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2023年6月 6日 (火)

MC/MCPのStandard変更のアクト式和訳

このブログでは4月30日~5月10日にわたり、MC/MCPのStandar変更に伴う和訳とポイント解説を連載してきましたが、変更後のStandardのアクト式和訳を作りましたのでアップします。参考にしていただければ幸いです。

Mc1
Mc2
Mc3
Mc4
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年5月10日 (水)

MC/MCPのスタンダード変更⑪:GENERAL DESCRIPTION

【全般的な説明の変更】
これまではStandard前文で「This Breed Group is comprised of the Maine Coon (MC) and the Maine Coon Polydactyl (MCP)」とあり、PERMISSIBLE OUTCROSSESとHEADの説明の間に「Overall balance and proportion are essential to the Maine Coon and no one feature should dominate the eye's attention over any other」と書いてありました。

変更後は後者の後半部分、「no one feature should dominate the eye's attention over any other(1つの特徴が他のいかなる特徴よりも目を引く/目を奪うものであってはならない)」が、「no one feature should dominate the appearance of the cat(1つの特徴がその猫の外観/見た目を特色付けてはならない)」に変更されています。

MC/MCPにおいて重要なのは「Overall balance and proportion(全体的なバランスとプロポーション)」が「essential(絶対不可欠)」である点であり、「essential」という英単語は「絶対必要な」「絶対不可欠な」「欠くことのできない」「必須の」「最も重要な」という極めて強い意味合いを持つことを理解しておく必要があります。

「no one feature should dominate the appearance of the cat」は「Overall balance and proportion are essential」を言い換えたものであり、「dominate」が「支配する」という意味合いを含むことも合わせ、意図してバランスを強調していることが分かります。

なお、この「Overall balance and proportion」に基づいて、配点が変えられているとともに、各パーツの記述も細かく変更が施されています。

【GENERAL DESCRIPTIONの変更】
これまでは以下のようになっていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
The Maine Coon is America's native longhaired cat. The breed, with its essentially amiable disposition, developed through a natural selection process where only the fittest survived. It should always be remembered that the Maine Coon developed basically as a "working cat" able to fend for itself in rough, woody terrain and under extreme climatic conditions. The Maine Coon is a large breed with big ears, broad chest, substantial boning, a long, hard-muscled, rectangular body and a long, flowing tail, and large feet with tufts.
メインクーンはアメリカ原産の長毛猫である。この猫種は本来的に人懐っこい性格で、適者生存という自然淘汰のプロセスを経て進化した。メインクーンは基本的に荒れた森林地帯や極端な気候条件のもとで自力で生きられる「ワーキングキャット」として進化したことを常に念頭に置く必要がある。メインクーンは大きな耳、広い胸、頑丈な骨格、長く硬い筋肉の付いた長方形のボディ、長くふさふさした尾、飾り毛ののある大きな足を持つ大型猫種である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓ ↓ ↓
変更後の「GENERAL DESCRIPTION」(前半の段落)は次のようになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Maine Coons originated in the Northeastern part of the United States and are generally regarded as native to the state of Maine. The breed, with its essentially amiable disposition, developed through a natural selection process where only the fittest survived. It should always be remembered that Maine Coons developed as "working cats", able to fend for themselves in a harsh climate of rough and woody terrain. The Maine Coon is a large breed with substantial boning, a broad chest, and a long, hardmuscled, rectangular body. The tail is long and flowing. Whether polydactyl or regular, the paws are large and well-tufted. The Maine Coon reaches full maturity at four to five years of age.
米国北東部を原産とするメインクーンは一般にメイン州の原産とされている。人懐っこい性格のこの猫種は適者生存という自然淘汰のプロセスを経て進化してきた。メインクーンは荒れた森林地帯の厳しい気候の中で自力で生きられる「ワーキングキャット」として進化したことを常に念頭に置く必要がある。メインクーンは骨格がしっかりして頑丈、胸幅が広く、長くて硬い筋肉質の長方形のボディをしている大型猫種である。尾は長くふさふさしており、前足は多指であろうとなかろうと、大きく十分な飾り毛がある。メインクーンは4~5歳で完全に成熟する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
変更後は、単に「The Maine Coon is America's native longhaired cat」となっていた説明が「Maine Coons originated in the Northeastern part of the United States and are generally regarded as native to the state of Maine」と詳しくなりました。

「disposition(気質/性質/心性)の説明は「essentially amiable」で変更ありませんが、「essentially」は「本質的に」「本来」「元来」、「amiable」は「愛想の良い」「人当たりの良い」「好感の持てる」を意味し、「amiable」という表現が使われている猫種はこの他に「DONSKOY(DSK)」だけですから、MC/MCPの性格を特色付ける重要なキーワードと考えていいでしょう。

メインクーンが生きてきた自然環境の説明はこれまで「in rough, woody terrain and under extreme climatic conditions」となっていましたが、「extreme climatic conditions」の表現をより具体的に「harsh climate」と言い換え、「厳しい気候環境」をより強調する表現に変えています。

身体的特徴の説明部分の最大の変更は「with big ears」が削除された点です。また、身体的特徴はこれまで1つの文章で記述していましたが、変更後は「The tail is long and flowing」「Whether polydactyl or regular, the paws are large and well-tufted」といったように独立する書き方に変えています。

前半の段落の最後には成熟時期について「The Maine Coon reaches full maturity at four to five years of age」を加えている点にも注目すべきでしょう。

