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2023年9月

2023年9月30日 (土)

TICA会長選挙、事実上のスタート!!

今週、みなさんのメールアドレスにTICA会長選挙の立候補者からメールが届いているかと思います。

きのう時点で、Vicki Jo Harrisonさん&Liz Brownさんから1通、Ralph Stadterさんから1通、そしてVicki Jo Harrisonさんから個人の経歴に関し、計3通となっています。

現会長のVicki Jo Harrisonさんが当選すれば2期目となり、現副会長のRalph Stadterさんが当選すれば、米国で誕生したTICA初の欧州からの会長ということになります。

TICA Asia East Region、特に日本のTICAメンバー票が大きく影響することが考えられ、それもあってか、Ralph Stadterさんは日本語でメールを送ってきています。

2人の会長立候補者のメールを読んで、ひとつだけ印象に残ったのは、Ralph Stadterさんが英文で

「I am not a “politician”, what you see is what you get」--。

と書いていたことです。

日本語文はどういうわけか前段の「私は「政治家」ではありません」しか訳してありませんでしたが、ここはカギカッコを使うのではなく、二重引用符を使って「私は〝政治家〟ではありません」とした上で、後段の英文の和訳「裏表がない人間です(直訳は見た通り)」も加えたほうが良かったのではないかと思いました。

その後に続く、「I believe that integrity and ethics are essential for any elected officer」のところは、何も「any elected officer」に限ったことではなく、TICAのJudgeとして、TICAのブリーダーとして、TICAのメンバーとして、いやそもそも人として大切でしょう。

いわゆる〝政治家〟もどきが跋扈し、情実審査や依怙贔屓、差別、いじめ・嫌がらせが横行するのを止め、本当の意味でだれひとり取り残されることなく、心から「明るく楽しく」活動できる組織にしてほしいと願ってやみません。
Tica_20230929101901
※「TICA Standards 分析 EARs」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり11.01人でした。前の週に比べ37.2%減りました。

2023年9月29日 (金)

TICA Standards 分析㉘EARs(2)AC/ACL

耳が特徴的な猫種ですから、ある意味、当然と言えば当然ですが、Judgeによって20点という配点についてはもしかすると評価が分かれるかもしれません。

しかし、Standardを読むと、実にきめ細かく規定されており、20点という配点に相応しい記載内容と言えるのではないでしょうか。

その一つは「定量的」な記載であり、もう一つは「定性的」な記載で、「定性的」記載の象徴例は「Aesthetically pleasing to view from every angle」のところでしょう。

「Aesthetically」あるいは「Aesthetically pleasing」はAC/ACLだけに使われる単語・表現であり、「Aesthetically」は「美学/審美的な見地から/観点から見て/言って/考えて/判断して」という副詞で、「pleasing」は「魅力的/満足のいく」という意味ですから、「どの角度から見てもその美しさは魅力的である」ということになります。

「NOTE(注記)」を置いているのも特徴で、「EARs」の項目で「NOTE」があるのもAC/ACLだけです。

また、「PENALIZE」のところも細かく規定しており、ここでも「Note」が入っています。

Ears: Horizontal Crimp (see Glossary for description). Vertical Crimp, when outer edge of ear, near jaw, appears to have been folded forward, as if to ‘close’ ear canal opening. Note: This creates a stronger VERTICAL line of cartilage, sometimes interfering with ear curvature. Depressions or ripples on the surface of the curled portion of the ears. Low set ears. Abrupt change of direction rather than a smooth curve.

なお、「Horizontal Crimp」と「Vertical Crimp」の定義は次のようになっています。

「Horizontal Crimp」=Horizontal Crimp is located near the base of the ear. As the cartilage comes up out of the skull, it forms a heavy horizontal ridge usually completely across the width of the ear. This ‘opens’ the ear, flattening it out, so the natural cupping of the ear base is deformed giving the ear a very wide ‘inside out’ appearance. The ear begins its curvature from this unpleasant ridge, rather than the normal base of the ear. Can be seen in a wide range of expression from mild to severe. May also display thickened cartilage, with ridges and bumps. This genetically undesirable trait may or may not have ‘correct’ curvature, is not aesthetically pleasing to the eye, sometimes bends back almost to the head, is unpleasant to the touch. This may also negatively impact the ear canal. Horizontal Crimp - mild, can be hidden under longhair. It is a trait that MUST be identified by touch.

