猫界も〝若き老害〟に要注意!!
Judgeや高齢のベテランTICAメンバーに対して「老害」なんて言ったり書いたりしようものなら、「敬意に欠ける!」と袋叩きさながらに激しい非難を浴び、何十人にも上る「共同申立人」名簿を添えて「プロテスト」を申し立てられるかもしれません。
しかし、それは「老害」なるものを極めて狭く捉える固定観念によるものであり、今や〝若き老害〟なるものも登場し、一般社会では話題になりつつあります。
【「硬直した考え方」のメンバーが「影響力を持ち」…】
「老害」の意味は、直訳すれば「老人による害」ですが、「害」の意味まで突き詰める必要があり、辞書的な「硬直した考え方の高齢者が影響力を持ち続け、組織の活力が失われること」「中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態」というところまで理解する必要があります。
つまり、「硬直した考え方」のメンバーが「影響力を持ち」「実権を握り」、「組織の活力が失われ」ているようであれば、その主体が若年でも中年でも〝老害〟と同じであり、それを〝若き老害〟と称するようになっているわけです。
小さな趣味の世界である猫界を見ても、「硬直した考え方」のメンバーが「影響力を持ち」「実権を握り」、「組織の活力が失われ」ている様子はみなさんも思い当たるところがあるのではないでしょうか。
【良識メンバーの善意を踏み躙り自分の利得を再優先?】
「Locket」セミナーで、「Locket」の基礎知識から具体例まで丁寧に分かりやすくビジュアルに解説したにもかかわらず、その猫種において重大/深刻な欠点としてPENALIZE対象になっている大きな「Locket」を持つ猫を出し続け、走らせ続けるのも「硬直した考え方」の〝為せる技〟と言えるでしょう。
確かにルール違反でないわけですから、「出し続け、走らせ続けて何が悪い!」「そういうPENALIZE対象の『Locket』猫をBESTや2nd BESTにするJudgeの方が問題だ!!」という〝理屈〟も成り立ちますが、その影響が本人だけでとどまるならまだしも、Regionや本部組織全体の信用や信頼、評価を揺るがすような〝大ごと〟になっているにも拘わらず、どこ吹く風で「我関せず」を貫く姿はまさに〝若き老害〟そのものに映ります。
物事を正しい方向に持っていこう、悪い面があれば是正しようというメンバーの善意を踏み躙り、自分だけの利害得失を優先する姿も〝若き老害〟の典型的な特徴と言えるのではないでしょうか。
【若くても心も精神も〝老害〟に蝕まれているメンバー】
人生100年時代を迎え、もはや身体的な年齢だけを以て「若年」や「中年」「高齢」と分ける時代は終わろうとしています。(※性別の区別も同様です)
自らを恥ずかしいとも思わず「過ちて改めざる」ようなメンバーは、たとえ歳は若くても心も精神も〝老害〟に蝕まれているのです。
若くても歳を取っても「考え方」こそが重要であり、反省すべきは反省し、老若男女を問わず「過ちを改むるに憚る事勿れ」を実践できるようなメンバーを増やさなければなりません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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