猫界の出来事から人生訓を学ぶ④「悪いプライド」「ちっぽけなプライド」
第4回はプライドにまつわる名言です。
Judgeでもブリーダーでもそれぞれにプライドを持っているかと思いますが、プライドには〝良い悪い〟があることを忘れてはなりません。
①「プライドには良いプライドと悪いプライドの2種類がある。良いプライドは自尊心を表し、悪いプライドはうぬぼれや高慢さを表す」(アメリカの作家、ジョン・C・マクスウェル)
②「愚者には思い上がりと高慢がつきものである」(ドイツの詩人、ヤコービ)
③「謙虚な姿勢を忘れない選手は伸びて行くが、ちっぽけなプライドは成長の妨げにしかならない」(野村克也)
自惚れや思い上がり、高慢なプライドを持っていると過去の蓄積や栄光に頼り、新たに「学ぶ」姿勢に欠けてしまいます。
おそらく野村克也さんは、そうした「自惚れや思い上がり、高慢なプライド」のことを「ちっぽけなプライド」と称したのだと思いますが、「成長の妨げにしかならない」というのは猫界の人間模様を思い返せば自ずと明らかでしょう。
「良いプライド」を持つJudge/ブリーダーは謙虚な姿勢を忘れず、だからこそ常に「学び」「識る」ことに熱心なのだと思います。
そして「学び」「識る」ことに熱心だからこそ、他の人が見過ごしてしまうようなことも疑問に感じ、確かめようとするわけです。
疑問に感じない、指摘されても素直に認められない、改められないというのは「自惚れや思い上がり、高慢なプライド」=「ちっぽけなプライド」に縛られているからであり、実に憐れと思わざるを得ません。
自分を憐れな存在に貶めないためにも、「学び」「識る」姿勢を失わないよう、私も心がけたいと思います。
※「Online SR/SRLセミナー」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
◆全国の4月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり3.22人でした。前の週に比べ11.5%減りました。12週連続で減っています。
◆東京都の4月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり2.39人で前の週に比べ13.7%減りました。
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