2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

2024年9月

2024年9月30日 (月)

Standardの学び方講座(基礎)⑨個別項目別の配点ランキングⅠ(20点以上)

ここまでの復習も兼ね、TICA Standardsにおける個別項目別ランキング(20点以上の項目がある猫種)を資料的価値として掲載しておきます。

この猫種のこの項目と、あの猫種のあの項目の配点が同じである--といったことは、Judgeを目指すメンバーだけでなく、ショーキャットブリーダーとしても全ての猫種のStandardsを視野に入れておくことが重要であり、それが組織全体の健全性向上につながることも強調しておきます。

CR
Texture . . . . . . . . .26

DR
Texture . . . . . . . . .25

SX
Coat . . . . . . . . . . . 25
Torso . . . . . . . . . . 20
Shape . . . . . . . . . .10
Ears . . . . . . . . . . . 10

AC/ACL
Ears . . . . . . . . . . . 20

EM
Pattern . . . . .. . . . 20

JB/JBL
Pattern/Color  . . . 20
Tail . . . . . . . . . . . .16

KT
Color . . . . . . . . . . 20
Eyes . . . . . . . . . . .15
Torso . . . . . . . . . .12

NF
Texture . . . . . . . . 20

OC
Pattern . . . . . . . . 20
Color . . . . . . . . . . 15

PD
Texture . . . . . . . . 20

RB
Color . . . . . . . . . . 20
Texture . . . . . . . . 20

SF/SFL/SCS/SCL
Tail. . . . . . . . . . . . 20

SE
Pattern . . . . . . . . .20

TG
Pattern . . . . . . . . .20
Color . . . . . . . . . . .15

TV
Torso . . . . . . . . . . 20
Length/Texture . . 15
Pattern/Color . . .  15

※配点が全てではなく、それぞれの個別項目における記載内容と併せて判断する必要があります。
※20点以上の項目以外に、相対的に配点が高い項目がある場合も敢えて載せました。
Breed-code
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月29日 (日)

Standardの学び方講座(基礎)⑧SXはCoat25点、Torso20点

SXはある意味、Standard上、理解しやすく審査しやすい猫種のひとつかもしれません。

「HEAD」「BODY」「COAT」の大分類から言えば、配点は40点、30点、30点で、「HEAD重視」タイプと言えますが、各項目は5点刻みと分かりやすくなっています。

以下、詳述しますが、Coat25点+Torso20点+HEAD Shape10点+Ears10点のたった4項目だけで、合わせて65点にもなるわけです。

【「HEAD重視」タイプながらもCoat25点、Torso20点】

全Breedsを通じて、個別に20点以上という項目が2つ以上あるのはSXとRBしかいません。

なかでもSXはCoat25点、Torso20点で、合わせて45点と2項目合わせた際に最も大きくなっています。(※RBはColor20点、Texture20点で合わせて40点)

Coat25点は全Breedsを通じてCoatとしては最大の配点であり、大きな特徴であることが見て取れます。(※COATと区別してください)

【Coat25点全猫種で最大、Torso20点はTVと並び最大】

Torsoの20点はTVと並んで全Breedsを通じてCoatとして最大の配点ですから、こちらも大きな特徴と言えます。

StandardにおいてTorsoの表現として「barrel」が使われるのはSXとSBだけで、SXは「barrel chested」である点でSBとは微妙に異なります。

ちなみにSBはTorso全体を通じて「barrel-shaped」という表現になっています。

【「Very large」のEarsは全猫種を通じてSXだけ】

「HEAD」において、ShapeとEarsがそれぞれ10点の配点で大きいわけですが、なかでもEarsは「Very large」と表現されており、この表現が使われるのはSXだけです。

「SXにおいてStandard上、何(どこ)が大切ですか?」と聞かれた場合、どう答えるのが〝模範解答〟と言えるでしょうか。

「HEAD重視タイプの配点構造になっており、HEADではEarsとShape。加えてbarrel chestedなTorsoと、hairlessに見えるけれどもChamois-likeなTexture」といった感じではないでしょうか。

Coatの25点の配点の中には、LengthとTextureの両方が含まれ、Standard上の表現としては次のようになっています。

Length:Appears hairless. May be covered with short, fine down. May have puff of hair on tip of tail. Whiskers are sparse and short.

Texture:Chamois-like. A feeling of resistance may be felt when stroking the skin of some cats. The skin is very wrinkled in kittens. Adults should retain as many wrinkles as possible, especially on the head, although wrinkling should not be so pronounced that it affects the cat's normal functions.
Sx_20240920144501
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月28日 (土)

「ルールを守る」「真実を語る」Asia East Regionを目指して

〝自民党の最後の良心〟とも言われていたとされる石破茂さんが、5回目の挑戦で総裁の座を勝ち取りました。

TICA Asia East Regionに自民党員や自民党支持のメンバーがどれだけいるか分かりませんが、きのうの自民党総裁選挙を見ていた人が少なからずいたことかと思います。

「趣味の世界に政治の話を持ち込まないでよ!」とお叱りを受けるかもしれませんが、どのような世界での出来事であっても、学ぶべきことがあるなら真摯に受け止め、学ぶべきは学ばねばならないでしょう。

【「ルールを守る」TICAのRegionでありたい】

私の印象に残ったのは、2回目の決選投票直前の石破さんの演説です。

「守る」をキーワードに守るべきものを並べた中に、「ルールを守る自民党でありたい」という言葉が脳裏に焼き付きました。

当然、私がこのブログで強調したいのは「ルールを守る」TICAのRegionでありたい…に尽きます。

【ルール無視/スタンダード無視の風潮に歯止めを!】

TICA Asia 時代を含めた日本のTICAの歴史の中で、今ほど「学ぶ」姿勢がおざなりになり、ルール無視、スタンダード無視の傾向が蔓延したことはなかったように思います。

私がTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)を立ち上げたのも、そうした傾向に何とか歯止めをかけたいと思ったからに他なりません。

一部の仲間内だけが明るく楽しければいいかのような風潮は審査のあり方そのものまで蝕み、ルールやスタンダードで定めたPENALIZE対象まで見て見ぬふりをしたり見逃したりする審査が罷り通ろうとしてしまいました。(※心あるJudgeさんの勇気ある行動でこの問題は組織が腐り切ってどうにもならなくなる前に何とか食い止められましたが…)

