【分析】TICA会長/副会長選挙、ルール改正案投票から
昨日お伝えした2023年TICA一般メンバー投票の結果を分析してみました。
【TICA会長はそれぞれの候補の上積み票の差で明暗】
TICA会長選挙は、現会長と現副会長の一騎打ちとなりましたが、現会長が前回より42.4%(227票)上積みし、762票を獲得して当選しました。
現副会長は、前回副会長選挙で549票を獲得していましたから、今回会長選挙で得た627票は14.2%(78票)増にとどまったことになります。
現会長は新たな副会長候補とタッグを組んで選挙活動したわけですが、副会長候補が889票を得たのに対し、現会長は762票だったことから、支持率的には副会長候補の方が高かったことになります。
ちなみに有効投票数は会長選挙が1392票(前回比5.9%増)、副会長選挙が1360票(同4.9%増)と微増でした。(副会長選挙には投票したけれど、会長選挙は投票しなかったメンバーが32人いたことになります)
【ルール改正案は賛成率が80%を切るものも…】
ルール改正案への賛成率は以下の通りです。
Proposal 1:90.6%
Proposal 2:90.0%
Proposal 3:85.1%
Proposal 4:79.0%
このうち、Proposal 4はShow Rule 29.3.4の削除に関するものであり、日本における来シーズンのショーにも直接的に関係してきますので、主なショーコミッティーメンバーは忘れないようにしてもらいたいと思います。
【Breed Committee Member投票で思うこと…】
ここのところ、TICA Japan TDAで、Svannah(SV)とToyger(TG)のブリードセミナーを催したこともあり、気になったわけですが、SVのメンバーが定員7人であるのに対し、TGは3人であり、それだけの差があることに改めて残念に思いました。
しかもTGのBreed Committee Memberへの投票数は9票、9票、8票であり、このセクションのブリーダー9人しか投票しなかったことが見て取れます。
あれだけ素晴らしいStandardを作り上げながら、その後の発展が足踏みしている現状を憂えてしまいます。
一方、Bengal(BG)はというと定員7人に対して10人が立候補し、最多得票者が112票、7番目の人で77票を得ています。
ちなみに全Breedを通じて、最も得票の多かったのはMAINE COON/MAINE COON POLYDACTYL(MC/MCP)の最多得票者の152票です。
※「TICA Standard 分析」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
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