〝時代遅れ〟に胡座をかくBreeder、Clerk、Judgeにならない為に②不公平・不公正・不平等な「審査」と決別を
猫界の話題とちょっと離れますが、今、私が住む東京都文京区で、区のテニスコートの利用を巡って大きな問題が起きています。
【不公平・不公正・不平等な「審査」は許されない】
竹早テニス倶楽部という団体が、竹早テニスコートを区が定めた利用時間(朝8時~)より前の6~8時に使っていて、しかもコートの予約も区の予約システムを使わずに先行(優先)予約していたのです。
しかも、こうした不公平・不公正・不平等な利用を長年(何十年も)続けてきたことが発覚し、区議会でも取り上げられるほどの大問題となっているわけです。
なんでこんな話題をこのブログで取り上げたかというと、遠い昔は区の有力者や有力団体によるこうした依怙贔屓や差別的な利用が容認・黙認されていたのかもしれませんが、もうそういう「時代」ではないということを言いたいからです。
【常に「公平な審査の観点」が求められている】
文京区側も不手際を公式に認め、「時代の変化」に応じて「公平な利用の観点」から、竹早テニスコートの利用のあり方を見直しました。
小さな趣味の世界においても「公平な審査の観点」が求められることは言うまでもなく、不公平・不公正・不平等な審査に胡座を掻き、一部の仲間内だけが甘い汁を吸い続け、「明るく楽しく」しているようではいつか手痛いしっぺ返しを食らうでしょう。
不公平・不公正・不平等な「審査」と決別をしなければならないというのは時代の要請でもあるのです。
【負の連鎖を断ち切れるJudgeの育成こそ至上命題】
Judgeの育成も同じです。
不公平・不公正・不平等な「審査」で甘い汁を吸ってきたブリーダーをJudgeにしてしまったら同じことの繰り返しになってしまいます。
負の連鎖を断ち切り、公平・公正・平等な「審査」ができ、その審査態度を貫けるJudgeこそ育成しなければなりません。
そのためにも、ひとりでも多くのTICA Asia East Regionメンバーが「学び」と「気付き」を大切にしてRulesとStandardsに精通しなければならないのです。
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