身近な趣味の世界でも駆け巡る「フェイクニュース」や「陰謀論」
今や日本のみならず、世界各地で「フェイクニュース」や「陰謀論」があちらこちらで駆け巡り、善良な人々を巻き込み、時として奈落の底に突き落としています。
しかも、こうした「フェイクニュース」や「陰謀論」は身近な趣味の世界でも〝闊歩〟しており、組織風土を腐らせる一因となっていることを忘れてはならないでしょう。
【私自身、そしてアクトは慣れっこになりましたが…】
単なる邪推や臆測であたかも事実であるかのように煽り騒ぎ立てるのは「フェイクニュース」の本質と言えるかもしれません。
また、何でもかんでも都合の悪いことが起こると、裏で私やアクトが糸を引いていると勘繰るのはまさに「陰謀論」そのものです。
この10年余り、これでもかというほど「フェイクニュース」や「陰謀論」に晒され、巻き込まれてきましたから、私もアクトクラブ員も慣れっこになりましたが、性懲りもなく「フェイクニュース」や「陰謀論」を愉しむメンバーがいるのには呆れ果ててしまいます。
【「火のない所」に火を付けてボヤを起こし回る人々】
「火のない所に煙は立たず」と良く言いますが、「フェイクニュース」や「陰謀論」は「火のない所」に火を付けてボヤを起こし、やれ火を起こしたとか、煙を立てたと、〝野次馬〟根性丸出しで喧伝し吹聴する人たちです。
傍からは「そんなことをして何が楽しいのかしら…」と思わざるを得ませんが、そうしたことしか楽しみがないのか、あるいはそうしたことこそ人生最大の愉悦と思う性格だからか、いずれにしても私には全く理解できません。
犯罪の世界では「刹那的」「享楽的」な犯行というものがあるそうですが、似たような精神構造なのでしょうか。
【今、話題の注目映画「哀れなるものたち」】
話は変わりますが、今、話題の注目映画に「哀れなるものたち」という作品があります。(※ヴェネチア国際映画祭で最高賞となる「金獅子賞」を受賞、アカデミー賞では11部門でノミネート)
「フェイクニュース」や「陰謀論」の標的となり、巻き込まれ、苛まれる人々を見て密かな愉しみにするような人がいるとするなら、それこそ〝哀れなるものたち〟(※この映画の主題とは関係なく、言葉の上でのだけです)と思わざるを得ません。
根拠なき邪推や臆測、妄想を頭の中で巡らせるエネルギーがあるなら、健全な組織風土の改善に向けて〝自浄作用〟を働かせるべく、建設的な行動を起こしてほしいと思ってしまいます。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
« 激しく拒否していないなら「同意」の〝時代錯誤〟 | トップページ | 「猫と遊ぶ」ではなく「猫で遊ぶ」という〝勘違い〟? »