2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

リンク

« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »

2024年2月

2024年2月29日 (木)

「後から嫌な感情に襲われた」女性もいる…

週刊誌にとどまらず、今や「ダイヤモンド・オンライン」という経済誌でも例のお笑い芸人の週刊誌報道を巡るネタが出てくるわけですから、その広がりはかなりものものと言えるでしょう。

同時に、これまでもこのブログで取り上げてきましたが、「他山の石」とすべき事柄は多く、今回も取り上げたいと思います。

【「後から嫌な感情に襲われた」出陳者もいる…】

記事は2月22日に「ダイヤモンド・オンライン」にて配信された「松本人志問題で大議論!性行為後に『行為の意味を変える』ことはありなのか」というものです。

この記事の小見出しに、「その場の雰囲気で受け入れたが 『後から嫌な感情に襲われた』女性もいる」と書いてあったのが気になりました。

キャットショーの世界を振り返っても、その時はあまり気にならなかったことでも、「後から、あのJudgeのあのコメントはどうなのかしら…」と疑問が湧いてき来たり、嫌な気持ちになったことがしばしばあったからです。

【出陳者の心の奥底で〝わだかまり〟になるコメント】

その時は何気ない顔だったり笑顔で流したりしても、家に帰ってよくよくあの時の審査のあり方やJudgeのコメントが脳裏に浮かぶということはあるわけです。

2月7日のブログ(「猫の性格を論い、出陳者を不快にさせる発言は慎むべきだ」…)では時間軸で言えばその時々のことについて書いたわけですが、その時だけの問題でないことが分かってもらえるかと思います。

誰のどういったコメントが出陳者の心の奥底にわだかまりとなって〝沈殿〟するか分からないわけですから、そうした点も踏まえて慎重に言葉を選ばなければならないと言えます。

【「明るく楽しく」はJudgeの言葉選びで大きく変わる】

ちなみにくだんの週刊誌報道の出来事は「9年前」だったと言われています。

2月16日のブログ「『記憶するのはやられた側の人間です』……」を思い出していただきたいのですが、一度、わだかまりとして出陳者の心の奥底に残ればなかなか消えるものではありませんし、そうやすやすと癒えるものでもありません。

「明るく楽しく」するもしないも、Judgeの言動、コメントの言葉選びのあり方で大きく変わるということになります。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月28日 (水)

「悪が勝つのはひとえに…」「恥じるべきなのは…」

2月16日、ロシアのプーチン政権を批判していた反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が収監先の北部ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で亡くなりました。

このブログで取り上げたのは彼が生前、「悪が勝つのはひとえに善人が何もしないから…」とのメッセージビデオを遺していたからです。
Photo_20240227102701
【ナワリヌイ氏の奥さんのメッセージ「恥じるべきなのは…」】

小さな趣味も依怙贔屓や忖度、〝不正〟、いじめ・嫌がらせが蔓延るのは「善人が何もしないから…」とも言えるわけで、ナワリヌイ氏の言葉は決して他人事ではありません。

その後、ナワリヌイ氏の奥さんも動画を公開し、「夫が心から信じていた言葉をみなさんに伝えます」と言って、「できることが少ないと恥じる必要はない。恥じるべきなのは何もしないことだ」と訴えかけており、こちらも胸に刺さります。

声を上げない、何もしないメンバーがいる限り、小さな趣味の世界が健全になることはないだろうと思わざるを得ません。

【何もしないのは善人ぶった〝小悪人〟だから?】

しかし、よくよく考えてみると、「悪が勝つのはひとえに善人が何もしないから…」というのは果たして本当なの??と疑問を感じなくもありません。

なぜなら、本当の「善人」ならしっかりと声を上げ、何かをしようとするはずだからと思えてしまうからです。

「声を上げない」「何もしない」のは、善人ぶった〝小悪人〟なのではないか?という思いも脳裏をよぎります。

【ナワリヌイ氏の「行動をやめるな」「諦めるな」という言葉】

もちろん、被害者の立場に寄り添えば、「声を上げられない」「何もできない」「沈黙せざるを得ない」という心情も分からないではありません。

ただ、それをいいことに…と言うか、そういう心情に付け入って依怙贔屓や忖度、〝不正〟、いじめ・嫌がらせをし続けるという風潮は断たねばならないでしょう。

小さな趣味の世界でも〝戦い〟はあり、ナワリヌイ氏が遺した「行動をやめるな」「諦めるな」という言葉を胸に刻みたいと思います。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月27日 (火)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑪「Clerks may answer questions」が意味すること

ベテランのMaster Clerkともなれば、TICA全体の健全な発展に寄与する〝人財〟としてのClerk育成に心を砕いていることでしょう。

「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、Clerkの基本的な心構えや心得は初めてのClerking Schoolにおいて教えることが求められ、それを忘れて実務だけ教えようというのは名ばかり〝ペーパーClerk〟を〝再生産〟するようなものです。

【出陳者や見学者の質問に的確に答えられるClerkか?】

Clerking Programに則して、この真意を解説すれば、それは「Introduction」の「Clerks may answer questions from spectators and novice exhibitors, but at no time can the clerk's performance suffer」に隠れています。

この文章の後に、「The Head Ring Clerk's primary responsibility is to serve as the executive assistant to the Judge」と続き、本連載ではこの「目的」部分を強調してきましたが、さらにTICA全体の健全な発展にも目を向けるなら、その前の文章も重要な意味を帯びることを押さえておく必要があります。

なぜなら、見学者や出陳者の質問にどこまで的確に回答できるかは、Clerkの能力に大きくかかわってくるからです。
Cp005_20240215150501
【「答えなくても構わない」と解釈するのは低レベル】

誤解なきよう、もう少し詳細に解説すれば、Clerking Programにおいて、①Clerkは見学者や出陳者の質問に答えることができる(答えても構わない)②しかし、それはClerkのパフォーマンスを損なわない範囲で…と書いてあります。

この文章を「答えなくても構わない」と解釈するのは低レベルのClerkであり、Clerkの仕事に託けて答えないのは最低最悪もいいところということになります。

では、Clerkを目指すメンバー、Assistant Clerkになりたてのメンバーに伝えるべきはなにかというと、「あなた自身の知識とスキルで、Clerkの仕事を完璧にこなしながら、いくらでも出陳者や見学者の質問に答えることができ、そのことを通じてあなた自身がTICAの信用と信頼を高め、TICA全体の発展に貢献できるのです」ということになります。

【Clerkとしての腕の見せ所は多く多岐にわたる】

Judgeが依怙贔屓なくStandardsに基づいた審査をし、説明責任をしっかり果たし、Clerkがその「executive assistant」としてその知識とスキル、ノウハウを発揮すれば、そのリングは素晴らしいものになることは間違いありません。

しかし、Clerkの頂点に立つMaster Clerkが不勉強でルールに疎く、Clerkとしての心構えや心得を理解していなければ、いつまで経っても健全に発展しないばかりか、形を変えては致命的なミスを繰り返すことになるのです。

私はクリスチャンではありませんが、この連載の最後を、改めて新訳聖書(マタイの福音書15章14節)の言葉で締めくくります。

「if the blind lead the blind, both shall fall into the ditch」--

(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の2月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり10.10人でした。前の週に比べ26.5%減りました。2週連続で減っています。

2024年2月26日 (月)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑩HHPの審査で掛ける〝青リボン〟㊦

きのうの続きになりますが、私がいい加減な説明をしているのでない根拠をいくつか示しておきたいと思います。

【TICA Visitor Guideを読んだことがありますか?】

TICAには「Visitor Guide」が用意され、次のように書いてあります。

「In the household pet kitten and household pet adult categories, cats are judged on beauty, condition, and personality, not according to a written standard of conformation. What’s more, cats competing in these two categories automatically receive a first place (blue) ribbon for merit if they are presented in good condition. At the end of the show weekend, a composite score for each cat for all the rings is computed to determine the Best-in-Show Cat, Kitten, Alter, Household Pet Kitten and Household Pet Adult」--

Clerkがしっかり頭に入れておきたいのは「a first place(blue)ribbon for merit」というところです。

【TICA Winter Board MeetingのAgendaも必読】

おそらく多くのJudge、ベテランClerkが否決された改正案は読み飛ばしていることかと思います。

ただ、今回のWinter Board Meetingに関しては、HHP&HHPキツンのAwardリボンに関する改正案が勉強になり、Agendaを読めばここまで説明してきたことがShow Rules Committeeメンバーのコメントを通じて改めて確認できます。

今回、私は形骸化している「merit award」をShow RulesやClerking Programに記載しておく必要はないと考え、改正案を提出したわけですが、Boardはあくまでこの〝青いリボン〟が「merit award」の代用であるとの立場を堅持しました。

【Rules/Programの記載として分かりやすく簡潔?】

確かにShow Rulesを読んでもClerking Programを読んでも「a first place(award)」という表現はHHPのところだけにしか使われず、Show Rules Committeeメンバーのコメントにもあるように、HHP&HHPキツンにおいて「Best of Color」のフラットリボンは掛けないということですから、あくまで〝青いリボン〟は「代用」ということなのでしょう。