「Vertical Crimp」=Beginning at the base of the ear and continuing along some or all of its height, the outer edge of the ear bends or rolls vertically in toward the center of the ear giving the outer edge of the ear a pinched or crimped aspect (as in the AC ear).
Ears-20-pts
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり8.89人でした。前の週に比べ44.6%減りました。

大阪府の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり8.78人でした。前の週に比べ32.4%減りました。

名古屋市の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり13.53人で、前の週に比べ21.5%減りました。

福岡市の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり14.24人でした。前の週に比べ8.4%減りました。 

北海道の9月18~24日の感染報告者数は1医療機関当たり10.28人でした。前の週に比べ30.8%減りました。

2023年9月28日 (木)

TICA Standards 分析㉗EARs(1)

「EYEs」の分析をひとまず終え、「EARs」に入ります。

きょうはまず全体を俯瞰する意味で、全ての猫種の「EARs」への配点がどうなっているか確認します。

Judgeならすぐに思い描けるかもしれませんが、〝超一流〟Judgeを目指すなら「俯瞰して見る」ことの大切さを蔑ろにしてはなりません。

最も配点が大きいのはAC/ACLで20点、最も小さい猫種(ABT/ABS、SN、TO)は4点ですから5倍の開きがあります。

多くの猫種が集中しているのは5点ですが、1Breed Groupの平均は7.04です。

「EYEs」の分析のところで「目は口ほどに物を言う」と書きましたが、シャーロック・ホームズの場合、「耳は口ほどに物を言う」と考えていたそうで、「人体のうちで耳ほど変化の激しいものはない。どの耳をとってみても、原則として著しい特徴があり、ほかのどんな耳ともちがっているのだ」と話していたとのこと。

猫の審査においてはHEADの中で、「EYEs」と「EARs」の両方とも大事と言えるのではないでしょうか。
Ears
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月27日 (水)

TICA Standards 分析㉖EYE Color(8)その他B

BS/BLは「Intense, eye color preferred」となっており、「Intense」がEYEsの項目で使われるのはこの猫種だけです。

意味としては「強烈な/非常に強い」ですが、別の意味として「心を動かされる/情熱的な」もありますから、BS/BLのEYE Colorとしては両方の意味を合わせ持つと考えていいかもしれません。

CR、DR、DSK、HG/HGS、PD。LP/LPS、MX/CY、SBは特に規定はありません。
Eye-color8
Eye-color9
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月26日 (火)

TICA Standards 分析㉕EYE Color(7)その他A

具体的なEYE Colorは規定されていないものの、色の深さや輝き、透明度などが定められている猫種をまとめました。

MNT/MNLでは「Deep brilliant」という表現がありますが、これはMNT/MNLとPS/ESだけに出てきます。

AS/AWでは「clarity of eye color」が望ましいとされていますが、EYEsの項目で「clarity」が使われるのはAS/AWとTA(clarity and uniformity are paramount)だけです。

なお、AC/ACLでは「Color clear and brilliant」とあるように「clear」が使われていますが、「clarity of eye color」がダイヤの品質を示す「透明度」のようなかなり厳密な意味合いであるとするなら、「clear」のほうは見た目が「きれいな、汚れていない、透明な、透き通った」というようにやや主観的である点が違います。

BG/BGLはリンクスポイントを除いて「濃さ(richness)」と「深さ(depth)」の両方においてあればあるほど良いとされています。
Eye-color7
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月25日 (月)

TICA Standards 分析㉔EYE Color(6)SG、BI、HB、MC/MCP

SGではGreenの中でも「Celadon green」という表現が使われています。

色の説明を言葉ですると、「青磁器や青磁色をイメージした薄灰緑色」となり、かなり複雑な色合いです。

タイの陶器としても「セラドン焼き」は有名ですが、色合いの幅はあります。

SGにおいては「Brilliance preferred」となっている点も押さえておきたいところでしょう。

HBは「Color is any vivid and level shade of green」となっており、「level shade」という言い回しが使われるのはHBだけです。
Eye-color6
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月24日 (日)

その〝思い〟に何とか報いたいという気持ち…

トイガー(TG)の創出者がベンガル(BG)創出者の娘さんであること、さらにアクトクラブ員がベンガル(BG)創出者のキャッテリーを訪れた際、まさにTG創出の現場を垣間見たことなどもあって、アクトクラブ員にとってはそれなりの思い入れがあるようです。

【困難に立ち向かう努力に経緯を表し報いる気持ち】

実は私もこれまでそれほど丹念にTGのスタンダードを読み込んできたわけではなく、ある意味、「分かったつもり」「理解したつもり」になっていたことは確かです。

しかし、セミナーで使う資料が出来上がるにつれ、その認識は大きく変わりました。

TGブリーダーの方々の困難に立ち向かう努力がスタンダードの行間にも表れており、その〝思い〟に報いたいという気持ちが強くなりました。

【欧州のTGブリーダーの方からも新資料の提供を受け】

TICA本部公式サイトのTGのページを見ても、実はTGの資料はとても古いバージョンしかアップされていません。

これではなかなかブリードセミナーは難しいかもしれないと思い始めていたところ、たまたま知り合った欧州のTGブリーダーから朗報を聞くことができたのでした。

「新しい資料がある」ということで、それを送ってもらったところとても分かりやすく、今回のセミナーではそれも含めて紹介することにしています。

【「スタンダード」の重要性を改めて認識する契機にも】

全ての猫種ごとに「スタンダード」があり、多種多様なわけですが、TGのスタンダードはある意味、全ての猫種のブリーダーにとっても参考になる点が多いです。

詳しい解説は講師のTICA Ring & School Instructorの方にお任せしたいと思いますが、TGのスタンダードと、自分がブリードする猫種のスタンダードと比べてみると新たな発見というか、「スタンダード」の重要性を改めて認識する契機にもなるかと思います。

