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2024年6月

2024年6月30日 (日)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑬SNSを活用した発信強化は?

「SNSの発信強化 ボードセミナーの報告、ミートザブリードshowcaseへの展開など」ーー。

現TICA Asia East Region Directorは「所信表明」でこんなことも打ち出していましたが、任期前半の1年半で、どれだけ実現できたらでしょうか?

【どんなSNSを使って何を発信している?】

「SNSの発信強化」を謳う以上、「SNS」を使わなければウソになりますから、もしかしたら私の知らないところで、何らかの「SNS」を使って情報発信しているのかもしれません。

TICA Asia East RegionのFBがあり、Instagramがあり、TICA Asia East RegionのLINEのグループがあるのかもしれませんが、少なくとも私にもアクトにも参加の呼びかけはありません。

「明るく楽しい」Region運営から外されているだけなのかもしれませんが…。

【「ボードセミナーの報告」って何のこと?】

「ボードセミナーの報告」もどこでどのようにしているのか全く分かりません。

そもそもBoard Meetingの報告すら満足にしておらず、恰も一般のRegionメンバーは「知る必要なんてない」とでも言いたげな感じがするのは私だけでしょうか。

TICAにおいて本当に「ボードセミナー」なるものがあったのであれば、〝公約〟を破ることなく、しっかり情報発信してほしいと思います。

【ミートザブリードshowcaseへの展開はどうなった?】

「ミートザブリードshowcaseへの展開など」というのも、分かるようでよく分かりません。

TICAにおいて「ミートザブリード」のイベントがあったなら? あるいは「showcase」があったなら? それともそれらへの「展開など」などの動きぐあったなら、Regionメンバーにもいち早く知らせます…ということなのでしょうか?

それともそうした「展開」があったら、その報告をSNSを通じて情報発信します…ということなのか。

いずれにしても言葉だけが宙を空疎に舞うような感じで、まるで訳が分からないと言わざるを得ません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月29日 (土)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑫Judgeを育成する知識とスキルはある?

現TICA Asia East Region Directorは選挙の際の「所信表明」で、「ジャッジングプログラムへの参加を希望する人々のフォローアップをします」なんて書いていましたが、その〝志は良し〟としても、本当にフォローアップできる知識と能力を持ち合わせているのでしょうか?

正直言って私は大いなる疑問を抱かざるを得ません。

【BGの「Locket」を見落とすJudgeがフォローアップ?】

アンチアクト派のメンバーにしてみれば、BGの「Locket」の見分けが付かず、判断できないことも、「枝葉末節」であり「重箱の隅」であり、「揚げ足取り」に含まれるのかもしれません。

しかし、BGはTICAの登録数で「猫種別トップ3」に入る代表的な猫であり、BGにおいては喉元の「Locket」は最も出やすい場所のひとつで、PENALIZEの対象であることを考え合わせれば、「見逃すなんてあり得ない!」部類の極めて重要な審査ポイントです。

確かにJudgeの資質・能力と、Directorの資質・能力は別であり、Judgeとしての資質・能力に欠けていたとしても、Directorとしての要領と才覚で、「フォローアップ」は可能かもしれません。

【Judgeの〝粗製濫造〟は断じて許してはならない】

ですが、今のTICA Asia East Regionの惨状からすれば、一定水準の資質と能力のないメンバーが「ジャッジングプログラムへの参加を希望する」ことはあってならないでしょうし、同時にそれなりの資質と能力のないJudgeが安易に「フォローアップをします」と言うべきでもないでしょう。

まともな社会常識を身に付け、中立・公平・公正に審査できる健全な精神を持ち合わせたメンバーを見いだし、まともな社会常識を身に付け、中立・公平・公正に審査できるJudgeが「フォローアップする」ことが求められているはずです。

もし、忖度や〝出来レース〟を排し、差別や嫌がらせを無くし、中立・公平・公正な審査を望むのであれば、Judgeの〝粗製濫造〟は断じて許してはなりません。

【問われる〝フォローアップ〟の中身と具体策】

TICA Asiaではかねて〝カネ〟次第で、Judging Program入りのテストの代行や毎年の更新テストの代行が一部で行われ、Judging Program入りのテストの代行料は趣味の世界にしては常軌を逸していると驚くほど多額と言われてきました。

そうしたことも考えれば、「フォローアップ」は〝密室〟ではなく、広く公開し透明性の高い方法で行うべきと言えます。

TICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)はそのためのサイトでもあり、現Directorが本気で「ジャッジングプログラムへの参加を希望する人々のフォローアップをします」と考えているなら、ぜひ活用してもらえればと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の6月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり4.61人でした。前の週に比べ10.8%増えています。7週連続で増えています。

東京都の6月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり4.70人で前の週に比べ4.9%増えています。

2024年6月28日 (金)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑪クラーク育成策は〝落第点〟?

現TICA Asia East Region Directorは立候補にあたっての「所信表明」で、「クラーク、マスタークラーク及びジャッジの育成」を掲げ、「クラーク及びマスタークラークを育て、ジャッジングプログラムへの参加を希望する人々のフォローアップをします」と高らかに(?)〝謳い〟あげました。

【ルールに書いてある通りにできないお粗末さ?】

しかし、就任直後に「トランスファー」を巡るトラブルが起きたものの、TICA Board Memberとして(あるいはRegion Directorとして)の指導力を発揮して問題を収めるどころか、ジャッジ記録の〝改竄未遂〟事件まで自ら引き起こしたわけですから、「どの口が…」の典型的なケースでしょう。

しかも特別に混み入った難しい話ではなく、Show Rulesに書いてある「カラートランスファー」のことで、クラークも書いてある通りにすればいいのにそれすら出来なかったわけです。

この件の関係者は、Region Directorを筆頭にJudgeとベテランクラークを含め4〜5人おり、誰ひとりとして「Show Rule 216.6に書いてありますから、その通りにすればいいのではないですか?」と言わなかった(言えなかった)ようですからお話になりません。

【どうやってまともなクラークを育成できるか?】

こうした〝体たらく〟でどうやって「クラーク、マスタークラーク及びジャッジの育成」ができるというのでしょうかーー。

「穴があったら入りたい…」ぐらいの気持ちになりそうなものですが、結局のところ、この〝不祥事〟も有耶無耶になってしまったようですから、反省も何もなかったのかもしれません。

少なくとも任期前半の1年半を見る限り、「クラーク、マスタークラークの育成」という面では惨憺たるRegion運営であったと言えるのではないでしょうか。

【Region主催のクラーキングスクールの充実こそ】

先に取り上げた「セミナーの充実」とも関連してきますが、Region主催あるいはDirectorが音頭をとった「クラーキングスクール」はどうなってしまったのでしょう…。

私が知らないだけで、密かにクラーク育成、マスタークラーク育成をしているのかもしれませんが、ぜひとも同じ轍を踏まないようにしっかり教えてあげてほしいものです。

その前に自らのクラークの知識とスキルを再確認してみることをお勧めしておきます。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の6月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり3.29人で前の週に比べ6.1%増えています。

名古屋の6月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり5.20人で前の週に比べ22.1%増えています。

福岡市の6月17~23日の感染報告者数は医療機関当たり5.55人で前の週に比べ4.1%増えています。

北海道の6月17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり6.25人で前の週に比べ6.3%増えています。

2024年6月27日 (木)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑩〝ウソ〟を見抜けるようにならないと…

きのうのブログで、「何のために『学ぶ』のか」と疑問を提起したものの、その答えを書きませんでしたので、きょうのブログはそのことを綴ります。

【独善的/恣意的な主張や解釈の〝ウソ〟を見抜く】

ひとえに「不正」や「不公正」を排し、「依怙贔屓」や「差別」が行われないようにし、審査における「中立・公正・公平」を確立するためです。

きのうも指摘しましたが、RegionメンバーひとりひとりにおいてRulesやStandardsに〝疎い〟と、独善的であったり恣意的であったりする主張や解釈がまかり通ることになり、「不正」や「不公正」、「依怙贔屓」や「差別」の土壌が育まれます。

それを阻むには、ひとりひとりのメンバーがRulesやStandardsに熟知・精通し、独善的であったり恣意的であったりする主張や解釈の〝ウソ〟を見抜く必要があるのです。

【「知識」だけなく正しい「解釈力」を身に付ける必要性】

「知識」は「知る」+「識る」で成り立っていますが、「知識」を身に付けるだけでいいわけではありません。

その「知識」をいかに使うかが問われ、そこには「解釈力」も求められます。

「セミナーの充実」とは、まさに「解釈力」も含めて「学ぶ」ことであり、独善的/恣意的な主張や解釈の〝ウソ〟を見抜くとともに、独善的/恣意的な主張や解釈をしない(許さない)ことも含みます。

【特定メンバーだけでなく誰もが「明るく楽しく」を目指して】

自らの立場の保身や自分の猫を有利に導くために独善的/恣意的な主張や解釈を押し通そうとするメンバーにとっては「学び」の場は迷惑なだけかもしれません。

しかし、長期的に見れば、真の意味での「学び」を通じて「不正」や「不公正」を排し、「依怙贔屓」や「差別」が行われないようにし、審査における「中立・公正・公平」が確立できれば、少なくとも今より多いメンバーが「明るく楽しく」活動でき、泣き寝入りするメンバーも排除されるメンバーもいなくなります。