ですが、現在のShow RulesやClerking Programの記載のあり方が誰にも分かりやすく簡潔であるかというと、私は疑問に感じています。(※TICA Visitor Guideの書き方なら分かりやすいです)

というわけで、今後、どういうRules/Program上の表記のあり方が適切か考えていきたいと思っています。
Cp-hhp-02
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月25日 (日)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑨HHPの審査で掛ける〝青リボン〟㊤

新しくClerkになるメンバー向けのClerking Schoolで教える基礎中の基礎のひとつに、HHP&HHPキツンのリボンの掛け方があります。

その中核は「HHPキツンはDivisionリボンを掛けない」というものであり、これを間違えるJudgeもClerkもいないかと思います。

【〝青いリボン〟は一体何?その正体は??】

しかし、HHP&HHPキツンともに掛ける〝青いリボン〟が何かを正しく理解しているメンバーは数えるほどしかいないかもしれません。

私の遠い記憶を辿っても、〝青いリボン〟を掛けるとしか習わず、その後も「この〝青いリボン〟は何ですか?」と改めて聞くこともありませんでした。

とは言え、新しくClerkになるメンバー向けのClerking Schoolであるなら、正しい知識を伝える必要があるでしょう。

【Best of ColorのBlueのフラットリボンではない!】

例えば、Clerking Schoolなどで説明する際に、「HHP&HHPキツンはBest of Colorの青いリボンを掛け、次にHHPだけDivisionリボンをかけます」と話したなら、それは間違いです。

Show Rules、Clerking Programのどちらを確認してもそんなことは書いてありません。

正しくは「a first place or merit award」なのです。

【〝青いリボン〟が何かを正確に教えること】

では、〝青いリボン〟は何なのでしょうか?

Clerking Schoolで教える際の模範解答としては、次のようなものが考えられます。

「HHP&HHPキツンの審査の際にはまず、『merit award』のリボンを掛けます。クラブによってはHHP向けに『merit award』のリボンを用意しておらず、その際は『first place award』のリボンとして〝青いリボン〟を代用します」--。

つまりTICA Asia East RegionではTICA Asia Region時代も含め、ずっと代用してきたということなのです。
Cp-hhp-010
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月24日 (土)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑧出陳者の正当な権利を侵害しない

日本のTICAショーでもたまにあり、Clerking Programには出て来ないものの、Clerkとして知っておかねばならない審査形式に「Congress」があります。

それなりの資格を持つClerkなら、出陳者から「『Congress』って何ですか?」と聞かれたら、「赫々云々です」と答えられなければならず、「Congress」としての成立要件もありますから、Clerkが知らん顔していてはJudgeもやきもきしてしまうことは間違いありません。

【Congressで誤解を招きかねないルールの記載を見直しへ】

残念なことに…と言っていいかと思いますが、TICAのRules上、「Congress」についての規定というか記載に関し混乱しかねない(※Clerkも出陳者も誤解しかねない)箇所があり、今回のWinter Board Meetingで訂正されました。

「Congress」として成立するためには20頭以上のキャットカウントが必要なわけですが、現在のShow Rule 21.73を見ても分かるように、あたかも25頭以上でないと成立しないかのような記載となっています。

年末の一般メンバー投票で可決すれば適用となりますから、もう暫く誤解しかねないこの記載のままということになりますので注意してください。

【Clerkは出陳者の権利を侵害しないよう注意と配慮を】

「Congress」として成立させるために(20頭以上でないと成立しません)、Clerkが出陳者に呼び掛けて、「Congressはアブセントしようかしら…」と思っているオーナーに「出してください」みたいな場面もあるかと思いますが、アブセントするかしないかはお金を払ってエントリーしている出陳者の正当な権利ですから、〝強要〟はできませんし、してはなりません。

仮にJudgeが「出してもらってください」と指示したとしても、Clerkの立場ではあくまで「お願い」ベースであり、「Judgeが出すように言ってますから出してください」なんてことは言ってはならないのです。

これもClerking Programには書いてありませんが、Clerkとして極めて重要な心得のひとつです。

【アブセントを〝強要〟することも出陳者の権利侵害】

SPリングでも散見されますが、SGCやSGCAを持つ猫にアブセントするよう陰に陽に〝圧力〟がかかるケースがあります。

もちろん、そこには理由があるわけですが、大原則は出陳者の正当な権利は守られるべきであり、出陳者の自由意思を尊重しなければならないということです。

仮にSPリングやCongressの審査を担当するJudgeが「SGCやSGCAの猫はアブンセントすべき」と言ったとしても、Clerkは「アブセントするかしないかは出陳者の正当な権利ですから命令したり指示したり、陰に陽に〝圧力〟をかけることはできません」としっかり指摘しなければならないのです。

これもClerking Programには書いてありませんが、 Judgeの「executive assistant」としてのClerkのあるべき姿は唯々諾々と従うことではありません。

思考停止に陥ってJudgeの言われるがままに従うと名ばかり〝ペーパーClerk〟になり、いつの日かJudgeにも主催クラブにも迷惑をかけ、TICAの信用と信頼を堕とすような〝大チョンボ〟を犯してしまうのです。Congress00
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月23日 (金)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑦Clerking Programの訂正

間違ったテキストをそのまま使って教える(あるいは学ぶ)なんてことはないとは思いますが、例えばTICA Clerking Program (Version A 26-Oct-2023)は間違えが訂正されないままになっていますから、Ckerkがそのまま覚えてしまってはトラブルを引き起こしかねません。

【54.2.2.3はWinter Meetingで改正されました】

会場の広さの都合で審査ケージを横一列に並べられない場合、U字やL字にすることはよくありますが、その際の規定が54.2.2.3です。

54.2.2.3 Adult male or neutered cats shall not be benched in adjoining cages in the judging ring, not even across the corner of a "U" or "L" shaped judging ring. However, an exception may be made if permission is obtained from the owner(s). Male kittens may be placed in adjoining cages and across the corner of a "U" or "L" shaped judging ring (Show Rules, Article Nine).

この規定に従えば、U字やL字の場合にオーナーの了解が得られれば、キャッツ/アルターを問わず、オスを角で隣同士にしても構わない…となります。

しかし、そうしたことができるのはアルター(ニューター)とオスのキツンだけであり、キャッツでしてはなりません。

Winter Board MeetingのMinutes「決議35」に書いてある通りであり、Clerking Programへの反映は遅れていますが、即時適用となっています。
35-00
【Breed Codeは2〜3文字で示されること】

これは細かく小さな改正ですが、現状のClerking ProgamではBreed Codeは2文字で示される、と書いてありますが、一覧を見れば分かるように3文字のものもあり、Clerkはこの2~3文字のコードを覚えておく必要があります。

Winter Board MeetingのMinutes「決議36」に書いてある通り、この部分も改正され、Clerking Program 54.2.3.4.3における注記は以下のように変更されました。

Note: It is helpful to know the two or three letter breed code, assigned by the TICA Executive Office, abbreviation for each breed when making transfers from one breed to another.
36-00
【Standing Rulesは即時適用なのでしっかり確認を】

ClerkだからClerking Programだけを学んでおけば済むという安易で短絡的な発想をしてはならないと強調してきましたが、Rulesの改正の中でClerkが注意深く確認しなければならないのはStanding Rulesです。

なぜなら、Show Rulesの改正はBoard Meetingで可決しても、その後、年末に行われる一般メンバー投票にかけられ可決しなければ有効となりませんが、Standing Rulesは基本的にBoard Meetingで可決した時点で即時適用となるからです。

Winter Board MeetingのMinutes「決議29」はその一例であり、出陳番号の701番以降(For Sale)は削除されています。

日本のショーでは501番以降にお目にかかりませんが、Clerkになる(Clerkである)からには基礎知識として501番以降、700番までが何かぐらいは基礎知識として知っておくべきと言えます。
701up
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の2月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり6.90人で前の週に比べ26.4%減りました。

大阪府の2月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり6.38人で前の週に比べ18.4%減りました。

名古屋市の2月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり11.26人で前の週に比べ30.4%減りました。

福岡市の2月12~18日の感染報告者数は医療機関当たり8.94人で前の週に比べ25.9%減りました。 

北海道の2月12~18日の感染報告者数は1医療機関当たり10.31人で前の週に比べ31.0%減りました。

2024年2月22日 (木)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑥クラス昇格やStandard変更

このタイミングでの「Clerking School基礎講座」でもあるわけですから、Winter Board Meetingの内容について触れるのは当然であり、もし全く言及しないということであれば、杜撰でいい加減の誹りを免れないでしょう。

というわけできのうは「Current Genetics Research Report」を取り上げたわけですが、Clerkであるからには(Clerkになるからには)、Breedの昇格情報やStandard変更に無頓着だったり疎かったりしてはなりません。

