「ジャッジをしっかり教育してほしい」…
今週24日、ボクシングのWBOアジアパシフィック同級王者・那須川天心選手と、元WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー選手の試合があり、3-0の判定で那須川選手が勝ちました。
試合後、モロニー陣営から出てきたのは「日本のみなさんはしっかりジャッジの教育をしてほしい…」であり、東スポWEBもこのコメントを記事にして配信していました。
【猫界も同じ?「ジャッジをしっかり教育してほしい」】
長い歴史を持つボクシングでは審査を巡る問題はたびたび出てくるもので珍しくありませんが、猫界においても同じ状況なだけに「ジャッジの教育は必要よね…」と改めて思いました。
私はボクシングの専門家でもないので、ジャッジの採点にそれほど疑問があるとは思いませんでしたが、モロニー陣営側は「取れていると思ったラウンドも我々に付いていなかったなど、理解できない部分が多かった」と主張したとのこと。
キャットショーでも確かに、「評価されるはずと思っていたのに評価されなかった。理解できない部分が多かった」と審査結果に不満を持つ出陳者も多く、全く似た状況であったと言えるかもしれません。
【猫界における〝ホームクラブデシジョン〟?】
ボクシング界では開催国や地元の選手をひいき目に審査する「ホームタウンデシジョン」というものがあり、アウェイ(敵地)に乗り込む選手は「判定では勝てない。KOしないと…」という傾向がありました。
キャットショーでも「ホームタウンデシジョン」ならぬ〝ホームクラブデシジョン〟みたいなものがあることは否めないのではないでしょうか。
ボクシングがスポーツというより「興業」の側面を持ち、キャットショーはそれに輪をかけてスポーツというよりエンターテイメントの側面が強いことも背景にありそうです。
【Standardを真摯に学びStandardに忠実に審査する】
23日(日)に開催したTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)主催の「ざっくばらんにCATalk」では、「『トップ5』ファイナルであってもStandardに則って忠実に審査された結果かどうか疑問に感じることがある」との意見も出ていました。
猫界に限って言えば、Standardを真摯に学び、Standardに則り忠実に審査することを徹底するに尽きるかと思います。
今、このブログではPS/HI/ESのStandard変更を取り上げているところですので、Judgeに限らず、「学び」と「気付き」のきっかけにしてもらえればと幸いです。
※「Standard変更:PS/HI/ESを学ぶ」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
◆大阪府の2月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり3.11人で前の週に比べ0.6%増えています。
◆名古屋市の2月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり6.30人で前の週に比べ6.8%増えています。
◆福岡市の2月17~23日の感染報告者数は医療機関当たり6.49人で前の週と同じでした。
◆北海道の2月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり5.91人で前の週に比べ3.4%減りました。