なお、2023 Special Board meetingの「Agenda」によると、GENERAL DESCRIPTIONには上記の変更に加え、次のような新たな段落が付け加えられています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Legend has it that Maine Coon cats likely originated from domestic cats in New England that were descendants of cats that came on merchant and colonizing ships from western Europe. Over the years, those cats' descendants evolved to survive the hostile New England winters by developing keen hunting skills valuable for vermin control, strong muscular bodies, shaggy coats, and tufting on ears and feet. Polydactyl paws were common in the original Maine Coon population although it is unknown whether the trait was introduced from overseas or developed in North America. First recorded in cat literature in 1861 with a mention of a black and white cat named “Captain Jinks of the Horse Marines,” Maine Coons were popular competitors at early cat shows in Boston and New York. A brown tabby female named “Cosie” won Best Cat at the 1895 Madison Square Garden Show. The Maine Coon was accepted for championship status in TICA when the Association was established in 1979. In 2015, polydactyl Maine Coons were assigned their own breed name (MCP) and accepted for Championship in a separate class from non-polydactyl MCs. The MC Breed Section then became the MC/MCP Breed Group.
メインクーンの起源は、西ヨーロッパからの商船や入植のための船に乗ってやってきた猫の子孫がニューイングランドで飼われていた猫であったと言われている。その子孫たちは、ニューイングランドの厳しい冬を乗り切るため、害獣駆除に役立つ鋭い狩猟技術、筋肉質な体、シャギーコート、耳と足の飾り毛を身に付け、長い年月をかけて進化してきた。ポリダクタル(多指)はメインクーンの原種によく見られたが、その遺伝的形質が海外から持ち込まれたのか、北米で発達したのかは不明である。1861年に「Captain Jinks of the Horse Marines」という名前の黒と白の猫が猫の文献に初めて記録され、メインクーンはボストンとニューヨークの初期のキャットショーで人気だった。1895年のマディソン・スクエア・ガーデンのショーでは、ブラウン・タビーのメス「コージー」がベスト・キャットを獲得している。メインクーンは1979年にTICAが創設されたときに、TICAのチャンピオンシップのステータスとして認められた。2015年、多指のメインクーンに独自の猫種名(MCP)が定められ、多指でないMCとは別のクラスでチャンピオンシップに認められた。その後、MCブリードセクションはMC/MCPブリードグループとなった。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わります。「定点把握」による最初の発表は5月19日(金)になる予定です。

2023年5月 9日 (火)

MC/MCPのスタンダード変更⑩:PENALIZE/DISQUALIFICATIONS (DQ)

【PENALIZE】
これまでは以下のようになっていました。
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Eyes: Slanted, almond-shaped Flat tops on openings.
(和訳)斜視、アーモンド型で見開いた時に上まぶたが平らになる。
Ears: Very close, set straight up. Narrow bases. Wide-set, flared.
(和訳)両耳が非常に近く、まっすぐに立っている。耳の基部が狭い。両耳の間隔が広く、広がっている。
Chin: Weak or receding, narrow, lack of depth.
(和訳) 弱い、後退している、狭い、深さに欠ける。
Muzzle: Prominent whisker pads.
(和訳)張り出したウィスカーパッド。
Profile: Straight. Roman nose. Pronounced bump.
(和訳)ストレート。ローマンノーズ。目立つバンプ
Torso: Narrow.
(和訳)狭い(細い)
Tail: Short tail.
(和訳)短い
Feet: Toes (excluding dewclaws) not touching the table.
(和訳)足の指(爪は除く)がテーブルに触れない。
Coat: Lack of slight undercoat or belly shag . Overall even coat.
(和訳)わずかなアンダーコートや腹の毛がない。全体的に均一な被毛。
Color: Obvious lockets.
(和訳)明らかなロケットがある。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになっています。
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Eyes: Overly rounded. Almond shaped. Flattened upper lid (hooded). Protruding. Small or deep-set. Excessive angle/slant (Oriental set) or level. Excessive size.
(和訳)とても(過度に)丸い。アーモンド型。上まぶたが平らになっている(フード状)。突出している。小さいか奥深い位置に付いている。過剰な角度/斜め(いわゆる「オリエンタルセット」)または水平。過剰な大きさ。

Ears: Overly rounded/without taper. Small. Flared. Lacking furnishings or lynx tips. Lynx tips that detract from the set and shape of the ear.
(和訳)とても(過度に)過度に丸みを帯びている/テーパーがない。小さい。フレア状になっている。飾り毛やリンクスティップを欠いている。耳の位置や形状を損なうようなリンクスティップ。

Chin: Narrow, not full. Diamond or triangular rather than square shape. Pronounced or receding. Excessive depth (50% of the profile or more).
(和訳)狭く、充分とは言えない。四角ではなく、菱形または三角形。顕著に出ているまたは後退している。過剰な深さ(横顔の50%以上)。

Muzzle: Narrow and/or triangular shape. Prominent whisker pads. Rounded nose tip.
(和訳)狭い、または三角形。ウィスカーパッドが目立つ。鼻先が丸い。

Profile: Straight from brow line to nose-tip. Break, stop or Roman nose. Pronounced bump.
(和訳) 眉毛のラインから鼻先までが直線的である。ブレイク、ストップ、ローマンノーズ。顕著なバンプ。

Torso: Tubular, narrow or foreign body. Short body. Overweight. Excessive length(sway backed).
(和訳)チューブ状、細長い、またはフォーリン。短い。過体重。長すぎる(スウェイバック)。

Tail: Too short to balance body length.
(和訳)体長とバランスを取るには短か過ぎる。

Feet: Toes not touching floor. Untufted paws.
(和訳)つま先が床に触れていない。前足はタフトがない。

Coat Length: Equal overall, without shag. Short. Too close-lying.
(和訳)全体的に均等で、シャギーがない。短い。密着し過ぎている。

Coat Texture: Wooly or cottony.
(和訳)ウール状あるいはコットン状の手触り

Coat Color: Lockets. Shaded with heavy tabby markings on body. Silver series with heavy tarnishing.
(和訳)ロケット。ボディに重いタビー・マーキングを持つShaded。ターニッシュが多いシルバー。

◎追加◎Head: Round, narrow, or unmodified wedge shape. Muzzle length disproportionate to head.
(和訳)丸い、狭い、または修正くさび型でない。マズルの長さが頭部と不釣り合い。

◎追加◎Neck: Too short or too long.
(和訳)短か過ぎるか、長過ぎる。

◎追加◎Legs: Cow hocked or toed-out.
(和訳)カウホック、その逆のトーアウト。
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どの項目も詳しくなるとともに、バランスを欠くものについては積極的に「PENALIZE」で取り上げられています。

