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2023年10月

2023年10月31日 (火)

TICA Standards 分析㊹EARs(18)SB SR/SRL

耳の大きさを「Medium-large」と限定しているのはSBだけで、あとはEMにおいて「Medium to medium large」と出てくるだけです。

また、わざわざ「Ideal position」と前置きして「one to one and one half ear width apart」という書き方をしているのもSBだけになります。

耳の付き位置については、MSのところで紹介したように、SB(as much on the sides of the head as on top)、RB(as much on the side as top of head)、TO(as much on the side of the head as the top)、TG(set as much on the side as on the top)がほ同じ表現となっています。

SR/SRLはどの項目も極めてシンプルな定義となっており、EARsも「Medium-sized, rounded with pointed tip, set well apart」だけです。

同じ5点の配点でも、SBとSR/SRLはかなり対照的といえるでしょう。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月30日 (月)

TICA Standards 分析㊸EARs(17)PS/HI/ES RD RB

PS/HI/ESで使われている「unduly」はこのBreed Groupだけに出てくる単語で、「moderately」とは対照的な意味を持ち、「過度に/行き過ぎて/極度に/必要以上に」となります。

また、「fitting into contour of head」となっていますが、これはPS/HI/ESだけで使われ、Chinのところでも「fitting into the face」と使われています。

きのうのMS、RB、SB、TO、TGに出てきた耳の付き位置の言い回しの別表現がRDとMK/MKLでは使われ、RD(Set as much on top of the head as on the side), MK/MKL(Placed as much on top of the head as on the sides)となっています。

RBの耳の大きさは「rather large」となっていて、「rather」には①かなり、だいぶ、ずいぶん、②やや、多少、ある程度という2つの意味がありますが、RBは②となります。

そうなると、今度は「rather」と「moderately」の違いが問題になってくるわけですが、程度の意味合いの強さは「rather」のほうが高く、rather large > moderately large となる点は押さえておくべきでしょう。(※RBでは「rather large」という表現をEYEsにも使っており、「Eyes: Rather large, almost round」と定めています)

耳の幅と高さにおいて「Almost as wide at base as tall」という定め方をしているのはRBだけです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月29日 (日)

BGブリーダーも学ぶべきTG Standard㊦

長毛種のブリーダーも含めて、よくBGの美しさに言及する発言を耳にしたことがあるかと思います。

Judgeが審査の際に、BGのRosettesやGlitterを引き合いに出し、あたかも美しさを評価したかのように話すこともあり、BGに詳しくない出陳者は〝誤導〟されてしまうこともあります。

しかし、そうした誤った認識も今回のToyger(TG)ブリードセミナーに参加すれば払拭されることは間違いありません。

その意味で、超一流Judgeを目指すTICAメンバーにおいてはしっかりと押さえておきたい〝学び所〟満載の内容と言えるかもしれません。

ちなみにBGの場合、RosettesやGlitterがなければならないわけではなく、RosettesやGlitterがあるからといって評価が上がるわけでもありません。

ところがTGは違います。

TGはGlitterがなければPENALIZE(減点)対照であり、「Bold, braided, nonuniform stripes including stretched rosettes are preferred」なのです。

TGブリーダーにおいては、JudgeがしっかりGlitterの有無をチェックしているか、「stretched rosettes are preferred」であることを理解して、TGのPATTERNを審査しているか--しっかりチェックする必要があるということになります。
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※「TICA Standards 分析:EYE Color」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月28日 (土)

BGブリーダーも学ぶべきTG Standard㊤

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)主催で11月5日(日)と18日(土)にToyger(TG)ブリードセミナーを開催するわけですが、TGブリーダーだけではなく、BGブリーダーこそ参加すべき内容といえるだろうと思っています。

BGの審査や評価を巡っては、常に「タイプ重視」か「パターン重視」かが問題になるわけですが、TG Standardと比べることで、ある意味、〝不毛な議論〟であることも分かってくるはずだからです。(※タイプ=HEADタイプ+BODYタイプ、パターン=COAT/COLOR/PATTERN)

なぜなら、COAT/COLOR/PATTERNの配点はBG(35点)よりTG(40点)の方が高く、TGがStandardへの配点上、「パターン重視」(HEAD35点、BODY25点)であるなら、BGはHEADへの配点も35点、BODYへの配点は30点と「バランス重視」となっているからです。

ちなみにSavannah(SV)は、HEAD40点、BODY40点、COAT/COLOR/PATTERN20点ですから、この猫種こそ「タイプ重視」であることが分かるというものです。

他の猫種のStandardを通して、自分が繁殖を手掛ける猫種のStanadardを俯瞰して見ることの重要性が理解できるでしょう。

もう一例挙げれば、BGでは「筋肉質」であることが強調され、実際、Stanadardで記載されている以上にその筋力はものすごく強いわけですが、配点から言えばTGに劣ります。(※Boning+MusculatureはBGの12点に対し、TGは13点)

BGブリーダーにとって、TG Standardと比較することでBG Stanadardの解釈の仕方が変わるでしょう。

当然、Judgeにとっては基礎知識であるわけですが、こうした点を深く理解せずに審査・評価するケースが今なお後を絶たないのは残念です。
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※「TICA Standards 分析:EYE Color」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の10月16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり3.25人でした。前の週に比べ13.6%減りました。

2023年10月27日 (金)

【重要】Breed Committee Member投票の賢いやり方について

今回のTICA一般メンバー投票ではBreed Committee Member投票もあります。

こちらについてもTICAクラブ代表やJudge、ベテランメンバーは〝孔子に論語〟かもしれませんが、いくつか投票パターンがありますので、新しくTICAメンバーになった方、なってまだ年の浅い方はテクニックを知っておいてほしいと思います。