【「勇気と真心を持って真実を語れる」Judgeの育成を】

石破さんは2回目の決選投票直前の演説で「正面から語る自民党を作ってまいる。勇気と真心を持って真実を語る。そういう自民党を作る」とも強調していましたが、これも今のTICA Asia East Regionに欠ける精神風土でしょう。

正しいことに正面から向き合い語ろうとせず、陰で姑息に団結し、自分たちの利害得失と既得権益だけにしがみ付くメンバーが主流派を占めてしまい、一般の心あるRegionメンバーや出陳者に「勇気と真心を持って真実を語る」Judgeがどれだけいるでしょうか。

TICA Asia East Regionに自民党員や自民党支持のメンバーがそれなりにいるだろうと、私は勝手に思っていますが、そうしたRegionメンバーにおいては新総裁となる石破さんの言葉を心の中で反芻し、この小さな趣味の世界でも健全性を取り戻すべく、少しは心を改めてほしいと願います。
Photo_20240928104201
※「Standardの学び方講座(基礎)」は休みました。
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり4.35人でした。前の週に比べ17.6%減りました。

東京都の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当た3.94人で前の週に比べ10.7%減りました。

2024年9月27日 (金)

Standardの学び方講座(基礎)⑦DRのTextureはCR26点に次ぐ25点の配点

きょうはDRを取り上げ、Standardの学び方の基礎を押さえます。

「Standard上、DRにおいて大切なのは何(どこ)ですか」?と聞かれた場合、どのように答えるか--です。

【DRは「HEAD重視」タイプだが、COAT」も大切】

「HEAD」「BODY」「COAT」の配点から言うと、DRは「HEAD」の配点が最大となる40点であり、「BODY」25点、「COAT」35点ですから、「HEAD重視」タイプです。

「COAT」がそれに次ぐ35点で「HEAD」との差が5点しかなく、一方で「BODY」との差が10点もあるので、「HEAD」と「COAT」の両方大切です--ということでもいいかもしれません。

いずれにしても「HEAD」と「COAT」の両方に言及でき、その大切さを話せることが重要になります。

【REX系なのでTextureの25点はとても大切】

きのうのCRといい、REX系猫種のTextureがTICAの全Breedの個別項目別で1位と2位に大きな配点となっていることを忘れてはならないでしょう。

また、DRの場合、Standardの本文を読む際にもちょっとした注意が必要となります。

Textureの項目は「Fine, dense, wavy. (Full-bodied, rexed appearing to be without guard hairs)」と書いてあるだけですが、この他に次のようにDensityWavinessの項目があり、これらを合わせて25点とみるべきだからです。

Density:The cat is well-covered with fur, with the greatest density occurring on the back, sides, tail, legs, face, and ears. Slightly less density is permitted on the top of head, neck, chest, and abdomen. Bare patches are a fault in kittens and a serious fault in adults; however, the existence of down on the underparts of the body should not be misinterpreted as bareness. Sparse hair on the temples (area in front of the ears) is not a fault.

Waviness:A rippled wave effect should be apparent when the coat is smoothed with one's hand. The wave is most evident where the coat is the longest, on the body and tail.

【HEAD ShapeとEarsも大切な要素であるとの認識】

Texture以外は全て10点か5点の配点ですが、「HEAD」においてはShapeとEarsがそれぞれ10点であり、この2項目で「HEAD」の半分を占める点も大切になります。

したがって、「HEAD重視」タイプです(あるいは「HEAD」と「COAT」の両方大切です)の後に、HEADでは特にShapeとEarsが大切であり、COAT Textureとひとくちに言ってもDensityとWavinessも重要な要素となりますーーと付け加えるのが〝模範解答〟となるでしょう。

ちなみにDRは最近、Standard変更があり、PENALIZEのところにEarsに関連して「flared」が加わりましたが、この点も「HEAD」においてShapeとEars療法に関わる重要な変更であるとの認識が欠かせません。
Dr
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり2.58で前の週に比べ11.8%減りました。

名古屋市の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり4.31で前の週に比べ4.0%減りました。

福岡市の9月16~22日の感染報告者数は医療機関当たり2.27人で前の週に比べ18.9%減りました。

北海道の9月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり4.90人で前の週に比べ16.8%減りました。

2024年9月26日 (木)

Standardの学び方講座(基礎)⑥個別項目に対する最大配点はCRの26点

Judgeにおいては釈迦に説法かと思いますが、Standardの個別項目は意外に配点幅が大きく、逆に言うとそれだけ猫種ごとの違いが浮き彫りになります。

【最高はCRのTextureに対する26点】

現状のStandardにおいて、個別項目への配点が最も大きいのはCRのTextureに対する26点であり、最低は猫種によって1点という配点もありますから、なんと26倍の開きがあるということになります。

CRのTextureに対する26点に次いで高いのは次の2つの猫種です。

DR
Texture . . . . . . . 25点

SX
Coat . . . . . . . . . 25点

SXについてひと言付け加えると、COAT/PATTEN/COLORに対する配点が30点で、この内訳としてCoatに25点、Colorニ5点となっています。(「COAT」と「Coat」という表記の違いに注意してください)

【CRは全体として典型的な「バランス重視」タイプ】

CRをさらに詳しく見ていくと、まずCRは「HEAD」「BODY」「COAT」の配点が29点/29点/32点(このほかOTHERとして10点)ですから、「バランス重視」タイプの典型と言えるかと思います。

しかし、個別項目で見るとTextureが26点で突出し、その他の項目で2ケタの配点はなく(Textureの26点に次ぐ配点はTorsoの8点ですから3倍以上の差がある)、このブリードを語る上でも審査する上でも、表現は比較的容易かと思います。

ちなみに「HEAD」の内訳はEarsが最も高い8点であり、やはり特徴が良く出た配点と言えそうです。

【CRにおいてStandard上、大切なポイントを聞かれたら】

もし、CRブリーダーに「Standard出何が大切になりますか?」と聞いたとしたなら、「なんと言ってもCOAT Textureですね。TICAの全Breedsを通じて最も高い配点ですから…」となるでしょう。

ただ、それで終わらず、「とは言え、HEAD、BODY、COATの配点を見ても分かるように全体としてバランスも大切です。そのことはOTHERの中にBalanceという項目があり、5点が配点されていることからも分かります」と付け加えるのが〝模範解答〟となりそうです。

HEADのEars(6点)、BODYのTorso(8点)、Boning(8点)、Musculature(7点)への言及があってもいいかもしれません。
Cr
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月25日 (水)

Standardの学び方講座(基礎)⑤いわゆる「タイプ重視」のBreedと言えるためには?