その意味でセミナーを、本来の「学び」の場ではなく、〝我田引水〟や〝牽強付会〟の場として〝悪用〟してはならないということも、セミナー主催者は肝に銘じる必要があります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月26日 (水)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑨「何のために学ぶのか?」がないと…

何のために「学ぶ」のか--。

何のために「セミナーの充実」が欠かせないのかーー。

この大前提を疎かにする限り、中身の濃いセミナーなど無理ですし、「セミナーの充実」などあり得ず、掛け声倒れに終わるでしょう。

【何のために「学ぶ」のかよく分からないリジョン運営】

「ディレクター選挙立候補にあたり」と題した当時の「所信表明」を改めて読み返しましたが、何のために「セミナーの充実」が必要なのか(=何のために「学ぶ」のか)、よく分かりませんでした。

「セミナーの充実」は「TICA for Fabulous Feline, Fun, Friendship - 実現に向けて」のひとつとして並んでいましたから、現TICA Asia East Region Directorの頭の中では因果関係が成り立っているのかもしれません。

「明るく楽しいアジアイーストリジョンを目指します」とも謳っていましたから、そのために「セミナーの充実」が欠かせないと考えたのかもしれませんが、本当にそのためなのかどうき今ひとつ疑問です。

【RulesやStandardsを学ばないからこそ成り立つ?】

この1年半を振り返って感じるのは、(逆説的ですが)、「学ばない」ことによって「明るく楽しいアジアイーストリジョン」を実現し、ひいては恰も「TICA for Fabulous Feline, Fun, Friendship」を成り立たせているかのようであることです。

RulesやStanadardsに〝疎い〟からこそ、特定のメンバーだけによる「明るく楽しいアジアイーストリジョン」が実現したことは、先日、大きな問題になったBGの「Locket」事件からも分かるかと思います。

「学ばず」「学ぼうとしない」からこそ、BGの「Locket」を見逃し/見過ごす審査がまかり通り、オーナーも出陳し続けたわけです。

Judgeのみならず、オーナー/ブリーダーも含めて、「学び」や「学ぶ姿勢」がTICA Asia時代から隅々まで浸透し、徹底されていれば起こり得なかった〝不祥事〟と言っても過言ではありません。

【RulesやStandardsに〝疎い〟メンバーが多いほど…】

依怙贔屓や差別で結束し、〝甘い汁〟の恩恵に授かる特定のRegionメンバーにしてみれば、「Locket」セミナーなど「何てことをしてくれたのよ!」「余計なことばかりして!!」といったところであり、私やアクトを蛇蝎のごとく忌み嫌うメンバーはさらにその思いを強めたかと思います。

RulesやStanadardsに〝疎い〟メンバーが多ければ多いほど、独善的で恣意的な判断や主観が入り込む余地が大きくなり、特定のRegionメンバーにしてみれば好都合というわけです。

もちろん、その先頭に立つのは現TICA Asia East Region Directorであり、そのことは件のBGの審査結果のアーカイブを確認してもです。

今回はかろうじて自浄作用が働きました(自浄作用を働かせたJudgeさんがいました)が、自浄作用を働かさせず、RulesやStanadardsに〝疎い〟メンバーのままにしておくことこそ〝我が世の春〟的なメンバーにしてみれば、「セミナーの充実」を掲げてもそれは形だけの〝お題目〟に過ぎないことが分かるというものです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月25日 (火)

【重要なお知らせ】グルーミングセミナーの連絡先はアクトではありません!

【8月24日グルーミングセミナーの連絡先は間違いです】

8月24日(土)に名古屋で開かれる予定の「グルーミングセミナー」の「連絡先」が、TICA ASIA EAST REGIN CAT SHOW CALENDARの印刷物において私の名前が記載され、連絡先メールアドレスがアクトキャットクラブになっていますが、これは間違いです。

私やアクトだけでなく、本来の主催者にも迷惑がかかりますし、参加希望者も混乱しかねません。

Region DirectorからもRegion Officeからも、まだ何の連絡も入っていませんが、速やかに「訂正」していただきたいと思います。

【7月20日「オンラインセミナー」→「クラーキングスクール」】

7月20日(土)のところに「オンラインセミナー」と記載がありますが、これは「クラーキングスクール」の誤りですので、併せて訂正しておきます。

これらのスケジュールの印刷物がいつからこのような形で配布されたか定かではありませんが、少なくとも次回のショーからは「訂正」版を載せていただきたいと思う次第です。
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※「TICA Asia East Region Directorの〝通信簿〟」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月24日 (月)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑧セミナー開催、「言うは易く行うは難し」…

「セミナーの充実」とぶち上げるのは簡単ですが、実際に中身の濃いセミナーを開催するのは〝至難の業〟です。

「〇〇〇系ツールを利用して」なんていうのも「言うは易く行うは難し」であることはいまさら強調するまでもないでしょう。

【単なる〝集まり〟に毛の生えたような当時のセミナー】

現TICA Asia East Region Directorは「ディレクター選挙立候補補にあたり」と題した「所信表明」で、TICA Asia時代を振り返り「頻繁に勉強会を行い、意見を交換し、ブリードやルールの勉強をしていました」と書いていましたから、脳裏にあるのは当時の勉強会の風景なのかもしれません。

私自身もいろいろ参加してきたわけですが、全てではないにしても、当時の「勉強会」の多くは単なるお茶飲み話の〝集まり〟に毛の生えたようなもので、大概の資料(翻訳物も含めて)は〝お粗末〟なものでした。

仮にお茶飲み話の〝集まり〟を「セミナー」と捉えたとしても、実に中身の薄いセミナーが多かった印象は否めません。

【Directorのチェック機能が問われるRegion主催セミナー】

Region Director自身が講師を務める必要はないにしても、中身の濃いセミナーを開催するには「どうすれば中身の濃いセミナーになるか?」をDirector自身がしっかり分かっていなければなりません。

資料は十分為になり、役立つものであるかどうか--

翻訳物の和訳は適切であるかどうか--

RulesやStandardsの解釈に誤導するような間違いはないかーー

Region主催でセミナーを開くのであれば、Region Directorのチェック機能が厳しく問われることになるのは言うまでもありません。

【ITスキルにおいてDirectorのアドバイス能力も問われる】

「〇〇〇系ツール」についても同じです。

Region Director自身がそれなりのITスキルを持ち合わせていなければ、「これはこうした方がいい」とか「こんな機能を使うのはどうかしら?」といったアドバイスもできません。

私は現状、Web会議系ツールで十分だと思っていますが、もし現TICA Asia East Region Directorが本当に「SNS系のツールを利用して、誰もが気軽に参加できるセミナーを充実させていきます」ということであるなら、その実例を見せてもらい、私もその可能性について学ばせていただきたいと思っています。

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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月23日 (日)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑦「セミナーの充実」は??

現TICA Asia East Region Directorは〝選挙公約〟で、「TICA for Fabulous Feline, Fun, Friendship - 実現に向けて」の方策として、「セミナーの充実 SNS系のツールを利用して、誰もが気軽に参加できるセミナーを充実させていきます」とぶち上げました。

【「セミナーの充実」の〝公約〟はほぼ反故?】

しかし、就任後1年半が経過するのに、Region Director主導によるセミナーはこれといってなく、「セミナーの充実」という〝公約〟はほぼ反故にされています。

ある意味、こうした〝悲惨〟な状況になることも想定して、私はTICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)を立ち上げたわけですが、まさか想定通りになってしまうとは、私も正直驚いています。

RegionはRegionで〝公約〟通りにセミナーを充実し、一方で各クラブやメンバーが自助努力とアイデアで独自のセミナーを開催することを通じて切磋琢磨できればいいと思っていましたが、現Region Directorは〝他力本願〟というか〝おんぶにだっこ〟状態でも全く気にならないようです。

【なぜ「SNS系のツール」利用のセミナー?】

それにしても今なお不思議なのは「SNS系のツールを利用して、誰もが気軽に参加できるセミナー」というくだりです。

具体的にどのSNSのどんな機能を使おうとしていた(している)のか私には皆目検討が付かず、なぜWeb会議ツールではダメなのかも全く理解できません。

現にTICA Japan TDAでは、SNS系ツールではなく、Web会議ツールの「Zoom」で実績を積み上げているわけです。

【「誰もが気軽に参加できるセミナー」の具体策は?】

もちろん、現TICA Asia East Region Directorが〝公約〟通りに「SNS系のツールを利用して、誰もが気軽に参加できるセミナー」を充実させれば、TICA Japan TDAのようにZoomを使ったオンラインセミナーと併せてメンバーの選択肢の幅が広がることも確かです。

もしかすると、任期前半はシステム構築などで試行や準備に時間をかけていて、任期後半に一挙にSNS系ツール利用した新しいセミナーを続々と開催するのかもしれません。

いずれにしてもこの〝公約〟はTICA Japanのメンバーにとって恩恵と影響が大きいこともあり、〝公約〟を反故にして知らぬ存ぜぬを貫くことだけは断じてあってはならないでしょう。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月22日 (土)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑥「お役立ち資料」は本当に役立っている?

