2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

リンク

« Standardの学び方講座(基礎)⑥個別項目に対する最大配点はCRの26点 | トップページ | 「ルールを守る」「真実を語る」Asia East Regionを目指して »

2024年9月27日 (金)

Standardの学び方講座(基礎)⑦DRのTextureはCR26点に次ぐ25点の配点

きょうはDRを取り上げ、Standardの学び方の基礎を押さえます。

「Standard上、DRにおいて大切なのは何(どこ)ですか」?と聞かれた場合、どのように答えるか--です。

【DRは「HEAD重視」タイプだが、COAT」も大切】

「HEAD」「BODY」「COAT」の配点から言うと、DRは「HEAD」の配点が最大となる40点であり、「BODY」25点、「COAT」35点ですから、「HEAD重視」タイプです。

「COAT」がそれに次ぐ35点で「HEAD」との差が5点しかなく、一方で「BODY」との差が10点もあるので、「HEAD」と「COAT」の両方大切です--ということでもいいかもしれません。

いずれにしても「HEAD」と「COAT」の両方に言及でき、その大切さを話せることが重要になります。

【REX系なのでTextureの25点はとても大切】

きのうのCRといい、REX系猫種のTextureがTICAの全Breedの個別項目別で1位と2位に大きな配点となっていることを忘れてはならないでしょう。

また、DRの場合、Standardの本文を読む際にもちょっとした注意が必要となります。

Textureの項目は「Fine, dense, wavy. (Full-bodied, rexed appearing to be without guard hairs)」と書いてあるだけですが、この他に次のようにDensityWavinessの項目があり、これらを合わせて25点とみるべきだからです。

Density:The cat is well-covered with fur, with the greatest density occurring on the back, sides, tail, legs, face, and ears. Slightly less density is permitted on the top of head, neck, chest, and abdomen. Bare patches are a fault in kittens and a serious fault in adults; however, the existence of down on the underparts of the body should not be misinterpreted as bareness. Sparse hair on the temples (area in front of the ears) is not a fault.

Waviness:A rippled wave effect should be apparent when the coat is smoothed with one's hand. The wave is most evident where the coat is the longest, on the body and tail.

【HEAD ShapeとEarsも大切な要素であるとの認識】

Texture以外は全て10点か5点の配点ですが、「HEAD」においてはShapeとEarsがそれぞれ10点であり、この2項目で「HEAD」の半分を占める点も大切になります。

したがって、「HEAD重視」タイプです(あるいは「HEAD」と「COAT」の両方大切です)の後に、HEADでは特にShapeとEarsが大切であり、COAT Textureとひとくちに言ってもDensityとWavinessも重要な要素となりますーーと付け加えるのが〝模範解答〟となるでしょう。

ちなみにDRは最近、Standard変更があり、PENALIZEのところにEarsに関連して「flared」が加わりましたが、この点も「HEAD」においてShapeとEars療法に関わる重要な変更であるとの認識が欠かせません。
Dr
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり2.58で前の週に比べ11.8%減りました。

名古屋市の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり4.31で前の週に比べ4.0%減りました。

福岡市の9月16~22日の感染報告者数は医療機関当たり2.27人で前の週に比べ18.9%減りました。

北海道の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり4.90人で前の週に比べ16.8%減りました。

« Standardの学び方講座(基礎)⑥個別項目に対する最大配点はCRの26点 | トップページ | 「ルールを守る」「真実を語る」Asia East Regionを目指して »

Standardの学び方講座」カテゴリの記事

無料ブログはココログ