【HG/HGSのChampionship昇格はAnnual Meetingで】

ANBのHG/HGSのChampionship昇格が提案されていましたが、その審議はAnnual Board Meetingへ先送りになりました。(※これにより今年5月1日から始まる来シーズンからのChampionshiphはなくなり、早くて2025年5月のショーシーズンからとなります)

ただし、Standard変更は認められ、こちらは即時適用となっています。

Clerkになるに当たっては猫種の略号を覚えるのも基本中の基本となりますので、覚えていないClerkはしっかり覚えてください。

【Breed記号(略号)の基本をしっかり押さえておく】

この講座のあとでも出てくると思いますが、Breed記号(略号)は頭文字2文字か3文字で示されます。

2つの猫種でそのBreed Groupを構成する場合、出陳番号のようにLH→SHと並んでいるわけではなく、LHが原種で後からSHが創り出された場合はSHを示す「S」を付けた略号が後ろに付きます。(※ABT/ABSがそれに当たります。その逆でLHが後から創られた場合はLHが後に来て、BG/BGLやAC/ACL、BS/BLのようになります)

AB/SOやMX/CYは猫種の名称が異なる短毛/長毛ですし、AS/AWやBU/BOは短毛/短毛、MC/MCPは長毛/長毛ですので、必ずしも短毛種と長毛種の組み合わせでない点も押さえておかねばなりません。

【DRとSR/SRLのStandard変更は可決】

DRとSR/SRLのStandard変更案はWinter Board Meetingにおいて認められ、今年5月1日にスタートする新たなショーシーズンから適用なります。

ちなみにDRのStandard変更は「DQ」に「Blue or odd eyes on cats that are not dominant white, with white or pointed」が追加され、「Weak hind legs. Blue or odd eyes on cats that are not dominant white, with white or pointed」となる改正であり、Clerkは新たな「DQ」の基準で審査されていなかったら、Judgeに注意喚起しなければなりません。

SR/SRLのStandard変更は「ALLOWANCES」「PENALIZE」「DQ」を含め多岐にわたるものであり、名ばかり〝ペーパーClerk〟にならないためにもしっかり学んでおかねばなりません。(※詳細は5月の新シーズンが始まるまでで構いませんが…)Dr-sr
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月21日 (水)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に⑤「Corin」カラーの基礎知識

「まずい! Winter Board MeetingのAgendaもMinutesも確認していなかったわ!!」--なんていうClerkはいないとは思いますが、仮にAgendaをひっくり返して、「Clerking Programの改正はどこかしら?」と探すようではあまりに安易で短絡的と言わざるを得ません。

なぜなら、そんなことをしているから「名ばかり〝ペーパーClerk〟」になってしまうのです。

【2024 Winter Meetingで押さえておくべきは…】

Minutesは審議結果しか出ていませんから、改正案の内容も含めて確認するにはAgendaを読む必要があります。

あくまで一例に過ぎませんが、今回のWinter Board MeetingにおいてClerkが確実に押さえておかねばならない改正案に「〇」を付けてみました。

これを見ても分かるように、「Clerking Programの改正」を確認するだけでは不十分であることがよく分かるかと思います。2024w-01
【「Corin」カラーについてもそれなりに知っておく必要】

もしかするとベテランClerkからも「Clerking Schoolと遺伝学は関係ないでしょう…」なんて残念な声が漏れてきそうですが、第1回でも指摘したように、Clerking ProgramのIntroductuionにおいて、「Familiarity with the current TICA Show Rules, By-Laws, accepted breeds, Championship Advancement Classes (Preliminary New Breeds, Advanced New Breeds, and New Traits) colors and competitive divisions is essential」と書いてあるわけですから、無視してはなりません。

とは言っても、Agendaに載っているReportで触れられている全てを理解しなければいけない--と言っているわけではありません。

「Corin」という新しいColorが出てきているということ(※既にUCDでは掲載済み)、それは「Corin gene」によるものであること、そしてそれはどんなColorを言い(Clerkであれば画像を見て「こんなカラーのことを言うのね」程度でも構いません)、どんな猫種のおいて見られるのか--ぐらいは押さえておかねばならないのです。

【Science Newsletterにも目を通していないと…】

現状のUCDには「first found in three native Russian breeds(Siberians, Kurilian Bobtails, and Toybobs)」と書いてあり、Clerking Schoolをするならこの基本は押さえておくべきでしょう。

その上で、今回の新たなトピックスはBS/BL、BG/BLも有することが明らかになったことも知っておかねばなりません。

ちなみに、このことは今年1月16日に配信された「TICA January 2024 Science Newsletter」(※Corinに関してはBS/BL、BG/BLだけでなく、TigerやALCも有することが明らかになっているとのことです)で書いてありましたから、「名ばかり〝ペーパーClerk〟」でないなら知っていなければならないと言えます。
Newsletter-corin
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月20日 (火)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に④ルールの「学び方」を学ぶ

この連載の初回(17日のブログ)で、「Ring Clerkであっても、Master Clerkであっても、『Clerking Program』のIntroductionに書いてあることを胸に刻み、日ごろからTICA Show Rulesに慣れ親しんでおく」ことの重要性を強調しましたが、もしかすると多くのメンバーから「そんなことやってられないわよ!」なんて声が出ているかもしれません。

しかし、そんな声が出るのは、そもそも「学び方」に疎いだけであり、ベテランCkerkでそんな認識でいるとすれば根本意識を変えなくてはならないでしょう。

【Clerking Schoolで教えるべきRulesの「学び方」】

必要最低限の手順だけ教えるのは、教える側にとって簡単と言えば簡単です。

本当の初心者相手に必要最低限の手順は確かに大切ですが、必要最低限にとどまっていては名ばかり〝ペーパーClerk〟を〝粗製濫造〟するだけに終わり、本人にとってもクラブにとってもいいことはありません。(※短期的に良くても、いつか致命的なミスを犯して大迷惑をかけるリスクを言っています)

今回はShow Rulesだけに的を絞りますが、Clerkを目指すメンバー/Assistant Clerk成り立てメンバーに教えるべきRulesの「学び方」というものがあることを指摘しておきます。

【Clerking Programに書いてないことこそ教える】

これはClerking Programに書いてなんかありません。

書いてないからこそ、Clerking Schoolで教える価値がある(教えなければならない)ものであり、書いてあることだけなぞればいいなら、独学でも十分とも言えます。

Schoolの〝奥義〟は「さかなを与えるのではなく、さかなの捕り方を教えること」にあり、教える側にその認識が欠けている限り、有意義なSchoolにはなり得ません。

【「目次」の章立てを確認しておくだけで…】

だいたい勉強が苦手という人は、勉強の仕方が分からない…というケースが大半で、それは受験勉強も同じです。

Show Rulesの勉強の第1歩は「目次」の章立てだけ確認するだけでいいのです。(※章立てだけなら短文ですし、機械翻訳でも間違えることはないはずです)

どこに何が書いてありそうかが分かるとともに、さらに詳しく学ぶためにはどの章(どの条文)から確認していけばいいか(学び進める際の優先順位)が分かるのです。

いきなり取り掛かるのではなく、まずは俯瞰して見ることで何となくでも分かりそうな感触を掴むことが大切というわけです。
Show-rule-00
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月19日 (月)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に③Judgeのミスを未然に防ぐ

きのうはHead Ring Clerkの「目的」が第一義的に「The Head Ring Clerk's primary responsibility is to serve as the executive assistant to the Judge」であり、審査記録を正確に記載/転載することなどはその「目的」を達成するための「手段」に過ぎないことを強調しました。

しかし、「目的」にはそれに付随する重要な役割があり、それを忘れてしまっては名ばかり〝ペーパーClerk〟になってしまいかねません。

【Judgeのミスを未然に防ぐ役割を担う】

Ring Clerkは、Judgeの「executive assistant」として仕えることが求められているわけですが、その役割の重要なひとつとして、「Judgeのミスを未然に防ぐ」というものがあることを忘れてはならないでしょう。

ミスしないようにうまく誘導することも一つですし、ミスをしそうになったら注意を促し、仮にミスしたとしても軽微なミスで済むように対処することも含まれます。

単に審査記録を記載したり転載したりするだけがClerkの仕事でないことは、これだけからも分かるかと思います。(※正確に記載/転載することを軽んじて言っているわけではありません)

【ひとつ間違えばJudgeのミスを誘発しかねない】

逆に言えば、名ばかり〝ペーパーClerk〟であると、致命的なミスを犯し、自分だけにとどまらず、Judgeに対してまで多大なミスを誘発してしまうとも言えます。

トランスファーを巡る記載ミスが、回り回ってJudgeによる審査記録の〝改竄未遂〟事件まで発展してしまったのが最たる例でしょう。

Clerkがルールをよく理解していれば問題は起こらず、仮にJudgeがルールに疎くても、ClerkがJudgeの「executive assistant」としてミスを未然に防ぐ役割を全うしていれば起こるはずはありませんでした。

