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2020年7月27日 (月)

【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点⑨

【アクトとして賛同できない部分】(各論⑤)

◆なぜ「人数制限」に焦点を当てたか疑問

Q9「主催クラブは開催にあたり密を避けるために人数制限を設ける、下記の対策は必要があると思いますか?」というものであり、「感染防止策」に関連したもののようです。

しかし、「感染防止策」がいくつもある中で、アンケート実施クラブはなぜ、「人数制限を設ける」ことに焦点を当てたのでしょうか。

この質問の仕方だと「密を避けるため」の「対策」があたかも「人数制限を設ける」だかしかない印象を与えます。

そもそも公共の施設を利用する場合、人数制限が設けられています。(※例えば収容人数の半分までと定められていれば、自然にエントリーリミットの制限につながります)

「密を避けるため」の「対策」は「人数制限」だけではなく、出陳者にしてみれば「ベンチング」の間隔をどう取るのかも重要でしょう。(※間隔は1mで十分なのか、1.5mなのか、2mなのか、2m以上必要なのか)

◆回答としてふさわしくない選択肢

Q9の問題の2番目として、回答の中に回答としてふさわしくないものが含まれているという問題があります。

それは「出店数を減らし出陳者の密を緩和する」という選択肢です。

新宿の劇場での「クラスター」発生を巡っては、劇場内での物品販売も感染拡大の原因とみられています。

したがって「感染防止対策」という意味ではショー会場内での物品販売は控えるべきであるわけですが、アンケート実施クラブはその点を考慮せずに選択肢を作成しているように見受けられます。

「出店数を減らし出陳者の密を緩和する 」というのは場所的なものなのか、単に人数的なものなのかもよく分かりません。

これ以外の選択肢を考え合わせると、人数的なものを指していると思われますが、仮に「出店数を減ら」すことで得られる効果は場所的(ベンチング)な面の方が高いように感じます。

アンケート実施クラブは思い付きで選択肢を作成したようであり、質問と回答との整合性などについて深く考えずに使ったような印象を受けます。

現在の感染状況や国・自治体の要請等を踏まえれば、「1頭あたりの人数制限」や「エントリーリミット制限」はほぼ暗黙の前提になっているのではないでしょうか。

質問も回答選択肢もアンケート調査としては再考の余地があり、どのような結果が得られたとしても参考のしようがないというわけです。

◆TICAのルールを踏まえて質問を作成しているか?

Q10は、ジャッジ、クラーク及びクラブ代表の方へのアンケートであり、「コロナの状況によってはコントラクトを変更または契約解除が必要だと思いますか?」というものです。

アンケート実施クラブはTICAのルールや現状のContractフォームを踏まえて質問しているのでしょうか? 

仮に何らかの有効な回答が得られたとしてどのように役立てようと考えているのでしょうか?

今ひとつよく分かりません。

現状でも主催クラブ側とJudge側双方が合意すれば「変更」も「解除」も可能です。

問題は、主催クラブ側の一方的な通告で「変更」「解除」できるかどうか、Judge側の一方的な通告で「変更」「解除」できるかどうかですが、この質問ではその点が分かりません。

いずれにしてもTICAのルール変更やContractフォームの改正/修正が必要であり、アンケート実施クラブはTICAにおけるルール変更等の手続きを念頭に置いてこの質問を作成しているのでしょうか。

◆「新型コロナ」だけを念頭に置いた対応でいいか?

質問は「コロナの状況によっては…」と書いてあるので、アンケート実施クラブは今回の新型コロナの感染拡大だけを念頭においているようです。

しかし、もしルール改正やContract変更が必要であるとの認識に立てば、「新型コロナ」対応だけで済まないことは明らかでしょう。

「パンデミック」対応として必要かどうかこそ問うべきであり、そうした観点に立った方がルール改正やContract変更もしやすいと言えるでしょう。

◆AE Regionだけの〝ローカル〟ルールを作る?