【立候補者が多い時のいくつかの投票パターン】

Breed Sectionメンバー数に応じて、Committeeメンバーの人数は決まっており、それはStanding Rule 105.2.1で定めている通りです(下記参照)。

定員を超えた 立候補者がいる場合は投票になるわけですが、必ずしも定員(3、5、7人)の数だけチェックを入れて投票しなければならないわけではありません。

例えば定員7人に対し11人が立候補している場合、7人を選ばねばならないわけではなく、1人でも2人でも構わないのです。

【どうしてもなって欲しい人/なって欲しくない人】

どうしてもBreed Committeeになって欲しくない人がいる場合は、その人を除いた定員分、投票する必要があります。

逆に、特定の何人かだけBreed Committeeになって欲しい場合(例えば5人いる場合)は、その5人に投票し、敢えて定員である7人全員は選びません。

ただ、Breed Committee Chairが絡んで来ると事情は変わります。

【どうしてもBreed Committee Chairになって欲しい】

立候補者の中で「どうしてもこの人にBreed Committee Chairになって欲しい」人がいる場合は、仮に定員7人であってもその人だけに投票します。

なぜなら、By-Law 15.2.1.2で定めているように、最も得票を得た人がBreed Committee Chairに就くからです(下記参照)。

もし、定員7人に対しBreed Committeeメンバーになってほしい人が5人いて、このうち3人について誰がChairになってもいいのならこの3人に投票し、Chairにはこの5人誰でも構わないのであれば5人に投票します。

投票の仕組みをよく理解した上で投票してもらえればと思います。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり2.11人でした。前の週に比べ9.4%減りました。

大阪府の16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり2.53人でした。前の週に比べ8.7%減りました。

名古屋市の16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり3.97人で、前の週に比べ2.5%減りました。

福岡市の16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり2.53人でした。前の週に比べ29.5%減りました。 

北海道の16~22日の感染報告者数は1医療機関当たり6.79人でした。前の週に比べ2.9%増えています。

2023年10月26日 (木)

【重要】TICA一般メンバー投票、ルール改正案4件ポイント解説

TICA一般メンバー投票におけるルール改正案4件のポイント解説をします。

Proposal 1:COO & Executive Employees関連
Proposal 1 - Amend By-Laws Articles 6, 7, 8, 11, 19 (Chief Operating Officer and Business Manager/Executive Secretary

TICAではちょっと前から「COO」という役職を設けています。

正式名称はタイトルにもあるように「Chief Operating Officer」であり、日本語では「最高執行責任者」と訳し、業務執行の最高責任者という位置付けです。

Boradにおいて決められた運営方針等に基づき、具体的な業務執行を行う最高責任者となります。

今回の改正案はBy-Lawsにおいて「COO」と「Business Manager/Executive Secretary」の総称として「Executive Employees」とし、それぞれの位置付けや役割、責務を見直しました。

賛成理由/反対理由のところを見ても分かるように、特段の反対理由はなく、TICA全体のガバナンス強化の一環として必要な改正案だと思っています。

Proposal 2:〝名誉Judge〟の保持要件の修正
Proposal 2 - Amend By-Laws 123.1.8 to 123.1.10 (Honorary Judge Titles)

TICAはいわゆる〝名誉Judge〟の名称として、「Judge Emeritus」「Distinguished Judge」「Judge of Merit」があり、 By-Laws 123.1.8 ~ 123.1.10においてそれぞれ要件が細かく定められていますが、By-Lawsにおけるそれらの細かな規定をすべて削除し、「Judging Program」の規定に基づくといった記載に変更するというものです。

この改正案も賛成理由/反対理由のところを見ても分かるように特段の反対理由はありません。

Proposal 3:決戦投票の仕組みの導入
Proposal 3 - Amend By-Laws Article 14 (Absolute majority)

8月28日のブログ(【TICA Board Meeting】 決選投票の仕組みの導入について)で詳しく説明してありますので参考にしてもらえればと思います。

ただ、実際にどのくらいの頻度で「決選投票」になるか分かりませんが、反対理由としては「頻繁に行われるようであると投票コストがかさむ」といった意見が出ています。

投票の仕組みとしては今よりもより民主主義的になり導入自体はいいことでしょう。

実際に導入して、仕組み的にもコスト的にも不都合があれば見直しや廃止を検討すればいいのではないかと思います。

Proposal 4:AlternativeショーのJudge回数制限ルール削除
Proposal 4 - Delete Show Rule 29.3.4 (Alternative Format Judges)

5月22日のブログ(【速報】TICA Spring Board Meetingの主な決議)で詳しく説明してありますので参考にしてもらえればと思います。

おそらく一番の問題は反対理由の2項目にある「Less variety in judges for exhibitors(出陳者にとってJudgeの多様性に欠ける)」ということかと思いますが、日本ではずっと前からJudgeの多様性に欠けていたこともあり(=同じJudgeが何回も同じ猫を審査してポイントを重ねる)、それほど問題とは思わないのではないでしょうか。

逆に、数少ないJudgeでAlternativeショーを開きやすくなることから大歓迎かもしれません。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月25日 (水)

【重要】TICA会長/副会長選挙、様々な投票のやり方があることを忘れずに!

