【Special Board 動議④】なぜ今?唐突な印象否めず…その背景事情は?
関心のないTICA Asia East Regionメンバーにあれこれ言っても仕方ないですし、関心がない以上、裏事情や背景説明をしても無意味かもしれませんが、それでもTICAメンバーとしての「知る権利」を尊重し、明らかにすべきは明らかにしておきたいと思います。
今回紹介した3つの改正案が「なぜ今?」「どうして突然?」提案されたか(撤回されはしましたが…)、疑問を持つメンバーがいるかもしれません。
私もそうしたひとりです。
ここから先は提案者に直接、質したわけではないので推測に過ぎませんが、状況的に以下の事実があったことを忘れてはなりません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー①現在、リコールを巡る手続きやルールを巡り、「嘆願(Petition)」を出す動きがあります。
②もし通常の定期Board Meetingに、今回の3つの改正案を諮ろうとすれば、来年1月のWinter Board Meetingで取り上げられ、そうなると仮に可決されても、By-Lawに関する2つの提案は来年冬の一般メンバー投票にかけられ、可決したとしても発効は2026年5月1日からというスケジュールになります。
③しかし、今回の手続きを経てBoardで可決すれば、この冬の一般メンバー投票にかけられ、可決すれば来年5月1日から有効とすることができます。
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そうなると、「こんなルール改正案の出し方はルール違反ではないの?」という疑問が出てくるかもしれませんが、下記に示すようにBy-Lawで定めている手続きに則ったものとなっています。
ただし、そうは言ってもTICA Board Memebrとして「道義的にどうなの?」という疑問は残るでしょう。
きのう紹介したDirectorの投稿からもそうしたニュアンスが伝わってきます。
今回は提案者が撤回したために事なきを得ましたが、一般メンバー投票にかけられることになった際、一般メンバーは投票に当たってこうした背景事情も念頭に賛否を判断しなければならないという教訓としてもらえればと思います。
※「Standardの学び方講座(基礎)」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。