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2024年2月25日 (日)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑨HHPの審査で掛ける〝青リボン〟㊤

新しくClerkになるメンバー向けのClerking Schoolで教える基礎中の基礎のひとつに、HHP&HHPキツンのリボンの掛け方があります。

その中核は「HHPキツンはDivisionリボンを掛けない」というものであり、これを間違えるJudgeもClerkもいないかと思います。

【〝青いリボン〟は一体何?その正体は??】

しかし、HHP&HHPキツンともに掛ける〝青いリボン〟が何かを正しく理解しているメンバーは数えるほどしかいないかもしれません。

私の遠い記憶を辿っても、〝青いリボン〟を掛けるとしか習わず、その後も「この〝青いリボン〟は何ですか?」と改めて聞くこともありませんでした。

とは言え、新しくClerkになるメンバー向けのClerking Schoolであるなら、正しい知識を伝える必要があるでしょう。

【Best of ColorのBlueのフラットリボンではない!】

例えば、Clerking Schoolなどで説明する際に、「HHP&HHPキツンはBest of Colorの青いリボンを掛け、次にHHPだけDivisionリボンをかけます」と話したなら、それは間違いです。

Show Rules、Clerking Programのどちらを確認してもそんなことは書いてありません。

正しくは「a first place or merit award」なのです。

【〝青いリボン〟が何かを正確に教えること】

では、〝青いリボン〟は何なのでしょうか?

Clerking Schoolで教える際の模範解答としては、次のようなものが考えられます。

「HHP&HHPキツンの審査の際にはまず、『merit award』のリボンを掛けます。クラブによってはHHP向けに『merit award』のリボンを用意しておらず、その際は『first place award』のリボンとして〝青いリボン〟を代用します」--。

つまりTICA Asia East RegionではTICA Asia Region時代も含め、ずっと代用してきたということなのです。
Cp-hhp-010
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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