ブリーダー間でも、ブリーダーとJudgeの間の会話でも、良く「タイプ重視よね」とか「やっぱりタイプがね…」といった会話を聞くことがあるかと思います。

しかし、この場合、「タイプ」とは具体的に何を指しているのか、そしてそう言った場合の裏付け根拠は何か、ということになると途端に曖昧になります。

【そもそもTICAのStandardタイプ重視である】

このブログでは過去に触れましたが、TICAのStandardを見る限り、そもそも全ての猫種は「タイプ重視」です。

なぜなら、「HEAD」「BODY」「COAT」における最大配点の上限は40点と決まっており、「COAT」が配点上、過半を占めることはできないからです。

「タイプ」といった場合、主に「HEAD」タイプ重視と、「BODY」重視に大別され、この2つを合わせて「タイプ」というわけですから、ほぼ全ての猫種において「タイプ」が配点上の過半を占めることになります。

【明確に「タイプ重視」と言えるための配点構造】

したがって、明確に「タイプ重視」と言えるためには、「HEAD」と「BODY」にそれぞれ最大上限となる40点が配点されていることが条件になります。

ざっと挙げると以下の猫種となります。

ABT/ABS
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

DSK
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

KM
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

KB/KBL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

MNT/MNL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

MK/MKL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

SV
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

SF/SFL/SCS/SCL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・15点

PD
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・20点

【HEADタイプとBODYタイプの両方がともに重要】

「タイプ重視」が曖昧であるということなら、上記の猫種に関しては「HEADタイプとBODYタイプの両方がともに重要」と言い換えることもできるでしょう。

いずれしても、上記の猫種のブリーダーはそのことを自覚していなければならないということになります。

Standardを学ぶ上での基礎の基礎として、まず大括りなこのタイプ別配点構造を頭に入れておく必要があり、頭に入っていないようでは真の意味でTICAにおけるショーキャットブリーダーとは言えないのです。
Sv_20240919132401
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月24日 (火)

Standardの学び方講座(基礎)④BODY重視型のBreedは?

「バランス重視型」「HEAD重視型」「COAT重視型」と見てきましたから、きょうは「BODY重視型」を確認しましょう。

実は、明確に「BODY重視型」と呼べる猫種は少なく、敢えて分類するとすれば下記の2 Breed Groupです。

MX/CY
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・15点

JB/JBL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・30点

ここで留意していただきたいのは、単にBODYに最大の40点が配点されているからではないという点です。

「HEAD」と「COAT」の配点の比較において、ある程度、明確な点差がなければなりません。

JB/JBLは「HEAD」と「COAT」と比べそれぞれ10点の差があり、MX/CYは「HEAD」との配点差は5点ながら、「COAT」との配点差は25点あります。(MX/CYについては「まずはBODY、次いでHEADも重要」という言い方も可能)

その意味で他の項目と比べて際立って「BODY」の配点が高いと言えるのが上記ということになるわけです。
Jb
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月23日 (月)

Standardの学び方講座(基礎)③COAT重視型のBreedは?

きのうは「バランス重視型」と「HEAD重視型」を取り上げましたが、きょうは「COAT/COLOR/PATTEN」に配点上限となる40点を割り振っている「COAT重視型」を確認しましょう。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)のBreed Sminarでやりましたが、TGがその猫種のひとつとなります。

TG
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・40点

このほかではEM、LY、OCが「COAT重視型」です。

EM
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・40点

LY
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・40点

OC
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・40点

ただし、同じ「COAT重視型」でもPatternを重視するのか、Colorを重視するのか、Textureを重視するのかで、大きく異なる点に留意する必要がありますが、それらは第1原則の第2段階の学び方に含まれてきます。

きのうのケースにならえば、上記のブリーダーに「Standard上、何が重要ですか?」と聞いた場合、「やはりCOATですね」と答えるのが王道の〝模範回答〟ということになります。

もちろんこの場合、いきなり第2段階にまで踏み込み、「COAT、なかでもPattenですね」とか「COATであり、なかでもTextureですね」という回答もあるでしょう。

また、きのうのSGのところでも触れましたが、「COAT」への配点と5点差の「HEAD」や「BODY」についても言及する手もあります。

その場合、TG、EM、LYは「COAT、次いでHEAD」となりますし、OCは「COAT、次いでHEAD」というように微妙な違いを表現できます。
Tg_20240917104101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月22日 (日)

Standardの学び方講座(基礎)②バランス重視?HEAD重視?

いくつかの猫を取り上げ、きのうの第1原則と第2原則に基づき、学び方を考えていきましょう。

例えば、私がブリーディングしているAB/SOと、BG/BGLは、きのうの第1原則の第1段階からいうと同じ部類に入ります。

答えから先に証せば、「HEAD」「BODY」「COAT/COLOR/PATTEN」のバランス重視型であると言えるからです。

AB/SO
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・30点

BG/BGL
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・35点

3つの項目の配点差はいずれも5点しかなく、最も大きくて35点、小さくて30点です。

ではSGはどうでしょうか。

SG
「HEAD」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40点
「BODY」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25点
「COAT/COLOR/PATTEN」・・・35点

「HEAD」への配点が配点上限となる40点であり、「COAT」との配点差は5点ながら「BODY」との配点差は15点もあり、HEAD重視型(HEAD/COAT重視型という言い方も可能)ということが分かります。

つまり、BGブリーダーに対し、「Standard上、何が重要ですか?」と聞いた場合、「まずはHEAD、BODY、COATのバランスが重要ですね」と答えるのが王道の〝模範解答〟となります。

一方、SGブリーダーであれば、「やはりまずはHEADタイプが大切です」ということになるでしょう。(「まずはHEAD、次いでCOATが大切です」という言い方も可能)