TICAクラブ代表やJudge、ベテランメンバーは〝釈迦に説法〟かと思いますが、TICA会長/副会長選挙は様々な投票のやり方がありますので、短絡的で浅薄なやり方でせっかくの投票機会を無駄にしないでいただきたいと思います。

【「Write-in」の活用方法にもいろいろある】

そのひとつが立候補者以外にふさわしいと思う人がいれば「Write-in」に記入することで、立候補者以外の意中の人に投票できることです。

しかし、その活用方法にもバラエティがある点を忘れてはなりません。

今回の会長/副会長選挙で言えば、会長にはVicki Jo HarrisonさんとRalph Stadterさんの2人が立候補、副会長にはLiz BrownさんとEllen V Crockettさんの2人が立候補しているわけですが、会長/副会長ともそれぞれ1人は落選することになります。

【会長選挙で負けても副会長として活躍してもらう道】

会長選挙でVicki Jo Harrisonさんが当選すればRalph Stadterさんが落選し、その逆の場合もあるわけですが、「Write-in」を使えば仮に会長選挙で負けても副会長として活躍してもらうことも可能です。

具体的に言えば、もしVicki Jo Harrisonさん〝推し〟のメンバーがいたとして、会長選挙で彼女にチェックした上で、副会長選挙の「Write-in」の欄にVicki Jo Harrisonさんの名前を書いておけば、仮に会長選挙で負けても副会長として活躍してもらう道が拓けるということになります。

その逆もありで、Ralph Stadterさん〝推し〟のメンバーは、会長選挙で彼にチャックを入れた上で、副会長選挙の「Write-in」の欄にRalph Stadterさんの名前を書けば、同じことが見込めます。

【立候補者だけで12通りの投票パターンがある】

「Write-in」にそれぞれの立候補者以外しか記入できないと思い込んでいるメンバーがいるならそれは間違いです。

それぞれの立候補者(今回は会長/副会長合わせて4人)を念頭に、この4人の誰かに会長/副会長をやってもらいたいと思うなら、上記のような「Write-in」の使い方をすることで12通りの投票パターンがあるのです。

誰かに言われたことを右から左に鵜呑みにしてポチッ!とクリックするのではなく、固定観念にとらわれることなくひとりひとりのメンバーが自分の頭でしっかり考えて投票してほしいと思います。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月24日 (火)

【重要】TICA一般メンバー投票スタート! 会長・副会長選挙も

TICAから立て続けにメールが来ているかと思いますが、日本時間昨夜から深夜にかけて送られてきた中に、投票のお知らせが入っていますので見逃さないようにしてもらえればと思います。

◆差出人アカウント:TICA Online
◆件 名:TICA 2023 Officer, Breed Committee & Rule Proposals Election Open for Voting

https://vote.YesElections.com/TICA/?●●●…」のリンクをクリックすれば投票画面に飛び、あとはチェックのクリックをしていくだけとなります。

それぞれのメンバーが所属するBreed Committeeメンバー投票、ルール改正4件もあります。

投票締切は日本時間11月23日(祝)14時59分(米中部時間11月22日23時59分)です。

1カ月ありますから、ゆっくり考えて投票していただければと思います。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月23日 (月)

TICA Standards 分析㊷EARs(16)KT MS OC

KTの特徴は「Large with rounded tip」であるとともに、「large flare at base」であるところにあり、それはこの表現がKTだけに出てくるところからも分かります。

MSに出てくる「Broad at the base with bell cups or jugs」の比喩もこの猫種特有であり、「bell cups or jugs」という言い回しはMSだけに出てきます。

また、MSにおいて付き位置が「as much on the side of the head as the top」となっていますが、RB(as much on the side as top of head)、SB(as much on the sides of the head as on top)、TO(as much on the side of the head as the top)、TG(set as much on the side as on the top)もほぼ同じです。

OCではこれに似た感じで「Set so as to corner the head」という言い回しになっていますが、EARsにおいてこのような表現を使っているのはOCだけです。

ちなみにOCの耳の大きさは「moderately large」であり、日本語では「適度に大きい」となりますが、なかなか具体的に捉えられない表現かと思います。

「moderately」の「適度に」には、「それほどではない」「平均的」という意味合いもありますから、「それほど大きいというわけではない」「平均的な大きさ」という感じです。

「moderately」を使った例文も参考になり、料理の味で「moderately spicy」と言えば「適度にスパイシー」、「exercises moderately」と言えば「適度に運動する」「moderately happy」と言えば「ある程度満足」といった具合になります。
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2023年10月22日 (日)

もしTG、BG、SVだけ10頭の審査をするとしたら…

あくまで机上の仮定の話ですが、もしSPリングにおいて、TG(4頭)、BG(3頭)、SV(3頭)だけ10頭のエントリーがあり審査するとしたら、何人のJudgeがすっとBreed/Divisionリボンを付け、特段の時間をかけることなくファイナルの順位を決められるでしょうか。

長毛種のブリーダーにしてみれば、ワイルド系短毛種ということで一括りにしていることかと思いますが、ぞれぞれにStandardがあるわけですから、超一流Judgeであればこともなく順位を付け、その理由と根拠も説明できることでしょう。

TICA Japan Members' Training & Development Acatdemy (TICA Japan TDA)では、11月5日(日)と18日(土)にToyger(TG)ブリードセミナーを予定しているわけですが、単にTGのStandardを読み解くわけではありません。

冒頭で触れたように、もしSPリングにおいて、TG(4頭)、BG(3頭)、SV(3頭)だけ10頭を審査するとした場合でも、しっかり見分け、順位付けまでできるようにすることを目標としています。

特に、参加申込のあったみなさんに事前にお配りする資料は、Toyger(TG)とBengal(BG)、Savannah(SV)のStandard上の特徴を比較できるようにしたものであり、大いに役立つかと思います。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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2023年10月21日 (土)

