうから、いわばStandardの本文においてのみ記載されている猫種グループになります。

当然、BODYやTorsoにおいてオスメスで差があり、それらの項目で目にするのが一般的です。

HG/HGSやPB/PBLはそうなっていますが、 BS/BLだとHead Shapeにおいても重要になってきますし、JB/JBLではBoningの項目に入っているのが特徴です。
Female-bs-bl-hg-hgs-jb-jbl-pb-pbl
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年1月17日 (水)

TICA Standards 分析75 Consideration for Female(9)NF TA

1月12日からの続きになります。

Standardsにおいて、「ALLOWANCE」と「GENERAL DESCRIPTION」の両方に記載しているのは、NFとTAです。

NFに関して言えば、単にFemaleが「smaller」としているのではなく、「considerably(かなり/相当/大幅に)」という副詞を使っていることに留意する必要があります。

サイズだけでなく、HEADに関しても「Mature males may have broader heads than females」としており、審査の際はこれらを考慮しながら、male/femaleを評価することになります。

TAも興味深い記載になっています。

「Turkish Angora, refinement is more important than size. This should especially be taken into consideration when comparing males to females」となっているわkですが、サイズより「refinement(上品さ/洗練されたもの)」の方がより重要だと定めています。

Femaleでも十分に戦えることがうかがえるのではないでしょうか。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年1月12日 (金)

TICA Standards 分析74 Consideration for Female(8)RD TO

RDは単に大きさの違いだけに言及していますが、TOの場合、やはり同じように大きさについて言及しているものの、記載内容は大きく異なります。

RDは「本文+Allowance」ですが、TOは「本文+DQ」となっており、しかも具体的な体重まで規定してあります。

審査台に体重計はありませんから、Judgeの感覚的なものにならざるを得ませんが、「miniaturization(mature males less than 7 pounds, females less than 5 pounds)」と書いてありますから、オスで3.175kg未満、メスで2.268kg未満は「DQ」となります。

TOの体型を巡る言い回しもやや分かりづらいかもしれません。

Standardには「Size is medium, males larger than females, appearing neither slight nor bulky」とあり、中ぐらいの大きさで、オスの方がメスより大きいものの、オス/メスともに「slight」でも「bulky」でもないとしています。

「slight」は「かよわい/細い/華奢な」、一方、「bulky」は「嵩張って(大きい)」といった意味であり、こうした両極端のイメージであってはならないということになります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の1月1~7日の感染報告者数は1医療機関当たり3.38人でした。前の週に比べ0.3%減りました。

大阪府の1月1~7日の感染報告者数は1医療機関当たり4.72人でした。前の週に比べ40.9%増えています。

名古屋市の1月1~7日の感染報告者数は1医療機関当たり9.16人で、前の週に比べ33.3%増えています。

福岡市の1月1~7日の感染報告者数は医療機関当たり12.16人でした。前の週に比べ92.7%増えています。 

北海道の1月1~7日の感染報告者数は1医療機関当たり10.42人でした。前の週に比べ15.1%減りました。

2024年1月11日 (木)

TICA Standards 分析73 Consideration for Female(7)NB

昨年12月28日からの続きになります。

Nebelung(NB)も日本のショーではお目にかからない猫種ですのでイメージを捉えづらいと思いますが、Femaleへの配慮が多岐にわたり見られる猫種です。

Muzzleのところで「Puffy whisker pads, which may give a pouty look in females」と書いてありますが、「pouty」は「口をとがらせた/突き出した」「(唇が)ぼってりした」「膨れっ面の/すねた/ふてくされた」という意味で、全猫種のStandardの中でNBのFemaleだけで使われています。

性別を問わず「well-muscled」である一方、大きさと「neck ruff」の面で考慮すべきと記載しています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の2023年12月25~31日の感染報告者数は1医療機関当たり5.79人でした。前の週に比べ26.7%増え、6週連続で増加しています。

2023年12月28日 (木)

TICA Standards 分析72 Consideration for Female(6)KB/KBL MC/MCP

きょうからはStandards本文と、それとは別に「ALLOWANCES」のところの2か所で言及している猫種になります。

KB/KBL MC/MCPに共通する特徴はなんと言っても、「ALLOWANCE」のところで「Standard favors the male」と書いている点であり、こうした記載があるのはこの2つのBreed Groupだけです。