もちろん、〝超一流〟のJudgeを目指すには避けては通れないとても大切な課題が含まれていることも強調しておきたいと思います。
Tg
※「TICA Standards 分析:EYE Color」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月23日 (土)

11月にトイガー(TG)ブリードセミナー

すでにTICA Asia East Region公式サイトにも載せていただいていますが、11月にTICA Japan Members' Training & Development Acatdemy(TDA)主催でTOYGER(TG)ブリードセミナーを開催します。

【なぜ敢えて2回に分けて開催するか?】

TGというと、ひとことで言えば「トラの猫版」ということになるわけですが、ベンガル(BG)やサバンナ(SV)のように祖先となる野生猫がいるわけではありません。(トラを祖先として創出したものでないことを意味します)

猫からトラそっくりの猫を創り出すことがどれだけ難しいか、これまであまり深く気にかけることはありませんでしたが、調べれば調べるほど奥深いことが分かってきました。

「全貌を解き明かす」と銘打って開催するわけですが、実は思いのほか資料が多いことが分かり、その内容も含めて1回では十分に紹介できないのではないか…ということで、講師のTICA Ring & School Instructorの方からのご提案もあり、2回に分けることになりました。

【TICAの全猫種において「デザイナー・キャット」はTGだけ】

TICA Asia East Region公式サイトの開催案内でも触れましたが、TGブリーダーの方々はTGを「デザイナー・キャット」と位置付け、スタンダードの「GENERAL DESCRIPTION」でも冒頭、「The Toyger is a designer cat」と記載しています。

TICAにおける全猫種のスタンダードが頭に入っていれば分かるかと思いますが、全ての猫種を通して「デザイナー・キャット」と謳っているのはTGだけです。

そのことは当然、スタンダードの記述や表現、言い回しにも色濃く出ていて、ブリーダーもJudgeもその点を十分に理解しておかなければならないと言えます。

【ブリードする難しさ、普及の難しさ、ショーで勝つ難しさ】

「デザイナー・キャット」としてTGを確立する難しさもあってか、TGはSVより先にTICAへの登録が認められ、チャンピオンシップへの昇格を果たしたにもかかわらず、普及という意味ではSVの後塵を拝する状態(TICAへの登録数やTICAショーへのエントリー数)になっています。

一方で、Judgeを含めTG以外のブリーダーのTGへの理解もそれほどではないような気がしていますが、何より「分かっているつもり」「理解しているつもり」ほど怖いものはありません。

今回のセミナーでどこまで本当に分かっているか/理解しているかを試してみてもいいでしょう。
Tg
※「TICA Standards 分析:EYE Color」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

◆全国の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり17.54人でした。前の週に比べ13.1%減りました。

2023年9月22日 (金)

TICA Standards 分析㉓EYE Color(5)BU/BO、RB、AUM、LY

きょうはBU/BO、RB、AUM、LYを取り上げます。

BUはGoldでもその色の深さが求められ、BOはCopperからGoldまで幅があるものの、Copperが好ましいとされています。

一方、LYではGoldが好ましいとされています。

RBはGreenのみ、AUMはChartreuseからAquamarineまでかなり幅広いGreen系が認められていますが、「Lustrous color」が求められます。

ちなみに「Lustrous」は「光沢のある」「光沢によって輝く」という意味で、この単語がEYEsで使われるのはAUMだけです。(※他の猫種はCOATの表現として使われています)

また、Chartreuseは「シャルトルーズグリーン (またはシャトルーズグリーン、英: chartreuse green) は色の一つ。 やや黄色がかった緑色のことで、フランスのシャルトルーズ修道院で作られたリキュールの色に由来する」(Wikipedia)とされています。

Chartreuseが使われているのはAUMとTO(Sepia)だけです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり16.04人でした。前の週に比べ2.0%減りました。

大阪府の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり12.99人でした。前の週に比べ11.1%減りました。

名古屋市の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり17.23人で、前の週に比べ1.2%減りました。

福岡市の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり15.55人でした。前の週に比べ11.1%減りました。 

北海道の9月11~17日の感染報告者数は1医療機関当たり14.86人でした。前の週に比べ17.7%減りました。

2023年9月21日 (木)

TICA Standards 分析㉒EYE Color(4)RD、BM/BML、PB/PBL、TG

きょうはRD、BM/BML、PB/PBL、TGです。

EYE ColorにおいてRDは「Blue」で、重視されるのは「Deeper」だけです。

BM/BMLには「Clear green」という表現が出てきますが、「Clear」には「きれいな、鮮やかな、透明な」などいろいろな意味があるものの、ここでは「澄んだ」あるいは「透き通った」と理解するのがいいかと思います。

PB/PBLは「Gooseberry green」が出てきますが、TICAにおいてはカッコ書きで「Light green」と併記していますから、後者で覚えておけばいいでしょう。