11月5日Toyger(TG)セミナー、一部資料を事前配布へ

11月5日(日)と18日(土)に予定しているToyger(TG)ブリードセミナーの資料を準備しているところですが、今回はこれまでに増して資料が多いことから、参加申込されたみなさまには1週間ぐらい前をメドに、資料の一部を事前に配布し、ちょっとした〝予習〟をしていただければと考えています。

これまで2回のブリードセミナー(3月21日Munchkin & Minuet、6月25日Savannah)でもそうでしたが、資料が多くてもしかしたら〝消化不良〟になってしまって参加者の方がいらっしゃったかもしれず、今回は2回に分けるとともに、理解の一助として資料の一部を配布することにしました。

内容は、Toyger(TG)とBengal(BG)、Savannah(SV)のStandard上の特徴を比較できるようにしたもので、基本的に日本語してPDFファイル(7ページ)で提供します。

これに目を通しておいていただければ、両日のセミナーでの理解も早く、深まるかと思います。
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※「TICA Standards 分析:EARs」は休みました。

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全国の10月9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり3.76人でした。前の週に比べ27.7%減りました。

2023年10月20日 (金)

TICA Standards 分析㊶EARs(15)AB/SO AS/AW BI BU/BO HB KM

きょうから配点が5点のBreed Groupに入ります。

Breed Group当たりの平均は7.04点ですが、配点が5点は最も数が多く、17 Breed Groupsに達します。

AB/SOのStandard上の特徴的な記載は「A “thumb print” marking is desirable on the back of the ear」でしょう。

「thumb print」はAB/SO、CU、TG、PB/PBLで出てくる表現で、SVとABT/ABSだと「Ocelli」(「thumb print」よりはっきりした白色の模様)に変わります。

BU/BO、HBは「wide set」ではあるものの、「not flared(flaring)」であるところが共通しています。

KMでは「Ears should point toward 11 and 1 o'clock」と定められ、「ears set low or high (significantly above or below 11 and 1 o’clock」であると、PENALIZEの対象になります。

一方、MC/MCPでも「11 and 1 o'clock」が出てきて、「Outside edges have a very slight outward tilt, not past 11 and 1 o’clock」と定めています。
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東京都の9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり2.33人でした。前の週に比べ35.6%減りました。

大阪府の9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり2.77人でした。前の週に比べ28.1%減りました。

名古屋市の9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり4.07人で、前の週に比べ31.8%減りました。

福岡市の9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり3.59人でした。前の週に比べ13.3%減りました。 

北海道の9~15日の感染報告者数は1医療機関当たり6.61人でした。前の週に比べ19.4%減りました。

2023年10月19日 (木)

TICA Standards 分析㊵EARs(14)

CR、MK/MKL、MX/CYを取り上げます。

CRは特徴的な耳を持ちますが、配点は平均以下の6点です。

「Large. Deep conical shape with a modified point」と定めており、この中で出てくる「 conical shape」「modified point」はCR特有の言い回しです。

その後に続く「Set high, but not so high as to suggest "donkey" ears」において「"donkey" ears」とありますが、これもCRだけの表現です。

MK/MKLについては具体的な大きさを表す単語は出てきません。「In proportion with head」とあるだけです。

MX/CYにも独特の言い回しが使われており、それが「they resemble the rocker of a cradle」です。

「tapering to rounded tip」はMX/CYとDR(配点10点)にだけ出てくる定義となります。
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2023年10月18日 (水)

TICA Standards 分析㊴EARs(13)

きょうはBM/BML、JB/JBL、TGを取り上げます。

それぞれタイプの異なったEARsで、BM/BMLは「Medium to large, broad at base」、JB/JBLは「large, upright and expressive」、そしてTGは「Rounded. Small preferred」であり、EARsの項目において「Small preferred」と定義しているのはTGだけです。

また、TGは「Thickly furred temples and ears preferred」とも定めており、これもTGだけとなります。

JB/JBLにおいては「They are wide set, but at right angles to the head, rather than flaring」とその向き方を明確に定めているのが特徴です。
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2023年10月17日 (火)

TICA Standards 分析㊳EARs(12)

きょうはBG/BGL、BS/BLを取り上げます。

BG/BGLは「Medium to small」、BS/BLは「Small to medium」となっており、BG/BGLは「Medium」が基本、BS/BLは「Small」が基本になっている違いがあります。

なお、BG/BGLは「wide base」、BS/BLは「broad at the base」となっており、機械翻訳だとおそらく両方とも「広い」となってしまうかもしれませんが、超一流Judgeを目指すのであれば、「broad」は「wide」よりも広々としていることを強調するニュアンスを持つ点に留意したいところです。

それぞれの単語の単独の意味としては「wide=端から端までが幅広い 」、「broad=遮るものがなく広い」という意味になります。

BG/BGLはEArsのStandardが微妙に異なるので、分けて掲載しました。

BGは「lynx tipping undesirable」、一方、BGLは「Lynx tipping is permissible」となっています。
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2023年10月16日 (月)

正しい言葉使いは最低限の「ビジネスマナー」

和訳のあり方とは別に、11日にVicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさん送られてきた立候補声明について、ひとつだけ苦言を呈しておきます。

趣味の団体と言えども、言葉使いを疎かにしていいわけではなく、正しい言葉使いは最低限の「ビジネスマナー」であり、基本中の基本であることを踏まえる必要があります。

もちろん仲間内だけのメールやLINE等のやり取りまで…とは言いませんが、単なる趣味の団体ではなく、国際団体としてそれなりの知名度があり、自負があるなら、形として残る書き言葉は特に正しい言葉使いに気を配るべきといえるでしょう。