「Coat」はこれまで「Coat」と「Color」だけでしたが、「Coat Length」「Coat Texture」「Coat Color」に細分化されるとともに、「Lockets」については「Obvious」が削除され、「Lockets」だけになりました。

「Coat Color」では「heavy」という形容詞を付けているものの、「Shaded with heavy tabby markings on body」と「Silver series with heavy tarnishing」が減点対象となっています。

ターニッシュに関しては全猫種を通じてStandardに明記されているのは今回のMC/MCPを含めて4猫種となります。

釈迦に説法になりますが、ABT/ABSにおいては「Tarnishing on silvers not penalized」、BM, BMLは「PENALIZE」として「tarnishing in coat」、HG/HGSは「ALLOWANCES」として「Tarnishing in silvers」と扱いが分かれています。

今回のStandard変更で「Head」「Neck」「Legs」の項目が「PENALIZE」に追加されている点も留意する必要があります。

◎新設【DISQUALIFICATIONS (DQ)】
次のようになっています。
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◎Non permissible Colors(和訳)認められていないカラー
◎Blue or odd-eyes in any colored cat other than solid white or with white (和訳)ソリッドホワイト/アンドホワイト以外のカラーでブルーまたはオッドアイ
◎Fine boning(和訳)細い骨格
◎Cobby body(和訳)コビー体型
◎Tail fault(和訳)テールフォルト
◎Tail length significantly out of balance with body(和訳)尾の長さが体とのバランスを著しく欠いている。
◎Significantly too small for age or gender(和訳)年齢や性別に対して著しく小さ過ぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上2つとTail faultは当然としても、それ以外はバランスに関係した項目である点に注意が必要です。全猫種のStandardで見てもかなり多い部類に入ります。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で8日、新たに9310人の感染が確認されました。前週比85.0%増えています。

東京都で8日、新たに1331人の感染が確認されました。前週比59.9%増えています。

埼玉県で8日、新たに350人の感染が確認されました。前週比25.4%増えています。

神奈川県で8日、新たに567人の感染が確認されました。前週比22.7%増えています。

千葉県で8日新たに354人の感染が確認されました。前週比51.9%増えています。

大阪府で8日、新たに552人の感染が確認されました。前週比59.5%増えています。

愛知県で8日、新たに425人の感染が確認されました。前週比2.41倍になっています。

福岡県で8日、新たに289人(うち福岡市97人、北九州市88人)の感染が確認されました。前週比2.68倍になっています。

北海道で8日、新たに577(うち札幌市162人)の感染が確認されました。前週比70.2%増えています。

2023年5月 8日 (月)

MC/MCPのスタンダード変更⑨:ALLOWANCES/WITHHOLD AWARDS (WW)

【ALLOWANCES】
これまでは以下のようになっていました。
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ALLOWANCES: Standard favors the male. Allowance MUST be made for a significant size difference between the male and the female. Type should not be sacrificed for size. Breed is slow to mature. Allow for tight ear set in kittens and wider ear set in mature adults. Polydactyly is a trait with variable expression and may produce anything from a single extra dew claw to extra toes on each foot. Any of these expressions are acceptable and there is no preference for more rather than fewer additional toes. Polydactyl mitten paws may appear to toe out.
(和訳)Standardはオスが有利になっている。オスとメスの間に大きな体格差がある場合はそれを考慮しなければならない。サイズのためにタイプを犠牲にしてはならない。この猫種は成熟が遅い。子猫はタイトなイヤーセット、成熟した成猫はワイドなイヤーセットを許容する。多指は表現形態が多様な遺伝的形質であり、1本の余分な手の内側の指(狼爪)を含めて両足の余分なつま先まで、あらゆるものを生み出すことができる。どのような表現形態も許容され、指の数が多いか少ないかは問わない。多指の大きな「ミトン」の足がつま先立ちに見えることもある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓ ↓ ↓
変更後は次のようになっています。
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ALLOWANCES:
• Standard favors the male. Allowance MUST be made for significant size difference between male and female. Type should not be sacrificed for size. Breed is slow to mature.
• Slightly larger and/or tighter-set ears in kittens. Lower ear set in heavily jowled, fully mature males. Wider ear set in fully mature adults.
• Polydactyly is a trait with variable expression, from a single extra dewclaw to extra toes on each foot. All expressions are acceptable, without preference for more rather than fewer additional toes (up to the allowed maximum). Polydactyl mitten paws may appear to toe out.
• Ghost markings in smoke and solid-colored kittens and adults less than 18 months.
- Standardはオスが有利になっている。オスとメスで大きな体格差がある場合はそれを考慮しなければならない、大きさのためにタイプを犠牲にしてはならない。この猫種は成熟するのが遅い。
- 子猫の耳はやや大きいか、または耳と耳の間隔が狭い。成熟したオスの耳は垂れた顎の肉の中の低い位置に付いている。成熟した成猫は耳と耳の間隔が広くなる。
- 多指は、手の内側の指(狼爪)を含めて1本余るものから両足の指が余るものまで、様々な形態を持つ遺伝形質であり、全ての表現が許容され、追加される指の数は少ないよりも多い方が好ましい(許容される最大数まで)ということはない。多指の大きなミトンの足がつま先立ちに見えることもある。
- スモークとソリッドカラーの子猫と、18ヶ月未満の成猫にゴーストマーキングがある。
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大きく変わったのは、最後に「Ghost markings 〜」のくだりが入ったことです。Solid-coloredの子猫と、1歳半までの成猫が対象となります。

成熟した猫のEar setについては「Lower ear set in heavily jowled, fully mature males. Wider ear set in fully mature adults」と詳しい説明になりました。

またMCPにおける指の数を巡る優劣は「no preference」から「without preference」に変更され、否定の意味合いを弱めています。それに併せ和訳も「~を問わない」から「~が好ましいということはない」に変えています。