ちなみに「Gooseberry」はジャムなどとして食べるセイヨウスグリのことです。

「Clear」には「きれいな、鮮やかな、透明な」などいろいろな意味がありますが、ここでは「澄んだ」あるいは「透き通った」と理解するのがいいかと思います。

TGはどのようなEYE Colorであっても「Rich deep color」が好ましいとされ、「Rich」については「鮮やかな、豊かな、濃い」などさまざまな意味があるわけですが、色彩豊かで濃い色合いを持った鮮やかさ、加えて深みも求められるということになります。
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2023年9月20日 (水)

TICA Standards 分析㉑EYE Color(3)SE、SI/BA/OS/OL、NB

きのう取り上げたCUと、きょう取り上げるSEはEYE Colorの記載に関しては奇しくも同じです。

CUはJungle Catから創出されたGrizzled Ticked Tabbyが特徴の猫、一方、SEはBGとOSから作られた新しい猫種(ANB=Advanced New Breed)であり、不思議といえば不思議です。

SI/BA/OS/OLは「Deeper more vivid color preferred」となっており、 「vivid」が使われています。

一般的には「色鮮やか、光り輝く、明るい」という意味ですが、「生き生きとした」「活気に満ちた」という意味合いが背景にあります。

NBでは「halo」という単語が出てきますが、「後光のような丸い光の輪」を意味し、「8か月までに瞳孔の周りに(around pupil)緑色の輪(green halo)が現れる」としています。

「Green」を基本とし、「yellow/green mixture」でもよく、2年以上かかる場合もあるが成熟期になってくると「vividly green」になるとしています。
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2023年9月19日 (火)

「違いがわかる男」の厳しい指摘に学ぶ…

高岡浩三さんという方も、そして彼がネスレ日本の元社長であったことも、私は知りませんでしたが、こういう人もいたんだ…と驚くとともに、J性加害問題を巡るコメントの数々に学ばせてもらいました。

【ネット上では「違いがわかる男」と評判だとか…】

報道によると、高岡さんは自身のFBで故J氏の性加害について「20年前以上前から噂として知っていた」とし、高岡さんが社長在任中は同事務所のタレントをCMなどに起用しなかったと明かしたそうです。

「私は、ネスレのガバナンスとコンプライアンスの観点から、(チョコレート菓子の)キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に利用しなかった」--。

同社がCMでTOKIOを起用したのは高岡さんが社長を退任した後の2021年だったとのことでした。

【私たちが猫界において「噂として知っている」こととは?】

小さな趣味の世界の猫界においても、多くのメンバーが「噂として知っている」ことも数多いのではないでしょうか。

情実審査をして出陳者を依怙贔屓したり差別したりしている--

血統書を〝偽造〟している、あるいは杜撰でいい加減に作成している--

みんなから集めたお金を指摘に流用している、あるいは杜撰でいい加減な会計処理をしている--

【「知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきこと」…】

高岡さんにしてみれば「今回のジャニーズ問題はBIGモーター社と損保ジャパンの癒着問題と重なって見える。今更、ジャニーズ事務所のタレントと契約しないという大手クライアントこそ、この問題を知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ」と指摘。

返す刀で日本のメディアも「クライアントの不祥事や人気芸能事務所の問題に蓋をして、事が起こってから白々しく報じる体質だと理解しておくべきだ」とばっさり斬り捨てました。

小さな趣味の世界にあっても、「知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ」という厳しい指摘は、全てのクラブ代表、Judgeが共有すべき認識でしょう。

※「TICA Standards 分析 EYE Color」は休みました。

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2023年9月18日 (月)

「ショー」はショーでも「キャットショー」は…

きょうは那須川天心選手のプロボクシング転向2戦目が行われるということもあり、猫界と格闘技界の比較を考えてみました。

格闘技とひとくちで言ってもいろいろあり、プロボクシングもあればキックボクシングもあればプロレスもあるわけです。

【「競技性」を重視するか「エンターテイメント性」を重視するか】

私の中での指標のひとつは、「競技性」を重視するか「エンターテイメント性」を重視するか--です。

「競技性」は「スポーツ性」、「エンターテイメント性」は「興業性」と言い換えられるかと思います。

プロボクシングの試合結果は一般紙の新聞に載りますが、K-1やRISE、プロレスの試合は一般紙の新聞には載らず、スポーツ紙止まりです。

【プロボクシングへの「転向」が意味するもの】

全ての事例を検証したわけではありませんが、ここのところの私の目に付く話題はK-1で活躍した武居由樹選手のプロボクシング転向、そしてきょう2戦目となるRISEから転向してきた那須川天心選手です。

私のイメージの中では2人とも、今やプロボクシング界の〝至宝〟とも証される井上尚弥選手と通じるところが多くあります。

もちろん2人の転向の理由はさまざまであり、単純にきれい事だけではないかとは思いますが、その意味するところを考えるのは無駄ではないはずです。

【「ショー」と名のつく業界の中で「キャットショー」は?】

TICAにおいては「Sportsmanship」なんて言葉が出てくるように、ショーに限って言えば「競技性」「スポーツ性」が重視されている団体ということが言えるでしょう。(※本来のTICAのレゾンデートルは遺伝学に基づいた世界的な血統登録団体ではありますが…)