【「氷山の一角」は基本的に悪い意味の文脈で使う】

11日のVicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさん送られてきた立候補声明の中に、「ランキングとスコアリングはTFMSで継ぎ目なく円滑に利用できるようになり、これは氷山の一角に過ぎません!」(原文:Standings and scoring are now seamlessly available in TFMS, and this is just the tip of the iceberg!)という文章が出てきますが、まともな日本人TICAメンバーなら「?」でしょう。

「氷山の一角」という言い回しは悪い意味の時に使うのであって、良い意味では使わず、それは英語も同じです。

もしかすると米国で誤用が広がり、今回のように良い意味でも使うようになっているのかもしれませんが、国際団体の会長/副会長候補であれば誤用は避けてほしいところです。

※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月15日 (日)

TICA会長/副会長候補、機械翻訳の課題と問題点を身を以て示した?

Vicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさんから10日に「Multilingual Communications Plan」に関するメールが入り、直後に日本語版の立候補声明が入りましたが、これはある意図をもってのことでしょうか。

しかし、何とも皮肉なことに、日本語に関してはそう簡単に「Multilingual Communications Plan」に適さないことを身を以て示した結果になりました。

【「猫福祉のチャンピオン」ってどういう意味?】

11日に送られてきた日本語版を読んでいくと、リズ・ブラウンさんの経歴紹介の最後のほうで「彼女は猫福祉のチャンピオンであり、プロとして、また地域内を導く能力も実証済みです」と書いてあります。

「猫福祉のチャンピオン」? 日本人なら誰もが首を傾げてしまう書き方ですが、原文は「She's a champion for cat welfare and has a proven ability to lead professionally and within her region」と書いてあります。

「Champion」は普通に訳せば「チャンピオン」ですが、英語の「Champion」には「(熱心な)擁護者、推進派」という意味もあり、ここでは後者の訳を採用すべきだったでしょう。

【「ショーの採点効率の向上」? ジャッジの審査効率化?】

Our Vision: Three Pillars for a Thriving TICA(私たちのビジョン: 繁栄するTICAのための3つの柱)の「2 効率化」の最後に出てくる「ショーの採点効率の向上」も日本語訳としては〝不合格〟でしょう。

原文は「Improve the efficiency of scoring shows」となっており、ここはそのままカタカナで「スコアリング」としたほうが分かりやすいと言えます。

敢えて和訳するなら、意訳して「集計(作業)の効率」とするか、「集計とランキング作成効率」とすべきでした。

単に機械翻訳にかけただけだと、日本語の場合、こうなってしまう…という典型例といえるでしょう。

【Breedは「品種」ではなく「猫種」と訳すべき…】

このブログでは何度か指摘していますが、Breedを機械翻訳にかけると「犬種」とか「品種」と出てきます。

機械翻訳が「犬種」と訳したから、それをそのままTICAの文書に使うのは論外であり愚の骨頂ですが、愛猫団体であるなら「品種」ではなくあえて「猫種」という和訳を当ててほしいところです。

何度も言いますが、機械翻訳は進歩しているとはいえ、そのまま使えるほどにはなっていません。

特に日本語の場合、書き言葉のルールは他の言語に比べて厳しく、良識と常識が問われるということを、欧米のTICAメンバー、特にTICA Board Memebr全員が共通認識として共有してほしいと思います。

※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月14日 (土)

今年のTICA会長/副会長選挙、早くも過熱気味??

今週も10日(火)にVicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさんから「Multilingual Communications Plan」に関するメールが入り、続けて11日(水)には日本語版の立候補声明、さらに今朝未明にもVicki Jo Harrisonからメールが送られてきました。

早くも過熱気味のようにも感じますが、それは前回選挙の結果が影響しているからかもしれません。

2020年のTICA会長/副会長選挙で、会長選挙に出たVicki Jo Harrisonさんは535票、一方、副会長選挙に出たRalph Stadterさんは549票でしたから、この2人の票を単純に比べれば、Ralph Stadterさんが有利なわけです。

もちろん、今回の会長選挙はSteven Meserveさん(440票)とJamie Christianさん(328票)が立候補していませんから、この2人の票がどう動くかに左右されます。

ただ、これも単純比較ですが、Steven Meserveさんの票が全てRalph Stadterさんに流れ、Jamie Christianさんの票が全てVicki Jo Harrisonさんに流れると、Vicki Jo Harrisonさんは863票、Ralph Stadterさんは989票で、差は6票から一挙に126票に広がることになります。

前回会長選挙に立候補したSteven Meserveさん、2017年の前々回副会長選挙に立候補したSteven Savantさんは別の団体を創り、移りました。

ちなみに前々回に会長選挙で当選したVickie Fisherさんは670票取りましたが、前回の会長選挙で当選したVicki Jo Harrisonさんは約2割少ない535票でした。

Vicki Jo Harrisonさんにとってはこの3年間の実績が評価されて票を上積みできるか、さらにJamie Christianさんの328票まで取り込めるか--。

一方、Ralph Stadterさんにとっても副会長としての実績が評価されて前回の票に加えてどれだけSteven Meserveさん440票を手に入れられるか--。

TICA Asia East Regionの投票率がそれなりに高いだけに、その動向も大きく影響することは間違いありません。

ひとりひとりのメンバーが、誰かに言われたから唯々諾々と従うのではなく、TICA全体の将来を見据え、どちらが本当にTICAの将来に貢献できるかを真剣に考えて1票を投じてほしいと思います。
2020-tica
※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の10月2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり5.20人でした。前の週に比べ41.1%減りました。