【〝お役所仕事〟のようにこなすだけではNG】

昔から融通が利かず、形式だけの事務作業だけにこだわるような仕事ぶりを〝お役所仕事〟などと言いますが、Ckerkも同じです。

〝お役所仕事〟しかしない(できない)ようでは、Judgeのミスを未然に防げないばかりか、Judgeのミスを誘発しかねないリスクが付き纏います。

Clerking Schoolで教える側は参加者に対し、Judgeの「executive assistant」であるという自覚と矜持を持つように教え、参加者はその自覚を大切にするような内容が求められ、それこそが名ばかり〝ペーパーClerk〟の〝粗製濫造〟を防ぐのです。Cp040
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月18日 (日)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に②「目的」と「手段」を履き違えない

どんな仕事もそうですが、「目的」と「手段」を履き違えていてはいつまで経っても真の意味でまともな仕事はできません。

それはTICAのClerkも同じで、「目的」と「手段」を履き違えると、名ばかり〝ペーパーClerk〟になって致命的なミスを犯すようになります。

【審査記録を正確に記載することは「手段」に過ぎない】

正式な資格を持つベテランMaster Clerkでも見られますが、Clerking Programに記載してあるClerkとしての仕事や手順などを「目的」と勘違いしていないでしょうか。

例えば、審査記録を正確に記載すること/転載することは「目的」ではなく「手段」に過ぎません。

Head Ring Clerkの「目的」は「The Head Ring Clerk's primary responsibility is to serve as the executive assistant to the Judge」であり、その「目的」を達成するいくつもの「手段」のいち例として「enhance the performance of a Judge by helping set or maintain the pace of judging, preventing distractions and ensuring accurate record-keeping and judging mechanics」があるというわけです。

【「無能」「資質のない」「足手まとい」なClerkにならない】

2023年6月に連載した「Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に」の復習にもなりますが、ClerkになろうというメンバーはClerking Programに書いてある、ある意味で恐ろしい記載を読み飛ばしたり、避けて通ろうとしたりしてはなりません。

仮にClerking Schoolを開催したとして、教える側もこの点を無視したり、避けたりしてはならないのです。

この恐ろしい記載とは「Conversely, an incompetent or unqualified clerk can be a liability, adversely affecting the performance of the Judge and the smooth running of the entire show」であり、敢えてアクト式和訳を示せば「反対に、無能(incompetent)あるいは資質のない(unqualified)クラークは足手まとい(liability)となり、ジャッジのパフォーマンスやショー全体の円滑な進行に悪影響を及ぼすことになりかねません」となります。

【Master Clerkはさらに高いレベルが求められる】

もちろん、上記の記載は主にHead Ring Clerkに関するものですが、Master Clerkともなれば、さらに高いレベルが要求されるわけです。

逆に言うと、その高いレベルに達しないMaster Clerkだと、無能(incompetent)/資質のない(unqualified)/足手まとい(liability)では済まず、Judgeや主催クラブ、ショー全体に大きな迷惑かけ多大な悪影響を与えるトラブルを引き起こしかねません。

重責を担っているという自覚を醸成しない限り、名ばかり〝ペーパーClerk〟を〝粗製濫造〟してしまう悪循環は断ち切れないのです。
Cp030
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月17日 (土)

Clerking School基礎講座:名ばかり〝ペーパーClerk〟にならない為に①TICA Show Rulesに疎いと致命的ミス

ベテランならずとも、TICAクラークの資格を持っているメンバーであれば、TICA Board MeetingのAgendaやMinutesはきっちり確認している(少なくとも目を通している)ことと思いますが、先のWinter Board MeetingではClerking Programの改正も決まっていますので、再確認の意味合いを込め、「Online Clerking School」を連載します。

単に小手先の作業手順を学ぶのではなく(※もちろんそれも基本中の基本であり大切ですが…)、致命的なミスを犯さないようにし、ただ資格を持って数だけこなす名ばかり〝ペーパーClerk〟にならないために、どのような意識と認識が必要かも含めて解説していきたいと思います。

【Clerking Programだけで学ぶ〝愚〟を犯さない】

「Clerkになるため」「Clerkの勉強をするため」に、Clerking Programだけを頼りにしたり、Clerking Programだけをテキストにして学ぼうとしたりする〝愚〟を犯してないでしょうか。

そうしたメンバーは、そもそも「Clerking Program」のIntroductionを良く確認することからスタート(あるいは再スタート)しなければなりません。

そこにはこう書いてあります。

「Familiarity with the current TICA Show Rules, By-Laws, accepted breeds, Championship Advancement Classes (Preliminary New Breeds, Advanced New Breeds, and New Traits) colors and competitive divisions is essential」--

【ルールに疎いと致命的な重大ミスを犯し迷惑をかける】

実際、この1~2年を振り返っても、TICA Show Rulesに疎いが故に、トランスファーを巡って致命的な重大ミスが起きたことがありました。

まだAssistant Ring Clerkということであったなら仕方ないとしても、Master Clerkの正式な資格を持ち、しかもなりたてでないわけですから、恥ずかしいを通り越して嘆かわしい限りと言わずにはいられません。

しかし、勘違いしてほしくないのですが、Show Rulesを完璧に暗記する必要性を説いているわけではありません。

【ルールに日ごろから慣れ親しんでおくことの重要性】

Ring Clerkであっても、Master Clerkであっても、「Clerking Program」のIntroductionに書いてあることを胸に刻み、日ごろからTICA Show Rulesに慣れ親しんでいれば「そう言えば確か…」と気付き、すぐにShow Rulessを確認し、ミスを未然に防げたはずなのです。

TICAのClerkに関して言えば、名ばかり〝ペーパーClerk〟かそうでないかを分けるものは、「Familiarity with the current TICA Show Rules, By-Laws, accepted breeds, Championship Advancement Classes (Preliminary New Breeds, Advanced New Breeds, and New Traits) colors and competitive divisions is essential」をしっかり自覚し、日々、勉強しているかどうかということになります。

Clerking Schoolを開催しても、参加者にこの重要性をしっかり伝えない限り、どれだけ開催しようが、 名ばかり〝ペーパーClerk〟を〝粗製濫造〟するだけに終わってしまいかねません。
Cp01
(参考①)Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に
2023年6月12日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に①「INTRODUCTION」を軽んじない
2023年6月13日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に②「能力や技能の点で十分な力がある」
2023年6月14日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に③求められる「Professional attitude」
2023年6月15日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に④Judgeのパフォーマンスを上げる役割
2023年6月16日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑤〝お荷物〟Clerkにならないために
2023年6月19日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑥JudgeとClerkは〝一心同体〟
2023年6月20日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑦責任逃れはできない
2023年6月21日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠
2023年6月22日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑨クラークの「パフォーマンス」
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑩「目的」をしっかり押さえる
2023年6月27日ブログ:Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑪「confident」と「pride」を併せ持つ

参考②)トランスファーを巡る致命的ミスの原因と正しい対処
2023年4月19日ブログ:「出陳者ファースト」の意識が根付いていれば…
2023年4月20日ブログ:審査記録〝改竄〟未遂、「主体性の欠如」が原因?
2023年4月21日ブログ:ルールは単に知るだけでなく趣旨・狙いの理解が大切
2023年4月24日ブログ:未だ送られて来ない正しい「マスターカタログ」
2023年4月25日ブログ:「訂正」マークドカタログを送る際の説明文
2023年4月27日ブログ:足りないのは「やる気」?「責任感」?「羞恥心」?
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の2月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり13.75人でした。前の週に比べ14.9%減りました。

2024年2月16日 (金)

「記憶するのはやられた側の人間です」……

韓ドラ「ホームタウン-消される過去」の最終盤--。

テロ実行犯で新興宗教団体の「グル」と称する犯人を殺し刑務所に入ることになった刑事が、面会にきた女性(刑事と一緒になって犯人を追い詰めた犯人の妹)に語る場面があります。
Photo_20240215091601
Photo_20240215091701
Photo_20240215091702
【趣味の世界でも「やられた側」のメンバーの傷は深い】

刑事は「やられた側」と言いましたが、これは「された側」「虐められた側」「嫌がらせを受けた側」など様々な言い換えが可能でしょう。

小さな趣味の世界においても同じであり、小さな世界だから「受けた傷も小さいでしょう」なんて言うメンバーがいたとしたら、まともではありません

5年経とうと10年経とうと、「傷」も「過去」も消えるはずがなく、まして消されるようなことがあってはならないのです。

【小さな趣味の世界でも蠢く〝怪物ども〟?】

一方、刑事は「怪物ども」と言いましたが、「自分たちの悪行を、記憶の中にとどめることは決してありません」と訴えかけました。

これまた小さな趣味の世界も同じで、「自分たちの悪行を、記憶の中にとどめることは決してない」のが怖ろしいところです。

自らの「悪行」を記憶の中にとどめることは苦しく辛いことかもしれませんが、それなくして改善は見込めないことをひとりひとりのメンバーが胸に刻む必要があるでしょう。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の2月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり9.37人で前の週に比べ17.7%減りました。