アンケート実施クラブがこの質問の回答結果を足がかりに、TICAのBoardにルール改正を働きかけようとしないのであれば、Asia East Regionだけの〝ローカル〟ルール作りを狙っているのでしょうか。

しかし、そのためにはTICA Asia East Regionとしての〝ローカル〟ルール作りのための手順をあらかじめ決めておく必要があります。

〝ローカル〟ルールだからと言って、勝手に作って運用していいはずがなく、当然、TICA Boardに諮るか、報告する必要もあるでしょうから、その辺をどうするかも考えておかねばなりません。

Judge/クラークのContractを巡る問題に関しては、私も日々、自問自答して考えています。

「叩き台」としてもらえるような私案(試案)については改めてお示しできればと考えているところです。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本国内で26日、新たに839人の感染が確認されました。2日連続で800人を超え、23日の981人に次いで過去2番目に多くなりました。

東京都で26日、新たに239人の感染が確認されました。1日当たりの感染者数は6日連続で200人を上回り、18日連続で100人を超えています。

大阪府で26日、新たに141人の感染が確認されました。過去最多の149人に次ぐ2番目の多さで、100人を超えるのは5日連続です。

愛知県で26日、新たに80人の感染が確認されました。50人を超えるのは6日連続です。

兵庫県で26日、新たに49人の感染が確認されました。1日あたりの感染者は4月11日の42人を抜き過去最多となりました。

福岡県内で26日、新たに90人の感染が確認されました。1日の感染者としてはこれまで最も多かった23日の66人を上回り、過去最多を更新しました。

2020年7月26日 (日)

【TICA AE Region】⑧アンケート調査、疑問と問題点⑧

【アクトとして賛同できない部分】(各論④)

◆「ガイドライン」の意義と必要性

Q7「キャットショー開催にあたりリジョンでガイドラインの作成が必要だと思いますか?」というものですが、アンケート実施クラブはこれを聞いてどうするつもりなのでしょうか。

「必要ではない」という回答が多ければ作成しなくていいと考えているのでしょうか。

もちろん「必要」という回答が多ければ、それをAsia East Region Directorに示し、作成するよう働きかけることも可能ですが、その前に回答者が「ガイドライン」とはどういうものかをよく理解している必要があります。

この質問の回答の有効性を高める上でも「ガイドライン」とは何か、どういうものかについて簡単な説明文を入れたり、他の業界/業種の動きを紹介したりする必要があったでしょう。

さらに一歩踏み込んで、「ガイドライン」に盛り込むべき項目は何か(あるいは最優先事項)を聞いてもよかったかもしれません。

今となっては遅きに失した感が否めませんが、3カ月ほど前であれば「ガイドライン」に焦点を絞ったアンケートを実施し、その結果も参考にしながらAsia East Regionとしての「ガイドライン」をみんなで知恵を出し合って作成することも可能だっただけに残念です。

◆嘘は厳禁、常識を疑われないよう正確さを!

Q8「出陳者や参加者に向けて、感染リスクを承知の上でショーへ参加しているという旨の誓約書は必要だと思いますか?」というものですが、付記として開催側は安全配慮義務違反を理由に賠償責任を負う可能性があり、そのリスクを減らすためという一文が加えられています。

この文章が加えられた経緯は全く知りませんが、主催クラブが「安全配慮義務違反を理由に賠償責任を負う可能性があり……」というのは事実に反します。

「安全配慮義務」とは労働契約法第5条(労働者の安全への配慮)に基づくものであり、「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と規定されています。

しかし、クラブと「出陳者」「参加者」は労働契約を結んでいるわけではなく(クラブとクラブ員もそうです)、クラブに労働契約法に基づく「安全配慮義務」が課せられることはありません。

何かが起きて「出陳者」「参加者」がクラブに対し賠償責任を問うことは可能ですが、少なくとも「安全配慮義務」違反を理由に賠償責任を問うようなものではないのです。

アンケート実施クラブがそのことを承知で脚注を入れたのであれば、回答者をミスリードすることにつながりかねません。

労働契約法に基づく「安全配慮義務」でないのであれば、回答者が誤解しないように「TICA公認クラブである以上、参加者全員の『安全・安心』に配慮する義務と責任があり……」といったように言葉を補って説明する必要がありました。

いずれにしても事実でないことを記載することはアンケート全体の信頼性を失わせますし、TICAというのはそういう社会常識もない団体なのかと世間から思われかねませんから、TICAという看板を背負っている自覚を持ち細心の注意を払いたいところです。

◆「誓約書」に限定するのは疑問

「誓約書」という言葉を使い、あたかも「誓約書」に限定しているかのような質問の仕方も疑問です。

加えてその内容が「出陳者や参加者に向けて、感染リスクを承知の上でショーへ参加しているという旨」というのも首を傾げてしまいます。

アンケート実施クラブは「誓約書」の具体的な文面として「私は感染リスクを承知の上でショーに参加いたします」というような文言を念頭に置いていたのでしょうか。

「出陳者」「参加者」の立場になってみれば、「誓約書を提出させられる」という意識を招きかねないようにも思うのですが、アンケート実施クラブはそうは思わないのでしょうか。