◎新設【WITHHOLD AWARDS(WW)】
次のようになっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Head: Heavy, massive muzzle out of balance with the rest of the head. Heavy brow detracting from the open expression of the eye.
(和訳)重く、他のヘッドの部位とバランスが取れないような巨大なマズル。目の開いた表情を損なうような重い眉毛(Heavy brow)

Eyes: Small, beady, or deep-set.
(和訳)小さく、ビーズのような、または奥深い位置にある。

Ears: Narrow-base / upright set with parallel appearance.
(和訳)耳と耳の間隔が狭い、あるいは直立してい2つの耳が平行に立っているような外観
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一般的に「WW」の位置付けは「PENALIZE」より重く、「DISQUALIFICATIONS (DQ)」ほど重くないということになりますので、「DQ」に次ぐ重い「減点」対象と言えるかと思います。

そこに「HEAD」「Eyes」「Ears」が入っているわけですから、重要な審査ポイントであることは確かであり、今回の変更の中で「WW」として明記された意義も大きいことを踏まえる必要があります。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で7日、新たに1万4436人の感染が確認されました。前週比2.14倍になっています。

東京都で7日、新たに2345人の感染が確認されました。前週比2.40倍になっています。

埼玉県で7日、新たに774人の感染が確認されました。前週比2.97倍になっています。

神奈川県で7日、新たに886人の感染が確認されました。前週比56.3%増えています。

千葉県で7日新たに709人の感染が確認されました。前週比2.49倍になっています。

大阪府で7日、新たに1098人の感染が確認されました。前週比2.39倍になっています。

愛知県で7日、新たに863人の感染が確認されました。前週比4.19倍になっています。

福岡県で7日、新たに687人(うち福岡市297人、北九州市52人)の感染が確認されました。前週比3.67倍になっています。

北海道で7日、新たに658(うち札幌市204人)の感染が確認されました。前週比51.3%増えています。

2023年5月 7日 (日)

MC/MCPのスタンダード変更⑧:BALANCEの配点

今回、新たに「HEAD」「BODY」「COAT/COLOR/PATTERN」と並ぶ大分類として「BALANCE」が設けられ、10点が配点されました。

◎BALANCE・・・・・・・・10(+10)新規

Judgeには「釈迦に説法」になってしまいますが、TICAのStandardにおいて「BALANCE」という項目が立てられ、配点されている猫種は「AC/ACL」「AS/AW」「BI」「BU/BO」「CR」「HB」「LP/LPS」「MX/CY」「PS/HI/ES」「SF/SFL/SCS/SCL」「SR/SRL」「SB」「SN」「TO」「TA」で、このうち10点を配している猫種は「AC/ACL」だけであり、今回のStandard変更で新たにMC/MCPも最高点を配する猫種に加わることになります。

ちなみに「AC/ACL」は「Balance」について詳細な説明をしています。

(AC)Proportionate in all physical aspects with a graceful, slender appearance. The combination of the long body, legs and tail, with neck, head and ears, should look like they fit together and give an impression of gentle motion.
(和訳)すべての身体的側面においてプロポーションが良く、優雅でスレンダーな外観であること。長い胴体、脚、尾と、首、頭、耳との組み合わせは、互いにフィットしているように見え、穏やかな動きを印象づける。

(ACL)Proportionate in all physical aspects with a graceful, slender appearance. The combination of the long body, legs and tail, with neck, head and ears should look like they fit together and given an impression of gentle flowing motion
(和訳)あらゆる面で均整がとれており、優雅でスレンダーな外見であること。長い胴体、脚、尾、そして首、頭、耳の組み合わせは、それらが調和しているように見え、緩やかな流れるような印象を与える。

これに対し、MC/MCPは「Balance」に関して詳細な説明をしていませんが、Standard全体を通してBalanceを〝要求〟していると見ていいかもしれません。

「PENALTIES」「WW」「DQ」を一部先取りして紹介すると、MC/MCPはこれらいずれについても「Balance」が関係しており、こうした猫種はMC/MCPだけであり、どれだけ「Balance」を重視しているかが見て取れるとも言えます。

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PENALTIES Tail: Too short to balance body length.

(和訳)ボディの長さとのバランスとして尾が短かすぎる。

WITHHOLD AWARDS (WW):Head: Heavy, massive muzzle out of balance with the rest of the head.

(和訳)ヘッド:重く、他のヘッドの部位とバランスが取れないような巨大なマズル。

DISQUALIFICATIONS (DQ) :Tail length significantly out of balance with body.
(和訳)尾の長さが体とのバランスを著しく欠いている。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で6日、新たに6229人の感染が確認されました。前週比52.4%減りました。

東京都で6日、新たに1062人の感染が確認されました。前週比44.8%減りました。

埼玉県で6日、新たに272人の感染が確認されました。前週比64.9%減りました。

神奈川県で6日、新たに433人の感染が確認されました。前週比56.0%減りました。

千葉県で6日新たに255人の感染が確認されました。前週比62.0%減りました。

大阪府で6日、新たに430人の感染が確認されました。前週比56.2%減りました。

愛知県で6日、新たに282人の感染が確認されました。前週比50.4%減りました。

福岡県で6日、新たに202人(うち福岡市52人、北九州市45人)の感染が確認されました。前週比54.7%減りました。

北海道で6日、新たに446(うち札幌市156人)の感染が確認されました。前週比50.4%減りました。

2023年5月 6日 (土)

MC/MCPのスタンダード変更⑦:COAT/COLOR/PATTERNの配点

COAT/COLOR/PATTERNの配点が変更されました。(▼はマイナス)

▼COAT/COLOR/PATTERN・・・25  →  20(-5)20%DOWN
    (Length・・・・・・・・・・・・・・・・・・  10)
    (Texture・・・・・・・・・・・・・・・・・     5)
  ▼Length & Texture・・・・・・・・            12(-3)20%DOWN
    (Color・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   5)
    (Pattern・・・・・・・・・・・・・・・・・・    5)
  ▼Color & Pattern・・・・・・・・・・              8(-2)20%DOWN