一方で最近の動きを見ると、プロレスやいわゆる格闘技のような「エンターテイメント性」や「興業性」を重視する団体もあるようです。

しかし、「プロボクシング/プロレス/格闘技」の議論と根本的に異なるのは、「キャットショー」は猫という動物が介在する点にあり、ひとつ間違えば「動物虐待」の批判や非難に晒されかねない点にあり、これだけは決して忘れてはなりません。

※「TICA Standards 分析 EYE Color」は休みました。

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2023年9月17日 (日)

TICA September 2023 Newsletterから

TICAメンバーのみなさまのところには「TICA September 2023 Newsletter」がメール配信されたかと思いますが、おろらく上から下まで丁寧に読まれてはいないと思いますので、その中からいくつかトピックスを紹介します。

◆新しいCommittee、一時期休止Committeeの活動再開
TICA Asia East Regionメンバーが〝無縁〟というわけではなく、全Regionメンバーに関わることですので、関心を持っていただければと思います。

【Standards Committee】目標は各Breed committeeがStandardに加えたいと考えている変更を支援する。 同Committeeではすでに 3つの猫種に対して支援を始めています。

【Legislative Committee】 ネコ科の動物に影響を与えるような今後の法改正に関する情報、同Committeeへの協力を希望する場合、同Committeeまで連絡をお願いします。

【Mentorship Committee】同Committeeは5 月に発足しました。 同Committeeにボランティアとして参加したい場合はそれそれのRegionディレクターにお知らせください。
Tica-news1
◆ウクライナに新しいクラブが発足!
「TICA September 2023 Newsletter」によると、TICA EN Regionに属するウクライナの首都キーウに新しいクラブができたということです。

個人的にはとても驚くとともに、いろいろと複雑な心境です。
Tica-news22
※「TICA Standards 分析 EYE Color」は休みました。

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2023年9月16日 (土)

TICA Standards 分析⑳EYE Color(2)CU、TH、KM、SN

きょうはCU、TH、KM、SNと、日本のTICAショーではお目にかからない猫種ですが、Standardsを確認するだけでもEYE Colorの勉強にはなります。

CUの場合、「Gold」か「Yellow」が好ましいとされ、「Hazel」~「Light green」が許容範囲として認められるとしています。

もう少し丁寧な言い方にすると、「Hazel ~ Light greenでもいいこととする」といった感じになります。

THとKMでは「Brilliance」という単語が出てきますが、これは「光り輝くこと、強い明るさ」を意味し、「輝度」としても使われることから、「輝き」に重点をおいた強い明るさということになります。

ちなみにきのうのCXでも「Brilliant」が使われていますが、「Brilliance」と「Luminous」を比べると「Brilliance」の方がより明るさが強いと言えます。

「Luminous」の場合、きのうも説明しましたが、「発光」という意味合いを言外に含み、暗いところで際立つような明るさと考えたほうがいいでしょう。

「蛍光色」も暗いところで目立つ明るさということを思い浮かべればより分かりやすくなるかと思います。

また、THでは「Brilliance and luminosity are more important than depth of color」となっているところもしっかり押さえておきたいところです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり20.19人でした。前の週に比べ1.5%減りました。

2023年9月15日 (金)

TICA Standards 分析⑲EYE Color(1)AB/SO、CX、TV、KT

きょうからEYE Colorについて確認していきたいと思います。

なお、下記画像の目の色はあくまでイメージと思ってください。(※パソコンやスマホによって画面表示される色相・彩度・明度が微妙に異なります。

きょうはAB/SO、CX、TV、KTを取り上げましたが、注意したいのはAB/SOにおいては、「Eye Color to be gold, copper, green or hazel」というように、(Judgeの主観による色の範囲はあるかもしれせんが)、4色に限定されていますが、その下にあるCXは「gold to copper」と幅を持たせ、その上で「brilliant orange preferred」としている点です。

また、年齢によってEYE Colorが変化する猫種もいて、TV、KTはそのタイプになります。

同じColorでも、猫種によって求められる特定の色合いがあり、KTだと「Luminous green」が好ましいとされています。

「Luminous」は「発光する」「明るい」「蛍光色の」という意味ですから、単に「明るい」というよりも、発光しているように見える明るさ、蛍光色のような明るさということになります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり16.36人でした。前の週に比べ3.8%減りました。

大阪府の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり14.62人でした。前の週に比べ1.9%増えています。

名古屋市の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり17.44人で、前の週に比べ12.2%減りました。

福岡市の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり20.19人でした。前の週に比べ21.6%増えています。 

北海道の9月4~10日の感染報告者数は1医療機関当たり17.90人でした。前の週に比べ11.6%減りました。

2023年9月14日 (木)

TICA Standards 分析⑰EYE(配点内のウエイト付け:EYE Colorより重視)

