恥をかかない為にも「学び」を大切に㊦資料の読み方/理解の仕方
TICA JAPAN Members’ Training & Development Acatdemy(TICA Japan TDA)のセミナーでは、資料づくりや説明の仕方に力を入れているわけですが、参加されるみなさんにおいて、正しい資料の読み方/理解の仕方ができなくては元も子もありません。
一般企業でもそうだと思いますが、プレゼンはビジネスの基本中の基本である一方、プレゼン資料の正しい読み方/理解の仕方もまともな社会人として基本中の基本と言えます。
【何について規定したものかを勘違いしてはならない】
TICAのRulesもStadardsもBreed Seminar資料も、まともな社会人としての正しい読み方/理解の仕方ができなければ恥をかきますし、周囲から笑われ、最後は誰からも相手にされなくなってしまいます。
Show Rulesでいえば、例えば「Article Nine – Responsibilities of Show Management」は「ショーマネジメントとしての責任」を規定した条項であり、次の「Article Ten - Responsibilities of Exhibitors」は「出陳者としての責任」を規定した条項であり、対象が明確に異なるわけです。
そうであるにもかかわらず、「Article Nine – Responsibilities of Show Management」のところに「出陳者としての責任」が書いてないとか触れていないとか言うのは愚の骨頂であり、「Article Ten - Responsibilities of Exhibitors」のところで「ショーマネジメントとしての責任」を云々するのはお門違いもいいところ…ということになります。
【説明対象以外を論って我田引水しようとするのは論外】
Breed Seminar資料について言えば、HEAD Shapeなら「ヘッドの輪郭」、EYEsなら「目」、EARsなら「耳」について画像を付けて説明しているわけです。
「ヘッドの輪郭」の説明ページの画像に対し、「Standardの記載に沿っていない目だ」とか「Standardに合わない耳」だというのは筋違いも甚だしく、正しい資料の読み方/理解の仕方を「まともにできない人…」というレッテルを貼られても仕方ないでしょう。
HEAD ShapeやProfileの説明のページに、DQやWW、PENALIZE対象の何かが仮に写り込んでいたとしても何の問題もなく、それを根拠らしき事情として「DQ」「WW」「PENALIZE」を論じるのは常識外れもいいところと言わざるを得ません。
【TICAが国際団体であるとの自覚に欠けてはならない】
小さな趣味の世界とはいえ、TICAは米欧アジア(それ以外の地域も)を網羅する国際団体であり、愛猫家と言っても弁護士もいればドクターの資格を持つ学者もいるわけです。
ビジネス常識の基本中の基本である正しい資料の読み方/理解の仕方ができないようでは恥ずかしいと言わざるを得ません。
そうした点もTICA Japan TDAのセミナーを通じてしっかり学んでいただきたいと思っています。
※「猫界の出来事から人生訓を学ぶ」「Online SR/SRLセミナー」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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