その上で、個別の項目に言及していくことになるわけですが、もしいきなり個別項目に言及するブリーダーがいたなら、Standardの学び方の基本においてどうなのかな…と思われても仕方ないということになります。
Ab-so
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月21日 (土)

Standardの学び方講座(基礎)①2つの原則を常に念頭に置いて学ぶ

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)のBreed Seminarを通じて感じることのひとつに、もしかするとTICA Asia East Regionメンバーの多くがStandardの理解の仕方をよくわかっていないのでは?ということがあります。

もちろん、Judgeやショーキャットブリーダーにおいてそんなことはないと思いますが、よくよく考えると長いTICA Asiaの歴史を振り返っても、今回のような「Standardの理解の仕方」をテーマとした勉強会も資料もなかったような気がします。

というわけでアクトのブログを通じて「Standardの理解の仕方講座」を始めたいと思います。

◆第1原則◆Standardの配点は2段階に分けて理解する

どの猫種のStandardも同じ構成になっており、(なぜならStandardの作成に当たっては一定のルール/ガイドラインがあるからです)、第1段階として「HEAD」「BODY」「COAT/COLOR/PATTEN」(※猫種によってはOTHERもあります)の3に分かれ、その配点の特徴を掴む必要があります。

この理解が足りないと、Standardに基づかない、あるいは基づいているようで実は基づいていない、変なこだわりが生じたりバイアスがかかったStandard解釈に陥ったりしてしまいます。

TICAにおいてそれなりのショーキャットブリーダーを目指すのであれば、この第1原則は外せません。

その次として「HEAD」「BODY」「COAT/COLOR/PATTEN」のそれぞれにおける個別項目を見ていくことになります。

◆第2原則◆Standardは俯瞰し各Breedを比較しながら理解する

Standardを勉強するというと、自分がブリーディングしている猫種ののStandardだけ熱心に読もうとするかもしれませんが、それだけでは足りませんし、真の理解には到達しません。

TICA Japan TDAのBreed Seminarに参加されたメンバーならお分かりかと思いますが、他の猫種のStandardと比較することで自分の猫種の特徴や特色が理解しやすくなるわけです。

ここで言う比較とは、①Stabndardで使われるWording(表現や文言)と②配点--の2つがあることも忘れてはなりません。

上記の第1原則、第2原則にはそれぞれ付随するポイントがありますが、それらは具体的事例とともに次回以降、確認していきます。
Breed-standard
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり5.28人でした。前の週に比べ19.6%減りました。

東京都の9月9~15日の感染報告者数は1医療機関当た4.41人で前の週に比べ8.1%減りました。

2024年9月20日 (金)

猫界における「仏作って魂入れず」の悲惨な現実㊦RulesやProgramでも同じことが…

きのうはStandardを取り上げましたが、RulesやProgram、Manualでも同じことが言えるでしょう。

【Asia East Regionで何人がしっかり読み込んでいる?】

TICAでは、By-Lawsをはじめ、数々のRulesやProgram、Manualが整えられていますが、TICA Asia East Regionメンバーで一体何人がしっかり読み込んでいるでしょうか。

おそらく歴代のRegion Directorでさえ、まともに読み込まず、しっかり理解しているとは程遠い状況なのではないでしょうか。

私自身、それなりに努力しているところですが、なかなか追い付かないのが実情です。

【「魂」なき所に差別や依怙贔屓の入り込む余地が生まれる】

TICAのRulesやProgram、Manualがしっかり作られ、同時に「魂」が入れられているのであれば、審査上の依怙贔屓や差別、〝出来レース〟疑惑など持ち上がるはずがないのです。

完璧とは言わないまでも、TICAの場合、それなりにしっかり作られており、それでも多くの問題が出て来るのはひとえに「魂」の問題であり、「魂」を入れていない、入れようとする人がいないからに他ならないからではないでしょうか。

正しい「魂」を持たない人に、「魂」を入れるよう求めるのは無理があるかもしれませんが、それでも何とかしていかない限り、問題は改善することなく、形を変えては永遠に続くことでしょう。

【TICA Japan TDAの取り組みを通じて「魂」を醸成】

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)の活動の狙いと目的の大きなひとつとして「魂」を入れることがあります。

特にStandardを形だけのものにせず「魂」を入れるようにするための仕組みがBreed Seminarであり、Standardの「アクト式和訳」ということになります。

「魂」の醸成には訓練が欠かせず、努力も何もしないで手に入るほど簡単でないことは誰でも分かるかと思います。
Tda_20240910154901
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の9月9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり2.91で前の週に比べ27.6%減りました。

名古屋市の9月9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり4.49で前の週に比べ23.9%減りました。

福岡市の9月9~15日の感染報告者数は医療機関当たり2.80人で前の週と同じでした。

北海道の9月9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり5.89人で前の週に比べ28.3%減りました。

2024年9月19日 (木)

猫界における「仏作って魂入れず」の悲惨な現実㊤Standardは立派でも…

日本人なら誰でも知っているはずのことわざ「仏作って魂入れず」--

本来の意味は「画竜点睛を欠く」と同様に、「物事をほぼ成就するところまでいきながら最も肝心な点が抜け落ちていることのたとえ」ですが、形だけ整えても中身が伴わなかったり、制度としては立派でも運用がなっていなかったりする場合などにも使われます。

【「紅麴」問題の小林製薬を見て明らかなこと】

最近の大きな社会問題を例に取れば、「紅麴」問題の小林製薬を見ても「仏作って魂入れず」の実態が良く分かります。

経営理念は「人と社会に素晴らしい『快』を提供する」、企業の価値観として「並外れた顧客志向」や「社会的責任」を謳っているとのことですから、魂の入った仏を作ったのなら「紅麴」問題など起こるはずがないわけです。

同社には社外取締役制度もあり、社外の取締役の目も光っているはずでした。

【せっかく立派なStandardが作ってあっても…】

猫界も同じです。

どんなに立派で詳細なStandardを作っても、ブリーダーがそれを読まず、理解せず、Judgeも的確に理解せず、正しい解釈をすることなく審査していては「仏作って魂入れず」と同じことでしょう。

「PENALIZE」として規定していたとしても、それを見過ごしたり見逃したりしていては、Standardにおける「PENALIZE」の意味などないに等しいと言えます。

