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2023年7月24日 (月)

何を学ぶ? 揺れるテニス界、次から次へと…

私もアクトクラブ員もテニスをするので(正確には「していたことがある」ので)、ここのところテニス界で次々と起きた出来事に驚きを隠せないとともに考えさせられています。

日本人選手がボールガールに何気なくラケットで打って返したボールがボールガールの頭部に当たり、その日本人選手が失格と罰金を科された問題が冷めやらぬ中、今度は別の大会でライン際のコースでアウトと判定されてポイントを得たハンガリー選手が、その後のプレーの中で、その時に地面に付いたボール痕(コートがクレーのためボールが地面に付いた痕が残ります)を足で〝踏み消した〟問題が持ち上がりました。

【ジャッジが毅然と的確に対応していれば…】

いずれの問題も、審判が毅然と、そして的確に対応していれば起きなかったであろうと私には思えるのです。

毅然と…というのは強引であったりとか独善的であったりということとは違います。

ルールに則り、公正・公平かつ合理的根拠に基づいて毅然と判定を下すということを意味します。

【審判の判定が相手選手の良識的対応で覆る】

ボール痕〝踏み消し〟問題で審判をしていた人を巡ってはその後も別の大会で問題が起き、この審判が担当したダブルスの試合の選手のひとり(ボール痕を〝踏み消した〟選手の対応を厳しく批判していたらしいのですが…)が打ったスマッシュをアウトとしたのです。

納得いかないこの選手は抗議して確認を要求。審判も相手コートに入り、ボール痕を確認しましたが、アウト判定は覆りませんでした。

ところが何と、対戦相手ペア側が「いや入っています(イン)」と認め、この審判も判定を変更せざるを得ず、ニュースになったという次第です。

【ひとりひとりの良識が〝自浄作用〟をもたらす】

猫界はショーという側面を持ち純粋なスポーツとは異なりますが、それでもテニス界の出来事を通じて様々な教訓が得られます。

Judgeがルールやスタンダードに疎くては話にならず、良識と常識に基づいて毅然と、そして的確に猫を評価できなければならず、出陳者の方もひとりひとりが地道にStandardsを勉強し、あからさまな依怙贔屓や差別、情実審査を受け入れないという良識を持つことが大切だということです。

テニス界で起きた一連の出来事を他人事として突き放して見るのではなく、〝自分ごと〟として捉えて自浄作用を働かせられるようにしなければならないと言えるでしょう。

※「Savannah(SV)セミナーおさらい」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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