COAT/COLOR/PATTERNの配点はこれまでの25点から20点に引き下げられました。

内訳は「Length」と「Texture」の合計が15点から12点、「Color」と「Pattern」の合計が10点から8点であり、後述しますが、「HEAD」の引き下げ分(5点)とこの「COAT/COLOR/PATTERN」の引き下げ分(5点)で、新たに組み込んだ「BALANCE」の10点分を捻出した形となっています。

【Length & Texture】合わせて12点(-3点)20%DOWN
これまでは以下のようになっていました。
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Length: Uneven; shorter on shoulders, gradually lengthening down the back and sides. Long, full, shaggy belly fur and britches. Tail fur long, full, flowing. Frontal ruff becomes more developed with age.
(和訳)不揃い。肩は短く、背中や脇は徐々に長くなっている。腹部のシャギーなお腹の毛とブリッチ(=ニッカボッカ)。尾の毛は長く、豊かで、流れるよう。フロントのラフは年齢とともに発達していく。
Texture: All-weather coat. A slight undercoat gives the coat body but coat still falls smoothly. Not cottony.
(和訳)全天候型。アンダーコートが少し入っているため、コートにコシがあるが、それでもコートはスムーズに落ちる。綿毛状ではない。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Length:Uneven; shorter on shoulders, gradually lengthening down back and sides. Frontal ruff, belly shag and britches (more apparent with age). Tail fur long, full, flowing.
(和訳)不揃いで、肩は短く、背中や脇は徐々に長くなっている。フロントのラフ、お腹のシャグ、ブリッチ(=ニッカボッカ)は年齢とともに顕著になる。尾の毛は長く、豊かで、流れるよう。
Texture: All-weather coat often with silky texture. Slight undercoat provides body, but coat falls smoothly.
(和訳)全天候型の被毛で、シルクのような質感を持つことが多い。わずかなアンダーコートがボディにみられるが、被毛はスムーズに落ちる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブリッチ(=ニッカボッカ)の説明でカッコ書きながら「more apparent with age」が加えられる一方、「Frontal ruff」のところにあった「becomes more developed with age」は削除されました。

「Texture」では「silky texture」が加えられ、「Not cottony」は削除されました。

【Color & Pattern】 8点(-2点)20%DOWN
これまでは以下のようになっていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Color:Particolors must have some white on all four feet.
(和訳)パルティカラーは、四肢全てに白い部分がなければならない。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Color & Pattern: Clear pattern and color, as described in the UCD. Acceptable patterns are ticked, classic, spotted, mackerel, and shaded/chinchilla. Some white on all four feet of cats with white.
(和訳)UCDに記載されているように、パターンとカラーがはっきりしている。許容されるパターンは「Ticked」「Classic」「Spotted」「Mackerel」「Shaded/Chinchill」。アンドホワイトの猫は、四肢全てに白い部分がなければならない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これまで「Pattern」には5点が配点されていましたが、Standardの項目別記載として「Pattern」はありませんでした。

今回の変更で「Pattern」は「Ticked」「Classic」「Spotted」「Mackerel」「Shaded / Chinchilla」に限定されました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で5日、新たに5807人の感染が確認されました。前週比49.3%減りました。

東京都で5日、新たに906人の感染が確認されました。前週比43.8%減りました。

埼玉県で5日、新たに241人の感染が確認されました。前週比57.5%減りました。

神奈川県で5日、新たに542人の感染が確認されました。前週比31.2%減りました。

千葉県で5日新たに194人の感染が確認されました。前週比63.4%減りました。

大阪府で5日、新たに442人の感染が確認されました。前週比42.7%減りました。

愛知県で5日、新たに252人の感染が確認されました。前週比51.9%減りました。

福岡県で5日、新たに206人(うち福岡市43人、北九州市17人)の感染が確認されました。前週比%減りました。

北海道で5日、新たに354(うち札幌市101人)の感染が確認されました。前週比60.0%減りました。

2023年5月 5日 (金)

MC/MCPのスタンダード変更⑥:Boning & Musculature/Legs & Feet/Tail

【Boning & Musculature】合計17点 → 15点(-2点)12%DOWN
これまでは以下のようになっていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Boning: Substantial.
Musculature: Substantial, powerful.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Boning & Musculature:Substantial boning adequate to support structure and size of the cat. Firm musculature, without flab. Allowance for females and immaturity.
(和訳)猫の骨格と体格を支えるのに十分ながっしりした骨格。しっかりした筋肉で贅肉がない。メスであること、未成熟であることを考慮する。
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これまでBoningは7点、Musculatureは10点が配点されていましたが、変更後は合わせて15点となりました。

合計の配点が引き下げられる一方で、記載は詳細かつ強調されるものとなっており、「Boning」に関しては「adequate to support structure and size of the cat」が加えられました。これもバランス重視の言い回しと言えるでしょう。

「flab」は「贅肉」を意味し、これに関連した表現が出てくるのは、AB/SOで「Condition: Flabbiness of body」、AS/AWで「Musculature: Well-knit, firm muscle tone, hard, not soft or flabby」、SF/SFL/SCS/SCLで「Musculature: The Scottish should have a firm, muscular body, no sign of softness or flabbiness should be present」と限られていますが、これに今回、MC/MCPも加わることになります。

【Legs & Feet】3点 → 4点(+1点) 33%UP
これまでは以下のようになっていました。
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Legs: Medium length to form a rectangle with the body.
(和訳)ボディと長方形になる中ぐらいの長さ。

Feet:
 MC: Large, round and well-tufted.
(和訳)大きく、丸く、充分なタフトがある。

 MCP: Large, well-tufted. Additional toes allowed on either fore or hind paws or both. Paws may be mitten or patty foot. Symmetrical expression preferred. Maximum of 7 toes on any one foot.
(和訳)大きく、充分なタフトがある。前足、後足のいずれか、または両方で足の指が多い。(大きな手の平の)「mitten」、(橈骨低形成の)「patty foot」でもよい。左右対称が好ましい。1本の足の指は最大7本まで。

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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Legs:Substantial, medium length, in proportion to body to complete a rectangle. All legs straight without cow hocking or toeing-out.