この前提に立ち、KB/KBLは「Females may be noticeably smaller than males」とし、敢えて「noticeably(著しく)」という副詞まで使っています。

また「Allowance MUST be made for size difference between the male and female」とも書いており、「MUST」を大文字で記載している点も含め、Breed Committeeのこだわりが見て取れます。

MC/MCPも同様に「Allowance must be given for significant size difference between male and female」と記載しており、MC/MCPのBreed CommitteeはKB/KBLのBreed Committeeと同じ問題意識を持っているようです。

MC/MCPに限って言えば、Neck、BODY:Torso、Boning & Musculatureの各項目において細かく配慮規定を盛り込んでいる点も特色と言えます。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月27日 (水)

TICA Standards 分析71 Consideration for Female(5)DSK KT SR/SRL TV

DSKは、ヘッド、筋肉質、大きさの3点でオスとメスの違いを明記しています。

KTは大きさの点で差を強調していますが、それ以外に「daintier(優美で繊細できゃしゃな)」という言葉をメスに与えており、この英単語をStandardnい盛り込むのはKTだけです。

SR/SRLも重さ・大きさの点で違いがあるほか、「The curliness of the coat on the saddle area of the back is variable due to climate, seasons and hormones」であり、特にメスについては「especially in females」と考慮に入れるべき点として記載しています。

TVはHEAD Shapeが「Broad in males, moderately broad in females」と異なり、体つきも「Males should be large and imposing, females medium to large and well-balanced」と違った点を強調する書き方をしています。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月21日 (木)

TICA Standards 分析70 Consideration for Female(4)BI CX

ここからは標準的な記載の猫種に入っていきます。

記載されている場所も、Standard本文と「GENERAL DESCRIPTION」への併記という形式が一般的です。

BIの場合、Standard本文と「GENERAL DESCRIPTION」で意味的には同じことを言っていても、主語を変えることで変化を付けており、Breed Committeeのこだわりが見て取れます。

CXは体重差(the mature male weighing from 10-14 pounds and the mature females at least 6-9 pounds)に加え、コートへの言及もみられる点が特徴です。

「Coat texture, coat color and eye color are affected by sex」「Texture:Silkier, thinner coat permitted on females」と記載しており、この点を考慮しながら審査する必要があります。

なおCXのオスは「The males will be more massive than the females」というように、大きさと重さを併せ持つ「massive」という英単語を当てている点に留意したいところです。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月20日 (水)

TICA Standards 分析69 Consideration for Female(3)KM

日本ではなじみがないKMであり、私も審査した経験が1度か2度あるかないかといった感じなので余り語れないのですが、Standardを読む限りメスへの配慮というより、オスに厳しいという点が特徴となっています。

オスとメスで体重の明確な違いはあるものの(Males should typically be 8 to 11 pounds and may have slightly heavier boning than females. Females should typically be 6 to 8 pounds)、「Musculature」のところで「Males should have more muscule than females」となっている書き方からも一目瞭然でしょう。

「PENALIZE」の記載も興味深く、「Males resembling females in size, boning or musculature」とオスに厳しい一方、「females so large, heavy in boning or musculature that they resemble males」もまた減点対象としているのはこの猫種特有と言えるかもしれません。

東洋的と言うと誤解を招くかもしれませんが、「オスはオスらしく」「メスはメスらしく」という背景がStandardの記載に如実に反映されているように思えます。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年12月19日 (火)

TICA Standards 分析68 Consideration for Female(2)AS/AW

Judgeなら説明する必要もないと思いますが、キャットショーにおいては「オスの方が強い」という「無意識の偏見」をなくすためのStandards上の記載は猫種によって実にまちまちです。

きょう取り上げるのはAS/AWで、Standard冒頭の「Preface」の部分とStandard本文、さらに「GENERAL DESCRIPTION」において語られているのが特徴です。

主に「Size」に関してですが、これだけ書いてあれば、オスとメスでサイズ差による審査上の〝差別〟や〝偏見〟はなくなるはずですし、なくならなければならないでしょう。

中ほどにある「Balance」のところを読んでも分かるように、大きかろうが小さめだろうが、「balance and proportion are to be considered of greater consequence. No part of the cat should look out of balance with any other part」なのです。

超一流Judgeを目指すメンバーはぜひともこのシリーズを頭に入れ、先入観や思い込みといった「無意識の偏見」で審査することのないようにしてほしいと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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