そもそも人生において、「誓約書」を提出する場面がどれだけあるでしょうか。

趣味の世界のイベントにふさわしい提出書面のあり方と言えるでしょうか。

アンケートで「必要」と言う回答が多ければ提出させるつもりでしょうか。

アンケート実施クラブは、あらかじめ「誓約書」なるものを自分で書いてみて、その上でこうした「誓約書」の必要性を聞くべきだと考えたのでしょうか。

これは質問としてふさわしくないですし、回答を得たとしても参考にすることはできず、意味のある質問とは私には思えません。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都で25日、新たに295人の感染が確認されました。1日当たりの感染者は5日連続で200人を超え、17日連続で100人を超えました。

大阪府で25日、新たに132人が感染したと発表しました。1日に確認された感染者数は過去2番目に多く100人を超えるのは4日連続です。

愛知県で25日、新たに78人の感染が確認されたと発表しました。これで同県内の感染者の数は1000人を超えました。

静岡県で25日、過去最多となる30人の新規感染を確認しました。

福岡県で25日、新たに50人の感染が確認されました。

2020年7月25日 (土)

【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点⑦

【アクトとして賛同できない部分】(各論③)

◆「感染防止対策」の基本を押さえる

Q4「コロナ禍の状況下でクラブで用意したお弁当やお茶コーナーに不安はありますか?」というものですが、参加者全員の「安全・安心」を念頭に万全の「感染防止対策」を講じるなら、ショー会場内に「お茶コーナー」や「お菓子コーナー」を設けるべきではなく、「お弁当」の配布もしないことが求められます。

仮にこのアンケートで「不安ではない」が100%という回答結果であったとして、「ではお弁当を配ることにしましょう」「お茶コーナーを設けることにしましょう」とはなりません。

つまり、この設問はあるべき(あるいはすべき)万全の「感染防止対策」は何か、「感染防止策の」の基本は何かを念頭に置いていないと考えられ、どのような回答結果が出ても参考にならない(=意味がない」ということになります。

◆主催クラブが準備・用意すべきもの

Q5「キャットショー開催にあたりクラブに用意して欲しい物や内容はなんですか?」というものですが、参加者が用意してほしいと思うか思わないかに拘わらず、万全の「感染防止対策」を念頭におくなら、ここに挙げられている選択肢は全て主催クラブが準備・用意すべきものといえます。

「フェイスガード」は有効性が強く疑問視されているので除外しますが、「受付での検温」(※そもそも「受付」を設けるかどうかも検討の余地があります)、「入口の消毒液」は欠かせないですし、マスク着用を義務付けたとしても忘れてきてしまった参加者のために予め主催クラブ側で準備・用意しておくべきものでしょう。

参加者全員分を準備・用意するかどうかという考えもあるかもしれませんが、それは〝愚問〟でしょう。

人それぞれ好き嫌いもありますし、それぞれに合った物ということがあります。

マスクに関して言えば、主催クラブが「N95」対応以上の性能の製品を準備・用意するというやり方があるかもしれませんが、呼吸が苦しくなるという問題もあり、難しいかもしれません。

そもそも家からショー会場に来るまでマスクを着用するわけですから、会場で主催クラブが準備・用意したマスクに付け替えるというのも合理的ではありません。

◆「換気用の網(猫の脱走防止のため)」???

この選択肢はよく分かりません。

扉のある会場、窓のある会場で、それらを開け放した際のことを言っているのかもしれませんが、「換気用の網」という言葉だと「換気をするための網」という意味になりますが、どちらかと言えば「猫の脱走防止用の網」であり、それを換気の際の扉や窓に設置するということなのではないでしょうか。

アンケートでは回答者が迷わず疑問に持たず、できるだけ分かりやすいように言葉を選ぶ必要がありますが、それができていないということになります。

それに、ショー会場内の換気のために定期的(1時間に2回以上が推奨されています)に窓を開け放つ必要があり、そうであるなら主催クラブとして何らかの対策は必要になるでしょう。(※網等の物理的対策をしないなら、徹底した注意喚起により全ての猫がケージ内に居るようにすることが欠かせません)

