〝時代遅れ〟に胡座をかいているような政党や政治家はダメでした…
衆院選は与党(自民党+公明党)の惨敗となりました。
分析や今後の政局は専門家に任せるとして、私が強調したいのは、やはり〝時代遅れ〟に胡座をかいているような政党や政治家はダメということです。
【昔のJudgeにはアリだったかもしれないが…】
象徴的な事例はいくつもありますが、そのひとつは「お助けください」という涙ながらの動画が拡散した女性候補でしょう。(※この候補は夫婦ともども落選)
「昔の政治家にはアリだったかもしれないが、泣き落としは今の時代に合わない」なんてコメントが紹介された記事を読みましたが、時代遅れの感覚を自覚できなかったことは敗因のひとつだったと思います。
小さな趣味の世界でも「昔のJudgeにはアリだったかもしれないが…」という審査を続けるようなら、出陳者から見限られることは間違いないでしょう。
【代表と副代表が落選する政党も…】
どことは言いませんが、党の代表や副代表が落選する事態に落ち入った政党もありました。(※この政党の小選挙区での結果は4勝7敗でした)
小さな趣味の世界に目を移しても、クラブ員の数が減り、クラブの組織力も落ちる中で、たとえ会長をを代えたとしても〝時代遅れ〟の感覚を引き摺ったまま〝時代遅れ〟のクラブ運営をしているとジリ貧になることは避けられません。
では、新しいクラブを作れば解決するかというと必ずしもそういうわけではなく、時代に相応しい、そして時代を先取りしたクラブ運営をしなければ同じ轍を踏むでしょう。
【政界も趣味の世界も抜本的解決にはほど遠く】
日本の政治においてカネの問題が常にあるなら、小さな趣味の世界においては、「依怙贔屓」と「出来レース」の問題が常にあり、なかなか根本的な解決には至りません。
今回の衆院選挙でも、派閥裏金問題で何らかの処分を受けた議員のうち、比例重複なしや無所属であっても何人かは当選し、いわゆる「禊を済ませた」ことになるわけです。(※自民党派閥裏金事件に関係した議員だった候補者は小選挙区で18勝28敗)
小さな趣味の世界の場合、なんでも中途半端であやふや曖昧なこともあり、どんな問題や不祥事、トラブルを起こそうが、〝お咎めなし〟で何事もなかったかのように活動を続けることができてしまいます。
それでも少しずつでも良くなれば…という思いを持ち続けることが大切と、選挙結果を受けて思いを新たにしたいところです。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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