TICAルール改正Proposal 7 & 8問題、Winter Meetingで協議?
きのうの続きになり、これまた非公式情報になりますが、TICAルール改正を巡る「Proposal 7 & 8」の問題は来年1月のWinter Board Meetingで話し合われることになるようです。
きのうは「一般メンバーとしての責任」「Region Directorの責任」の2つの角度から考えましたが、もしかするとAsia East Regionメンバーの中には「一般メンバーの責任にしないでよ!」と激しく反発する人がいるかもしれません。
【TICA Board Memebrsの責任をどう考えるか?】
きょうは「TICA Board Membersとしての責任」について指摘します。
そもそも真逆の改正案をBoardで議論する際に、どうにかしておくべきではなかったか?という素朴な疑問は私も持ちました。
TICAのルール改正を巡る手続き的なルールを確認したわけではないので、はっきりしたことは言えませんが、Boardの議論と決議のやり方次第でどうにでも対処できたはずではないかとも思うわけです。
【Proposal 7の決議「メンバー投票にかけるべき」との意見も】
Annual Board MeetingのMinutesを改めて確認すると次のようになっています。
反対は→「Armel, Cherau, Hawksworth-Weitz, Knapp, Maddox, Russo, and Tasaki」
反対だけれど一般メンバーが決めるべき→「Vlach, Armel, Faccioli: I’m against this but in this case the members should decide」
賛否は明らかにせず一般メンバー投票で決めるべき→「Schiff, Harrisson: This is appropriate for a membership vote」
【Proposal 8の決議も「メンバー投票にかけるべき」との意見】
反対は→「Faccioli, Hawksworth-Weitz, Shon, van Mullem, and Vlach」
賛否は明らかにせず一般メンバー投票で決めるべき→「Schiff, Armel, Cherau, Russo: This is appropriate for a membership vote」
ということで、Boardは一般メンバー投票に判断を委ねたわけです。
しかし、それは一般メンバーが合理的な判断をするということが大前提にあったわけで、委ねた結果がこれですからBoardも頭を抱えているかもしれません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
◆大阪府の11月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり1.13人で前の週に比べ41.3%増えています。
◆名古屋市の11月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり2.19人で前の週に比べ13.5%増えています。
◆福岡市の11月11~17日の感染報告者数は医療機関当たり0.76人で前の週に比べ20.6%増えています。
◆北海道の11月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり4.75人で前の週に比べ24.7%増えています。
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