【TICAのStandardは実に良く練られ考えられているが…】

こここのところ、TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)のBreed Seminarの準備を通じて感じるのは、TICAのStandard自体は実に良く考えられているし、作成したBreed Committee Memberの苦労と努力の跡がうかがえるということです。

一方で、日本においてはStandardを良く読みもせず蔑ろにして繁殖を手掛けるブリーダーの多いことに愕然としてしまいます。

「仏」は作られていても、「魂」を持つブリーダーもJudgeもいないということであれば、あまりに情けないと思わざるを得ません。
Photo_20240910154501
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月18日 (水)

「猫」と米大統領選を巡る新たな動き㊦「歴史の正しい側にいたい」…

きのう紹介したテイラー・スウィフトの投稿を受け、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「テイラー・スウィフトなんか大嫌いだ!(I HATE TAYLOR SWIFT!)」と投稿したとのことです。
Photo_20240917132601
【「歴史の正しい側にいたい」よいう強い決意と思い】

好き嫌いは誰にであり、ある面で仕方ないと言えますが、私がテイラー・スウィフトさんの投稿を取り上げるのは、彼女の政治姿勢に学ぶ点があるからです。

あくまで報道ベースの判断になりますが、彼女の政治的発言は思い付きで軽々しく行われているものではないということはきのう紹介した投稿でも分かっていただけることかと思います。

それに加えて、彼女は以前から「私は、歴史の正しい側にいたい」と強い決意を熱っぽく語っているからに他なりません。

【小さな趣味の世界にもいるトランプ的な言動の人々】

小さな趣味の世界も同じでしょう。

ショー開催においても審査においても、トランプ的な言動を見せる人たちがいる一方で、極めて少数派ながら、Rulesを遵守し、Standardに忠実に沿った審査を重視する、いわば「正しい側にいたい」と考えるメンバーもいるわけです。

当然、私もそうした「側」にいたい…と強く思うひとりでありたいと思っています。

【エミー賞授賞式でもトランプ発言皮肉るコメント相次ぐ?】

トランプ氏の発言はエミー賞の授賞式でも話題に上ったようで、セレーナ・ゴメスさんが「(プレゼンターとして)チャイルドレス・キャット・レディーとは縁遠い2人の男性とご一緒でき、光栄よ」と述べた--なんてニュースもありました。

「チャイルドレス・キャット・レディー」については、「子どもがいない寂しさを紛らわせるために猫を飼う女」といった訳もあり、その意味するところはなかなか深いものがあります。

いずれにしても、猫界に則していうなら「Standardを正しく理解し解釈する側」にいたいですし、「審査の正しい側」にいるJudgeを増やさなければなりませんし、そうした「正しい側」にいることを良しとするメンバーが増えてほしいと願わずにはいられません。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月17日 (火)

「猫」と米大統領選を巡る新たな動き㊥「自分で調べて自分で決める」大切さ

「猫」と米大統領選を巡る大きな動きのふたつ目は、テイラー・スイフトさんがカマラ・ハリス氏(現副大統領)の支持を表明したことです。

【自ら「Childress Cat Lady」を名乗りインスタに投稿】

彼女は大の猫好きで知られ、彼女のインスタグラムにはラグドールを抱いた写真を載せています。

今回、インスタでカマラ・ハリス氏(現副大統領)の支持を表明した投稿の最後には自身の名前の下に敢えて「Childress Cat Lady」と記載し、共和党の副大統領候補であるヴァンス氏のかつての発言を痛烈に皮肉りました。

私も「Childress Cat Lady」のひとりであるだけに留飲を下げました。

【「I've done my research, and I've made my choice」の重要性】

しかし、私が指摘したいのは別のことです。

テイラーさんはこの投稿で「I've done my research, and I've made my choice」と強調し、「Your research is all yours to do, and the choice is yours to made」と呼び掛けた点です。

TICA Asia East RegionではDirector選挙の際に「ジャッジ資格を持つ立候補者にポチッとしてほしい」などと喧伝したJudgeがいましたが、テイラーさんと比べてあまりの稚拙で浅薄な考えに言葉もありません。
Photo_20240912103001
【言われたことを鵜呑みにせず自分で調べ自分の頭で判断を】

それまでの2期8年はJudge資格を持たないDirectorが就いていたことに対する反省や反発もあるのかもしれませんが、なぜ「Judge資格を持つ立候補者でなければならない」のか、理由も根拠も示されなかったことは大きな問題でしょう。

TICA Asia時代を含めて、このRegionで最も足りないのは、メンバーひとりひとりが自分で調べ、自分の頭で判断することではないでしょうか。

Regionメンバーにテイラー・スイフトさんのファンがいるなら、ぜひ彼女の投稿をじっくり読んでもらいたいと思います。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)の活動の目的もまた、メンバーひとりひとりが自分で調べ、自分の頭で判断することを促す取り組みのひとつであることを強調しておきます。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月16日 (月)

「猫」と米大統領選を巡る新たな動き㊤「移民が猫を食べる」??

先週は、米大統領選と「猫」を巡り大きな動きがありました。

【ハイチからの移民が地元住民の「猫を食べている」??】

そのひとつは、米共和党のトランプ大統領候補とヴァンス副大統領候補が、オハイオ州に新たに流入しているハイチからの移民が「地元住民の猫や犬を食べている」というデマや陰謀論を拡散したことが大きく取り上げたことです。

市当局も「根拠のない風説だ」と否定し、米大統領選討論会の司会者も「地元の担当者に確認したが、そのような報告はない」とファクトチェックの結果を明らかにしています。

陰でひそひそこんな噂話が静かに広がっているというのではなく、公の場で大きく語られている点に日本国民としては恐ろしさを感じずにはいられません。
Photo_20240912102701
Photo_20240912102801
【猫界は民主党支持が多い?共和党支持が多い??】

キャットショー界は趣味の場であり、政治や宗教などと無縁なはずであり、「猫」をはじめペットを巻き込んでほしくはありません。

米国のTICAメンバーの間で、民主党支持が多いか共和党支持が多いか分かりませんが、移民政策を巡る政策論争に「猫」が利用されたことに誰もがいい思いはしていないでしょう。

