「改正動物愛護法」の環境省令「パブコメ」、投稿のポイント
TICA Asia East Region Direcorをはじめ、「改正動物愛護法」の環境省令「飼養管理基準」への関心がある日本のクラブ代表/Judgeのみなさんはパブリックコメント(パブコメ)を出し始めたでしょうか。
パブリックコメント:意見提出フォームを通じて出せるので、投稿自体は容易かと思いますが、いくつか重要な点を指摘しておきます。
※環境省ホームページ>パブリックコメント>意見募集案件
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195200051&Mode=0
【パブコメ投稿するなら「関連情報」に要注目!】
上記の「パブリックコメント:意見募集中案件詳細」のページのなぜか下の方にある「関連情報」に注目してください。
巷間、ネット上でいろいろな案や意見が出ていたかと思いますが、正式な環境省令案は「関連情報」の「意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案」の3番目「・動物の愛護及び管理に関する法律に係る省令案(飼養管理基準に係るもの)」に全て出ています。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000207773
意見・要望を送る際は必ず、正式な「案」を読み、どの部分に関する意見・要望か分かるように「ページ」「行目」も明記してください。(※「備考」の「記載例」を参照)
【「根拠」を示さねば相手にしてもらえない】
パブリックコメント:意見募集中案件詳細>関連情報>備考のところにも書いてありますし、「意見募集要領」のところにも書いてあるように、「理由について、可能であれば根拠となる出典等を添付又は併記してください」というのは重要です。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000207771
「可能であれば…」となっているものの、必須と考えてもらった方が良く、「根拠」がなければ相手にしてくれませんし、「根拠」らしき事情を書き連ねても、その「根拠」が怪しければ真剣に取り合ってくれません。
【主張の根拠を主張で補っても意味がない】
8月1日の「オンラインミーティング」ではTICA Asia East Directorが意見交換を提起し、参加した日本のクラブ代表/Judgeから様々な意見が出ていましたが、単に不満や不平を口に出していただけのように聞こえました。
その主張の「根拠」らしき事情を述べているメンバーもいましたが、エビデンスに基づく裏付け根拠を話しているというよりは、主張を言い換えたり、別の主張で補ったりしているようであり、それを書き連ねてみても環境省は相手にしてくれないでしょう。
TICA Asia East Region Directorであるなら模範例を示し、いい意味で導いていただきたいものだと思います。
※アクトの「動物愛護法」関連ブログはこちら
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/cat74567837/index.html
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆米国で1日あたりの新規感染者数(7日移動平均)が21日まで15日連続で増加し、21日には5万9990人と、8月初旬に米国を抜いて国別の世界最多となったインドを2日連続で上回りました。
◆東京都で23日、新たに186人の感染が確認されました。4日連続で100人を超えました。
◆埼玉県で23日、新たに40人の感染が確認されました。
◆神奈川県で23日、新たに91人の感染が確認されました。
◆千葉県で23日、新たに54人の感染が確認されました。4日連続で40人を超え、8日ぶりに50人を超えました。
◆大阪府で23日、新たに100人の感染が確認されました。42日ぶりに100人以上となりました。
◆愛知県で23日、新たに43人の感染が確認されました。9月27日の49人以来、26日ぶりに40人を超えました。
◆福岡県で23日、新たに5人(うち福岡市1人)の感染が確認されました。
◆北海道で23日、新たに51人の感染が確認されました。1日の新規感染者数は北海道として過去最多です。