【TICAルール改正】会長/副会長/Region Directorなどの解任申し立て手続き改正(5)改正案の主な根拠㊦RDは60%
なかなか難しいのがRegion DirectorとBreed Section Memberの解任手続きをどうするかです。
なぜならご存じのようにRegionはいくつもあり、しかもRegionメンバー数の幅もかなり差があるからです。
Breed Section Memberも同じで、人気のあるBreedのメンバーはたくさんいて、そうではないBreedや創出されて間もないBreedではかなり少ないという現実があります。
ここまで確認してきたように、投票母集団が大きくなればなるほど、解任手続きに必要な署名数の比率は低くなるのが一般的ですから、会長/副会長の場合のように30%以上ということはあり得ないということになります。
現在のRegionやBreed Section Memberの状況を総合的に勘案して、元会長のヴィッキー・フィッシャー氏は、Region Directorの場合は60%以上、Breed Section Memberの場合は80%以上とし、Breed Section Memberについては署名数の比率だけではなく実数の基準(50人以上)を加えました。
この比率が正しいかどうかは誰にも分かりませんが、この比率を下げれば解任手続きがしやすくなり、上げれば解任手続きはしにくくなるということを理解しておく必要があります。
メンバーによっては、もしかすると、もう少し下げてRegion Directorの場合に50%以上、Breed Section Memberの場合は70%以上とするほうがいいと思うかもしれません。
あるいは10%単位で刻むのではなく、Region Directorの場合に55%以上、Breed Section Memberの場合は75%以上とする案もあるかもしれません。
いずれにしても一般メンバー投票にかけられるわけですから、人任せにせず、メンバーひとりひとりが自分の頭でしっかり考える必要があります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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