何でもそうですが、「メンテナンス」は後手後手に回りがちになっていまいますが、それはある意味、仕方ないかもしれません。

しかし、放置したままというのでは、サイト管理者だけでなく、トップの責任も問われるでしょう。

【前任が作ったもので現Directorは〝知らん顔〟?】

TICA Asia East Region公式サイトには「お役立ち資料」と題したページがありますが、どうやらメンテナンスは全く行き届いていないようです。

現Directorにしてみれば、前Director時代に作ったものであって「私は知りません…」ということなのかもしれませんが、サイトとして引き継いでいるからにはそれなりの管理責任は免れないでしょう。

メンテナンスが後回しになっていると言っても、就任から1年半経とうとしているわけですから、最新の情報を提供すべきです。

【3~4年前以上のルールやプログラムではもはや役立たない】

◆各Breed情報 Championship/HHP/ANB/PNB 間違った情報が載った訂正前のものです。

◆Registration Rule ← これはVersion B 23-Dec-2021であり、現在はVersion A 21-Feb-2024です。

◆Show Rule ← これはVersion B. 11/11/2019であり、現在はVersion B 1-May-2024です。

◆Standing Rules – Version G – 23-Dec-2021 ← 現在はVersion C 13-June-2024です。

◆By-Laws Version E 20-Dec-21 ← 現在はVersion C 13-June-2024です。

◆TICA Judging Program Version B 23-May-21 (1) ← 現在はVersion A 14-June-2024です。

TICAは以前にも増してRulesやProgramsなどの改正が頻繁に行われており、どんどん変わっています。

もし、こうした変化にDirectorが付いて行けていないのであれば由々しき問題と言えます。

【「動物愛護法」関連情報も古いまま放置??】

前Directorは「動物愛護法」に関心があって、動物愛護法改正(2022年6月1日施行)のリンクも掲載していましたが、これも当時のままであり、アップデートはされていません。

現Directorが「動物愛護」に関心も興味もないのであれば仕方ありませんが、そうでないならRegion運営の継続性の観点からもしっかり最新情報を載せるようにすべきでしょう。

選挙の際に「情報共有を促進」なんて書いていましたが、これで「促進」していると言えるのかどうか、反省すべきは反省してほしいと思います。
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※いずれも2024年6月21日時点
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の6月10~16日の感染報告者数は1医療機関当たり4.16人でした。前の週に比べ4.3%増えています。6週連続で増えています。

東京都の6月10~16日の感染報告者数は1医療機関当たり4.48人で前の週に比べ10.8%増えています。

2024年6月21日 (金)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟⑤役立つStandardの和訳のあり方は?

現TICA Asia East Region DirectorがStandardを〝軽視〟している疑念(少なくともRegion公式サイトで変更の「お知らせ」すら載せない)は、SR/SRLのStandard変更後の和訳を「Printed by TICA Asia East Region」として広く情報提供せず、Judgeにだけ配ったことからも見て取れるでしょう。

【印刷しただけで内容については〝知らぬ存ぜぬ〟?】

「Printed by TICA Asia East Region」とすることで、「印刷しただけですから、和訳が適切で正しいかどうか知りませんよ」と言わんばかりであり、無責任極まりないと言わざるを得ません。

おそらく「印刷しただけ」だから、現Directorとしては和訳が適切で正しいかどうか精査などしなかったのではないでしょうか。

こうしたことを長年しているから、前シーズンのようなBGの「Locket」を判断できないJudgeが〝多発〟し、世界にその恥をさらしてしまうとしか私には思えません。(※疑問を持つJudgeさんがいたからこそ自浄作用を働かせられることができて良かったですが…)

【〝違いが分かる〟Judgeだけに向けた和訳??】

今回の「Printed by TICA Asia East Region」の和訳は、どうやらStandard変更を受けてのようですが、配点の変更は分かるものの、これまでの記載内容と比べて何がどう変更されたかは分かりません。(変更後だけについて和訳してあるようです)

変更前のStandardが一字一句、頭に入っていることを前提にしているのかもしれませんが、本当にこれで役立つ和訳と言えるのか私は大いなる疑問を感じています。

どこがどう変わって、その意義はどこにあるのか--を分からずして「Standardを理解した」とか「Standardに書いてあることを正しく解釈できる」と胸を張れるのでしょうか?

【和訳が〝完璧〟なら役立つ面はあると言えますが…】

翻訳者自身はかなり英語に自信を持っているのかもしれませんが、例えば「Balance」(配点は1ポイント)のところに書いてある「Good proportions」を「比例が良いこと」と訳されても、全く意味が分かりません。(※そもそも「比例」が「良い」とか「悪い」とか普通言わず、日本語能力にも疑問符が付きます)

もう少し英語力が試される部分で言えば、「Color」の項目に出てくる「Clear, intense colors preferred」の和訳はお世辞にも「さすが英語ができるわね」とは言い難いでしょう。

「Printed by TICA Asia East Region」版は「クリアではっきりとした色が好ましい」となっていて「intense」を「はっきりと」と和訳していますが、これでは審査の際に悪影響を及ぼしかねないお粗末な和訳と言わざるを得ません。

辞書を引けばそれこそ〝はっきり〟しますが、「intense」は「はっきりと」よりずっと強い語感を持ち、ある辞書には「(感知できるものの程度が)強烈な、激しい、非常に強い」と書いてあります。

こうしたStandardの和訳に基づいて審査されるSR/SRLは可哀想ですし、審査の公正性や公平性にも疑問を生じかねないと憂慮せざるを得ません。

※参考和訳(赤字は変更に伴う追加/取り消し線は削除/青いマーカーは特徴を際立たせるための重要な変更部分、緑のマーカーはPS Breed Groupとの違いを強調するための変更部分で、いずれもSR/SRL Breed Committee Chairによる)
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の6月10~16日の感染報告者数は1医療機関当たり3.10人で前の週に比べ30.3%増えています。

名古屋の6月10~16日の感染報告者数は1医療機関当たり4.26人で前の週に比べ6.0%減りました。

福岡市の6月10~16日の感染報告者数は医療機関当たり5.33人で前の週に比べ12.7%増えています。

北海道の6月10~16日の感染報告者数は1医療機関当たり6.25人で前の週に比べ6.3%減りました。

2024年6月20日 (木)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟④Standard変更はJudge以外知る必要なし?

17日のアクトのブログで書いたからか、もともと18日にアップする予定だったのか分かりませんが、TICA Board Meetingでの決定から3週間後も経って、ようやくTICA副会長人事の「お知らせ」がTICA Asia East Region公式サイトに載りました。

しかし、私だったら載せていたであろうこうした重要な情報が「お知らせ」として載っていない現状は、TICA Japanメンバーの「知る権利」を尊重しているとは到底言い難いと思わざるを得ません。

【Standard〝軽視〟と受け取られかねないRegionサイト】

その最たる例が、Standardの変更の「お知らせ」が全く〝無視〟されていることです。

恰もJudgeだけ知っていればいいかのような扱いですが、私はそうした扱いがいいことだとは思いません。

「ANBやPNBの動向や、日本のショーで全くエントリーされたことのない猫のStandard変更まで知らせるべきなのですか?」という疑問はごもっともだと思いますが、少なくとも日本のTICAショーでエントリーされている(あるいはエントリーの実績のある)猫の動向はRegion公式サイトで知らせるべきだと私は思っています。

【起きるはずのない〝不祥事〟が起きる背景を探ると…】

現Asia East Region Directorが2023年1月に就任して以降、このRegionで起きたトラブルや〝不祥事〟の背景にあるのは、ルール軽視やStandard軽視だろうというのが私の見解です。

Region DirectorがルールやStandardを重視するメンバーで、その動向に強い関心を持っていれば、ルールやStandardに〝疎い〟ということなどあり得ません。

前シーズンに起きたTICA全体から見てもとても恥ずかしい、BGの「Locket」を巡る問題も、ルールとStandard両方に跨がることから、常日頃からルールとStandard双方に強い関心を持って真摯に学んでいれば起きるはずがありませんでした。

【閉鎖的で活性化に背を向けたRegion運営?】

現Region Directorは選挙の際の「所信表明」で、「ややもすれば閉鎖的になりがちな環境を打開するため」「活性化したリジョンを運営するため」と書いていましたが、Region公式サイトの「お知らせ」を見る限り、「閉鎖的」な環境を温存・維持し、「活性化」に背を向けているとしか思えません。

「閉鎖的になりがちな環境を打開するため」には、世界のTICAで起きていること、変わりつつあることをタイムリーに伝え、Regionメンバーを啓発することが欠かせません。

「活性化したリジョンを運営するため」にも、世界のTICAで起きていること、変わりつつあることをタイムリーに伝え、Regionメンバーに新たな視点と刺激を与えることが欠かせないという自覚を、現Region Directorはしっかり持ってほしいと思います。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月19日 (水)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟③一般社会常識に則った和訳を