大阪府の2月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり7.82人で前の週に比べ16.5%減りました。

名古屋市の2月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり16.17人で前の週に比べ11.0%減りました。

福岡市の2月5~11日の感染報告者数は医療機関当たり12.06人で前の週に比べ12.4%減りました。 

北海道の2月5~11日の感染報告者数は1医療機関当たり14.95人で前の週に比べ2.9%減りました。

2024年2月15日 (木)

「100人のいい医師が1人の悪い医師を見過ごしたら…」の恐ろしさ

きのうの続きになりますが、米FOXのTVドラマ「レジデント 型破りな天才研修医」で、医療ミスによって後遺症に苦しむ患者が医事を司る行政側に次のように訴えました。

「100人のいい医師が1人の悪い医師を見過ごしたら、悪い医師が101人いるのと同じです」

「何とかしてください」--。

【問題の本質を真剣に探らず陰に陽に「庇い合う」】

小さな趣味の世界でも、私自身「何とかしてほしい」と思うことが多々あり、一方で「何とかしてください」という声も数多く聞いてきました。

どんな問題や課題も、突き詰めていくと、結局のところ、「100人のいいメンバー」がいたとしても、「1人の悪い」メンバーを「見過ごしたら」、「悪いメンバーが101人いるのと同じ」であるという構図に行き当たります。

これはきのうも書きましたが、問題や課題を直視せず、その問題の本質を真剣に探ろうともせず、陰に陽に「庇い合い」、誰かに非を負わせて終わらせようという悪しき精神風土に因るものと言えます。

【責任ある立場なら互いに厳しく律し合うことが重要】

ひとつのショーに限定しても同じことが言えます。

例えば5人のJudgeのうちたった1人でも〝忖度〟や〝出来レース〟を疑わさせる言動があったり、審査の際にJudgeとして不適切と出陳者に感じさせる言動があったら、そのショー全体が台無しになりかねません。

悪い人、不適切と感じさせる言動をする人が皆無でなければならず、そのためにもお互いに「庇い合う」のではなく、「厳しく律し合う」必要があります。(※必要性の是非の議論を措くとしても、出陳者から見ればそうしてほしいと思います)

【「小人閑居して不善を為す」ことのないよう…】

「何とかしてください」という声を切り捨て葬り去って〝権力者〟のような優越感に浸る一方、〝フェイクニュース〟や〝陰謀論〟さながらの邪推や独善的臆測で誰かに非を負わせて喧伝しては愉しむ人もいるようですが、実に嘆かわしいことです。

しかし、これも冒頭の患者の訴えと同じく、こういう言動を取るたった1人を見過ごしてしまうことで、その組織・団体全体の信用や評価が損なわれるのです。

それなりの「資格」を持ち、小さな世界とはいえそれなりの地位と立場に就くなら、「小人閑居して不善を為す」ことのないよう、それなりにみんなが目を光らせる必要があるのでしょう。
100
100_20240213090301
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月14日 (水)

「誰一人として止めない」ことの〝罪と罰〟

米FOXのTVドラマ「レジデント 型破りな天才研修医」で、医療ミスによる後遺症に苦しむ患者が医事を司る行政側に次のように訴えるシーンがあります。

「脚が不自由になって婚約も破棄されました」

「ベッドで寝返りを打つ時も、棚の本を取る時も、家を出て車に乗り買い物する時も、痛みと苦痛が伴います」

「なぜですか?」

「それは手術すべきでない医師を誰一人として止めなかったからです」--。
Photo_20240213085801
【正すべきを正さない〝庇い合い〟から何も生まれない】

医療事故や医療ミスを巡っては医者同士で庇い合いがあることは容易に想像できます。

猫界においても同様に、どのような審査ミスがあったとしても、あるいは出陳者を傷付けるどのような言動があったとしても、Judge同士で庇い合ったとしても不思議ではありません。

しかし、このTVドラマに出てくる被害者の訴えのように、本来は身内同士で襟を正し合うべきなのに無関心を貫くことで、審査すべきでないようなJudgeが審査し続け、断続的あるいは継続的に様々な問題を引き起こすケースがあったとしたらどうでしょうか。

【「間違い」を繰り返さない/繰り返させないために】

この患者は続けます。

「事故は起こるものです。でも繰り返すものですか?」

「次の被害者は誰ですか? (あなたなら)奥さんを彼に診察させます?」

「息子さんは? お父さまは? それとも他人ならいいんですか?」

「ほとんどの医師たちがとても有能でいい人たちなのは分かっています」

「でも人の人生を台無しにして間違いを犯し続ける彼のような医師もいます」--。

どんな世界でも、こうした人を誰が止めるのか、誰が是正するのか、誰が間違いを繰り返させないようにするのか…。

【心ある人が〝人柱〟になる覚悟で〝火中の栗〟を拾う】

どんな団体・組織でもルールやプログラムが整い、それなりの委員会などがあり、対応するようになってはいます。

ですが、このTVドラマに出てくるケースもそうですが、どんな仕組みも制度も理想通りに運用され、当初掲げた目的通りになるわけではありません。

心ある人が〝人柱〟になる覚悟で〝火中の栗〟を拾わなければ決して良くはならないということを痛切に感じます。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月13日 (火)

小さな趣味の世界の〝裸の王様〟(or〝裸の女王様〟)にならないために

これまた週刊誌の見出しで申し訳ないのですが、

「◎◎◎◎が『裸の王様』になった理由… 〝お笑い以外何も勉強しなかった男〟の悲劇」--

なんて見出しの記事がありました。

【「資格」を笠に着たかのように権威を振り回す人】

この週刊誌の記事の中で、ある時評家が「勉強をするチャンスやモチベーションがまったく作られようがない状況があり、どんどん権力化、権威化していく」「そして自分でもその権力に気づけない状況ができたというのは、非常にあり得ることなんじゃないかなと考察しております」と語っていました。

小さな趣味の世界も同じで、「資格」制度があれば、「資格」を持つ人がいて、その「資格」に胡座を掻いて「資格」が持つ「権力」だけを振りかざし、「どんどん権力化、権威化していく」言動が増えるという人が出てくるわけです。

もちろん「資格」更新テストみたいなものはありますが、それはいわば資格の更新に欠かせない〝最低限〟のテストであって、本来はもっともっと向上心を持って「勉強をする機会」を求め、自ら「モチベーションを作り」、勉強に励むのが本来の姿でしょう。

【自らの「資格」「権力」「権威」に無自覚なままでは…】

そうして考えると、〝裸の王様〟(あるいは〝裸の女王様〟)というのは小さな趣味の世界でも存在することが良く分かります。

その根底にあるのは、自らの「資格」「権力」「権威」に対する無自覚さでしょう。

自らの「資格」、それに付随する「権威」や「権力」は「知識」と「能力」「スキル」に根差したものでなければならず、そうであれば地道に黙々とそれらを磨くはずなのです。(※もちろんそうした努力の人もいますが、極一部に留まっているのが現状です)

【〝悲劇〟を生む精神的な土壌をなんとかしないと】

お笑いという世界も、小さな趣味の世界も、「それ以外何も勉強しなかった」ことで「悲劇」が起こり得ると言う点では似ているかもしれません。

〝裸の王様〟(あるいは〝裸の女王様〟)になることを防ぎ、「権威」や「権力」を振り回さないようにする抑止力は、良識と常識であり、何よりも自身の心の内で〝自浄作用〟を働かせる必要があります。

周囲も恐れ戦いて黙りを決め込むのではなく、「おかしい」ことは「おかしい」としっかり声を上げなければ、〝裸の王様〟(あるいは〝裸の女王様〟)を減らすことは永遠にできません。

Photo_20240213085101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月12日 (月)

猫界もJudgeの育て方の〝手腕〟が問われる

那須川天心選手(※最新ランキングでWBAバンタム級7位)を巡っては、私も素人ながら早くも井上尚弥選手との対戦を夢想したり、アクトクラブ員はその前に武居由樹選手都の対戦を期待したりしているわけですが、どうしても選手自身がどうなっていくかを追ってしまいがちになります。

しかし、業界通は那須川天心選手自身と同時に、所属ジムとジム会長の「手腕」にも注視しています。

【潰さず台無しにせずいかに育てるか、育て上げるか】

猫界も同じであり、誰が次のJudgeになるかや誰を次のJudgeにするのかに関心が集まりがちになりますが、実はそれよりも誰が次のJudgeを見い出し育てるか、誰がそれまでのノウハウの蓄積を駆使して〝超一流〟Judgeを育て上げるか--にこそ注目すべきと言えるでしょう。