特にレスキューに力を入れているメンバーの心情を穏やかではないはずです。

【デマや陰謀論に〝同調〟する人々にも大きな責任】

この話に限ったことではありませんが、必ずデマや陰謀論に〝同調〟したり〝加担〟したりする人がいるのも大きな問題です。

トランプ氏支持を表明しているイーロン・マスク氏がXに、「どうやら、ペットの猫が食べられているようだ」と同調するコメントを書き込んでいるとの報道もあります。

事実と、噂や虚偽やデマをしっかり区別できない人が増えれば増えるほど民主主義は損なわれ、組織や団体の健全さは失われるわけですが、それはTICA Asia East Regionという小さな小さな組織もまた同じであることを全Regionメンバーが胸に刻まねばならないと言えます。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月15日 (日)

「MC/SB/NF セミナー」ご参加のみなさんありがとうございました…

昨夜は、TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)主催の「MC/SB/NF Breed Seminar」にご参加いただいたみなさまにおかれましては誠にありがとうございました。

MC、SBについては実績あるブリーダーでもあるJudgeさんにも参加いただくことができ、特にSBについては大変貴重なお話をうかがうことができました。

NFのブリード実績のあるJudgeさんが参加されなかったことは残念ですが、次回10月19日(土)のPart 2への参加を期待したいと思います。

昨夜はHEADの比較まで終え、次回Part 2は10月19日(土)にBODYの比較からスタートします。

MCのStandard変更についても改めておさらいする予定ですので、Part 1に参加できなかった(申し込みをされなかった)MCブリーダーのみなさんにおかれてはこの部分だけ集中的に聴くという参加の仕方も可能ですので、ご検討いただければ幸いです。Mc-sb-nf_20240910125601

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月14日 (土)

本日19:00~「MC/SB/NF セミナー」を開催、夕方まで参加申込受け付けています

本日19:00~、TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)主催で「MC/SB/NF Breed Seminar」Part 1を開催します。

いつものように参加費は無料、JudgeでなければならないとかTICAメンバーに限るといった参加制限も一切ありません。

17:00ぐらいまで参加申込を受け付けていますので、きょうの予定が変わって時間の都合が付くようでしたら見るだけでも聞くだけでも構いませんので、のぞいてみてもらえればと思います。
Mc-sb-nf_20240910111801
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり6.57人でした。前の週に比べ25.5%減りました。

東京都の9月2~8日の感染報告者数は1医療機関当た4.80人で前の週に比べ0.2%増えています。

2024年9月13日 (金)

明日「MC/SB/NF セミナー」、Standardの知識と重要性を伝承できれば…

〝反ACT〟でも〝アンチ屋和田〟のみなさんでも、申し込みを受け付けないということはありませんので、気軽に参加していただければと思っています。

これまでのセミナーやスクールもそうですが、TICAのRulesやStandardの「知識」を的確に理解し、正しく解釈してもらうことを目標としており、参考資料においてそもそも「アクト色」はありません。

「アクト式和訳」と銘打ったものはあっても、あくまで和英併記でしかありませんが、それもこれも〝我田引水〟で都合良く訳したり解釈したりする余地をできるだけなくすために和英併記が欠かせないとの判断からです。

きのう、このブログの最後に「ブリードの枠を超え、クラブの垣根を取り払い、ショー会場ではなかなか聞けない事柄も含め、活発に意見交換していただければと願っています」と書きましたが、ブリーダー仲間も「知識」も囲い込むような狭量なことをせず、多くの人が交流・共有してこそ意味を持ち、組織全体が活性化し、健全な発展につながります。

ブリーダーが〝子ブリーダー〟やオーナーさんに適切なStandardの知識と重要性を伝え、その〝輪〟が広がり、流れが未来につながっていくことを願っています。

Mc-sb-nf_20240910111201
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の9月2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり4.02で前の週に比べ10.1%減りました。

名古屋市の9月2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり5.90で前の週に比べ9.8%減りました。

福岡市の9月2~8日の感染報告者数は医療機関当たり2.80人で前の週に比べ21.1%減りました。

北海道の9月2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり8.26人で前の週に比べ14.3%減りました。

2024年9月12日 (木)

明後日「MC/SB/NF セミナー」、参考資料の文責はTICA Japan TDAにあります

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)では9月14日(土)と10月19日(土)にMC/SB/NF Breed Seminarを開催しますが、 参考資料の作成に関する責任は全てTICA Japan TDAにあります。

間違いのみならず、Standardにおける和訳の仕方などで「もっとこうしたほうが分かりやすい」といったことがあればどしどしご指摘いただければと思っています。

TICA Japan TDAのセミナーは一方的に何かを押し付けるものではなく、今後の勉強のきっかけを提供するものであり、参加されたみなさんから様々な意見や考えをお寄せいただき、さらにみなさんに役立つ資料づくりにつなげられればという狙いもあります。

ブリードの枠を超え、クラブの垣根を取り払い、ショー会場ではなかなか聞けない事柄も含め、活発に意見交換していただければと願っています。
Mc-sb-nf_20240910110901
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月11日 (水)

9月14日(土)MC/SB/NF セミナー:④学んだつもりにならぬよう…

老婆心ながら敢えてアドバイスするとするなら--

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)のSeminarは豊富な資料を背景に講師の方に解説していただいていますが、あくまでさらに深く学ぶための〝きっかけ〟に過ぎないということです。

Standardの和訳、解釈の説明、解説等も、右から左に受け入れてしまうのではなく、それぞれのブリーダー/オーナーが自分の中でよく咀嚼して、何が疑問や不明点があれば指摘してもらえればと思っています。

Standardの的確な理解と正しい解釈が本当に身に付くか否かは、その後の自分次第であり、セミナーの参加はあくまで〝きっかけ〟に過ぎないのです。

さらに自分で調べ、確認することを徹底し、自問自答を繰り返すことを通じてしか身に付くものではありません。

自分勝手な解釈で間違ったブリーディングを続け、恥ずかしいトラブルを起こさないためにも、真摯にStandardやRuleに向き合い、学ぶ姿勢を身に付けてほしいと思います。

学んだつもりで終わりにならないことを願ってやみません。
Mc-sb-nf_20240903121101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月10日 (火)

9月14日(土)MC/SB/NF セミナー:学びの本質「敵を知り己を知れば…」の教訓を生かす③TICAのショーに出陳する「矜持」

米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされています!