(和訳)がっしりして長さはミディアム、長方形を完成させるためにボディと均整が取れている。すべての脚はまっすぐで、カウホックや(その逆の)トーアウトがない。


Feet: All toes, excluding dewclaws, touch the floor. Tufts start between the toes and are visible beneath the pads where they extend outwards.

(和訳)出ている爪を除き全てのtoesが床に接する。タフトは足の指の間から始まり、パッドの下に見え、外側に伸びる。

 MC: Large, rounded and well-tufted.
(和訳)大きく、丸く、充分なタフトがある)

 MCP: Large and well-tufted. Additional toes allowed on either fore or hind paws or both. Mitten or patty foot acceptable. Symmetrical expression preferred. Maximum 7 toes per foot.
(和訳)大きく、充分なタフトがある。前足、後足のどちらか、または両方で足の指が多い。(大きな手の平の)「mitten」、(橈骨低形成の)「patty foot」でもよい。左右対称が好ましい。1本の足の指は最大7本まで。

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「Legs」は「Substantial」が加えられ、「in proportion to body to complete a rectangle」と、ボディバランスを大切にする表現も加わりました。

「All legs straight without cow hocking or toeing-out」と明記されたことも重要です。

また、「Feet」のところはMCとMCPの共通の文章(=All toes, excluding dewclaws, touch the floor. Tufts start between the toes and are visible beneath the pads where they extend outwards)が加えられたことにも留意する必要があります。

【Tail】5点→ 6点(+1点) 20%UP
これまでは以下のようになっていました。
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Tail: At least as long as the body. Wide at base and tapering to tip with full, flowing fur.
(和訳)少なくとも体長と同じ長さ。基部は広く、先端に向かって細くなり、毛並みがよく、流れるような毛並みである。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Tail: Tail as long as body (from tail-base to shoulder blades). Wide base tapers to tip with full flowing fur.
(和訳)尾は胴体と同じ長さ(尾の付け根から肩甲骨まで)。幅の広い基部は先端に向かって細くなり、毛並みがよく流れる。
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長さは厳格に定義付けされ、「At least」が削除されるとともに、どこからどこまでを「body」の長さととらえるかについても「from tail-base to shoulder blades」とより明確になりました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で4日、新たに7343人の感染が確認されました。前週比38.1%減りました。

東京都で4日、新たに994人の感染が確認されました。前週比40.2%減りました。

埼玉県で4日、新たに236人の感染が確認されました。前週比63.1%減りました。

神奈川県で4日、新たに591人の感染が確認されました。前週比29.1%減りました。

千葉県で4日新たに234人の感染が確認されました。前週比52.0%減りました。

大阪府で4日、新たに500人の感染が確認されました。前週比42.7%減りました。

愛知県で4日、新たに221人の感染が確認されました。前週比58.0%減りました。

福岡県で4日、新たに189人(うち福岡市49人、北九州市29人)の感染が確認されました。前週比51.2%減りました。

北海道で4日、新たに474(うち札幌市121人)の感染が確認されました。前週比45.2%減りました。

2023年5月 4日 (木)

MC/MCPのスタンダード変更⑤:BODYの配点/Torso

BODYの配点が変更されました。(▼はマイナス、プラス

▼BODY ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35  →  35 (0) -
  Torso・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  10  → 10 (0) -
 △Legs and Feet ・・・・・・・・・・   3  →   4(+1) 33%UP
 △Tail ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5  →   6(+1) 20%UP
   (Boning・・・・・・・・・・・・・・・・   7)
   (Musculature・・・・・・・・・・   10)
 ▼Boning & Musculature・・             15(-2)12%DOWN

BODYの配点は35点で変わりませんが、内訳はTorso(10点)を除いて増減がありました。

これまで3点、5点と低めだった「Legs and Feet」と「Tail」の配点が引き上げられ、7点、10点と高めだった「Boning」「Musculature」が合わせて15点と引き下げられたことは、項目別の点差を縮小していることから、やはりバランスを重視した変更と言えるかと思います。

【Torso】10点で変更なし
これまでは以下のようになっていました。
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Torso : Large, long, substantial, rectangular, equal in breadth from shoulders to hips. Broad chest. Level back. Females may be noticeably smaller than males.
(和訳)大きく、長く、がっしりし、長方形で、肩から腰にかけての幅は等しい。胸幅は広い。平らな(水平な)背中。メスはオスより明らかに小さい場合がある。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Torso : Large, substantial, muscular, and rectangular. Females generally smaller than males. Body is relatively long with all parts in proportion, to create the appearance of a well-balanced rectangle. Broad, deep chest. Equal width from shoulders to hips, with depth of body. Allowance for slow maturation. Breed is considered “large” in size, but balance and proportion are of equal importance.
(和訳)大きく、がっしりし、筋肉質で、長方形である。メスは一般的にオスより小さい。体は比較的長く、すべての部位と均整が取れ、バランスのとれた長方形の外観をつくる。胸幅は広く、深い。肩から腰までの幅が均等で、体の深さがある。成熟が遅いことを容認する。この猫種はサイズが「大きい」とされるが、バランスとプロポーションは同じくらい重要である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「Torso」は冒頭で「Large」の後に出てくる「long」が削除され、「muscular」が加えられました。

オスメスの比較ではこれまで「Females may be noticeably smaller than males」となっていましたが、「noticeably」は「目に見えて/著しく」という意味であり、人によっては「noticeably smaller」でも許容すると読み取られないことから、これを一般論的な表現「Females generally smaller than males」に変えています。これも表現上のバランスを重視した言い回し上の変更と言えるでしょう。

「long」はその後に出てきて、「Body is relatively long with all parts in proportion, to create the appearance of a well-balanced rectangle」と、文字通りバランスを重視した表現に変えられました。

「relatively long with all parts in proportion」「well-balanced rectangle」と、これでもかというぐらい「バランス」を強調する言い回しになっています。