猫界における和訳の難しさはこのブログで何度も指摘してきました。

推敲に推敲を重ね、慎重に言葉を選んで和訳しないと、日本のTICAメンバーに誤解を与えかねないばかりか、猫界以外の一般の人たちから嘲笑の的になりかねないリスクを孕んでいるからです。

【「2023/Jan Meeting Agenda」の和訳の問題点…】

現DirectorになってからBoard Meetingの議案・議事録の和訳は1つしかアップされていませんので、とりあえずそれをもとにいくつか指摘します。

昨日もお伝えしたように、最後に「2022/12/25」と日付が記載されていますから、和訳の第一義的な責任は前Directorにあるのかもしれませんが、現TICA Asia East Region公式サイトのコンテンツのひとつとして掲載され、その時期が現Directorの任期に入ってからなので、現Directorにも掲載責任があると言えるかと思います。

少なくとも、もらった和訳を右から左にただアップするのではなく、自分で読み、チェックしてから掲載するのが責任感あるDirecorの仕事というものでしょう。

【「課す」「科す」の使い分け、「被告」「被告人」の違い】

2ページ目の「the penalties for a late judge’s book assessed」の和訳として「ジャッジブックの遅延に対する罰則が課される」と書いてありましたが、一般的な社会常識に照らせば「科される」としなければなりません。

3ページ目には「被告」や「被告人」といったおどろおどろしい言葉が出てきますが、そもそも「被告」は民事事件、「被告人」は刑事事件で使う言葉であり、これもまともな教育を受けてきた社会人なら一般常識の範囲でしょう。

TICAは小さな趣味の世界の民間団体に過ぎず、機械翻訳にかけたり直訳したりすると「被告」や「被告人」となるからといって、そのままRegion公式サイトに載せるのは配慮に欠けるにもほどがあります。

【改正の目的と趣旨を理解して和訳すべき部分の判断を】

社会常識に従えば、和訳すべき部分と省略(割愛)する部分の判断も欠かせないはずです。

その最たる例は「各種Standing Rulesの改正案(ジェンダー・ニュートラル)について」のところで、改正するのは「he/she」を「they」にしたり、「his/her」を「their」にしたりするところであって、その条項全ての和訳が必要なわけではありません。

しかも、このケースではジェンダー・ニュートラルに伴う英語の変更が和訳した時に影響するわけではないのです。

単になんでもかんでも和訳しておけばそれでいい的な安易で短絡的なやり方にしか思えないのです。

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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月18日 (火)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟②Broadの議案・議事録の和訳はどこに?

きのうの件とも密接に関連しますが、TICA Aisa East Regionメンバーへのタイムリーな情報提供という点ではTICA Asia East Region公式サイトの「BOAD MEETING MINUTES TICA役員会会議録」のページの〝お寒い〟状況も唖然とするほかありません。

【就任直後だけ掲載し、後は〝知らんぷり〟の無責任ぶり】

2023年1月の「Meeting Agenda」を最後に掲載が止まっています。

就任直後だけアップして、後は〝知らんぷり〟の無責任ぶりには言葉がありません。

「明るく楽しいアジアイーストリジョン」実現のためには必要ないと考えたのでしょうか…。

【「言葉の壁」を放置し「情報格差」対策も無策のまま?】

2022年秋の立候補補に当たっての「所信表明」では「言語の壁が大きくたちはだかります」「言語の違いによる情報格差も生じます」なんて訴えていただけに、〝公約〟破りも甚だしい限りです。

その時々でしっかり翻訳をしており、単に掲載していなかっただけかもしれませんが、そうならしっかり一挙掲載してほしいところです。

それとももともと翻訳など一切するつもりはない、いわば〝確信犯〟だったということなのでしょうか。

【もしかすると〝まるで何もしていない〟??】

実は2023年1月の「Meeting Agenda」を読み進めていくと、一番最後のページの右下に「2022/12/25」という記載があります。

これが事実ならこの翻訳は前Director時代のものであるということになり、現Directorは全く関わっていない(=就任してからまるで何もしていない)という疑惑が真実味を帯びます。

いずれにしても残り任期がまだあと1年半ありますから、ほったらかしのまま知らぬ存ぜぬという事態だけは避けてほしいと強く願います。

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2024年6月17日 (月)

TICA Asia East Directorの〝通信簿〟①TICA副会長の交代は知る必要なし?

通算で2期目の現TICA Asia East Region Directorの任期が折り返し地点に入りました。ここで前半の任期の〝通信簿〟を試みたいと思います。

【どうしてTICA副会長交代を掲載しないのか?】

最近の出来事で気になったことは、なぜTICA Asia East Region DirectorはTICA副会長が交代したことをAsia East Region公式サイトで知らせないのかということです。

知らせる必要がないと考えているとしか思えませんが、私にしてみれば全く以て信じられません。

副会長職は大したことない〝名誉職〟だと思っているのでしょうか?

副会長はTICA Asia East Regionとは全く関係がないと考えているのでしょうか?

【副会長の辞任を受け、Boardの投票で新たな副会長が就任】

今回の〝交代劇〟は些か事情があるものでした。

先の選挙で当選した副会長が個人的な事情もあって突如、辞任を表明し、後継副会長が指名された経緯がありました。

TICA Board Memberによる投票によってSouth America(SA)RegionのDirectorの Luiz Paulo Faccioli氏が副会長に就くことになりましたが、この投票にはAsia East Region Directorも賛成票を投じています。

【Directorとして知らせるべき/メンバーとして知るべきこと】

当然、その後、SA RegionのDirectorとして新たに Mariela Toriggia氏が就いたわけですが、他のRegion Directorの人事動向まで細かくTICA Asia East Region公式サイトで知らせるかどうかは議論の余地があるにしても、会長・副会長人事については知らせるべきであるというのが私の意見ですし、私がDirectorであれば経緯を含めて説明していました。

もしかするとTICA本部サイトを見れば分かるし、Asia East Regionメンバーはほとんどの人が閲覧しているであろうということで〝無視〟したとも考えられます。(※これらの情報は特別決議としてTICA本部サイトの「2024 Board Ballots」のページに掲載されています)

現TICA Asia East Region DirectorはTICA Board Memberとして「知らせるべきこと」の判断ができないばかりか、Regionメンバーが「知っておくべきこと」についての認識にも欠けていると思わざるを得ません。
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2024年6月16日 (日)

「SR/SRLセミナー」、ブリーダーさんの貴重な体験談も勉強になりました!

昨夜、TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)主催の「SR/SRLブリードセミナー」に参加されたメンバーのみなさまにおかれましてはおつかれさまでした。

膨大な参考資料の中からうまくポイントを選択し、メリハリつけて解説していただき、講師の方には感謝しております。

またブリーダーさんも参加され、遺伝学に基づくとても貴重かつ興味深い、ブリーディング上の体験談もうかがえて事務局側も大変勉強になりました。

こうした勉強会をオンラインで開催するからこそ学べる〝利点〟と言えるかもしれません。

次回は7月20日(土)にクラーキングスクールの開催を予定しています。

クラークのみなさん、クラークを目指しているメンバーの方々は参加していただければ幸いです。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月15日 (土)

「SR/SRLブリードセミナー」、本日夕方まで申し込み受付

きょうはセミナー内容(後半)の項目立てを紹介します。

夕方17:00まで申し込みを受け付けていますので、急に予定が空いたメンバーの方で興味があれば、まだ申し込みは間に合いますので参加していただければと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の6月3~9日の感染報告者数は1医療機関当たり3.99人でした。前の週に比べ13.4%増えています。5週連続で増えています。

東京都の6月3~9日の感染報告者数は1医療機関当たり4.07人で前の週に比べ20.8%増えています。

2024年6月14日 (金)

SR/SRL ブリードセミナー、明日19:00~20:30

明日15日(土)19:00~、TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)主催で「SR/SRLブリードセミナー」を開催します。

セミナー内容(前半)の主な項目建ては以下のようになっています。

興味のある内容があればその部分だけでも集中して参加することも可能ですので、全体を通して参加が難しい場合にはとりあえず申し込んでおくというのもひとつの方法かと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の6月3~9日の感染報告者数は1医療機関当たり2.38人で前の週に比べ8.7%増えています。

名古屋の6月3~9日の感染報告者数は1医療機関当たり4.53人で前の週に比べ33.2%増えています。

福岡市の6月3~9日の感染報告者数は医療機関当たり4.73人で前の週に比べ10.3%増えています。

北海道の6月3~9日の感染報告者数は1医療機関当たり6.67人で前の週に比べ23.3%増えています。

2024年6月13日 (木)

(和訳)Sphynx (SX) Standard変更とその理由及びTICA Rules Committeeの見解

5月23日(木)のブログではSphynx(SX)の Standard変更を簡単に紹介しましたが、変更理由や変更プロセスを含め、SX以外のブリーダーや一般のTICAメンバーにとっても今後の参考になる部分があり、改めて取り上げます。

