「トップ・オブ・トップ」を目指すということ
猫界に、それなりの格闘技ファンはいたとしても、ボクシングファンとなるとかなり少なくなるかもしれません。
先日、井上尚弥選手のスーパーバンタム級2冠統一戦と、クロフォードVSスペンス戦のウエルター級4冠統一戦が行われましたが、それらは村田涼太氏がコメントしていたように「トップ・オブ・トップ」の戦いでした。
【「トップ」ではなく「トップ・オブ・トップ」という視点】
村田涼太氏の視点は、猫界に当て嵌めれば、「一流」のJudgeではなく、「超一流」のJudgeを目指すという視点と重なり合います。
ブリーダーとして視点という意味でも同じであり、「トップ・オブ・トップ」を目指す意識があれば、Standardをしっかり勉強するはずです。
数ある愛猫団体、ショー公認団体の中で、TICAが単にトップクラスを目指すのではなく、「トップ・オブ・トップ」を目指すなら、さらなる発展も可能でしょう。
【井上選手とクロフォード選手の共通点はどこにあるか】
それぞれの試合は戦前の予想に比べて、対戦相手との圧倒的な差を白日のもとにさらしました。
負けたフルトン選手、スペンス選手はそれぞれ再選を望んでいるようですが、これだけの差を見せ付けられると興味をそそられないと言っても過言ではありません。
では、井上選手とクロフォード選手の共通点はどこにあるのでしょうか。
【「基礎」を疎かにせずひた向きに「基礎」を学び続ける姿勢】
多くの人が指摘している点かと思いますが、2人は実に「基礎」がしっかりしており、「基礎」を疎かにしていない点が共通しています。
猫界のJudgeに敢えて当て嵌めれば、「基礎」はStandardsの勉強に相当し、日本人Judgeで言えば、「知識」を学び、「理解力」と「解釈力」を磨き、その基礎力のトレーニングに余念がないということを意味します。
ボクシングファンが「トップ・オブ・トップ」の試合を見たいのと同じように、出陳者であるなら「トップ・オブ・トップ」の超一流Judgeに審査してもらいたいと思うのは当然でしょう。
※「Savannah(SV)セミナーおさらい」「TICA Standards 分析」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
◆東京都の7月24~30日の感染報告者数は1医療機関当たり11.12人でした。前の週に比べ18.9%増えています。
◆大阪府の7月24~30日の感染報告者数は1医療機関当たり14.66人でした。前の週に比べ8.1%増えています。
◆名古屋市の7月24~30日の感染報告者数は1医療機関当たり18.01人で、前の週に比べ2.6%増えています。
◆福岡市の7月24~30日の感染報告者数は1医療機関当たり24.63人でした。前の週に比べ9.4%減りました。
◆北海道の7月24~30日の感染報告者数は1医療機関当たり8.83人でした。前の週に比べ1.0%減りました。
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