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2023年8月 5日 (土)

「お体ご自愛ください」なんて書いたりしてませんか?

福原愛さんの代理人弁護士が出したとされる反論「声明」を巡っては、冒頭「報道各位様」という二重敬語が使われていたとして厳しい指摘を受けていますが、社会常識や文書マナーを逸脱すれば信用を落とすことにつながりかねない典型的なケースです。

【重ね言葉を平気で使ってしまうようでは…】

この猛暑で、猫界でも手紙やメールのやり取りで「ご自愛ください」というフレーズを入れるメンバーも多いかと思いますが、「お体ご自愛ください」なんて書いていないでしょうか。

「自愛」は「自分を大切にすること」「自分の健康状態に気を付けること」ですから、その前にわざわざ「お体」を付けてしまっては「重ね言葉」になってしまいます。

Judgeなら、Standardsを正確に理解し、的確に解釈できなければなりませんが、できるJudgeか否かは普段から言葉の使い方に敏感かどうかを尺度として測れます。

日本語の正しい意味、日本語の正しい使い方ができない人に、Standardsで書いてある英語の正しい意味、使い方による解釈の微妙な違いが分かるはずがありません。

【「ください」を付ければ丁寧な表現になるわけではない】

「ください」を付ければなんでも丁寧な表現になるといった思い込みは、「Please」を付ければなんでも丁寧な言い方になるという日本人の勘違いと通底します。

日本語の場合、「ください」は命令の語感があり、丁寧な表現にするのであれば「くださいませ」と加えるか、「くれぐれも」や「どうぞ」といった言葉に続けて「ご自愛ください」と続けます。

Standardsでも要求水準のレベルが強い表現から弱い表現までさまざまな段階の使い分けがあり、その違いをしっかり理解するには、普段から表現や言い回しの微妙な使い分けに敏感でなければならないと言えます。

【機械翻訳で「知る」ことはできても「識る」ことはできない】

Standardsは英語で書かれていますから、日本人Judgeにあっては英語をその語感やニュアンスも含め正しい日本語で理解する必要がありますが、そこのところは機械翻訳ではどうにもなりません。

単に「知る」という段階から1歩も2歩も踏み込み、「識る」という作業を自分に課さなければ、本当の意味の理解には到達しないのです。

みなさまにおかれましては、酷暑の折、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

※「Savannah(SV)セミナーおさらい」「TICA Standards 分析」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の17~23日の感染報告者数は1医療機関当たり15.91人でした。前の週に比べ14.4%増えています。11週連続で増加しています。

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