2023年10月13日 (金)

TICA Standards 分析㊲EARs(11)MC/MCP

EARsへの配点が6点の猫種に入ります。

1 Breed Group当たりのEARsへの配点平均が7.04点ですから、平均を若干下回る配点の猫種という位置付けになりますが、9 Breed Groupsあります。

まずは先日のStandard変更によって、EARsへの配点がこれまでの10点から6点に引き下げられたMC/MCPを確認します。

10点の配点にはCX、DR、HG/HGS、KB/KBL、SXがいますが、ここから平均以下の配点グループに移動したということになります。

下の画像にはBefore/Afterが比べられるようにしてありますので参考にしてください。

ちなみにPENALIZEも部妙に修正されています。こちらも比較できるよう併記しておきます。

【PENALIZE】
BEFORE : Ears: Very close, set straight up. Narrow bases. Wide-set, flared.

AFTER : Ears: Overly rounded/without taper. Small. Flared. Lacking furnishings or lynx tips. Lynx tips that detract from the set and shape of the ear.
Ears-6-points1
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり3.62人でした。前の週に比べ48.9%減りました。

大阪府の2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり3.85人でした。前の週に比べ45.2%減りました。

名古屋市の2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり5.97人で、前の週に比べ44.5%減りました。

福岡市の2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり4.14人でした。前の週に比べ52.2%減りました。 

北海道の2~8日の感染報告者数は1医療機関当たり8.15人でした。前の週に比べ21.5%減りました。

2023年10月12日 (木)

TICA Standards 分析㊱EARs(10)SV TH

SVは「SVブリードセミナー」で詳しく説明しましたのでさらっと流しますが、「remarkably large」となっており、きのう紹介したように大きさの程度の副詞の使い方から見て、「Strikingly large」ほどではないということになります。

「Ocelli」についてSVは「pronounced ocelli are desirable、ABT/ABSは「ocelli markings are desirable」ですから、SVの方が「pronounced(目立った、顕著な、明白な)」であることが求められています。

THの耳のStandardもかなり細かく定義され、それは「Tip of ears point outward at an angle slightly closer to the top than side of the head (35 degrees from vertical」に表れています。

耳の先の形状は「oval tips」となっており、これはTH、KM、TOだけにある表現です。

Ears-7-points-b
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年10月11日 (水)

TICA Standards 分析㉟EARs(9)CU PD SI/BA/OS/OL

きょうから2回に分けて、EARsへの配点が7点の猫種を取り上げます。

CUでは両耳の付き位置について「about two fingers apart between the inside bases」と定められています。EARs Tufts(Clusters of hair growing close together as between the toes or behind the ears)は「preffered(好ましい)」ものの、「lack of tufts not a penalty」とも記載されており、プラス評価要素であることが明記されています。

PDにおける「Extra Large」はこの猫種だけの表現になります。

SI/BA/OS/OLでは「strikingly large」となっていますが、大きさの表現として大きい順に並べると以下のようになっていますので、超一流のJudgeを目指しているメンバーはしっかり頭に入れておいてほしいと思います。

Strikingly > Remarkably > Extra > Very 

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2023年10月10日 (火)

TICA Standards 分析㉞EARs(8)NF PB/PBL

EARsへの配点が8点の猫種の続きです。

NF、PB/PBLとも特徴的なStandardの記述となっています。

NFは後段の記述がポイントになり、「Lynx tips and furnishings that extend beyond the outer edge of each ear are desirable. The outer edge of the ear should follow the line of the head down to the chin」と、耳だけにとどまらないところが重要になります。

PB/PBLは「thumbprint」があるとされており、これはAB/SO、CU、TGも同じです。

Standardでは耳の高さも定義され、「Medium height」と定められているのはPB/PBLだけとなります。
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2023年10月 9日 (月)

続々々・TICA会長・副会長選挙、事実上のスタート!!

返す返す「日本語」とは難しいものであり、特に外国語を和訳する際は本当に注意が必要であることを改めて感じます。

せっかく和訳でメールを送っているのに、その真意が伝わりにくくなっていることを残念に思っていることが純粋な動機であり、さらにそれはStanadardsの正しい解釈と理解につながるからに他なりません。

Ralph Stadterさんからの4日のメールは「The Future is coming! Your vote is important. Please give me the opportunity to serve as your President and listen to your input on our future」で締め括られており、和訳は「未来がやってくる!あなたの一票が重要です。どうか私に会長を務める機会を与えていただき、私たちの将来について皆さんのご意見をお聞かせください」となっていますが、この和訳だと「your input」が日本のTICAメンバーには的確に伝わりにくいと思わざるを得ません。

「input」は単なるデータや情報を表す場合もありますが、こうした文脈で使われる場合は「アドバイス」や「アイデア」といった意見を示します。

つまり、単に「皆さんのご意見をお聞かせください」ではなく、きのう取り上げた5つの問いかけに関し、私たちの将来についてのみなさんの「アドバイス」や「アイデア」を聞かせてください…というのが真意になります。

これまでのTICA Asia時代を振り返ると、影響力を持つクラブオーナーや代表、Judgeが誰に投票するかを支持し、クラブ員も自分自身で考えることなく思考停止に陥って唯々諾々と従ってきた歴史がありますが、そろそろ決別する時期でしょう。

今回のTICA会長/副会長選挙が、日本の一般TICAメンバーの意識が変わるきっかけになってほしいと思います。

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2023年10月 8日 (日)

続々・TICA会長・副会長選挙、事実上のスタート!!