せっかくの逸材も育て方次第で潰れたり、台無しになったりしてしまいます。

那須川天心選手のジムもジム会長も現時点のマッチメイクを見る限り、その点をしっかり踏まえているように見えます。

【基礎をみっちり叩き込み積み上げる育成こそ】

那須川天心選手のコメントを見聞きする限り、本人も基礎をしっかり積み上げ、地道に着実に歩むことに納得しているようです。

猫界で言えば、単に資格を得るための形式的なステップを上がってJudgeになるのではなく、その時点その時点で求められる「知識」「能力」「スキル」を完璧に身に付ける(要は「基礎」をみっちり身に付ける)、TICAでいうならその全ての基礎はRules、Programs、Standardsを熟知し精通することに他なりません。

「やりながら学ぶ/身に付ける」という方法もないわけではないですが、那須川天心選手も井上尚弥選手も基礎を疎かにするようなやり方には同意しないでしょう。

【クラーク実務を熟知・精通したJudgeはいつ誕生?】

TICAの場合、Judgeはクラーク資格も兼ねていますから、クラークの「知識」「能力」「スキル」を持たないスポンサーのもとではそれらに欠けるJudgeが〝再生産〟されかねない危うさが付いて回ります。

もちろん〝超一流〟クラークが別にいて、クラークのノウハウは別途、教えるということであれば別ですが、現状のTICAのProgramはそうはなっていません。

いつも言うことですが「If the blind lead the blind, both shall fall into the ditch」になりかねず、Judgeもクラークも〝粗製濫造〟という最悪の事態へとつながっていってはならないことだけは確かです。
Tica-jp
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月11日 (日)

CFAのBG Standard変更へ! Tail「DQ」が変わります㊦

TICAのJudgeにしてみても、TICAのBGブリーダーにしてみても、「DQ」がなぜ変更になるの?と不思議に思うかもしれません。

単に変更内容を確認するだけでなく、その「理由」もしっかり理解していただきたいところです。

【グリグリグリグリ執拗なまでに確認されずに済む】

全てのBGブリーダーとは言いませんがTICAのショーにおいて、執拗なまでに尾をグリグリグリグリ触り、Tail Fault(KinkやDeformityをはじめとする何らかの欠陥)を確認するJudgeに審査された経験はないでしょうか。

CFAにおいてもTICAにおいても「DQ」ですから、当然、しっかり確認しなくてはならないわけですが、ただでさえBGは性格的なコンディションを維持するのが難しく(そうでないBGも増えては来ましたが…)、必要以上に時間をかけて執拗に尾をグリグリグリグリされてはたまったものではありません。

今回、CFAのBG Breed CouncilもStandard改正理由においてその点も強調していました。

【〝Nervous Kink〟かどうかの判断も必要なくなる?】

今回の改正で、CFAではTailの「DQ」規定が改正され、「PENALIZE」においては特段の改正(※PENALIZEの改選案はBoardで否決)がなかったことから、こうした執拗に尾をグリグリグリグリする審査はBGにおいてなくなるものと期待されます。

「Clearly visible tail kink or tail deformity」が追加されたことから、いわゆる〝Nervous Kink〟かどうかを確認したり判断したりする必要もなくなるでしょう。

なぜなら〝Nervous Kink〟で「Clearly visible tail kink」にまでなるケースは少ないと考えられるからです。

【尾を執拗にグリグリされたくなければCFAへ?】

一方、TICAではこれまで通り、Judgeによっては必要以上に時間をかけて執拗に尾をグリグリグリグリするパターンは残ります。

これによって中長期的にBGのエントリーがTICAからCFAに移行していく契機になるかどうかは分かりませんが、BGにおいては何らかのTail Faultが出やすい猫種であることから影響はあるかもしれません。

ちなみにCFAにおいてTailのDQの規定を「Clearly visible tail kink or tail deformity」に限定して適用するのはBGだけではないことを付け加えておきます。
Show-rule-216124
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月10日 (土)

CFAのBG Standard変更へ! Tail「DQ」が変わります㊤

TICAとCFAにBGを出しているBGブリーダーにニュースです!

CFAのBG Standard変更がBoardで可決し、来シーズン(2025年5月〜)適用されることになりました。

【目に見える明らかなキンクと変形のみDQに】

これまでCFAのBG StandardのBGのDQは「Belly not patterned. Any distinct locket on neck, chest, abdomen, or anywhere else. Kinked, or otherwise deformed tail. Cow hocking. Crossed eyes」となっており、Tailについては「Kinked, or otherwise deformed tail」とだけ記載されていましたが、来シーズンからは「Kinked, or otherwise deformed tail」の後に「Clearly visible tail kink or tail deformity」と続き、 明確に目に見えるものしかDQの対象にはならないように変わります。

【PENALIZEの規定はこれまで通りで変わらず】

一方、今回のCFAのBoardではBGのPENALIZEの規定を変更する改正案も提出されていましたが、それは否決されました。

どういう改正案であったかというと、上記のDQに関する改正案が通った場合にはPENALIZEの規定に「Kinked or otherwise deformed tail」を追加する、というものでした。

しかし、こちらは否決されたので、「Kinked or otherwise deformed tail」はPENALIZEの対象とはならず、結果としてTICAのStandardより緩いものになります。
Cfa-bg-dq
【EYESの記載内容も修正案が可決】

CFAにおけるEYESのStandardは現在、TICAのそれとかなり似ていますが、改正後はCFA独自の表現が多くなります。

現在は「Shape is round to oval. Large, but not bugged. Set wide apart, with a slight bias toward the base of ear, when oval in shape. Eye color independent of coat color, except in the Lynx Points, where Blue is the only acceptable color. Richness and depth of color is always preferred」ですが、来シーズンからは以下のようになります。

「Large and dominating, the eye should be a prominent feature of the face. Shape is rounded with some angularity of the top eye lid acceptable. Set wide apart, in the lower third of the skull when viewed in profile. Boning holds the eye at a parallel angle to the nose bridge in profile and prevents an overly protruding appearance. While there is acceptable variation in the shape of the eye, size and positioning should convey a nocturnal expression」

アクト式和訳)大きく支配的(dominating)であり、顔において顕著な特徴(prominent feature)とならねばならない(should be)。形状は丸みを帯びているが、上まぶたの多少の傾斜(some angularity)は許容される。横から見ると、頭蓋骨の下3分の1に位置し(lower third of the skull)広く離れている(Set wide apart)。骨格により、横から見た際に目が鼻梁に対して平行に保たれ、過度に突き出た外観(overly protruding appearance)が防がれる。目の形は許容範囲内で多少変わっても、サイズと位置(positioning)は夜行性の印象(nocturnal expression)を表現する必要がある。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり16.15人でした。前の週に比べ8.2%増え、11週連続で増加しています。

2024年2月 9日 (金)

関係ない〝擁護〟の声にかき消される「問題の本質」

芸能界ネタが続いて恐縮ですが、「他山の石」にすべきことというか、「自戒の念」を込めるべきことというか、今回のあるお笑い芸人を巡る週刊誌報道は、小さな趣味の世界に身を置く私にとって実に勉強になります。

【「関係ない」ことを「関連付け」て論点をズラす人】

一連の週刊誌報道を巡っては、同じお笑い界からも数々のコメントが出されているようで、それらに対して西川のりおさんがラジオ番組で次のように話したということです。

「『昔、お世話になった』『尊敬していた』とかのコメント入れますよね。僕は悪いけど入れない方がいい。『お世話になった』とかっていうのは、その本人との問題。(本件とは)関係ないことですよね。今、直面してる事例のことを話さなければ意味がないですよね」--。

実は猫界も全く同じで、ベテランクラブ代表やベテランJudgeが何をしようが、どんな問題を起こそうが、必ず「お世話になった」とかの声が沸き上がり、問題の本質から目を逸らされてきました。

【多種多様な〝擁護〟の声にかき消されると…】

そういう声を上げるメンバーが意図的に論点ズラしを狙って語っているのか、単に素直な心情を吐露しただけなのか、良く分かりませんが、いずれにしても問題の原因を探り、改めるべきは改めて再発防止を目指す方向になかなか向かないことだけは事実です。

TICA Asia Region時代を経て、TICA Asia East Regionになってなお、ベタランクラークのミスが起こり、ジャッジによる審査記録の〝改竄未遂〟事件が起き、審査のあり方や審査結果に疑問の声が上がるわけですから〝自浄作用〟が働いていない証左と言えるでしょう。

「お世話になった」といった声だけでなく、「根は悪い人ではない」とか「一生懸命頑張っている」とか「性格だから仕方ない」とか、多種多様な〝擁護〟の声にかき消されて問題の本質が見えなくなってしまっているのは厳然たる事実です。

【傷の舐め合い庇い合いから「自浄作用」は生まれない】

身内や仲間内を庇いたい気持ちは分からないではありませんが、それは本人がしっかり反省し、更生してこそであって、周囲の〝擁護〟の声を隠れ蓑に無反省でいるなら意味がないばかりか、禍根を残す結果になりかねません。

親ブリーダーであっても、クラブ代表であっても、Judgeであっても、Directorであっても、クラークであっても、傷を舐め合うような庇い合いは必ず腐敗につながります。

