「後から嫌な感情に襲われた」女性もいる…
週刊誌にとどまらず、今や「ダイヤモンド・オンライン」という経済誌でも例のお笑い芸人の週刊誌報道を巡るネタが出てくるわけですから、その広がりはかなりものものと言えるでしょう。
同時に、これまでもこのブログで取り上げてきましたが、「他山の石」とすべき事柄は多く、今回も取り上げたいと思います。
【「後から嫌な感情に襲われた」出陳者もいる…】
記事は2月22日に「ダイヤモンド・オンライン」にて配信された「松本人志問題で大議論!性行為後に『行為の意味を変える』ことはありなのか」というものです。
この記事の小見出しに、「その場の雰囲気で受け入れたが 『後から嫌な感情に襲われた』女性もいる」と書いてあったのが気になりました。
キャットショーの世界を振り返っても、その時はあまり気にならなかったことでも、「後から、あのJudgeのあのコメントはどうなのかしら…」と疑問が湧いてき来たり、嫌な気持ちになったことがしばしばあったからです。
【出陳者の心の奥底で〝わだかまり〟になるコメント】
その時は何気ない顔だったり笑顔で流したりしても、家に帰ってよくよくあの時の審査のあり方やJudgeのコメントが脳裏に浮かぶということはあるわけです。
2月7日のブログ(「猫の性格を論い、出陳者を不快にさせる発言は慎むべきだ」…)では時間軸で言えばその時々のことについて書いたわけですが、その時だけの問題でないことが分かってもらえるかと思います。
誰のどういったコメントが出陳者の心の奥底にわだかまりとなって〝沈殿〟するか分からないわけですから、そうした点も踏まえて慎重に言葉を選ばなければならないと言えます。
【「明るく楽しく」はJudgeの言葉選びで大きく変わる】
ちなみにくだんの週刊誌報道の出来事は「9年前」だったと言われています。
2月16日のブログ「『記憶するのはやられた側の人間です』……」を思い出していただきたいのですが、一度、わだかまりとして出陳者の心の奥底に残ればなかなか消えるものではありませんし、そうやすやすと癒えるものでもありません。
「明るく楽しく」するもしないも、Judgeの言動、コメントの言葉選びのあり方で大きく変わるということになります。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。