投票行動は人によって様々ですから、TICA会長/副会長選挙においてもメンバーによって違うかもしれません。

しかし、企業だけでなく、団体や組織において「ビジョナリー経営」や「パーパス・マネジメント」の重要性が指摘されるなか、やはり「パーパス」や「ビジョン」を語り、何をしようとしているかこそ重要であり、重大な関心事と言えるのではないでしょうか。

少なくとも私はそうですし、多くのメンバーがそういう視点で投票行動を取れば、TICAの将来の方向性を左右する大きな力になり得るのではないかとも思えます。

その意味で、Ralph Stadterさんからの4日のメールは興味深いものでした。

敢えて英語版を転載しますが、この「ビジョン」に関する5つの問いかけはどれも一般TICAメンバーにとっても重要であり、ひとりひとりが胸に刻む必要があるでしょう。

・Where do we want to be in 5 - 10 years?
・What do we do about the "aging of the cat fancy" in the parts of our world where that is a problem?
・How do we support our clubs to have more shows and have them be financially viable?
・Where have we grown in the past, where are we growing now, and where do we need to look for positive development?
・What can we contribute to the welfare of cats, all over the world?

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※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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2023年10月 7日 (土)

続・TICA会長・副会長選挙、事実上のスタート!!

今年のTICA会長/副会長選挙は例年と違った様相を呈しています。

時代が変わり、技術が発展すれば当たり前かもしれませんが、今回は9月30日のブログで紹介して以降も、Liz Brownさんからさらに1通、Ralph Stadterさんからも新たに1通、そして昨日もVicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさんから連名のメールが届いており、すでに読んだメンバーも多いかと思います

まず気付くのは、Ralph Stadterさんからのメールは日本語・英語併記であり、Vicki Jo HarrisonさんとLiz Brownさんからは英語でのみ送られてきている点です。

4年前と比べて機械翻訳が急速な進化を遂げていますから、Vicki Jo Harrisonさんの陣営にしてみれば、敢えて和訳して送る必要はないと考えているのかもしれませんが、それなりにこなれた日本語で書いてあれば理解もしやすく、それに越したことがないというのが率直な実感です。

Vicki Jo Harrisonさんの陣営に有力な日本人のTICAメンバーが〝補佐役〟として就いていないのかもしれません。

とは言え、「和訳」は付ければいいというものではなく、そう簡単ではないということも海外のTICAメンバーのみなさんには分かってもらいたいところです。

きょうはRalph Stadterさんから届いた4日のメールからひとつ指摘しておきたいと思います。

「私たちの業績は…」で始まる2段落目の最後に、「会長として 私の最優先事項は、理事会、会員、スタッフがTICAの将来のための集合的なビジョンに集中し続けることです」と日本語で書いてありましたが、「集合的なビジョン」「集中し続けること」という部分がやや分かりにくかったのではないでしょうか。

英語は「collective vision」となっていますが、「collective」は「全員で共同して作り、共有する」という意味であり、意訳を含めて訳せば、「私の会長としての最優先事項は、TICAの将来のためのビジョンを共同で作り、そのビジョンを共有し、ボード、メンバー、スタッフをそれに集中させることです」となります。

メールの和訳では「集中し続けることです」と「focus」を自動詞として訳していましたが、英文では目的語を伴った他動詞として書いてあり、正しくは「会長として」「○○を」「△△に」「(注意や関心)を集中させる」という意味になります、

機械翻訳に頼ったか、誰かが和訳を担ったか分かりませんが、外国語を和訳することは極めて難しく、そのことはStandardsも同じです。

※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり8.83人でした。前の週に比べ19.8%減りました。

2023年10月 6日 (金)

TICA Standards 分析㉝EARs(7)EM LY LP/LPS MNT/MNL

EARsへの配点が8点の猫種です。

EMに関して言えば、幅が広いというか中途半端な言葉や言い回しが多いのが特徴です。

例えば「Medium to medium large」「moderately pointed」「Upstanding with ample width between ears」「set well-back on head」「may have lynx tips」です。

「ample」は「十分な」という形容詞で、この単語が使われるのはEMとBU/BO(ample chest)、AB/SO(The head should be of ample length in general
balance)の3つのBreed Groupだけです。

LYの耳の付き位置は「high on the head」で、これはCX、SV、TAと共通であり、SF/SFL/SCS/SCLの場合は逆に「not set high on the head」として津川rふぇています。

また、「vertical and erect」はLYとTAにだけ出てくる言い回しです。

LP/LPSには「slightly flared」が出てきますが、「flared」は「外に向かって広がった」という意味で、「slightly flared」はLP/LPSとPDだけで使われています。

ちなみにCXは「minimal flare at base」、一方、KTは「large flare at base」となっています。

MNT/MNLのStandardの記載はやや言い回しが複雑です。

大きさは「Medium」よりも「わずかに小さい」が好ましく、「極端ではない」としています。かなりJudgeの主観が入りそうな表現と言えるかもしれません。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり7.08人でした。前の週に比べ20.4%減りました。

大阪府の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり7.02人でした。前の週に比べ20.0%減りました。

名古屋市の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり10.76人で、前の週に比べ20.5%減りました。

福岡市の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり8.67人でした。前の週に比べ39.1%減りました。 

北海道の9月25日~10月1日の感染報告者数は1医療機関当たり10.43人でした。前の週に比べ1.5%増えています。

2023年10月 5日 (木)

TICA Standards 分析㉜EARs(6)KB/KBL AUM

EARsへの配点が10点の最後の猫種となるKB/KBL、そして9点の配点となる唯一の猫種AUMを取り上げます。

KB/KBLのEARsは分かりやすく、いわば読んでそのままといった感じになります。

EARの形状において「triangular」と出てくるのはKB/KBLだけです。

それと比べるとAUMの記述は微妙な言い回しとなっていて、そもそも大きさにおいて「Moderately(適度に)」という副詞が使われ、さらに後段では「not upright, but angled slightly to the side, tilted slightly forward」と「slightly」という副詞が2回も使われている点に留意したいところです。
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2023年10月 4日 (水)

TICA Standards 分析㉛EARs(5)DR HG/HGS SX

配点が10点となるBreed Groupの続きです。

DRのところでは「ear muffs」と「tufts」が出てきますが、TICAにおいては以下の説明がなされています。

Ear Muffs = Longer fur on the lower back side of the ear in Devon Rex, also known as ear tufts.

