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2024年6月 1日 (土)

あなたの「関心領域」はどこですか?

原題が「The Zone of Interest」ですから、邦題の「関心領域」はほぼ直訳と言っていいでしょう。

5月24日に封切られ、ネット上でも様々な解説がアップされていますから、猫界のメンバーも鑑賞とまではいかなくても、聞いたことぐらいはあるかもしれません。

アウシュビッツ強制収容所に隣接する場所で幸せに暮らす収容所所長と家族の物語--。

ある映画評で「壁の向こう側に閉じ込められた人々がどんな目に遭おうと、関心事はもっぱら自分たちのこと」と書いてあったことからも、テーマは誰の目にも明らかでしょう。
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【猫界において「関心事はもっぱら」自分の猫の成績?】

猫界において出陳者の「関心事はもっぱら」自分の猫の成績のことであり、どこでどんな不正を行おうが、不正が行われていようが、「お構いなし」という光景はいくつも思い浮かぶのではないでしょうか。

つい最近まで、話題に上っていたBGの「Locket」問題も、その根底にあるのはTICAのRulesやStandardsを軽視し、自分の猫の成績だけに執着したところにあった…と見られても仕方がない側面もありそうです。

「『ホロコースト』と猫界を結び付けるとは何を考えているの!」「TICAから追い出してやるわ!!」「今度こそ徹底的に潰してやるわよ!!!」などと、安直な考えで短絡的に両者を結び付けるメンバーは怒髪天を衝く勢いで憤慨するかもしれませんが、「関心領域」というひとつの軸で切り取ればそこに横たわる構造的な〝共通点〟が分かるのではないでしょうか。

【ショー会場内でも普通に存在した〝関心領域〟】

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TDA)が1~2月にかけて開催したキャットショー/ブリーディングビギナーのための「How & What to Do」セミナーに参加したメンバーは覚えているかと思いますが、TICA Asia時代には実に露骨で悍ましい虐めや嫌がらせが〝公然〟と行われていました。

ショー会場内に居た人々は、まさに今回の映画で言えば、ある出陳者がどれだけ凄まじい差別を受けようが、無関心で(無関心を装い)ショーをエンジョイしていたわけです。

そうした組織風土は今も脈々と受け継がれ、だからこそ起こるはずのない(起こるべきではない)BGの「Locket」問題という恥ずかしい事態(真摯にTICAのRulesやStandard、UCDを勉強していれば起きるはずのないことでした)が起きてしまったと思わずにはいられません。

【あらゆる立場のメンバーに問う「関心領域」の妥当性】

クラブ代表であれば、その「関心領域」が自分のクラブとクラブ員だけだったとしたら…。

Judgeであれば、その「関心領域」が「先生と呼ばれたい」という虚栄心と自己保身だけだったとしたら…。

ブリーダーであれば、その「関心領域」が単に子猫が売れさえすればいいだけだったとしたら…。

オーナーであれば、その「関心領域」がBESTを取り、少しでもランキング上位を狙うことだけだったとしたら…。

多くのメンバーはそうでないにしても、猫界に限った話ではなく、ナチス政権で強制収容所の所長を務めるナチス親衛隊将校と同じような感覚を持った人々が少なからず現代にいても何の不思議もないことがよく分かります。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の5月20~26日の感染報告者数は1医療機関当たり3.35人でした。前の週に比べ2.1%増えています。3週連続で増えています。

東京都の5月20~26日の感染報告者数は1医療機関当たり2.97人で前の週に比べ6.8%増えています。

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