変更をテキストスタイルで改めて確認すると、SXの従来のDQは「Any evidence of depilation, plucking, shaving or clipping or any other means of hair removal. Inability to handle(脱毛や毛をむしり取ったり、剃毛したり、トリミングしたり、またはその他の手段による脱毛の証拠。ハンドリングできない)」というものでしたが、これに新たに「The appearance of any form of structural mutation, including, but not limited to, curled ears, folded ears, any form of bobtail, short legs (achondroplasia), polydactal(耳のカール、折れ耳、あらゆる形態のボブテール、短足(軟骨無形成症)、多指症などを含むがこれらに限定されない、あらゆる形態の構造的突然変異)」が加えられました。

提案理由(和訳)は以下のようなものでした。
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新しい出陳者、ブリーダー、一般の人々はいくつかの構造的変異(structural mutations)を持つこれらの混合猫種(mixed breed)が TICA のチャンピオンシップクラスに出陳できないことを知らないことがよくあります。こうした混乱はしばしばTICA が登録機関(Registry)であり、あらゆるペアリング(の猫)を登録するという事実によって引き起こされます。それは複雑な問題(complex issue)であり、一般の人たちは理解するのに苦労しています。今回の変更により、これらの変異のミックス(these mutation mixes)はSXにおいてチャンピオンシップクラスでは認められないということがが明確(explicitly clear)になります。
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これに対するTICA Rules Commiitteeの見解(和訳)は以下です。(抜粋)
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Rules Commiitteeの一部のメンバーはこれらは既にTICAのルールにおいてカバーされており、こうした変更は冗長(redundant)であると感じました。しかしながら、これを以て変更を拒否するには十分とは考えられませんでした。 Breed Committeeの提案理由はこの(変更内容)をStandardに加えることでSX Breed Committeeの立場が明確になり、ルールに慣れていない人にも簡単に説明できるというものでした。また、TICA に馴染みのない人はこのテーマに関するルールを調べるより、むしろStandardを参照する可能性が高くなります。(というのも) "Structural Mutations"(構造突然変異)の仕組みを理解するのは(一般の人々にとって)簡単ではないからです。
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※なお、人に関する遺伝学用語は先般改訂されており、これを機に改めて紹介しておきます。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月12日 (水)

(和訳)RD/CB Standard 変更部分と参考アイカラーチャート

5月23日(木)のブログでRD Breed Group(RD & CB)のStandard変更を画像としてアップしましたが、テキストスタイルで変更部分の和訳を紹介します。

CATEGORY: RD – Pointed; CB – Mink, Sepia & Traditional

DIVISIONS: RD - Solid Point Division; Tortie Point Division; Tabby Point Division; Solid Point/white, Tortie Point/white, Tabby Point/white 
Divisions (mitted and bicolor patterns ONLY).
CB - Solid Division; Tortie Division; Tabby Division; Solid & White,Tortie & White, Tabby & White Divisions (mitted and bicolor patterns ONLY).

COLORS:
RD - All pointed colors.
CB – All Mink, Sepia & Traditional colors, except solid white

PERMISSIBLE OUTCROSSES: None

目:大きな楕円形(Large oval)。(両目は)水平に位置する; 適度に広く離れている。正しい形状(Shape)、大きさ(size)、配置(placement)に重点が置かれる必要がある。全てのアイカラーにおいて深い色合い(deeper tones)が好ましい/優先される(Preference given to)。
RD)- ブルー
(CB)- Mink :ブルーグリーンからグリーンブルー (アクア)。
             Sepia: ゴールド、ゴールドグリーン (シャルトリューズ)またはグリーン
             Traditional:ブロンズ、カッパー、ゴールド、イエロー、グリーン、またはヘーゼル

COLOR/PATTERN:
SOLID POINT/SOLID DIVISION:
(RD) Pointed: 耳、マスク、脚、くるぶし、尾をより暗く、はっきりとした(well-defined)カラー(色合い)である。胸のよだれかけのように見える部分(Chest bib)と顎の部分の色は若干明るい場合がある。 
ボディは均一で明るい色で、シェーディングは最小限に限られる。カラーのソフトな陰影(Soft shadings)は許される。ボディカラーとポイントカラーのコントラストが際立っている(definite)。高齢の猫ではボディカラーが暗くても許される(Allow)。若い猫ではカラーが未発達でも許される(Allow)。
(CB) Mink: 均一で中程度の色合いのボディカラーで、Pointed部分においてコントラストが見られる。高齢の猫ではボディカラーが暗くても許されれる(Allow)。子猫や若い猫の場合、カラーが未発達でも許される(Allow)。
           Sepia: ボディカラーは四肢のカラーに近く、Pointed部分のコントラストはよりわずか(slighter)である。高齢の猫ではボディカラーが暗くても許される(Allow)。子猫や若い猫の場合、カラーが未発達でも許される(Allow)。
           Traditional:均一なSolidカラー。

一般的な説明: この猫種グループにおける理想的な猫は、優しい性格(sweet personality)の大型でセミロングの猫です。極端なところがなく(no extremes)、どの特徴も他を圧倒することのない(no one feature overpowering another.)バランスの取れた中庸なタイプ(moderate type)の猫です。この猫種は大きく重く成長しますが、成熟するのが遅く、完全な体重と大きさに達するには4年かかる場合がある。フルカラーになるのは3歳までかかる。筋肉質な猫で、下腹部の脂肪以外に脂肪がほとんどない。

WITHHOLD ALL AWARDS (WW)
全般:ドーム型(ドーム状)(ヘッドシェイプ)。
(RD) ブルー以外のアイカラー。
(CB)Mink - ブルーグリーンからグリーンブルー(アクア)以外のアイカラー
          Sepia - ゴールド、ゴールドグリーン(シャルトリューズ)またはグリーン以外のアイカラー。
          Traditional - ブロンズ、カッパー、ゴールド、イエロー、グリーンまたはヘーゼル以外のアイカラー。
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2024年6月11日 (火)

(和訳)RD Breed Group(RD & CB)の提案に対するRules Committeeの見解

きのうの続きになりますが、RD Breed Group(RD & CB)の提案に対するRules Committeeの見解の和訳もアップしておきます。

これを読むと、RD以外のTICAメンバーも、そのプロセス的な背景もある程度分かり、「そうだったのね…」とか「そういうこともあったのね…」と大いに勉強になるかと思います。

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TICA Rules Committeeは「チェルビム(Cherubim)」をチャンピオンシップクラスに昇格させるための「New Traits」の申請及びRagdoll/Cherubim Breed Groupの創設に関し審査しました。(今回の申請は)Registration Rule 33.9.2(※下記参照)に定められた基準を満たしています。最後のセクションの注記を参照してください。Boardはまた、昇格を決定する前にTICA Genetics Committeeに助言を求めるとともに、RDセクションの投票で肯定的な結果が得られたかどうかも確認する必要があります(Registration Rule 33.9.2.6の求めに応じて)。猫種名「チェルビム(Cherubim)」の使用についてはさらなる議論が必要であり、その問題点は以下に記載されています。この猫種の以前の申請と同様に、Boardはまず、改訂されたStandard (2025年5月1日付で発効) を承認するかどうかを投票する必要があります。承認されれば、両方の猫種をチャンピオンシップステータスとするBreed Gropuを創設するための2回目の動議が提出されるはずです(これも2025年5月1日付で発効)。

「チェルビム(Cherubim)」という猫種名の使用について
 中心的な問題は、猫種名としての「チェルビム(Cherubim)」の使用であり、これはTICAの猫種名に「デザイナー名」を付けないという現在の長年の方針に反するです。 TICA の現在のルールにはこのポリシーを定義するものは何もありません。Breed Groupのコンセプトと新しい名前はRDコミュニティ内の長年にわたる分裂を解消するための妥協案を表しています。これは数年前にMCとMCPで成功裏に使われたアプローチと同様です。

TICA Rules Committeeが「チェルビム(Cherubim)」という名称を「ラグドール」を含む名前に置き換えるよう主張しても、意見が対立するどちらの側も満足しないでしょう。実際、提案者は「チェルビム(Cherubim)」が受け入れられない場合は申請を取り下げたいと言っています。TICA Rules Committeeの委員長は、Boardで猫種名を「「チェルビム(Cherubim)」から変更することは、提案に対する重大な変更に当たるとみなしています。したがってこれまで通り、提案はさらなる作業を(進める)ために返送されるべきと考えます。正式な申請に先立つRDセクション内の非公式協議では「チェルビム(Cherubim)」という名称が問題とはみなされなかったことが分かりました。誰が(「問題ある」と)主張したかは不明です。
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Reg-3392
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2024年6月10日 (月)

(和訳)RD Breed Group(RD & CB)の提案理由

5月23日のブログで紹介したRD Breed Group(RD & CB)に関する続報です。

TICA Spring Board MeetingのAgenda(議案)に提案理由が載っていますが、冒頭、アイゼンハワー米大統領の名言で始まり、最後もこの名言を引用して締めくくられるという格調高い提案理由書であり、全てのTICAメンバーにとってとても参考になるかと思いますので、和訳をアップしておきます。