TICA Asia East Regionを見渡すと、どうも「己を知れば…」のところすらおぼつかないブリーダーやオーナーが多くいて、それがベテラン勢も例外でないという悲惨な状況であるのは残念なことです。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)で様々なBreed Seminarを開催してきていますが、いずれにおいても①Standardを原文で良く理解する、②他の猫種との比較を通じてさらに深く理解する--ことを共通テーマに掲げています。

こうした不断の地道な努力の積み重ねがあれば、自分の猫種のPENALIZE対象など熟知し、PANEALIZE対象のある猫を繁殖に使ったり、堂々と出陳し続けたりすることもないはずですが、そうはなっていません。

もちろん、猫界には〝売り専〟ブリーダーもいるわけで、Standardに無頓着でも仕方ないわけですが、TICAという国際団体の看板を背負い、TICAのショーに出す以上、それなりの矜持があってほしいものだと思います。

「不断の地道な努力の積み重ね」と書きましたが、その第1歩はStandardを読み込むことであり、的確に理解し、正しく解釈することにあります。

TICA Japan TDAのBreed Seminarは〝自己流〟や〝独善的解釈〟〝詭弁を弄したPENALIZE回付〟〝我田引水〟に陥ることのないよう、Standard原文に則して的確に理解し、正しい解釈ができるようにしているつもりです。

「学び方」はこうあるべき--というところも学んでほしいと思います。
Mc-sb-nf_20240903120201
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 9日 (月)

9月14日(土)MC/SB/NF セミナー:学びの本質「敵を知り己を知れば…」の教訓を生かす②Standard変更の影響は?

米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされています!

TICA Asia East Regionを見渡すと、どうも「己を知れば…」のところすらおぼつかないブリーダーやオーナーが多くいて、それがベテラン勢も例外でないという悲惨な状況であるのは残念なことです。

MC/MCPのStandardが大幅に変更されたわけですが、TICA Asia East Regionメンバーにおいてはどこまで浸透し、定着しているでしょうか?

当該ブリーダー/オーナーにおいては定着していても、長毛種でライバルとなるSBやNFブリーダー/オーナーにおいても「敵を知り…」ということで、しっかり頭に入っているでしょうか。

ABリングで戦うことになる短毛種のブリーダー/オーナーはどうでしょうか?

私自身はここのところショーにはご無沙汰しているので、その辺の実情が分かりませんが、講師の方には必要に応じて改めて解説していただくことも検討してもらっています。

傍から見ると、「あれだけ大幅な変更だとブリーダーもジャッジも大変ではないかしら…」と思ってしまいますが、案外、すんなり受け入れられて特段の審査上の問題もないのかもしれません。

ただ、TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)で様々なBreed Seminarを開催してきてお分かりのように、Standardが詳しくなればなるほど、その猫種における理想に近付ける記述が多くなればなるほど、審査は厳しくなり、他の猫種との競争において不利になる傾向が顕著になります。

今回のセミナーではそうした点についてもどうなのか分かればいいかなと思っています。
Mc-sb-nf_20240903115801
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 8日 (日)

9月14日(土)MC/SB/NF セミナー:学びの本質「敵を知り己を知れば…」の教訓を生かす①さらに深く〝識る〟ために

米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされています!

孫子の中に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という教訓があり、TICA Asia East Regionの多くのメンバーも知っているかと思いますが、この後に続く言葉もご存知でしょうか。

彼れを知りて己を知れば、百戦して殆うからず。
彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし。

冒頭の有名な一文は一行目であり、その後に「敵を知らないで自分たち味方だけを知っていれば勝ったり負けたりし、敵を知らず自分たち味方のことも知らないのでは戦うたびに必ず危険になる」といった意味です。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)では9月14日(土)と10月19日(土)にMC/SB/NF Breed Seminarを開催しますが、 MC/SB/NFの各ブリーダー/オーナーにとっては「己を知り」かつ「ライバル猫種を知る」機会ですし、短毛種のブリーダー/オーナーにとってはABリングにおいて長毛種と戦う上で、まさに「敵を知る」ということにつながります。

猫の審査が「絶対評価」であれば、唯我独尊的で構いませんが、「相対評価」である以上、冒頭の孫子の言葉は極めて大切であるということになります。

今回のセミナーはサブタイトルとして「比較を通じてさらに深く〝識る〟」を掲げましたが、その狙いは孫子の言葉と通じるものがあることがお分かりでしょう。

ぜひとも深く〝識る〟きっかけとして活用していただきたいと思います。
Photo_20240903113301
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 7日 (土)

TICA Asia East Regionに「北朝鮮」は含まれません!!

何度同じことを指摘すればいいのでしょうか?

なぜいまなお同じ間違いが繰り返えされるのでしょうか?

米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされたわけですが、「Find A Club / Our Regions」のページにあるAsia East Regionのところを見ると、確かに構成国の文字ベースでは「Japan, South Korea」となっていますが、地図をよく見ると「日本」「韓国」「北朝鮮」が青く塗り潰されています。
Photo_20240905125001
Photo_20240905130301
小さい
地図なんだからどうでもいい…ということなのでしょうか?

それともTICAにおいてはもはや「北朝鮮」は存在せず、「韓国」に統一されたという認識なのでしょうか?

一方、TICA Asia East Region Directorも同じような認識でいるのでしょうか?

この記載の仕方と地図からは、「韓国」の領土は「北朝鮮」まで含まれ、「北朝鮮」という国家は存在しないと受け止められても仕方ありません。

国際団体でありながらこうした極めて重大な間違いを繰り返し犯すのは言語道断であり、その国際感覚を疑います。

きのうも指摘しましたが、Asia East Region Directorはチェックしなかったのでしょうか?(あるいは米TICA本部がRegion Directorのチェックを経ずに勝手にアップしてしまったのでしょうか?)

小さな趣味の団体のHPだから許されると思っているなら、余りに稚拙でお粗末な認識と言わざるを得ません。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の8月26日~9月1日の感染報告者数は1医療機関当たり8.80人でした。前の週に比べ3.5%りました。

東京都の8月26日~9月1日の感染報告者数は1医療機関当た4.79人で前の週に比べ32.0%りました。

2024年9月 6日 (金)

どうして「Japan」と「South Korea」は外された??