最後に加えられた「Breed is considered “large” in size, but balance and proportion are of equal importance」もバランスを強調する表現であり、強く意識したいところです。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で3日、新たに1万6631人の感染が確認されました。前週比25.5%増えています。

東京都で3日、新たに2187人の感染が確認されました。前週比25.3%増えています。

埼玉県で3日、新たに830人の感染が確認されました。前週比17.2%増えています。

神奈川県で3日、新たに975人の感染が確認されました。前週比20.5%増えています。

千葉県で3日新たに700人の感染が確認されました。前週比21.5%増えています。

大阪府で3日、新たに1282人の感染が確認されました。前週比31.2%増えています。

愛知県で3日、新たに805人の感染が確認されました。前週比39.5%増えています。

福岡県で3日、新たに650人(うち福岡市272人、北九州市83人)の感染が確認されました。前週比69.3%増えています。

北海道で3日、新たに1188(うち札幌市301人)の感染が確認されました。前週比16.4%増えています。

2023年5月 3日 (水)

MC/MCPのスタンダード変更④:Muzzle and Chin/Profile

【Muzzle & Chin】10点 → 6点(-4点) 40%DOWN
「Chin」に関する変更はなく、記載の最後に(see Profile)が入りました。
↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Chin : Wide and deep enough to complete square look of muzzle. Firm, in line with upper lip.(see Profile)
(和訳)四角く見えるマズルの外観を完成させるのに十分な幅と深さがある。しっかり(頑丈)しており、上唇と一直線に並ぶ。(Profileの項を参照)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Muzzleはこれまで「Square」とだけ書いてありました。
↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Muzzle: Well-defined, square, with a definite box. Viewed from above, left and right edges are parallel, with muzzle size in balance with the rest of the head. Distinct transition between muzzle and cheek bones.
(和訳)輪郭がはっきりしていて、四角い、明確な箱形状をしている。上から見ると、左右のエッジは平行で、マズルの大きさは頭の他の部分とバランスがとれている。マズルと頬骨の境界がはっきりしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「Muzzle」はかなり具体的かつ詳細な記載になり、ここでも「muzzle size in balance with the rest of the head」とバランスが強調されています。

「Distinct transition」という言い回しは全猫種のStandardでこれまで使われたことはなく、今回MC/MCPにおいて初めて登場したものです。

【Profile】7点→ 6点(-1点) 14%DOWN
これまでは以下のようになっていました。
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Profile : Gently curving forehead. Gentle concave curve at bridge of nose flowing into a smooth nose line. Slight nose bump allowed in kittens.
(和訳)緩やかなカーブを描く額。鼻筋は緩やかな凹状カーブで滑らかに流れる。子猫のわずかな鼻筋のnose bumpは許容される。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Profile : In profile view of entire head structure (back of head to tip of nose), balance is critical. Gently curving forehead flows into a slight concave curve at the bridge of the nose and continues into a smooth nose-line free of humps and/or bumps. Straight, vertical line extends from the tip of nose, through upper lip to bottom of chin. Depth of chin is approximately 1/3 of overall depth of the muzzle.
(和訳)後頭部から鼻先まで、ヘッドの構造全体を横から見たとき、バランスが非常に重要となる。緩やかなカーブを描く額はわずかに凹状カーブを描き、凹凸のない滑らかな鼻筋へと続く。鼻先から上唇を通り、顎の下までまっすぐな垂直線が伸びる。顎の深さは、マズルの深さの約1/3である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「balance is critical」という表現が加えられており、バランス重視がここでも見て取れます。

特に「critical」は「非常に(極めて)重要(重大)な」という形容詞であり、「critical」が使われるのは全猫種のStandardで今回が初めてです。

「バランス」を強調する文脈で使われた意義は非常に大きいものがあると理解すべきでしょう。

Profileを定める文章量は従来の3倍弱に増えており、具体的かつ詳細になっています。「Depth of chin is approximately 1/3 of overall depth of the muzzle」はその象徴と言えるかと思います。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で2日、新たに1万7349人の感染が確認されました。前週比35.1%増えています。

東京都で2日、新たに2604人の感染が確認されました。前週比36.4%増えています。

埼玉県で2日、新たに946人の感染が確認されました。前週比36.3%増ています。

神奈川県で2日、新たに1179人の感染が確認されました。前週比42.2%増えています。

千葉県で2日新たに795人の感染が確認されました。前週比64.6%増えています。

大阪府で2日、新たに1352人の感染が確認されました。前週比42.2%増えています。1000人を超えたのは2月28日以来です。

愛知県で2日、新たに846人の感染が確認されました。前週比31.4%増えています。

福岡県で2日、新たに600人(うち福岡市248人、北九州市64人)の感染が確認されました。前週比57.5%増えています。

北海道で2日、新たに1239(うち札幌市328人)の感染が確認されました。前週比8.7%増えています。

2023年5月 2日 (火)

MC/MCPのスタンダード変更③:Shape/Eyes/Ears

【Shape】 8点 → 10点(+2点) 25%UP
これまでは以下のようになっていました。
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Shape: Broad, modified wedge. Size in proportion to body. Slightly longer than wide. Distinct muzzle break can be seen under high prominent cheekbones.
(和訳)幅広く、修正くさび形。ボディに比例したサイズ。幅より長さがやや長い。高い頬骨の下に特徴的なマズルブレイクが見える。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Shape: Slightly longer than wide, as measured from back of head to tip of muzzle, while still in proportion to body. Viewed from the front, a square muzzle under high and broad cheek bones give the appearance of an overall broad modified wedge-shaped head.
(和訳)後頭部からマズルの先端までを測ると幅よりも長さの方がやや長いが、その一方でボディとのプロポーションはそれ相応に整っている。正面から見ると高い頬骨の下に四角いマズルがあり、全体的に幅の広い修正くさび形(modified wedge-shaped)のヘッドをしているように見える。
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基本的により詳しい記述にしてありますが、ここでの特徴的な変更点は「Distinct muzzle break can be seen under high prominent cheekbones」を、「a square muzzle under high and broad cheek bones」とし、新たに「square muzzle」と明確にした点でしょう。