◆「感染防止対策」と「審査のあり方」は区別すべき

Q6「キャットショー開催にあたりジャッジに着用して欲しい物はなんですか?」というものですが、選択肢を見る限り「感染防止対策」と「審査のあり方」を混同しているとしか思えません。

この場合、2つの側面から考える必要があります。

1つはJudgeの感染防止対策、もう1つは「審査のあり方」への悪影響です。

「フェイスガード」は除外しますが、Judgeの「感染防止対策」という意味では「マスク」「手袋」は有効でしょう。

しかし、「審査のあり方」という面では問題もあります。

「マスク」をして審査して猫が驚いたり、不審感を抱いたり、過度のストレスを招かないでしょうか。

Judgeは「手袋」をして審査して、微妙なテクスチャーの違いを審査できるのでしょうか。

Standardでテクスチャーの配点が高い猫種は有利にも不利にもなります。

素晴らしいテクスチャーを持った猫は「手袋」をすることで評価されずらくなって不利になりますし、逆にテクスチャーの感触が悪い猫はその部分を審査されないで済みますから有利になる可能性があります。

AというJudgeは「手袋」をして審査し、BというJudgeは「手袋」をしないで審査しても同じように平等・公平・公正な審査と言えるでしょうか。

アンケート実施クラブは、この質問で「マスク」と「手袋」への回答がそれぞれ100%だったら、Judgeに着用を求めるつもりでしょうか。

その際、Judgeが拒んだらどう対応するつもりでしょうか。

回答結果をどちらの側面からどう評価すればいいのか判断が難しいという点で、この質問はそもそもアンケートにふさわしくなく、仮に何らかの集計結果が得られても参考になりませんし、参考にしてはならないと言えます。(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都で24日、新たに260人の感染が確認されました。4日連続で200人を超え、16日連続で100人を超えました。

埼玉県で24日、新たに45人の感染が確認されました。

大阪府で24日、新たに149人の感染が確認されました。1日に確認された感染者数は最多で、100人を超えるのは3日連続です。

愛知県で24日、新たに63人の感染が確認されました。4日連続で50人を超えています。

福岡県で24日、新たに52人の感染が確認されました。過去最多となった23日の66人を下回ったものの、1日の感染者数は4日連続で50人を超ました。

◆世界保険機関(WHO)の24日の集計によると、新たに感染が確認された人の数が世界全体で28万4196人となり、1日の人数として過去最多を更新しました。

2020年7月13日 (月)

【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点③

【アクトとして賛同できない部分】(総論③)

◆Yes/No形式の設問の基本を逸脱

「はい」「いいえ」で聞く設問に、時として「どちらとも言えない」「分からない」等の選択肢を入れる場合がありますが、基本はあくまで「はい」「いいえ」の二者択一であり、「はい」とも「いいえ」とも言えない場合の第三の選択肢として置くのが普通です。

しかし、今回のアンケートのQ1、Q2、Q4を見ると、「どちらともいえない」が選択肢の2番目にあります。

設問作成者が意図したかどうか別にして、このような普通と違う並べ方をされると、回答者は3番目に置かれたQ1の「ない」、Q2の「しない」、Q3の「不安ではない」を無意識の内に選びにくくなってしまいます。

これではアンケート調査の公平性・公正性に疑問符が付きます。

◆Q1とQ4も選択肢に強い違和感

Q1とQ4はいずれも、「不安はありますか?」と聞いているのですが、Q1の回答選択肢は「ある」「ない」であるのに対し、Q4の選択肢は「不安」「不安ではない」となっています。

本来ならQ4も「ある」「ない」とすべきですが、どうして敢えて回答選択肢にまで「不安」という言葉を入れたのでしょうか。

「不安ではない」という回答選択肢を設けるのであれば、肯定的な回答選択肢は「不安である」とすべきですが、「不安」とだけ記載しているのも首を傾げたくなります。

設問と回答選択肢は整合性の取れたものでなければならず、「不安はありますか?」と聞いたなら「不安はある」「不安はない」を回答選択肢として置くべきなのです。

ちなみに「不安ではない」における「は」は、強調の助詞ですから、なぜ「不安でない」ことを強調する表現にしたのかも良く分かりません。

◆Q7、Q8、Q10との不整合性

Q7、Q8、Q10も基本的にYes/No形式の設問ですが、回答の選択肢の配置は、Q1、Q2、Q4と異なります。

「どちらともいえない」が3番目に配置されているのです。

Yes/No形式の設問の基本に忠実であるとも言えますが、こういうふうになっていると余計にQ1、Q2、Q4の異様さが目立ちます。

Q7、Q8、Q10はいずれも「必要だと思いますか?」と聞いているわけですから、これも「必要である」「必要でない」とすべきですが、後者は「必要ではない」と強調の助詞「は」が加えられています。

◆Q9は先入観を植え付け誘導していないか?

