TICA投票⑪Proposal 11 - Add Registration Rule 33.1.2.3(Review of Experimental Breeds with Structural Mutation)
※締切は日本時間11月17日(日)14:59です。
◆Proposal 11 - Add Registration Rule 33.1.2.3(Review of Experimental Breeds with Structural Mutation)
Experimental Breedsに関連したルール追加案であり、日々のショーに直接的な影響を与えることはありませんが、TICAという国際団体の未来の方向性には少なからず影響を与えるルールのひとつとなります。
新しい猫種の創出に関連し、現在、Registration Rulesに沿わない(準拠しない)形で創出が進み、「Experimental Record」としてTICAにおいて記録されているとのことです。
ポイントは、2014年に可決された決議において、「既存の2種類の猫種間の意図的な交配から開発された猫種で、両方の親猫種の特徴を組み込んでいるような新しい猫種は、猫種の特徴として構造的突然変異を有する猫種を原産猫種として使用してはならない」というものです。
私も新しい猫種の創出がどこでどのように行われ、どのような創出段階にあるか把握しているわけではありませんが、このルール追加案により、SXやACを無節操に使った開発に歯止めをかけられるとともに、単一の構造的変異を持つ公認猫種を守ることにもつながるとしています。
提案理由と追加ルール案、賛否の意見を読む限り、理由には一定の合理的根拠があり、TICA全体としてのルールの枠組みの中で新しい猫種の創出を進めるという意味からも必要な追加案であるように思っています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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