そしてこれによって「the appearance of an overall broad modified wedge-shaped head」と書いているように、それぞれの項目の関係性が分かるようにた言い回し点がこれまでと違うところです。

【Eyes】 5点 → 6点(+1点) 20%UP
これまでは以下のようになっていました。
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Eyes: Large, slightly oval, appear round when wide open. Outer corner of eye points toward outer base of ear. Wide-set. Color: Any shade of green and/or gold. No relation to coat color. Blue and odd-eyes accepted in whites and particolors.
(和訳)大きく、やや楕円形で、大きく見開くと丸く見える。目尻は耳の外側の付け根の方を向いている。目幅は広い。色:グリーンからゴールドの色合い。コートカラーとの関係はない。ブルーとオッドアイはホワイトやparticolorでも認められる。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Eyes: Large and oval. Appear almost round when wide open. Slight oblique set where outer corner of eye points toward outer base of ear. Distance between the eyes is approximately one eye-width apart. Color: Any shade of green and/or gold. No relation to coat color. Blue and odd eyes accepted only in white and with white.
(和訳)大きく、楕円形。大きく見開くとほぼ丸く見える。目尻が耳の外側の付け根を指す感じでわずかに斜めにセットされている。目と目の間の距離はおよそ1つの目幅分ある。色:グリーンからゴールドの色合い。毛色とは関係ない。ブルーとオッドアイは、ホワイト及びアンドホワイトにおいてのみ認められる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

目の形はこれまでの「slightly oval」から「slightly(少し/わずかに/やや)」が削除され「oval」と明示されました。

目の間隔はこれまで「Wide-set」と定性的な表現でしたが、「Distance between the eyes is approximately one eye-width apart」となり、「approximately」は付いているものの、「one eye-width apart」と具体的で定量的な言い回しになりました。

「Blue and odd eyes」のところは「only」を加えて「only in white and with white」と限定される点を強調しています。

【Ears】10点 → 6点(-4点) 40%DOWN
これまでは以下のようになっていました。
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Ears: Large, wide at base with outer base set just slightly farther back than inner base. Outer base just above the level of the top of the eye. Outside edges have a very slight outward tilt that is not past eleven and one o'clock. Set fairly high on head with inner edge of bases no more than one ear's width apart. Taller than the width at base but still in balance with head length. Moderately pointed ears appear taller due to lynx tips. Furnishings extend beyond outer edge of ear.
(和訳)大きく、付け根の基部は広く、外側の付け根は内側の付け根よりわずかに後ろに位置する。外側の付け根はちょうど目の上の高さの上にある。外縁部は11時と1時を過ぎない程度に、ごくわずかに外側に傾いている。頭の上のかなり高い位置で、ベースとベースの内縁部は耳の幅よりも離れない。高さは付け根基部の幅より高いが、頭の長さとのバランスは取れている。適度に尖った耳はリンクスティップがあるため高く見える。耳の外縁部からFurnishingsが伸びて出る。
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↓ ↓ ↓
変更後は次のようになりました。
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Ears: Large, well furnished, wide at base, tapering to appear pointed by the enhancement of lynx tips. Taller than the width at base but still in balance with head length. Outer base just above the level of the top of the eye. Outside edges have a very slight outward tilt, not past 11 and 1 o’clock. Distance between inner ear edges is approximately one ear's width apart and forms a rectangle with outer edge of the muzzle. Furnishings extend beyond outer ear edge. Lynx tips maintain the balance of the ear without excessive heaviness or droop.
(和訳)大きく、良く整い、付け根基部は広く、リンクスティップが強調されることで先細り形状となり尖ったように見える。付け根基部の幅より高さがあるが、頭の長さとのバランスは保たれている。外側の付け根基部は目の上の高さのすぐ上にある。外縁部はごくわずかに外側に傾いており、11時と1時を超えない。内側の耳の縁の間の距離はおよそ耳幅1つ分で、マズルの外側の縁と長方形を形成する。Furnishingsが外の外側に伸びて出る。リンクスティップは過度に重くなったり垂れたりすることなく耳のバランスを保つ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「well furnished」(あるいは「furnished」)という表現は全猫種のStandardでこれまで使われたことはなく、今回MC/MCPにおいて初めて登場しました。

一般的に「整った」「充分に備わっている」といった意味合いがあり、「Large」と「wide at base」の間に入れて使われていることから、大きいからと言って不安定さやアンバランスさを感じさせることなく、しっかり備え付けられていることを言いたいのだと思います。

その意味ではこの部分も「バランス」を強調するための変更と言えるでしょう。

また、「Taller than the width at base but still in balance with head length」「Lynx tips maintain the balance of the ear」というように随所に直接的に「balance」という単語が配していることにも留意したいところです。

最後の「without excessive heaviness or droop」に出てくる「heaviness」と「droop」の2つの単語も全猫種のStandardでこれまで使われたことはなく、今回MC/MCPにおいて初めて登場したものです。

「Lynx tips maintain the balance of the ear」に続く修飾句の中で使われていることから、「balance」の意味をより具体的かつイメージしやすくするために加えたと理解するのがいいでしょう。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で1日、新たに5039人の感染が確認されました。前週比24.7%増えています。

東京都で1日、新たに837人の感染が確認されました。前週比46.6%増えています。

埼玉県で1日、新たに279人の感染が確認されました。前週比26.2%増えています。

神奈川県で1日、新たに462人の感染が確認されました。前週比24.2%増えています。

千葉県で1日新たに233人の感染が確認されました。前週比30.2%増えています。

大阪府で1日、新たに344人の感染が確認されました。前週比43.3%増えています。

愛知県で1日、新たに176人の感染が確認されました。前週比54.4%増えています。

福岡県で1日、新たに108人(うち福岡市36人、北九州市23人)の感染が確認されました。前週比63.6%増えています。

北海道で1日、新たに339(うち札幌市122人)の感染が確認されました。前週比47.8%増えています。

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