Q9は「必要があると思いますか?」という設問ですが、「必要ない」という回答選択肢がなく、いきなり「必要だと思うものを選んでください」と書いてあります。

「必要」性が暗黙の前提となっており、回答者を「必要」性がある方向に誘導していると言えます。

その質問の前段部分には「主催クラブは開催にあたり密を避けるために人数制限を設ける」と記載してあり、これだけだとあたかも主催クラブにおいて「密」を避けるための手段は「人数制限」しかないように読み取られかねませんし、なぜこの1点だけに絞って聞くのか疑問が湧いてきます。

「人数制限」以外の対策を自由回答で得ようとしているのであれば、なぜその他の対策は選択肢として挙げられないのか、それほど重要でないからではないかといった疑問が出てきます。

「密を避けるため」ともありますが、新型コロナで言われているところの「密」は「密閉」「密集」「密接」であり、それぞれの「密」を避ける工夫と努力が必要ですが、この設問からは主催クラブは「人数制限」だけを講じればいいと考えているかのように映ります。(※実際、そう考えているのかもしれませんが…)

強調しておきますが、主催クラブ/ショーコミッティーは「密閉」「密集」「密接」の「3密」を回避すべく最大限の配慮と努力をしなければならないのであって、この回答結果だけ独り歩きして、あたかも「人数制限を設ける」ことさえすれば済むと勘違いするクラブ/ショーコミッティーが出てくることを深く憂慮します。(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都内で12日、新たに206人の感染が確認されました。1日あたりの感染者が200人を超えるのは4日連続で、4日連続で200人を超えるのは初めてです。

千葉県で12日、男女新たに31人の感染が確認されました。「緊急事態宣言」解除後では最多です。

大阪府は12日、32人が新たに感染したと発表、うち経路不明者が21人を占めたとして、休業などを要請する際の独自基準「大阪モデル」に基づき、警戒を呼びかける「黄信号」を初めて点灯させました。

◆米フロリダ州当局は12日、州内で前日から確認された新規感染者が1万5299人に上ったと明らかにしました。米メディアによると、1日当たりの感染者数としては州別の最多記録とのこと。

2020年7月12日 (日)

【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点②

【アクトとして賛同できない部分】(総論②)

方法論について、アクトとしては次のように考えています。

◆TICA Asia East Region DirectorがRegion運営の一環として実施すべき

TICA Asia East Region DirectorがTICA Asia East Region(日本)におけるショー再開の判断基準のあり方や「ガイドライン」の必要性など今後のRegion運営の参考にするために実施するのが最もふさわしいと考えています。

今回については、アンケート実施クラブがTICA Asia East Region Directorにどのような働きかけや相談をし、TICA Asia East Region Directorがそれに対してどのような見解を示したのか、私は詳しく知りません。

クラブの間から今回のような動きが出てきた以上、TICA Asia East Region Directorはなぜ、Regionとして実施しないのか/したくないのか)をはっきり示すべきでしょう。

◆クラブが実施するなら目的と利用方法を明確に

TICA Asia East Region Directorにやる気がないということであれば、今回のようにどこかのクラブやメンバーが音頭を取ってやることになりますが、何の為にやるのか目的をはっきりさせる必要があります。

もし、Asia East Region Directorが何もしないのではなく、積極的にメッセージを発信し、もっと色々動くべきであるというということでアンケートを実施するのであれば、そうした目的に沿った設問とし、その結果を以ってAsia East Region Directorに働きかけするようにすべきです。

そうではなくて、単にクラブとしてショー再開の判断について参考となるエビデンスを得るために実施するのであればそれに沿った質問を考える必要がありますし、ショー再開を前提にクラブがすべきことを探る目的であれば、それに沿った設問を考える必要があります。

Judgeの審査の仕方について焦点を絞って聞く手もありますし、「With コロナ」の時代の新しいショーのあり方を模索するアンケートにすることも可能です。

いずれにしても今回のアンケートは目的が明確でないために、どの設問も中途半端であって、どのような結果が出ても参考になりません。(※「各論」編で詳述しますが、参考にしてはならないとも言えます)