きのう紹介した猫種とは別に、「color」「size」「shape」「set」などでしっかりウエイト付けした猫種もいくつかあります。

主に「Eye Color」より重点を置くべき項目を定めています。

BS/BLは「Color」より「Shape」に重点、RDは「Color」より「Shape」「Size」「Placement」を強調、THは同じ「Color」でも「Depth」より「Brilliance」や「luminosity」の方がより重要であるとしています。

MX/CYは特殊で、「Eye Color」は「Color conforms to coat color but should only be considered if all other points are equal(カラーはコートカラーに準拠するが、他の全てが等しい場合にのみ考慮する必要がある)」と規定しています。
Eye-color
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月13日 (水)

TICA Standards 分析⑰EYE(配点内のウエイト付け:Equal)

EYEsの配点では、「color」「size」「shape」「set」でさらに細かくウエイト付けしている猫種がいくつかあります。

今回はそれらについて同等に評価すると規定している猫種をまとめました。

ただ、何と何を同等に評価するかといった点やその規定の言い回しは猫種によって微妙に異なります。
Eye-equal
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月12日 (火)

TICA Japan TDA、Judge育成根本原則③「人財」としてのJudgeを育成

Judgeを単なる「人材」と勘違いしている限り、健全な組織の発展はあり得ません。

TICA Japan TDAは「人財」としてのJudge育成を掲げ、そのための講座を用意することにしています。

「人財」としてのJudge育成を基本に据えることで、Judgeの〝粗製濫造〟はなくなり、将来的にはそうした超一流JudgeがTICA Asia East RegionのDirectorに就くことを目指しています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月11日 (月)

TICA Japan TDA、Judge育成根本原則②超一流のJudgeを育成する

「TICAのJudgeとして相応しい」と言っても、TICA Japan TDAでは「超一流Judge」の育成を掲げています。

「相応しい」の中には「心根」も含まれており、自分が有する「資質」「能力」「手段」を正しい「目的」のために使うメンバーでなければならないことは言うまでもありません。

自分の利害得失に拘ったり、権力欲にかられたりしてはならず、「資質」「能力」「手段」を正しい「目的」のために使うJudgeであれば、いじめや嫌がらせ、ハラスメントが起こることもないのです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月10日 (日)

TICA Japan TDA、Judge育成根本原則①Judgeにふさわしい人かどうか

1つ目の「根本原則」は、「Judgeになるべき人を育成するものであり、Judgeになるべきでない人を養成してはならない」というものです。

TICA Japan TDAでは、Judgeの「質」を問い、Judgeを「養成」するのではなく「育成」するという立場で、TICAのJudgeとして相応しいメンバーを支援するための講座を提供することにしています。

もちろん、ここで問題になってくるのが、Judgeの「資質」と「能力」は具体的に何か--ということであり、これらについても具体的に提示しています。

自分がTICAのJudgeとして相応しい「資質」と「能力」を兼ね備えているかを、TICA Japan TDAの講座を通じてチェックしてもらえればと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 9日 (土)

TICA Japan TDA、Judge育成3つの「根本原則」

TICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)が提案する「Judge育成策」(試案)をスライド形式でまとめましたので紹介します。

きょうは3つの「根本原則」です。

この基本をしっかり守るJudgeを育成できれば、審査に疑問や疑惑を持たれることなく、審査の透明性も上がり、出陳者の理解と納得を得られやすくなるでしょう。

審査記録の〝改竄未遂〟事件も決して起こることはないはずです。

こうしたJudgeのもとでこそ、本当の意味で「明るく楽しい」ショーや活動が築かれると考えています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり20.50人でした。前の週に比べ7.5%増えています。

2023年9月 8日 (金)

TICA Standards 分析⑯EYE Impression

TICAのStandardsの「Eyes」の項目では、形/サイズ/色だけではなく、「印象(Impression)」について言及している猫種がいくつかあり、それをまとめてみました。

「Alert」には「警戒した/注意を怠らない/油断のない/用心深い/機敏な/キビキビした/抜け目のない」などいろいろな意味があるわけですが、果たして日本人のJudgeはどのように理解・解釈しているでしょうか。

人によってまちまちかもしれませんが、私は「機敏でキビキビした」感じにとらえています。

「expressive」は「表情豊か」といったところで、「sweet」も「甘い/甘美な/優しい/思いやりのある/親切な/善意の/人柄のいい」などいろいろな意味があるわけですが、「甘美な」というよりは「優しい」感じの方に近いでしょうか。

「open」は「大きく見開いた」印象、「開放的な」な印象を示していると考えればいいかと思います。

なお、AB/SOではいきなり「Brilliant and Expressive」と出てきますが、他の猫種(AC/ACL、CX、KB/KBL、MNT/MNL、PS/ES、TO)ではEye Colorの表現として「Brilliant」が使われています。

したがって、「Brilliant」の和訳・解釈も、AB/SOとそれ以外の猫種は異なると考えられ、AB/SOの場合は「鮮やかな」というよりも、「きらめく/才気あふれた」という意味合いで理解すべきということになります。
Eye
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり17.01人でした。前の週に比べ17.1%増えています。