※第34代米大統領。Wikipediaによると、「最終階級は元帥。軍人としては連合国遠征軍最高司令官、アメリカ陸軍参謀総長、NATO軍最高司令官を歴任。モットーは『物腰は優雅に、行動は力強く』」

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「人々は道路の真ん中について、あたかもそれが受け入れられないかのように話します。実際、道徳を除いて全ての人間を巡る問題はグレーゾーンにあります。物事はすべて白黒付けられるわけではありません。妥協が必要となります。道路の真ん中は全て使用可能な路面なのです。極端な右と左は側溝です」--アイゼンハワー米大統領

ブルーアイを持つPointed(BEP)のRDブリーダーと、Mink、Sepia、SolidのRDブリーダーは、「New Traits」のRDをチャンピオンシップクラスに昇格させるための妥協点を見つけるために協力しています。現在のRDのStandardではブルーアイを持つPointed(BEP)だけが認められています。Mink、Sepia、Solidはチャンピオンシップクラスに参加できません。この提案者らはTICA Registration Rules及び関連するStanding Rules 31.4及び33.9に基づいて、Mink、Sepia及びSolidのRDついて別の猫種すなわちチェルビム(Cherubim)を創出するためのRD Breed Groupを確立しようとしています。Mink、Sepia及びSolidのRDがチャンピオンシップクラスに参加できるようにするためです。

アン・ベイカー氏はRDという猫種の創出者でした。 ブルーアイを持つPointed(BEP)のRDがアン ・ベイカー氏の最初の焦点でしたが、彼女は他のカテゴリーやブリーディングラインも手がけ、これらのラインにはすべてのカラーとパターンが含まれていました。アン・ベイカー氏が創り出した全てのブリーディングラインは「IRCAラグドール登録」において「Registrar of Cherubim Cats」という名称を記載しました。登録証がIRCA(The International Ragdoll Cat Association)からTICA に登録が移されたとき、全てのカラーの全ての猫が1つのBreed Group「ラグドール」として登録されました。したがって、猫種Groupの構造はRDとCBの関係を正しく反映しています。チェルビム(Cherubim)という猫種名は多くのRDセクションメンバーに広く受け入れられており、Mink、Sepia、SolidのRDの新しい猫種名として「チェルビム(Cherubim)」を使うことを提案します。

TICAのサイトには「TICAの強みはそのメンバー、ブリーダー、出陳者にあり、愛猫家はTICAに参加し、世界で最も進歩的な登録機関に加わるよう招かれています」 (www.TICA.org)。RD Sectionの合計1088 人のメンバーがTICA に参加しており、これらの人々もTICAが世界で最も進歩的な登録機関であると信じているからです。Mink、Solid、SepiaのRDブリーダーも信頼じており、これらのRDがチャンピオンシップクラスに昇格する時が来たのです。これによりこれらのRDブリーダーはは繁殖に際して明記されたStandardを持ち、自分たちのラインを示し、保存することができるようになります。現在までに、33の出陳者が「New Traits」をチャンピオンシップクラスに昇格させるための申請書を提出し、TICAに自分の猫を認めてもらうことを目的として、Solid、Mink、SepiaのRDを国際的なショーで見せてきました。これらのブリーダー/オーナーらはPointed、Mink、Sepia、Solidの分離と共存を可能にするBreed Groupの創設を提案しています。この譲歩はSolid、Mink、Sepiaに「チェルビム(Cherubim)」の名前を付けるよう求めるものとなっています。これらの譲歩は猫種セクションの投票を容易に通過させ、TICAサイト、ショー会場及びRD Breed GroupのBreed SeminardでStandardとして認められることを確実にするために行われます。全てのRDの起源の歴史と遺伝学的証拠を考慮すると、(現在のTICAにおけるショーの実態を見る限り)、その〝障壁〟が TICA創設の原則に沿っていないと見るのは合理的です。

これらのブリーダー/オーナーらは、Mink、Solid、Sepiaが(チャンピオンシップクラスで)ショーに出せるようになり、現行のTICA RD StandardがBreed Groupとして反映されるように修正されれば、多くの人に仲間(身内)意識が生まれ、最終的には出陳者(そして見学者)の数も増えるだろうと信じています。RDセクションのメンバーの増加は、2023年9月14日(会員951名)から2023年10月24日(会員1088名)までになっており、これは約1か月で13% 増えた計算になります。これらのブリーダー/オーナーらはこの多くは猫種グループに関する議論と、2023年10月17日にTICAトレンドに掲載された、チャンピオンシップクラスの「New Traits」ステータス申請のプロセスの結果として起こったと推測しています。Mink、Solid、SepiaのRDを繁殖するメンバーが、ショー会場でタイトルを獲得したり学習したりする可能性に対し、興奮を持って行動していることを示していると考えています。

あらゆる立場の代表者、ブリーダー、出陳者が協力して、公平な妥協案を決めました。私たちの非公式の意向調査に基づくと、猫種セクションの投票で多数決で可決される解決策は、ブルーアイを持つPointed(BEP)のRDを、Mink、Sepia、Solidの「チェルビム(Cherubim)」から分離するためのRD Breed Groupの創設です (72%が名前に応じて猫種グループをオープンにすることに賛成票を投じました)。これにより、Mink、Sepia、Solidの猫の子供たちでブルーアイを持つPointed(BEP) をRDとして登録し、(チャンピオンシップクラスで)ショーに出せるようになり、同時に「チェルビム(Cherubim)」(Mink、Sepia、Solid) の猫自体のチャンピオンシップクラスの資格も認められます。この改正案はRD Breed Group(RD/CB) の創設を達成し、Mink、Sepia、Solidの「チェルビム(Cherubim)」のチャンピオンシップクラスへの昇格を可能にするためのRD Standardに必要な変更を提案しています。RD Breed Groupはアイゼンハワー大統領の言葉を借りれば、私たちの「使用可能な路面」ということになります。
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2024年6月 9日 (日)

SR/SRL ブリードセミナー、登録ルールから紐解きます。

15日(土)19時から開催する、TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)の「SR/SRLブリードセミナー」では、SR/SRLの登録ルールから紐解きます。

Judgeであれば基本中の基本かと思いますが、「SR/SRLのカテゴリーは?」と聞かれて、瞬時に答えられる一般メンバーは少ないのではないでしょうか。

「登録面のルールはどうも苦手」というメンバーの方は復習の意味も込めて、SR/SRLを例に改めて確認してみるのもいいかもしれません。

また、ショーの審査において、JudgeはStandardに忠実に則って審査しなければならないことになっていますが(建前上は…)、意外にStandardを丹念に読まず、恣意的な拡大解釈で猫を評価するケースが少なくありません。

今回の「SR/SRLブリードセミナー」に参加すれば、そうした点も見抜ける知識を身に付けることができるかと思います。

せっかく一生懸命にStandardを勉強し、苦労に苦労を重ねて繁殖しても、Stabndardに書いていない(定めていない)ようなことを、Judgeの恣意的な主観で評価されては苦労が報われないというものです。

オーナー/ブリーダーが「それは違う!」と声を上げられるようにするためにも、Standardの勉強は欠かさないようにしたいところです。
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2024年6月 8日 (土)

「一石二鳥」ならぬ〝一石七鳥〟のブリードセミナー

TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)は来週15日(土)19:00~20:30の予定で、「SR/SRLブリードセミナー」を開催しますが、SR/SRLだけでなく、CR DR LP/LPSといったREX系、さらに古典的と言ってもいいかどうか分かりませんが、ASやPS/HI/ES BS/BLまで大まかに学べる、これまでにないカバー範囲の広いBreed Seminarになりますので、これを機に一挙に多くのBreedを学んでしまおうかしら…と思っておられるメンバーにはお得です。

というわけで、通常のBreed Seminarであれば、Standardの和訳2~3ページで終わってしまうかもしれませんが、今のところ参考資料だけで70ページ近くになってしまっています。

このほか、SR/SRL Breed Committee Char.の方から提供を受けた最新のSminar資料が10ページほどあり、和訳をスライド形式で紹介する予定にしています。

いつものように「参加費無料」、参加資格もありません。(Judgeに限定するわけでも、TICAメンバーに限るわけでもありません)
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全国の5月27~6月2日の感染報告者数は1医療機関当たり3.52人でした。前の週に比べ5.1%増えています。4週連続で増えています。

東京都の5月27~6月2日の感染報告者数は1医療機関当たり3.37人で前の週に比べ13.5%増えています。

2024年6月 7日 (金)

7月20日(土)に「クラーキングスクール」を開催

TICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)は7月20日(土)にオンライン方式による「クラーキングスクール」を開催します。

すでに今年の「TICA Licensed Ring/Master Clerk Recertification Test」を提出し終わっているメンバーも多いかもしれませんが、締め切りは7月末までなので、このスクールを受講した後でも10日前後の余裕があります。

「何をどう答えたらいいかしら?」と戸惑っているクラークさんがいれば、このスクールに参加し、その中で出た議論を踏まえて〝回答〟を考えてもいいかもしれません。

また、講師のジャッジさんからは、ジャッジさんの目から見て「もっとこうしたらどうかしら?」といったアドバイスを聞くほか、「こうした点は改善できないかしら」といった提案も聞ければと考えています。

