「答え合わせ」をするようなセミナーやスクールなんて…
たまたま今回は「答え合わせ」をするようなClerk更新テストではありませんが、7日のブログでも書いたように、TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)で計画している「Clerking School」は、「答え合わせ」をするようなことはしません。
【さらに高いレベルのClerkを目指して自らを磨く】
〝魚の釣り方〟を伝授するとともに、さらに高いレベルのClerkを目指して知識とスキルを磨き、自己研鑽を積んでもらうきっかけづくりを目指しています。
ですから、「これで合ってますよね」「合ってますね」「良かった、良かった…」「はい、終わり!」といった安易で短絡的なものにはなりません。
一過性で終わらせず、応用が利くようでなければ、更新テストはクリアできても、必ずどこかで恥をかくようなミスやトラブルを起こしかねないことは、この1年半の間に起きたいくつかの〝不祥事〟を振り返るまでもないでしょう。
【解釈力や理解力、判断・判定能力の向上に力】
TICA Japan TDAのこれまでのBreed Seminar然り、「Locket」Seminar然りーーまさにStandardsやRulesの解釈力や理解力、判断・判定能力の向上に力を入れており、その場しのぎの知識や知恵を授けるものではないのです。
そのことは今回の「Clerking School」も全く同じです。
今回のClerk更新テストに関しては、出題者の意図も先取りし、出題者を唸らせる〝回答〟を参加したみなさんに書いてほしいと勝手に期待しています。
【昭和的な価値観や感覚から抜け出せない?】
他のRegionでも、毎年、JudgeやCkerkが更新テストの「答え合わせ」をした上で提出しているのかどうか私は知りませんが、日本だけのような気がしています。
日本のムラ社会の〝因習〟のようなものを引き摺り、その長が「まずはみんなで集まって『答え合わせ』をしましょう」と音頭を取っているのかもしれません。
あるいは令和の時代に入ってなお、昭和的な価値観や感覚から抜け出せず、「みんなで渡りましょう」とか「みんなで渡れば怖くない」とか思ってやっているなら、時代錯誤も甚だしいと思われても仕方ないでしょう。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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