大阪府の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり14.35人でした。前の週に比べ15.7%増えています。

名古屋市の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり19.86人で、前の週に比べ5.8%増えています。

福岡市の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり16.63人でした。前の週に比べ0.4%減りました。 

北海道の8月28日~9月3日の感染報告者数は1医療機関当たり20.25人でした。前の週に比べ6.1%増えています。

2023年9月 7日 (木)

TICA Standards 分析⑮EYE Shape:Small ~ Medium & その他

目が小さい猫は基本的にいないわけですが、Standardsの規定から見て「small」で構わないのはTGだけで「Small to Medium」となっています。

これに次ぐ小さい目の猫は「Medium to slightly small in size」と規定しているCUということになります。

なお、大きさの分類とは異なりますが、「Open」や「Full」「Oversized for face」という言い回しもあり、CXとMNT/MNL、SF/SFL/SCS/SCLが「Open」、PS/HI/ESが「Full」、KTが「Oversized for face」に該当します。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 6日 (水)

TICA Standards 分析⑭EYE Shape:Medium ~ Medium Large

ステーキの焼き方で「ミディアム」と「レア」の間に「ミディアムレア」があるように、EYE Sizeにおいても「Medium Large」という表現があり、これとは別に大きさの幅を持たせて「Medium to Large」とStandardで定める猫種も結構あります。

明確に「Medium」と規定しているのはPB/PBL、LY、PD、SV、CR、NB。「Medium Large」と規定しているのはSI/BA/OS/OL、LP/LPSとなっています。

ちなみに「Medium Large」と「Medium to Large」「to」が入るか入らないかの違いですが、冒頭で説明したように全く異なります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 5日 (火)

TICA Standards 分析⑬EYE Size:Large

きょうからEYE Sizeの分類シリーズをお届けします。

目の大きさはかなり主観によって左右され、「大きい」と思うか「小さい」と思うか、「大きいと言えるか」「大きいとは言えない」と思うかはJudgeによって分かれてしまうかもしれません。

とは言え、ブリーダーにおいてもJudgeにおいても微妙な違いも含めてしっかり評価できなければならないことは言うまでもありません。

EYE Shapeとの関係もあるでしょうし、HBを見ても分かるように「appear Large(大きく見える)」という見た目を定めたStnadardもあります。

「Large」と「appear Large」の違いを正確に記載するのは難しいところですが、後者の方はHEAD ShapeやColorとの関係も含め、Judgeの主観を容認している表現の仕方と言えるでしょう。

RBの「rather Large」で使われている「rather」は「かなり/だいぶ/随分」という意味と、「やや/ある程度」という意味、さらにはイディオムとして「どちらかといえば/むしろ」という意味もあります。

文脈で読み取りながら解釈する必要が出てくるわけで、この場合は「veryの控えめな表現」として「やや大きい」「ある程度大きい」と解釈するということになるかと思います。

KMの「Slightly to moderately large」も微妙な表現であり、実際の評価が難しいかと思いますが、その後に続く「but not oversized」と合わせて解釈することになるでしょう。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 4日 (月)

「見て見ぬふりに終始」していませんか?

故J氏による「性加害」を調べてきた「外部専門家による再発防止特別チーム」が8月29日、調査報告書を公表し、「少年に対する性加害は紛れもない事実」と認定するとともに、J氏の姉が「事実を隠蔽し続けた」、事務所が「見て見ぬふりに終始した」と断罪しました。

【趣味の世界でも珍しくない「隠蔽」と「見て見ぬふり」】

小さな趣味の世界と全く無縁と思っているTICA Asia East Regionメンバーが多いかもしれませんが、「事実の隠蔽」と「見て見ぬふり」は多くのメンバーが目の当たりにし、加担してきたものであり、全然珍しくないことを自覚すべきでしょう。

もちろん、物事には大小があり、重軽がありますから、「隠蔽」し「見て見ぬふり」をしてきた結果も異なりますが、小さな趣味の世界だからと言って差別やハラスメントがあっていいわけではなく、依怙贔屓や情実審査も含めて「見て見ぬふり」をし続けていいわけがありません。

今回の調査報告書を隅から隅まで読む必要はありませんが、報道ベースで流れている情報ぐらいは丁寧に読み、我が身に照らして「隠蔽」や「見て見ぬふり」を首謀して来なかったか? 加担して来なかったか? を自問自答してほしいところです。

【ブリーダー・出陳者の心情につけ込む人たち】

特別チームの座長は会見で、「受け入れれば優遇され、拒めば冷遇されるという、少年たちの心情につけこんだ」と指摘したということです。

これもまた、小さな趣味の世界でも似たような構造が見て取れるではないでしょうか。

「受け入れれば優遇されていい成績が付きファイナルに入る。拒めば冷遇されてファイナルから外されるという、出陳者の心情につけこんだ」ーー。

【権力構造にいかに対峙し不作為をやめさせるか】

もう少し堅い言葉でいうと、「放置と隠蔽」「事務所の不作為」「被害の潜在化を招いた関係性における権力構造」が挙げられ、これら全てが小さな趣味の世界にも当てはまります。