◆回答結果の数字だけが独り歩きする恐れ

アンケートを実施するにあたっては、結果の数字だけが独り歩きすることのないように配慮、工夫する必要がありますが、現状ではその点が全く見えません。

もし、回答結果の数字だけがどこでどう独り歩きしようが「知ったことでない」ということであるなら無責任極まりないとも言えます。

現状のやり方では「回答数」しか分からず、アンケートで最も重要な「有効回答率」は把握できません。

「有効回答率」が出せないアンケート調査では調査の意味はほとんどないのですが、一般のメンバー/出陳者でそのことを理解している人はどれだけいるでしょうか。

仮に100人から回答を得て、そのうち「ショーへ出陳に不安はない」と答えた人が80人(=80%)いたとしても、1000人に聞いて100人が回答したのであれば回答率は10%ということになり、残り90%(=900人)の考えは分からないわけです。

もしかすると、「不安がない」という人は回答した80人しかおらず、回答しなかった残り900人を含めて何かしらの「不安」を抱いているなら、全体としてみれば「ショーへ出陳に不安はない」とする人の比率は8%に過ぎないと推計されます。

ですが、今回、もしアンケートの結果、「ショーへ出陳に不安はない」と答えた比率が80%であると結果が公表され、それがグラフで示されようものなら、数字だけが独り歩きして「百害あって一利なし」のアンケートになってしまいます。

世論調査でも何でも必ず「有効回答率」や「調査の方法」が記載されているのは、結果の数字が独り歩きするのを避けるためなのです。

それなりに広くアンケートを募り、有効性を確保しようとするのであれば、有効回答率の重要性をしっかり解説した上で、今回については有効回答率が弾き出せないアンケートであることを伝え、結果の数字だけが独り歩きしたり、変に利用されたりすることのないよう最大の配慮を講じなければならないということになります。(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都で11日、206人の新たな感染者が確認されました。200人台は3日連続です。

神奈川県で11日、新たに34人の感染が確認されました。10日の32人に続き、「緊急事態宣言」解除後では最多です。

菅義偉官房長官は11日、北海道千歳市内で講演し、感染再拡大について「この問題は圧倒的に『東京問題』と言っても過言ではない。東京中心の問題になってきている」と話したとのことです。

2020年7月11日 (土)

【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点①

TICA Asia East RegionのTICA傘下クラブがクラブHP上でネットアンケートを実施するとのことです。

このクラブからアクトに対しては事前に連絡があり、アクトとしての基本的な考え等はお伝えしました。

アクトとして賛同できる部分、賛同できない部分があり、そのことはTICA及びTICA Asia East Region全体の評価や評判にも深くかかわる重大な問題ですので、このブログを通じて疑問点や問題点を明らかにし、みなさんと共有していきたいと思います。

【アクトとして賛同できる部分】

今回の新型コロナの感染状況に関連し、TICA Asia East Region及びTICA Asia East Region DirectorがTICA傘下クラブやTICAメンバーに対して必要な情報をタイムリーに発信せず(例えばVirtual Cat showの案内もせず参加も促しませんでしたし、Board MeetingのAgenda(議案)/Minutes(議事録)も十分に情報提供しているとは言えません )、クラブやメンバーの「安全・安心」に関する有効なメッセージもこれといって発信せず、今なおTICA Asia East Regionとしての「ガイドライン」作成に動かないなかにあって、クラブの中から何らかのアクションを起こさなければいけないという意識のもと、アンケートを実施した方がいいのではないかという認識には、アクトとしても大いに賛同します。(※現状ではAsia East Region DirectorがRegion運営をどうしたいのかだけでなく、何を考えているのかすら一般メンバーには全く分かりません)

組織全体から見れば、こうした動きは良い意味で「自浄作用」と言えるものであり、トップがその責務を放棄し無為無策を決め込んでしまうのであればクラブやメンバー自らが立ち上がり、声を上げることは健全な組織運営を促す取り組みとして高く評価すべきと考えています。

【アクトとして賛同できない部分】(総論)

しかし、今回のアンケート実施に関してはあまりに拙速で性急に過ぎると言わざるを得ません。

普通に会社勤めしていれば分かると思いますが、新たに物事を始めるにはそれなりの「段取り」や「根回し」というものがありますが、今回はそれを無視して(あるいは端折って)進められたました。(※なぜ、そんなに急ぐのか/急がねばならないのか私には分かりません)

