Standard変更:PS/HI/ESを学ぶ⑭「WW」の変更も要注意
3月10日からの続きになります。
まず、パッと見て目立つのは、「WW」のところにある「Lockets or buttons」の記載場所が変わったことです。
【「Lockets or buttons」は変更後もWWの対象】
「WW」のところだけ見て「なくなったのね…」と勘違いしないでください。
変更後のStandardでは「GENERAL DESCRIPTION」と「PENALIZE」の間に記載場所が移っただけで、「WW」の対象であることに変わりはありません。
私はあまり気にしていませんでしたが、最近の傾向として「Lockets」の扱いについては抜き出し、独立した記載することになっているとのことです。
【〝呼吸音〟が問われるのはPS/HI/ESだけ】
「WW」には新たに「Audible or heavy breathing. Pinched or very narrow nostrils. Very small or incorrectly formed nose leather(呼吸音が聞こえる、あるいは呼吸が荒い。鼻孔が縮こまっている、または非常に狭い。ノーズレザー(部分)が非常に小さい、あるいは正しく形成されていない」が加わりました。
全Breedを通じて、「Audible or heavy breathing」が記載され、それが「WW」の対象になるのはPS/HI/ESが初めてです。
「Pinched」という単語は「Pinched muzzle」として使われることはありますが、「Pinched nostrils」という言い回しで使われるのはPS/HI/ESが初めてとなります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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