Tica_20240905111901
米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされたことは昨日、お伝えしました。

トップページの上に並ぶタグの右端にある「FIND A BREEDER」をクリックすると分かりますが、Locationのところに「Japan」がありません。

「China」「Hong Kong」はありますから、TICA Asia West Regionの国・地域は入っているわけですが、「Japan」と「South Korea」はないのです。

TICA Asia East Regionの構成国だけ外されていることになりますが、どうしてこういうことになったのか全く理解に苦しみます。

韓国のTICAメンバー/Breederも悲しんでいるのではないでしょうか。

もしかすると他にも抜けている国・地域があるのかもしれませんが、特に「Japan」はTICAにおいて長きにわたる活動歴があるわけですから、除外されるのはいかがなものかと思います。

TICA Asia East Region Directorはアップされる前にしっかりチェックしなかったのでしょうか?

それともTICA本部の方で、各Region Directorのチェックを経ないまま勝手にアップしてしまったということなのでしょうか?

Board Memeberのあずかり知らない間にアップされてしまうなど普通は考えられないのですが…
Photo_20240905121301
Photo_20240905121302
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の8月26日~9月1日の感染報告者数は1医療機関当たり4.47で前の週に比べ15.5%減りました。

名古屋市の8月26日~9月1日の感染報告者数は1医療機関当たり6.54で前の週に比べ25.6%減りました。

福岡市の8月26日~9月1日の感染報告者数は医療機関当たり3.55人で前の週に比べ42.4%減りました。

北海道の8月26日~9月1日の感染報告者数は1医療機関当たり9.64人で前の週に比べ15.4%減りました。

2024年9月 5日 (木)

米TICA本部サイト、全面リニューアル!!

TICA Asia East Region公式サイトでどうして「お知らせ」のひとつも出ていないのかよく分かりませんが、米TICA本部サイトが全面的にリニューアルされました。

とりあえず、探しにくい項目について直接アクセスする場合のリンクを張っておきます。

Breed Standards

TICA Board Meeting(AgendaやMinutes)

TICAの常設Committees

各Breed Committee

各種RulesやProgram(By-LawsやShow Rules等

◆UCD(Uniform Color Descriptions & Glossary of Terms)
Tica_20240905111901
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 4日 (水)

TB/TBLのStandard変更について:新旧対照表

きのうも紹介したように、TB/TBLのStandard変更はTICA Annual Board Meetingにおいて可決しました。

変更点の詳しい解説は改めて後日しようと思っていますが、とりあえず削除・追加が分かる変更案をアップしておきます。
Tb-standarda
Tb-standardb
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 3日 (火)

TICA Annual Board Meeting ルール改正案ポイント解説⑱New Breedの昇格等:TB/TBL、HG/HGS、Caracat

今回のAnnual Board MeetingではNew Breedに関するStandard変更や昇格等が諮られました。

◆Standard変更:TB/TBL(◎可決しました)

◆Championshipへの昇格:HG/HGS(◎可決しました)

◆Registration Only(RO)への昇格:Caracat(祖先はカラカル)(×否決されました)

Breed
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 2日 (月)

TICA Annual Board Meeting ルール改正案ポイント解説⑰Judgeの「説明責任」

◆Add Show Rule 216.15 (Judge Accountability) - Yawata

世界的にどうかは分かりませんから、もしかしたらTICA Asia East Region(あるいはTICA Japan)において特有の事象かもしれませんが、審査の依怙贔屓や差別、〝出来レース〟疑惑が根強くあり、なかなか払拭も一掃もできません。

かなり多くの要因がからむ複合的なものだと私は考えていますが、そのひとつとしてJudgeがしっかりと「説明責任」を果たしていないことが挙げられるのではないかと思っています。

もしかすると、「何を偉そうなことを言っているのよ!」「しっかり説明しているわよ!」といった激しい反発やバッシングを受けるかもしれませんが、私が主に念頭に置いているのは、PENALIZE対象のある猫の扱いやコメント、さらにPENALIZEとPanaltyの区別をしっかり付けていることが分かる扱いやコメントに関してです。

このブログでも取り上げ、TICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)でセミナーも開催したように、BGにおけるPENALIZE対象である「Locket」が見過ごされたり見て見ぬふりをされたりしたケースがありました。

一般の出陳者にしてみれば、「Locket」であるのかないのか、「Locket」でないならどうして「Locket」でないと言えるのか、PENALIZE対象の〝欠陥〟があってもどうしてファイナルに残り、BESTや2nd BESTを取れるのか--などいくつもの疑問や疑惑が沸き上がるわけです。

別に、どの猫がどうこうではなく、あくまで一般論としてでも「Penalty対象はそれなりに減点して審査しています」とか、「PENALIZE対象の〝欠陥〟がある猫はその他がどれだけ優れていてもファイナルから外しました」--といった「説明」は欠かせず、そうした「説明責任」を果たす必要があるだろうと私は考えています。
Photo_20240829101701
※この改正案は否決されました。
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年9月 1日 (日)

TICA Annual Board Meeting ルール改正案ポイント解説⑰Judgeによるコメント

◆Add Show Rule 215.8 (Disagreeable Comments) - Yawata

このブログでも取り上げましたが、審査中の猫に対するJudgeによる何気ないコメントでも出陳者が傷付いたり、気に病んだり、時に大きな反発を招くことがあるわけです。

Judge個人のモラルや性格の問題--と言ってしまえば元も子もありませんが、やはりTICA Show Rulesのひとつとして明記し、同じようなことが繰り返さないようにすべきでしょう。

世間を賑わした「トド」発言も、そうした延長線上にあるかと思いますが、言った本人は貶すつもりも貶めるつもりもなかったかもしれず、「愛着を持ってのコメントだった」といった擁護の声も一部にはありましたが、世間の反発は強く、謝罪に追い込まれました。

不注意な発言、不適切な発言--といろいろな言い方が出来ますが、猫界においてもJudgeは自らのコメントに関し、最大限の配慮と細心の注意が欠かせないと言えるでしょう。

たとえルール化できなくても(しなくていいと判断されたとしても)、Judgeは胸に刻みつけてほしいと思います。
Photo_20240829095901
※この改正案は否決されました。
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

無料ブログはココログ