一方、今回のようなテストではクラークさんの基礎知識・基礎実務の「学び」が疎かになるのではいかといった心配もあります。

そこで模擬演習を一緒に解きながら基礎知識・基礎実務を再確認していただけるようにもしたいと思っています。

これからクラークをしようかしら?というメンバーやクラーク初心者にとってはややハードルが高いかもしれませんが、「こんな学びの場が広がっているのね」と体験してみるのもいいかもしれません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

大阪府の5月27~6月2日の感染報告者数は1医療機関当たり2.19人で前の週に比べ3.9%減りました。

名古屋市の5月27~6月2日の感染報告者数は1医療機関当たり3.40人で前の週に比べ6.3%増えています。

福岡市の5月27~6月2日の感染報告者数は医療機関当たり4.29人で前の週に比べ14.4%増えています。

北海道の5月27~6月2日の感染報告者数は1医療機関当たり5.44人で前の週に比べ12.4%増えています。

2024年6月 6日 (木)

【重要】クラークテスト、〝回答〟の手引き㊦

きょうは特に「Q1」についての〝回答〟の手引きをお伝えします。

【Clerking Programを熟知しているかが問われる】

「Q1」は、クラークに入るにあたって(他のみんなに役立つような)「ヒント」や「工夫」「アドバイス」を5つ挙げてください、というものです。

Judgeをはじめ、Clerking Programを熟知しているクラークにとってはもはや指摘するまでもありませんが、Clerking Programの中には決まりや規定以外にも様々な助言的な記載があるわけです。

それを知らずに、書いてあるにも拘わらず、あたかも自分だけが気付いた「ヒント」や「工夫」「アドバイス」として〝回答〟すると、「このクラークはClerking Programを読んでいないのね」ということがバレバレになってしまいます。

言わずもがなですが、Clerking Programには書いていないことで、(他のみんなに役立つような)「ヒント」や「工夫」「アドバイス」を5つ挙げることが重要になります。

恥をかかないためにも、Clerking Programに書いてないことかどうか、提出前にチェックすることをお勧めします。

【〝回答〟しさえすればいい考えは捨てて…】

今回のテストは「正解」がなく、極論すれば〝回答〟しさえすれば合格ということになります。

TICA Asia East Regionには居てほしくありませんが、「〝回答〟しさえすればいいのよね」と今回の方式を逆手に取って、Clerking Programから「工夫」や「アドバイス」的なところを適当に選んで「コピペして終わり!ということだけは避けてほしいと思います。

もちろん、こうしたことができるのもClerking Programを読んでいる(読んだことがある)からであって、「全く読んだことがない」というクラークはやりたくてもできないとも言えます。

【改善提案も意識しつつ〝回答〟してほしい】

今回のテストは2つの質問でしたが、私はもう1つ重要な質問があると思っています。

それは「Q1」とも「Q2」とも関連しますが、「クラーキング実務をさらに円滑かつ質の高いものにするために改善すべき点を挙げてください」といった改善提案に関する質問です。

これを「Q3」として加えてボーナスポイントとし、仮に「Q1」と「Q2」でそれぞれ5つずつリストアップできなくても正答率を補えるようにすれば、正答率アップの面でも今後のためにも〝一石二鳥〟だったはずで残念に思っています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月 5日 (水)

【重要】クラークテスト、〝回答〟の手引き㊤

クラークのみなさんのお手元には「2024 TICA Licensed Ring/Master Clerk Recertification Test」が送られてきているかと思います。

FBでも「2問だけ?」みたいな投稿がありましたが、今回は2問だけです。

しかも、設問を読めば分かりますが、「解答」を送るというよりも〝回答〟を送るといった方がいい感じの内容です。

拍子抜けしたクラークもいれば、「なんて楽なの!ラッキー!!」と手放しで喜んでいるクラークもいるかと思いますが、「何をどう答えて送ろうかしら…」と困惑気味のクラーク向けにちょっとした手引きをアップしておきますので、参考にしてください。(※返送期限は60日後ですので、概ね7月末頃までに送ればいいかと思います)

【1項目=10点想定で、最低9項目は答える】

配点ウエイトは分かりませんが、90%以上の正解が求められていますから、(1項目当たり10点と仮定すると)Q1とQ2合わせて最低9項目は列挙して送ることが求められていると言えるでしょう。

ですが、設問を単に機械翻訳にかけ、その翻訳を真に受けて安易に列挙して送ることは避けてほしいところです。(※いい加減な内容でもとりあえず受け入れてくれるとは思いますが…)

「TICA Asia East Regionのクラークのレベルはこんな程度なの?」と思われないよう、質問の意味を良く理解した上で、誰が読んでも、誰に見せても恥ずかしくないものを送ってほしいと思います。

【Q1はみんなに「役立つ」「参考になる」視点を大切に】

Q1は「tip」という英単語が使われていて、一瞬「?」と感じたかもしれませんが(もちろん米国などで支払いの際に置く「チップ」ではなく/同じスペルですが)、この文脈では他のみんなに役立つような「ヒント」や「工夫」「アドバイス」を指します。

Clerking Administratorとしては「Knowlegde Manegement」を意識してクラーキング業務に関わる〝暗黙知〟を集めようとしているのかもしれません。

したがって、単に「自分にとって…」というより、「なるほど~!」といった感じで「みんなに役立つ」という視点を大切にした5項目を〝回答〟することが求められます。

【Q2は「内部通報」的な役割も担わせている?】

Q2は、機械翻訳にかけるとどんな和訳が出てくるか、翻訳エンジンによって微妙に異なるかもしれませんが、大切なのは単に自分が日ごろのクラーキング業務やクラーキングに関連する実務で感じる不満を並べたてればいいわけではないという点です。

「pet peeve」という聞き慣れない英語が出てきますが(少なくとも私は知りませんでした…)、これは言葉の背景というか語感として、「自分以外の人たちにとってはそうではないかもしれないけれど…」という意味合いを含む「不満」や「苛立ち」「腹立たしさ」などを指します。

Clerking Administratorがどこまで深い目的を込めてこのような質問を設けたのか分かりません。

単なるクラークの間で溜まっているかもしれない不満の「ガス抜き」効果を狙ったものかもしれませんし、不正等に関する「内部通報」的な役割を担わせたのかもしれません。

というわけで、Q2については〝回答〟するにあたって、不正等に関する「内部通報」的な役割を担わせることも可能であるという視点も念頭に置く必要があるということになります。

(注)ただし、仮に「内部通報」的なことをClerking Administratorに書き送った場合、TICAには「内部通報者」に対する保護制度が整っていないほか、そもそも今回のTestにおいて「守秘義務」の原則が記載されていないことから、漏れる可能性があることにも留意する必要があります。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月 4日 (火)

「Locket」の判定知識が身に付いたか〝腕試し〟のTEST

TICAのJudgeなら全問正解して当たり前でしょうし、一般TICAメンバーにおいても先日来のTICA Japan Members' Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)主催の「Locket」セミナーに参加されていた方なら簡単かもしれません。

TICA Asia East Regionで起きたBGの「Locket」を巡る問題は、TICAのJudgeを対象にした「Refresher Test」が全問正解であったとしても、再発防止に寄与するとは思えず、もっと別の視点・観点からのアプローチなくしては同じ問題が繰り返されると憂慮せざるを得ません。

そこで、TICA Japan TDAでは「Locket」セミナーの復習の意味も兼ねて〝テスト〟を用意しました。

ちなみにこの設問は全てTICAのRulesやStandardsに忠実に則った極めて初歩的/基礎的なものであり、TICAにおいてキャッテリー登録し、TICAのショーにBGをエントリーしている全てのTICA BGブリーダー/オーナーであるなら全問正解してほしいと思います。

設問のみ日本語で掲載します。(Q1~Q5はそれか1つを選択します)

Q1 次の猫種のうち、「Locket」がPENALIZEの対象でないのはどれですか?
 A. BG
 B. SV
 C. TG
 D. CU

Q2. 「Locket」の定義で正しいものものはどれですか?
 A. An area of white that extends beyond the unbroken necklace in a tabby shall be considered a locket.
 B. An area of white that extends beyond the first necklace in a traditional shall be considered a locket.
 C. An area of white that extends beyond the first necklace in a tabby shall be considered a locket.
 D. An area of white that extends beyond the lowest necklace in a tabby shall be considered a locket.

Q3. 次の猫種のうち、「distinct locket」がPENALIZEの対象となっているのはどれですか?
 A. TG
 B. BG
 C. MC
 D. MS

Q4. TICAにおける「Locket」の説明で正しいものはどれですか?
 A. Small distinct spot of white usually found in the chest, abdomen (belly), groin, or armpit areas.
 B. Shape of a "locket" is like a round or oval pendant shape.
 C. A white spot appearing at the tip of the tail is not considered a "locket".
 D. An area of white that extends beyond the distinct first necklace in a tabby shall be considered a locket.