Tufts = Clusters of hair growing close together as between the toes or behind the ears.

HG/HGSでは何とも困った言い回しが出てきて、「Ear furnishings and ear tufts are desired but not required」の部分です。

TICAのStandardを読むと、全ての猫種を通じて「○○○ are desired」があるか、「△△△ are not required」があるかどちらかですが、HG/HGSの「Ear furnishings」と「ear tufts」に関しては、「望ましいが、必須というわけではない」という言い回しになっています。

「望ましい」ならあった方がいいわけで、しかも「好ましい」よりも強い表現ですが、一方で「必須というわけではない」ということは、なくてもいいわけね…ということになります。

SXのEAR Sizeは「Very large」となっており、EARsの項目で「Very large」が使われるのはSXだけです。
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2023年10月 3日 (火)

TICA Standards 分析㉚EARs(4)SE TA CX

「EARs」の大きさと配点の大きさは比例するわけでないのは当たり前ですが、ここに来てようやく「EARs」の大きな猫種が登場します。

配点が12点のSEとTAです。

TAは「Large」、それに対してSEは「Strikingly large」となっており、訳し方が難しいのですが、「際立って大きい」「著しく大きい」「ひときわ大きい」といった感じになるかと思います。

「Strikingly large」の大きさはSEとSI/BA/OS/OLの2つのBreed Groupだけであり、後者のBreed Groupの配点は7点と、同じ「Strikingly large」でありながら5点の違いがあります。

その次の10点の配点は5 Breed Groupあり、きょうはCXを紹介します。

耳のサイズが「Small to medium」と定めているのはCXとBS/BLだけとなります。
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2023年10月 2日 (月)

TICA Standards 分析㉙EARs(3)SF/SFL/SCS/SCL

当然でもあり、不思議でもあり--。

「EARs」への配点が2番目に大きいのは、SF/SFL/SCS/SCLで15点となっています。

1Breed Group当たり平均が7点ですから、2倍強の配点となっています。

当然でもあり…というのは、「SF/SFL」なら当然そうでしょう…となるわけですが、SCS/SCLも同じ配点というのは不思議に感じてしまいます。

Standardの記載上も、かなり異なるわけで、これで同じ15点の配点は不公平に感じなくもない…ということを意味します。

ちなみに、ここで「Circular」と「Round」「Rounded」の違いを説明しておくと、「Circular」は二次元平面における「円形」、「Round」は三次元空間における球体の「丸み」、「Rounded」は「丸みを帯びた」と微妙に意味合いが異なりますので、その違いにも留意したいところです。
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2023年10月 1日 (日)

「Standard」に対する信用と信頼があってこそ…

猫界というか、キャットショー業界では新たな団体が発足するなど新たな動きがあり、〝新陳代謝〟が進むかもしれません。

歴史を紐解けば、TICAも今から44年前の1979年に、ACFAから分裂する形で設立されました。

新しい団体が40数年後にはTICAと並ぶ、あるいは凌駕する団体に成長しているかもしれません。

【Standardsは誰が作り、誰が決め、誰が手直しするのか?】

しかし、懸念材料も挙げればきりがないことも事実です。

例えば、Standard。

新しい団体を発足すること自体は容易でも、猫種ごとのStandardは誰が作り、誰が決め、誰が手直ししていくのか--。

【Standardに対する信用と信頼を得ることが必要】

まさか他団体のStandardから適当に抜粋したり、複数の団体のStandardを適当に組み合わせて勝手に作ったりしているのでしょうか。

今年はTICAの会長選挙の年ですが、同時にBreed Committeeメンバー選挙の年でもあり、TICAの場合で言えば、それぞれのBreed CommitteeがStandardを作ったり、手直しをしたりすることを決め、それをTICAのBoardで審議するという手順を踏むわけです。(※Breedメンバー投票で可決したStandard変更案も、Boardで否決されることもあります)

新しい団体を発足したとしても、そこに多くの良識と知識、能力あるブリーダーが集まり、Breed Committeeを組織しているのか疑問を抱かざるを得ません。
Breed-committee
【杜撰でいい加減なStandardは情実審査や依怙贔屓を招く】

Standardが、内容においても手続きにおいても根拠を欠き、杜撰でいい加減であれば、審査もまた杜撰でいい加減なものにならざるを得ず、どれだけショーを開いてその団体独自のランキングを作っても信用と信頼は得られません。

結局のところ、情実審査や依怙贔屓が蔓延り、差別の温床になりかねないのです。

TICAやCFAの見事なところは、Standardに対する信用と信頼に関し、とりあえずは手続きやシステムとしてしっかり構築できているという点にあると言えるでしょう。

もちろん、Standardを形骸化させてはならず、常に正しく息づかせ、根付かせる努力が欠かせず、その意味で私が手掛けている「TICA Standards 分析」はその作業のひとつとなります。

※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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