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2025年3月20日 (木)

TICAルール改正投票、メンバーの民意を的確に反映した設問にするためには…

★投票の締切は日本時間:2025年04月10日(木)14:59です★

3月14日のブログ(続・TICAルール改正投票、設問の設計に難あり!)の続きになりますが、さらに完成度を高めた設問のあり方について考えてみました。

TICAのBoard Member全員に聞いたわけではありませんが、設問のあり方が「投票結果」にどう影響を与えるかは気にしていなくて、もし改正後に不都合があるなら改めて改正案を提出して諮ればいい…というように私は受け止めています。

しかし、本来のあるべき姿としてはメンバーの投票行動が的確に投票結果に反映されることが欠かせず、そうであるならどういう設問をするとどういう結果になるかまで念入りに検討した上で決める必要があるはずです。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)が2月23日に開催した「ざっくばらんにCATalk~ファイナル要件の緩和」でも話題になったことも踏まえれば、次のような投票にすれば最も的確にメンバーの民意を反映したルール改正が実現したのではないかと思います。(※ルール改正提案者の案そのものとは異なってくるわけですが…)

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1 まず、Proposal 8の内容を簡素にし、ファイナル要件の緩和を現在のアルターのABリングから、キツンやキャッツのABリングへと対象を広げることに賛成(Yes)か否(No)か?を聞きます。

2 賛成(Yes)したメンバーに、現在のアルターのABリングを含め、ファイナル表彰頭数を「Judgeの自由裁量」で決めることに賛成(Yes)か否か(No)を問い、並行して広げる対象クラスを聞くわけです。 1. キツン 2. キャッツ 3. キツンとキャッツ
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ここまでのところで、1の設問でYesが多数であれば、基本的にはProposal 8に沿って質問が進み、2の質問で多数であった運目に沿って改正案が完成します。

この方式なら、キツンだけにファイナル要件緩和を広げることも可能になり、「Judgeの自由裁量」で決めることに賛成(Yes)が多けれそうなりますし、逆にば否(No)が多ければ「Judgeの自由裁量」はなくすということになります。

もし、1の設問でNoが多数であれば、Proposal 8の改正の考え方は基本的に否決されたと判断し、次の設問に沿って改正案の中身を決めていきます。(ここから先は3月14日にお伝えした内容と同じになります)

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3 上記1で「No」に回答したメンバーに聞きます。 Proposal 7 に賛成か否か Yes or No
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「Yes」なら、以前の状態に戻し、全てのクラスで同じような「ファイナル要件」となります。(※アルターのABリングにおいては元に戻るわけですから、ファイナル要件は現状より厳しくなります)

「No」ということは、いわゆる今回の改正案の選択肢の1.を選ぶのと同じで、何も変えないということになります。

なんだかよく分からないわ…というメンバーがいるかもしれませんが、少なくともこういう設問にすれば。3月13日のブログで紹介したように、「票が割れる」ことによって総意が反映されない改正案になってしまう事態を回避できるのです。

【参考情報】Proposal 7 及び Proposal 8(特にProposal 8)の改正案が通ると、どのような問題が起こり得るか(起こってしまいかねないか)については「TICA改正案Proposal 8 問題点」のカテゴリーにまとめてありますので、改めて確認していただきたいと思います。
Tica_20250318163401
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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