情実審査やいじめ・嫌がらせ、カタログ記載ミスのの「放置と隠蔽」、Regionの「不作為」、一部のクラブオーナーやJudgeを頂点とする「権力構造」ーーはその影響力に違いはあっても構造的には同じです。

こうした組織風土を改善するのは容易ではなく、そのことは今回の事件を見ても分かるというものです。

「権力構造」にいかに対峙し、「不作為」と「見て見ぬふり」をやめさせるか、良識と常識を合わせ持つメンバーひとりひとりが考えていかねばなりません。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 3日 (日)

大震災への「備え」は十分? 1週間ではなく1カ月を目標に!

一昨日は「防災の日」であり、「関東大震災」から100年という大きな節目の日でした。

TICA Asia East Regionメンバーのみなさんはもう十分な「備え」を整えられているでしょうか。

【1週間以上ではなく、1カ月以上の備蓄を推奨】

世の中では怪しげなペットジャーナリストが「フードと水」の備蓄について、「できれば7日間分を用意する」なんて適当なことを書いているのを目にしたことがありますが、アクトでは「ペット用支援物資が届くまで」などという楽観的な想定は排除し、1カ月分以上の備蓄を推奨しています。

「フードと水」だけではなく、猫砂やペットシーツ、さらにはペット用常備薬・療法食についてもブリーダーであるなら少なくとも1カ月分の備蓄が欠かせないでしょう。

もちろん日持ちのしない薬、要冷蔵の薬は仕方ありませんが、ペットにも使えるヒト用の薬も含めて十に分な量を確保しておく必要があります。

【「想定を遥かに超えた被害」を想定しておく必要性】

怪しげなペットジャーナリストが書く記事で多いのが、適当に集めてきた情報を並べて書き連ねただけのものです。

しかし、これらはこれまでの「想定」の範囲での「備え」に過ぎず、あまりに最低限過ぎて役に立ちません。

少なくともTICAのブリーダーであるなら、「想定を超えた被害」を想定し、念には念を入れた準備が欠かせないと言えます。

【「自分のペットを守る」から「地域のペットを守る」へ】

もうひとつ重要な視点は、TICAのブリーダーであるなら(そうした自覚も自負もない人は除きますが…)、「自分のペットを守る」だけでなく、「近所・近隣・地域のペットを守る」という心構えというか強い意思を持つということです。

自分のペットは自分で守るという意識に凝り固まらず、地域のペットの安全・安心への貢献まで想定して「備え」をしておいてほしいと思います。

TICAのブリーダーであるなら、自分のペットは自分で守るだけでなく、できるだけ余力を残し、ペットレスキューにも力を注げるようにしておきたいものです。

注)下記のような注意喚起文書を目にすることがあるかと思いますが、当てにせず、あくまで参考にとどめ、想定を遥かに超えた災害・被災に備える必要があります。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

2023年9月 2日 (土)

【速報】TICA Annual Board Meeting ルール改正案など

8月29日~9月1日に開催されたTICA Annual Board Meetingにおける主なルール改正案の結果についてお知らせします。

◎可決◎ Amend Bylaws Article 14(Absolute majority)

今冬に行われるTICA一般メンバー投票で可決すれば来年5月1日より導入されます。
→詳しくは8月28日(月)のブログ参照

△審議せず△ Amend Show Rule 21.73(Congress Judging Formats)

提出したRules Committeeに戻されることになりました。
→詳しくは8月27日(月)のブログ参照


◎可決◎ Savannah(SV)のStandard変更
→詳しくは8月7日(月)のブログ参照

×否決× Caracat(XCA)のRegistration Onlyへの昇格
→詳しくは8月26日(土)のブログ参照

◎可決◎ 中国にTICA代表事務所設置
・設置費用として6000ドル(約88万円)の支出を可決
・中国におけるリモートでのJudge育成プログラムの策定を開始

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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

◆全国の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり19.07人でした。前の週に比べ6.9%増えています。

2023年9月 1日 (金)

TICA Standards 分析⑫EYE Shape:Peach Pit, Walnut, Lemon

EYE Shapeの分類の最後は「Peach Pit」「Walnut」「Lemon」ですが、限られた猫種なので覚えやすいかと思います。

「Walnut」の代表的猫種はMK/MKL、AC/ACL、TA、「Lemon」はSXです。

「Peach Pit」~「Walnut」はTVで、例外的(特徴的)なケースとしてTO、KB/KBLということになります。
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◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

東京都の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり14.53人でした。前の週に比べ32.6%増えています。

大阪府の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり12.40人でした。前の週に比べ4.4%増えています。

名古屋市の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり18.77人で、前の週に比べ3.5%増えています。

福岡市の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり16.69人でした。前の週に比べ4.6%増えています。 

北海道の8月21~27日の感染報告者数は1医療機関当たり19.08人でした。前の週に比2.6%減りました。

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