本来であれば、前段として「アンケートを実施してみてはどうかと思っているがどうでしょう?」といったように、「アンケート調査」自体に対する意見や見解を各クラブ代表やJudgeに聞くべきでした。

そうして少なくとも、以下の点をしっかりと把握すべきでした。

①アンケートを実施すべきかどうか(※是非論、実施時期も含めて)

②何のためにアンケートを実施するのか(※目的論)

③誰をターゲットにどのように実施するのか(※方法論)

こうした点で一致してはじめて、次の段階として、「ではどういう設計にしてどういう設問にしましょうか」というアンケート作成のスタート地点に立つわけです。

ところが今回は、「是非論」も「目的論」も「方法論」も訳の分からないまま、「アンケート」の設計思想を確立することもなく、いきなりアンケート案なるものが送られてきたのです。

アンケートというのはとても難しく奥が深く、アンケート調査の受託事業というビジネスが成り立ち、簡単なネットアンケートでも専門業者に依頼すれば何十万円もかかるわけです。

それを自前でやるからには、設問作成者も含めて関係者全員が入念に下調べをして良く勉強し(統計学や論理学の基礎知識も含めて)、ネットアンケートが一番相応しいかも含めてよくよく検討を重ねたうえで実施しなければなりません。

アクトでは①(是非論)、②(目的論)について問題提起し、指摘しましたが、それらに対する回答が明確な形で出てくることはありませんでした。

自分のクラブ員に対するアンケートであればこれでいいかもしれませんが、そうでないということであれば、①と②についてはもっとよく検討してから実施すべきであると考えています。

【調査「目的」が分からない怖ろしさ】

アンケートに回答する側に立ってみれば、アンケート調査の「目的」が今一つ明確でない点に恐さがあります。(※少なくとも私はそう感じました)

アンケート結果を、「誰が」「何のために」「どのように使おうとしているのか」分からない(明らかでない)怖ろしさです。

これまでのTICA Asiaの〝黒歴史〟を振り返れば分かりますが、一部のクラブ/メンバーにおいては「過半数」教条主義とでもいうべき人がいるわけです。(※「過半数」の賛成があれば何をしてもいい、何でも強いることができる、それに従わないなら村八分にして排除するといった主義主張)

そこには民主主義の大前提である「熟議」も「合意形成の大切さ」も「少数意見の尊重」もありません。

多くのクラブ員を抱えるクラブが、とにかく早くショーを再開したいがために、クラブ員を大量動員して、現在のような感染状況でも「出陳への不安はない」と回答させることもあり得ないとは言い切れません。

今回のアンケートは、あたかも平等・公平・公正に広く意見を聞くようなに映りますが、偏ったクラブによる偏ったメンバーだけの回答であるかどうか、そうなった場合、それをどう見極め、どう対処するのかも定かではありません。

出陳者にしてみれば、それなりに意見や思うところがあったとしても、ショーを開きたくて仕方がないクラブのショー再開根拠にされては困りますし、逆にショーを開きたくなくいクラブの中止/延期根拠にされても困ります。

「何のために」「誰に」「何を」聞き、「どう利用する(役立てる)」のか明確に示さない限り、怖くて回答できません。

総論について言えば、こうした点がアクトとして賛同できない大きな理由となっています。(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本国内では10日、新たに429人(うち10人は空港到着時の検疫で判明)が確認されました。1日当たりの感染者数が400人を超えたのは4月24日以来、約2カ月半ぶり。「緊急事態宣言」解除後の最多を更新しました。

東京都は10日、感染者が新たに243人確認されたと発表しました。1日当たりの感染者数は9日の224人を上回り、過去最多を更新しました。

◆オリエンタルランドは10日、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシーTDS)において2021年3月25日までに予定されていたスペシャルイベントを中止すると発表しました。

◆世界保健機関(WHO)は10日、世界の新規感染者が過去24時間で22万8102人となり、過去最多を更新したと発表しました。

感染者数が多かったのは米国、ブラジル、インド、南アフリカて、これまでの記録は7月4日の21万2326人。ロイターの集計によると、世界の累計感染者数は8日に1200万人を突破しています。

米国で9日に報告された新規感染者が6万3247人となり、過去最多を更新しました。

インドで10日、1日の新規感染判明者がこれまでの最多となる2万6506人を数えました。死者はわずか24時間で475人も増えています。