2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

リンク

« Toyger(TG)ブリードセミナーParrt 1フォローアップ講座② | トップページ | Toyger(TG)ブリードセミナーParrt 1フォローアップ講座④ »

2023年11月13日 (月)

Toyger(TG)ブリードセミナーParrt 1フォローアップ講座③

きのうの話題をもう少し具体的に深めてみたいと思います。

【「PENALIZE」対象のある猫がBOBになり得るか】

Show Rule 21.58は厳密な意味で「PENALIZE」に限定したものではありませんが、「PENALIZE」も含まれることに鑑みれば、理論上、あり得るということになります。

「PENALIZE」に引っかかる部分だけが0点であっても、その他全ての部分が完璧であれば、どれもこれも完璧とまでは言えない猫に100点満点のポイントにおいて勝つこともあり得ます。

「PENALIZE」に該当する部分を0点にするのではなく「一部を減点」とし、減点幅が小さければBOBになれる可能性は0点の時より高まることは間違いありません。

【「PENALIZE」対象のある猫でもファイナルに残れるか】

前段の延長線上で考えれば、理論上、ファイナルに残ることもあり得ます。

ただし、こうなってくると「TICA Standard Guidelines」の「PENALIZE」の趣旨が立ちはだかるであろうことは容易に想像できます。

きのう紹介したところを思い出していただきたいのですが、「PENALIZE」は「その猫種で見られる深刻な欠陥/欠点(serious fault)」であり、そのような欠陥/欠点(serious fault)を持つ猫をファイナル表彰していいか(あるいはファイナル表彰できるか)という問題です。(※ショーはあくまで相対評価です)

【ファイナルに残す場合に欠かせない説明責任】

時折、Locketを持つBGがファイナルに残ったり、以前はLocketのあるBGがSPリングながらベストを獲ったりしていましたが、そうした場合、なぜ「PENALIZE」対象の猫をファイナルに入れるのか、そしてその順位なのか、Judgeはしっかりと「説明責任」を果たす必要があるでしょう。

しかし、それもこれも出陳者が自分の猫種以外の猫のStanadardを理解していなければなりません。

Locketのことを知らない/気付かないBGブリーダーでは「なんで?」と思わないでしょうし、ましてBGのStandardを良く知らない他の猫種のブリーダー/オーナーなら、Locketを持つ「PENALIZE」対象のBGがファイナルに残っていても何の違和感もいだかないだろうからです
1118tgd
※「TICA Standards 分析:EAR Size」は休みました。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

« Toyger(TG)ブリードセミナーParrt 1フォローアップ講座② | トップページ | Toyger(TG)ブリードセミナーParrt 1フォローアップ講座④ »

無料ブログはココログ