そして、そうした中からは決して〝自浄作用〟が生まれも働きもしないことを肝に銘じてほしいと思います。
Photo_20240207104401
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり11.38人で前の週に比べ0.1%増えています。

大阪府の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり9.36人で前の週に比べ5.4%増えています。

名古屋市の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり18.17人で前の週に比べ3.2%増えています。

福岡市の1月29日~2月4日の感染報告者数は医療機関当たり13.76人で前の週に比べ23.5%増えています。 

北海道の1月29日~2月4日の感染報告者数は1医療機関当たり15.40人で前の週に比べ12.1%増えています。

2024年2月 8日 (木)

Judgeの意識改革と出陳者の意識改革は同時に一体で進める

日本の政界では今、「政治とカネ」の問題がクローズアップされ、様々な改革案が出ているようですが、政治改革だけ進めても意味ありません。

この問題を取り上げたある報道は「選挙にカネがかかることを受け入れてしまっている国民の意識の問題もあるだろう」と指摘し、「政治改革は政治サイドだけではなく、国民の意識改革と一体で進めていく必要がある」と論じていました。

【出陳者も〝忖度〟を期待せず〝出来レース〟に頼らない】

猫界における審査や成績の〝忖度〟や〝出来レース〟疑惑の問題も同じであり、Judgeにおける「中立・公平・公正」の徹底という意識改革だけでは空回りしかねず、出陳者においても〝忖度〟を期待せず、〝出来レース〟に頼らないで済むような猫のブリーディングをするという意識改革を同時に、かつ一体で進める必要があると言えます。

「にわとりと卵」ではないですが、どちらが先かという問題が付いて回るのは「贈収賄事件」と同じです。

贈賄側と収賄側の双方が罰せられるのと同様、双方の側が意識を変え、依存関係を脱する努力をしていくしかありません。

【「楽をしたい」という甘い考えを断つ必要】

精神的というか、心の問題としてあるのは「楽をしたい」という愚かしい安易な考えでしょう。

JudgeにしてみればRulesもStandardsも勉強する必要がなく、クラブ員や懇意なブリーダーの猫に良い成績を付けていればいいわけです。

ブリーダーの方もStandardsに基づくブリーディングという険しい道を歩まずとも良い成績を得られるわけで、双方が「楽をしたい」という甘えを断つ覚悟が必要になります。

【「説明責任」を果たさぬ姿勢が付け入る隙を生む】

もう一つ重要な点は、Judgeにおける「説明責任」を果たさぬ姿勢が、〝忖度〟や〝出来レース〟の付け入る隙を生むとも言えます。

別の言い方をすれば、Judgeにおける「説明責任」を果たさぬ姿勢と、〝忖度〟や〝出来レース〟は表裏一体であるとも言えるでしょう。

JudgeがStandardsに基づく「説明責任」を果たす姿勢を徹底し、出陳者側もStandardsをよく勉強してJudgeの「説明」をしっかりできるようになれば〝忖度〟や〝出来レース〟は影を潜めるはずですが、やはり双方が同時に、かつ一体となってそうした姿勢に取り組む必要があることは言うまでもありません。
Photo_20240207104001
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月 7日 (水)

「猫の性格を論い、出陳者を不快にさせる発言は慎むべきだ」…

先週のことになりますが、岸田文雄首相は、2日の参院本会議の答弁で、上川陽子外相の容姿をあげつらった麻生太郎・自民党副総裁の発言を巡り、「性別や立場を問わず、年齢や容姿を揶揄し、相手を不快にさせる発言は慎むべきだ」と話したそうですが、猫界に当て嵌め、教訓とすることもできるでしょう。

「猫の性格を揶揄し、出陳者を不快にさせる発言は慎むべきだ」--

【小さな趣味の世界も時代の大きな流れと無縁ではない】

岸田首相が答弁した、「性別や立場を問わず、年齢や容姿を揶揄し、相手を不快にさせる発言は慎むべきだ」という言葉は、大きな時代の流れを背景にしたものであり、小さな趣味の世界だからと言って決して無縁というわけにはいきません。

たとえ小さな趣味の世界にどっぷり浸かって政治・経済・社会の動向に無関心でも、出陳者の多くは普通に暮らす社会人であり、大きな時代の流れの中で生きています。

些細なこと、重箱の隅をつつくようなこと、枝葉末節に見えること/聞こえることでも、問題になりかねないという自覚が欠かせません。

【「差別用語」だけでなく「不快用語」にも敏感になる必要】

私が猫界に入った20年以上前と比べ、世の中の常識は大きく変わりました。

以前なら使えた言葉も「差別用語」として使えなくなり、今では「不快用語」というジャンルもできて、慎重に言葉を選ばねばならなくなっています。

小さな趣味の世界のイベントだから、「差別用語」や「不快用語」がこれまで同様、使えるということなどあり得ないのです。

【猫に対しても言葉を選び、出陳者を不快にさせない配慮】

猫は人間の言葉が分からないからと言って、「差別用語」「不快用語」で話しかけていいわけはありません。

猫を尊重し、猫に対し真に深い愛情を持つなら、そもそも猫に対して「差別用語」や「不快用語」を使うことはないはずですが、それ以上に出陳者に対する配慮を巡ってもこれまで以上に心を砕かねばならないと言えます。

愛猫に対する出陳者(オーナーやブリーダー)の思いを理解していれば、自ずと不適切な言葉を使うことなく、適切な言い換えの言葉がすらすら出てくるはずですし、猫を審査する立場であればそうでなければならないでしょう。
Photo_20240207094101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月 6日 (火)

「説明もとても丁寧で納得…」の声

パリ五輪代表の女子予定選手3人の発表を受け、ネットでは記者会見に対し、一般の人から投稿された「選出の説明もとても丁寧で、納得の選出だと思います」とのコメントが印象的でした。

もちろん賛否両論あり、特に2年間の選考ポイント合計で3番手の伊藤美誠選手が落選したことへの違和感も多くあったわけですが、タイトルにもあるような声があったことは大切なことだと感じました。

【「説明も丁寧で納得のファイナルでした」と言われるよう】

なぜなら、小さな趣味の世界であるキャットショー業界も、常に出陳者から「説明もとても丁寧で納得のファイナルでした」と言われるようでなければならないからです。

「説明責任」という四字熟語を使うと無味乾燥かもしれませんが、この「説明」する「責任」を怠ると、出陳者側から疑問や不満が噴出し、時として審査のあり方やスキル・能力にまでその疑問や不満が広がることもあるからです。

逆に言うと、しっかり「説明責任」を果たすことが、多少拙い審査のあり方やハンドリングであっても出陳者は大目に見てくれる可能性があるとも言えるでしょう。

【Judgeの自由裁量に委ねられる部分も多いが…】

今回、選考ポイント合計だけで決まることがなかったわけですが、こうしたことはどんなスポーツでも似たり寄ったりかもしれず、だから絶えず選考結果に対する違和感や疑問の声が出るわけです。

キャットショーもStandardsという〝選考基準〟があるわけですが、審査の際に点数表示されるわけでもなく、Standardの微妙な解釈も含めてJudgeに自由裁量に委ねられる面が多いことも押さえておく必要があります。

そのJudge、Judgeの胸の内までは分かりませんし、明らかにされることもありませんが、今回の卓球女子の選考のように、選考ポイント合計で3番手であっても落選、4番手であっても〝トップ3〟に選ばれることがあるということです。

【時間的制約でも出陳者を「納得」へ導く「説明の丁寧さ」】

ただ、勘違いしてほしくないのは、「自由裁量」があるからといって、まるで「権力者」のようにそれを振りかざしていいわけではなく、「説明責任」をおざなりにしてもなおざりにしてもならないということです。

冒頭で引用した「説明の丁寧さ」、しかも出陳者を「納得」へと導くような「説明の丁寧さ」が欠かせません。

時間的な制約があることは理解していますが、その「制約」の中で一所懸命に「丁寧に」「説明」しようという姿は出陳者にも伝わるものです。
2162
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月 5日 (月)

ショーやRegion運営の疑問・不満・相談等を受け付ける〝ネット相談室〟

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy(TDA)は昨夜19:00~、キャットショー/ブリーディングビギナーのため「How & What to Do」セミナーⅡを開催しました。

講師兼回答役の方には幅広い観点から意見や感想、実例等を誠実かつ丁寧にお話しいただき、みなさんの理解も深まったかと思います。

TICA Japan TDAでは今後も、メール等でキャットショーやRegion運営を巡る疑問・不満・相談等を受け付け、みなさんで話し合ったり意見交換したりしたりすることがいいようなテーマについては適宜、今回のようなオンラインセミナーを開く予定にしています。

トラブルで困ったことだけでなく、この際、素朴な疑問等も聞いてみたいわ…でも構いませんので、TICA Japan TDAの問い合わせフォームやメールアドレス(ticatda◎gmail.com ※アドレス内の◎を@に換えてお送りください)へご連絡いただければ幸いです。
Tda_20240205092801
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月 4日 (日)

今夜「ビギナーセミナー」、積極的に発言せずとも傍聴だけもOK!