Q5. BGにおける「Locket」の判定に関する説明で正しいものはどれですか?
 A. An area of white that extends beyond the lowest necklace shall be considered a locket in BG.
 B. An area of white that extends beyond the distinct first necklace shall be considered a locket in BG
 C. An area of white that extends beyond the chinstrap shall not be considered a locket in BG.
 D. No different from other cat breeds.

Q6. BGにおいてneck areaに何本かのneklacesがある場合、最もdistinciveなnecklaceをfirst necklaceとしてLocketがあるかないかを審査する--これは正しいですか?間違っていますか?
 True
 False
Locket-test1
Locket-test2
Loxket-test3
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月 3日 (月)

「この人はTICA Asia East Regionの敵」とマークされたら…

「『この人は社会の敵』とマークされたら、指をさされ責められる。疑わしきは罰せよの不寛容は、もはや世界的な傾向か」--。

きのうのブログで取り上げたドイツ映画「ありふれた教室」のある映画評には、冒頭こんな言葉が並びました。

【虐めと嫌がらせの憂き目に遭い〝陰謀論〟を撒き散らされ】

しかし、何も驚くことはありません。

身近な小さな趣味の世界でも、「この人はTICA Asia East Regionの敵」とマークされたら、後ろ指をさされ責められ、虐めと嫌がらせの憂き目に遭い、〝陰謀論〟を撒き散らされて徹底的に叩かれます。

この映画評には「『明日は我が身』のリアリティを感じ心がざわつく」とも書いていましたが、私にしてみれば「きのうの我が身」「現在の我が身」でもあり、「事実は映画よりも奇なり」と思ってしまいます。

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【子どもの虐めレベルの〝敵〟〝味方〟というお粗末さ】

「この人はTICA Asia East Regionの敵」とマークされたら…なんて言い換えてみましたが、本質はちょっと異なります。

「忖度」と「差別」「出来レース」で守られた「一部の仲間内の敵」とマークされたら…という話ですから、子どもの虐め・嫌がらせレベルです。

家族を持ち、子ども、孫、ひ孫がいる歳をして、この虐め・嫌がらせ体質ですから、言葉もありません。

【裁判官にも平気でウソを付く厚顔無恥さに唖然】

中には裁判官の同情を引こうとしてか、「もうTICAをやめますから…」なんて平気でウソを付き、今も堂々と活動を続けるメンバーも混じっていますから、何とも恐ろしい限りです。

「正義」が根付くはずもなく、〝陰謀論〟が真しやかに拡散し、「公平・公正・中立」が踏み躙られて当然かもしれません。

それでもこの世に生を受けた以上、小さな趣味の世界に〝巣喰う〟「忖度」や「差別」「出来レース」、執拗な虐め・嫌がらせがないようにするぐらいのことは、人としてしなければならないだろうと思っています。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月 2日 (日)

「ありふれた教室」≒「ありふれたキャットショー」

もうひとつ、猫界のメンバーはほとんど見向きもしない、あるいは決して見ようとしないような映画を紹介します。

これもかなり話題となり、様々な形で取り上げられていますから、よほど世間と隔絶した生活をしていない限り、邦題ぐらいは聞いたことがあるかもしれません。

ドイツ映画「ありふれた教室」です。(※見落としてしまいがちですが、主人公の先生の右目の下に縦書きで「先生(わたし)、おかしい?」という文字が入っています。

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【ありふれたキャットショーにもある〝正義〟と〝狂気〟】

映画評を読むと、「正義と狂気がせめぎあう、衝撃のサスペンス・スリラー」とか「社会の縮図である学校の〈不都合な真実〉を抉り出す脅威の問題作」なんて書いてありますから、それなりの内容であることは間違いないでしょう。(※まだ私は観ていません)

しかし、「学校」や「教室」に限らず、身近なキャットショーでも「不都合な真実」が存在し、不正を糾すべく「正義」と、不正を不正とも思わず「毒を喰らわば皿まで」的な「狂気」が混在していることに思い当たるメンバーはそれなりにいるはずです。

また、不正を糾すべく「正義」を追及するメンバーがいつの間にか、小さな趣味の世界の〝和〟を乱す人物として後ろ指をさされ、指弾され、激しいバッシングを受けるという構図も珍しくありません。

【「関心領域」が自分の利害打算だけしかないから…】

遠くから眺めれば「ありふれたショー」風景かもしれませんが、よくよく目を凝らしてみると、「忖度」とか「差別」とか「出来レース」とか腐った側面が垣間見られるかもしれません。

きのうとの関連で言えば、出陳者の「関心領域」が自分の利害打算にしかなければ、見えるはずの腐った部分は見えないというか、見えないからこそ反省なく突っ走ってしまうわけです。

ですが、世の中、そんなに甘くはなく、驕りたかぶり、無防備に何でもやりたい放題にしていると、思わぬところで足を掬われます。

【小さな趣味の世界に逃げ込てもTICAはそんなに甘くない】

「自業自得」と言ってしまえばそれだけの話なのですが、反省せず、誰かのせいにして決して改めないようとしないのも、こうした人たちの特徴です。

ちょっと外堀が冷めて、またやりたい放題し出せば、どれだけ「ありふれたショー」風景が戻って来ようが、いつかまた手痛く恥ずかしい〝失態〟を繰り返すでしょう。

「勉強したくない」「学びたくない」と駄々を捏ねて小さな趣味の世界に逃げ込んでも、そんなに甘い世界などそうはなく、少なくともTICAという国際団体では「学ぶ」ことや「識る」ことを蔑ろにするような〝我が儘〟は許されないということ自覚しなければなりませんし、私自身も自戒を込めて常に自らに言い聞かせるようにしています。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年6月 1日 (土)

あなたの「関心領域」はどこですか?

原題が「The Zone of Interest」ですから、邦題の「関心領域」はほぼ直訳と言っていいでしょう。

5月24日に封切られ、ネット上でも様々な解説がアップされていますから、猫界のメンバーも鑑賞とまではいかなくても、聞いたことぐらいはあるかもしれません。

アウシュビッツ強制収容所に隣接する場所で幸せに暮らす収容所所長と家族の物語--。

ある映画評で「壁の向こう側に閉じ込められた人々がどんな目に遭おうと、関心事はもっぱら自分たちのこと」と書いてあったことからも、テーマは誰の目にも明らかでしょう。
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【猫界において「関心事はもっぱら」自分の猫の成績?】

猫界において出陳者の「関心事はもっぱら」自分の猫の成績のことであり、どこでどんな不正を行おうが、不正が行われていようが、「お構いなし」という光景はいくつも思い浮かぶのではないでしょうか。

つい最近まで、話題に上っていたBGの「Locket」問題も、その根底にあるのはTICAのRulesやStandardsを軽視し、自分の猫の成績だけに執着したところにあった…と見られても仕方がない側面もありそうです。

「『ホロコースト』と猫界を結び付けるとは何を考えているの!」「TICAから追い出してやるわ!!」「今度こそ徹底的に潰してやるわよ!!!」などと、安直な考えで短絡的に両者を結び付けるメンバーは怒髪天を衝く勢いで憤慨するかもしれませんが、「関心領域」というひとつの軸で切り取ればそこに横たわる構造的な〝共通点〟が分かるのではないでしょうか。

【ショー会場内でも普通に存在した〝関心領域〟】

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TDA)が1~2月にかけて開催したキャットショー/ブリーディングビギナーのための「How & What to Do」セミナーに参加したメンバーは覚えているかと思いますが、TICA Asia時代には実に露骨で悍ましい虐めや嫌がらせが〝公然〟と行われていました。

ショー会場内に居た人々は、まさに今回の映画で言えば、ある出陳者がどれだけ凄まじい差別を受けようが、無関心で(無関心を装い)ショーをエンジョイしていたわけです。

そうした組織風土は今も脈々と受け継がれ、だからこそ起こるはずのない(起こるべきではない)BGの「Locket」問題という恥ずかしい事態(真摯にTICAのRulesやStandard、UCDを勉強していれば起きるはずのないことでした)が起きてしまったと思わずにはいられません。

【あらゆる立場のメンバーに問う「関心領域」の妥当性】

クラブ代表であれば、その「関心領域」が自分のクラブとクラブ員だけだったとしたら…。

Judgeであれば、その「関心領域」が「先生と呼ばれたい」という虚栄心と自己保身だけだったとしたら…。

ブリーダーであれば、その「関心領域」が単に子猫が売れさえすればいいだけだったとしたら…。

オーナーであれば、その「関心領域」がBESTを取り、少しでもランキング上位を狙うことだけだったとしたら…。

多くのメンバーはそうでないにしても、猫界に限った話ではなく、ナチス政権で強制収容所の所長を務めるナチス親衛隊将校と同じような感覚を持った人々が少なからず現代にいても何の不思議もないことがよく分かります。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の5月20~26日の感染報告者数は1医療機関当たり3.35人でした。前の週に比べ2.1%増えています。3週連続で増えています。

東京都の5月20~26日の感染報告者数は1医療機関当たり2.97人で前の週に比べ6.8%増えています。

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