TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑯「皆様の声」を届けている?
「ルールの変更は難しいものですが、如何なるプロポーザルでもアジアイーストリジョンの皆様の声を届ける所存でおります」ーー。
現TICA Asia East Region Directorは選挙の際の「所信表明」でこんなことを書いていましたが、任期前半の1年半で、現AE Region Directorが独自に提出した改正案はないようです。
【「皆様の声」がないのか?聞こえないだけか?】
Asia East Regionメンバーから、ルール改正の声が上がらないからなのか、声はあるけれど聞こえないからなのかは分かりません。
どこかの政党は「小さな声を、聴く力」を打ち出し、「『小さな声』の中にある大切なものを、けっして見逃さない」と強調していました。
「暮らしの現場に飛び込み、人々の海に分け入って、『小さな声』に耳を傾ける」とも言っているようですが、その必要性は小さな趣味の世界も同じでしょう。
【メンバーの小さな声を聴く地味な作業は?】
「聴く力」がなければ聞こえて来ず、メンバーの〝海〟に分け入り、「耳を傾け」なければ、「皆様の声」が聞こえて来るはずがありません。
件の政党は「地道な作業の積み重ねで」「小さな声を大きな改革へと結びつけてきた」、「これからも」「『小さな声を聴く力』をいっそう研ぎ澄ませてまいります」と語っていますが、小さな趣味の世界のDirectorの任期前半の活動を見る限り、「地道な作業の積み重ね」もなければ、「『小さな声を聴く力』をいっそう研ぎ澄ませる」こともしてないように映ります。
これでは「ルールの変更は難しいものです」以前のやる気の問題であると言わざるを得ません。
【「明るく楽しい」TICAのためのルール改正の必要性】
そもそもルール改正はRegionメンバーの声がなければ出来ないというものではありません。
本人に問題意識があり、本当に心から「多くの猫好きの皆様がより楽しく、幸せを感じられるような取り組みを見出し」たいと思っているなら、いくらでも必要な改正案が頭に浮かぶはずです。
誰かの提案に賛否を表明するだけの〝楽〟をしようとせず、自ら汗をかいて改正案を作り、「明るく楽しい」TICAのために、苦労を買って出ることこそ求められていると言えます。

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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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