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2025年3月 2日 (日)

Standard変更:PS/HI/ESを学ぶ⑤HEAD Shapeは「smooth」を強調

HEADの各項目における変更を、その意味合いとともに細かく確認していきます。(※TICAの資料では「perfectly」は白字となっていてパッと見だと見えませんが(空欄に映る)、コピペすると「perfectly」が現れます。削除忘れかどうか不明です)

【「smooth domed」→「(perfectly) smooth」】

HEAD Shapeではこれまで「smooth domed」という言い回しになっていましたが、「smooth」を強調する意味合いから、「smooth」と「domed」を切り離した点が重要です。

日本語で「スムース」というと抽象的に「滑らか」を思い浮かべますが、単に「滑らか」であることに加え、「ざらつき」や「でこぼこ」が全くない状態も意味しますから、それに「perfectly」を付けたとすれば、かなりの強調になることが分かります。

【「symmetrical and balanced」も求められる】

上記に続いて、HEAD Shapeの記載はこれまで「Should be medium to large in size and in proportion to body」と続いていましたが、この文章の後半部分の「in proportion to body」が「symmetrical and balanced」に変わりました。

単にBodyとの兼ね合いで釣り合いが取れているだけでなく、「symmetrical」(=上下左右対称/釣り合って/均整の取れた)と「balanced」を組み合わせることで、具体的かつ厳密な意味合いが強調されています。

ちなみに「symmetrical」がHEAD Shapeで使われるのはPS/HI/ESが初めてです。

【単なる「歯」の噛み合わせではなく「Jaw」に焦点」

「Jaw(顎)」に関するところは、これまで「Jaws broad and powerful with perfect tooth occlusion」となっていましたが、「should be」が挿入され、強く求められる(=要求水準が高まる)ようになりました。

また「with」以降は「correct tooth occlusion alignment」となっていて「歯の噛み合わせ」に焦点を当てたかのようになっていましたが、そうした誤解を払拭する狙いもあって、「occlusion」を削除し、顎の問題である点を強調したということです。

【Cheeksは「full」→「wide」に変更】

「Cheeks」はこれまで「should be full and prominent」でしたが、「full(十分な)」から「wide(広い)」に変わりました。

「full」はどちらかというと抽象的に「満ちている/十分である」を意味しますが、「wide」を使うことで、2点間の距離が離れていて「広い」を意味がはっきりします。

なお、PENALIZEのところで詳述しますが、HEADに関わるPENALIZEもこれまでより細かく、厳しくなっていることに留意する必要があります。
Ps-head-2
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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