「Locket」に関連し、ルール改正する必要性②Director、JC Memberの責務と自覚
TICA Boardとしての判断は措くとして、きのうご紹介した改正案(削除案)に対し、TICA Asia East Region Directorはしっかりと自らの主張なり弁明なりをしてほしいと思います。
【Allbreed JudgeのBoard Member自身も理解してない】
▶Allbreed JudgeのBoard Member自身も理解できない(長年にわたりしていない)ような規定やルールは必要ないこと
▶説明されてなお理解できず、PENALIZE対象である「Locket」のあるBGをBESTや2nd BESTにし(※カウントが1~2頭でない場合でも)、TICAが定めた定義やルールを無視していること
▶TICA Asia East RegionはTICA Judging Committeeの〝監視〟の目が届かず、定義・ルール無視が蔓延し、 TICA Judging Committee Member以外のJudgeが疑問を提起し〝自浄作用〟を働かせねばならない〝お寒い〟状況に陥っていること
【DirectorがJudgeであるという意味を考えれば当然…】
DirectorがJudgeでないなら仕方ないかもしれませんが、TICA Asia East Regionでは「Judge資格を持つ候補にポチッと投票してほしい」といったキャンペーンが張られるぐらいであるにもかかわらず、この〝体たらく〟は理解に苦しみます。
本来ならJudgeであるDirectorが率先して「Locket」の正しい知識の普及に努め、間違った審査結果であればそれを正す責務があるはずですが、逆にあたかも差別や依怙贔屓を助長するかのような(一般の出陳者にはそう映る)審査をし続けているわけです。
その原因がTICAにおける「Locket」の定義そのものやルールにあるのであれば正すべきであるとの主張をすべきです。
【Judging Committee Memberも理解できない定義なら…】
一方、TICA Judging Committee Memberにおいてはそもそも、BGの「Locket」の判別すらできないようなJudgeがなるべきではないということになります。
TICA Judging Committee Memberでも理解できない、教えてもらってなお、正しい判断・判定・判別ができないということであれば、率直にそのことを他のJudging Committee Memberに打ち明けて自らの進退を仰ぐべきでしょう。
そうでないなら、TICAの定義やルールの方に問題があるわけですから、きのう紹介した改正案(削除案)に賛成するよう動くべきと言えます。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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