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy(TDA)主催で今夜19:00~、キャットショー/ブリーディングビギナーのため「How & What to Do」セミナーⅡを開催しますが、積極的に発言せずとも、傍聴というか聞き流すだけの参加もOKです。

「聞いているだけ」が可能になるのも「オンライン」&「参加費無料」の利点です。

どんなテーマで話し合い、どんな意見が出るのか、解決に向けた方向性は見いだせるのか--。

今回は前回の積み残しテーマ似ついて意見交換しますが内容は多岐にわたり、ベテランJudgeやベテランブリーダーにとっても役立つかと思います。

〝頑迷固陋〟に陥らず、独善的で恣意的な解釈を振り回すことをしないようにするためにも、多くの意見や主張に耳を傾けるのはいいことであり、そうしたひとりひとりのちょっとした自己改善努力が組織全体の精神風土を良くすることにつながることを期待しています。
Photo_20240201093301
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2024年2月 3日 (土)

「讒言」と「諫言」を履き違え非を負わせる人は誰??

きのうは日本語では明確な違いがあるものの、英語だとちょっとその違いを端的に理解してもらうのが難しい言葉の言い回しを紹介しましたが、きょうはのそ逆ともいえるケースを取り上げます。

小さな趣味の世界に限らないかもしれませんが、どこにでも「讒言」と「諫言」を履き違え、火のない所に煙を立てて、無実の人に濡れ衣を着せるかの如く煽り囃し立てる人がいるものです。

【〝無知〟が為せる技?「悪意」から敢えてしてる?】

漢字一文字違いで、しかも異なる漢字ながらヘンは同じ「言」なので、読み方も意味も混同する人がいるかもしれません。

前者はいい意味であり、後者は悪い意味になりますが、英語だと明確に単語が異なります。

「讒言」=「slander」「false charge」「calumny」であり、例えば「讒言する」を英訳すると「make a false charge」、一方、「諫言」=「remonstrance」「admonition」「expostulation」であり、「諫言する」を英訳すると「admonish someone」となります。

【「誤解」し「捻じ曲げ」「履き違え」る悪しき精神構造】

実は1月31日のブログ「激しく拒否していないなら「同意」の〝時代錯誤〟」とも通底する点があり、それは「誤解」や「捻じ曲げ」「履き違え」といったものです。

「声を上げない」からそれを「同意」と受け止めたり、「声を上げる」とその内容を吟味することなく「苦情・クレーム」「誹謗・中傷」などと断じてしまうのと、精神的な基本構造は同じです。

Standardsの解釈も同じですが、自分の都合のいいように「誤解」し「捻じ曲げ」「履き違え」て解釈していてはまともな審査など期待できないのです。

【届かぬ「諫言」、拡散する「讒言」、腐敗する組織】

せっかくの「諫言」を「讒言」として吹聴し、喧伝するメンバーがひとりでもいると、その悪影響は組織全体を腐敗させます。

「諫言」がトップにすんなり届かないばかりか、「諫言」したメンバーは〝魔女狩り〟さながらに吊るし上げられ、周囲は「諫言」が意味する本質を理解せぬまま「讒言」と誤解して忘れ去ってしまうからです。

「諫言」を「讒言」として吹聴するのは、そうする本人にとってはこの上なく面白おかしいのかもしれませんが、組織全体から見れば「百害あって一利なし」であることに早く気付いてほしいと思います。
Jpg_20240201092601
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の1月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり14.93人でした。前の週に比べ22.1%増え、10週連続で増加しています。

2024年2月 2日 (金)

「猫と遊ぶ」ではなく「猫で遊ぶ」という〝勘違い〟?

わかるかなぁ~! わかんねぇだろうなぁ~!

故松鶴家千とせさんの有名なセリフですが、TICA Japanメンバーは「猫と遊ぶ」と「猫で遊ぶ」の明確な違いを意識して活動しているでしょうか。

【英語ではともに「with」となり理解が難しい?】

日本語の「と」と「で」はたった1つの助詞の違いですが、その意味するところはとてつもなく大きな違いがあります。

「猫と…」となれば、猫を対等な主体として尊重し接するのに対して、「で」となるとあたかも〝手段〟としてのモノ扱いにするイメージが拭えません。

英語だとともに「with」を使うケースが多く、簡潔にこの助詞の違いを説明することは難しいでしょう。

【「『女と遊ぶ』ではなく『女で遊ぶ』という勘違い」…】

あるお笑い芸人の週刊誌報道を巡り、週刊誌で上記のようなタイトルの記事がありました。

このタイトルを見て、私はすぐに身近な趣味の世界でも「と」と「で」を勘違いしている人が多いことに改めて気付かされたというわけです。

困ったことに、本人は「猫と」遊んでいる、「猫と」エンジョイしているつもりでも、傍から冷静に見れば(あるいは俯瞰して見れば)、「猫で」遊んでいる、「猫で」エンジョイしているとしか思えない場面がいくつも脳裏をよぎります。

【「猫で遊ぶ」という感覚がショー業界で危険なワケ】

「どっちでもいいでしょう」「どっちだって関係ないわ」というメンバーもいるかもしれませんが、「猫で」遊び、「猫で」エンジョイしているメンバーは知らず知らず、猫を「手段」としてモノ扱いし、その延長線上に「動物虐待」がある点に十分留意する必要があります。

実際、TICA Asia Region時代には、ショー会場内で〝動物虐待〟まがいの行為があったとして、主催クラブが1000ドルの罰金と1カ月のショー禁止処分を科されたケースがありました。

同じ〝愚〟を犯さないためにも、全てのメンバーは改めてこの2つの助詞の違いを意識して自らの活動を自問自答してほしいと思います。
Photo_20240201092101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の1月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり11.27人で前の週に比べ35.3%増えています。

大阪府の1月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり8.88人で前の週に比べ11.6%増えています。

名古屋市の1月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり17.60人で前の週に比べ28.4%増えています。

福岡市の1月22~28日の感染報告者数は医療機関当たり11.14人で前の週に比べ21.6%増えています。 

北海道の1月22~28日の感染報告者数は1医療機関当たり13.73人で前の週に比べ27.5%増えています。

2024年2月 1日 (木)

身近な趣味の世界でも駆け巡る「フェイクニュース」や「陰謀論」

今や日本のみならず、世界各地で「フェイクニュース」や「陰謀論」があちらこちらで駆け巡り、善良な人々を巻き込み、時として奈落の底に突き落としています。

しかも、こうした「フェイクニュース」や「陰謀論」は身近な趣味の世界でも〝闊歩〟しており、組織風土を腐らせる一因となっていることを忘れてはならないでしょう。

【私自身、そしてアクトは慣れっこになりましたが…】

単なる邪推や臆測であたかも事実であるかのように煽り騒ぎ立てるのは「フェイクニュース」の本質と言えるかもしれません。

また、何でもかんでも都合の悪いことが起こると、裏で私やアクトが糸を引いていると勘繰るのはまさに「陰謀論」そのものです。

この10年余り、これでもかというほど「フェイクニュース」や「陰謀論」に晒され、巻き込まれてきましたから、私もアクトクラブ員も慣れっこになりましたが、性懲りもなく「フェイクニュース」や「陰謀論」を愉しむメンバーがいるのには呆れ果ててしまいます。

【「火のない所」に火を付けてボヤを起こし回る人々】

「火のない所に煙は立たず」と良く言いますが、「フェイクニュース」や「陰謀論」は「火のない所」に火を付けてボヤを起こし、やれ火を起こしたとか、煙を立てたと、〝野次馬〟根性丸出しで喧伝し吹聴する人たちです。

傍からは「そんなことをして何が楽しいのかしら…」と思わざるを得ませんが、そうしたことしか楽しみがないのか、あるいはそうしたことこそ人生最大の愉悦と思う性格だからか、いずれにしても私には全く理解できません。

犯罪の世界では「刹那的」「享楽的」な犯行というものがあるそうですが、似たような精神構造なのでしょうか。

【今、話題の注目映画「哀れなるものたち」】

話は変わりますが、今、話題の注目映画に「哀れなるものたち」という作品があります。(※ヴェネチア国際映画祭で最高賞となる「金獅子賞」を受賞、アカデミー賞では11部門でノミネート)

「フェイクニュース」や「陰謀論」の標的となり、巻き込まれ、苛まれる人々を見て密かな愉しみにするような人がいるとするなら、それこそ〝哀れなるものたち〟(※この映画の主題とは関係なく、言葉の上でのだけです)と思わざるを得ません。

根拠なき邪推や臆測、妄想を頭の中で巡らせるエネルギーがあるなら、健全な組織風土の改善に向けて〝自浄作用〟を働かせるべく、建設的な行動を起こしてほしいと思ってしまいます。

Photo_20240126152101
====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となり、その後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »

無料ブログはココログ