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2023年6月21日 (水)

Clerking School基礎講座:Clerkの実務を学ぶ前に⑧ルールの熟知/精通は絶対不可欠

TICA Clerking Manual「INTRODUCTION」第3段落も、Clerking Schoolでは省いてしまうか、取り上げたとしても多くの受講メンバーが「ふむふむ、そういうことなのね」と、なんとなく分かったつもりで読み飛ばして終わってしまうことでしょう。

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Familiarity with the current TICA Show Rules, By-Laws, accepted breeds, Championship Advancement Classes (Preliminary New Breeds, Advanced New Breeds, and New Traits) colors and competitive divisions is essential. Clerks may answer questions from spectators and novice exhibitors, but at no time can the clerk's performance suffer. In essence, the Head Ring Clerk's primary responsibility is to serve as the executive assistant to the Judge.
(和訳)現行のTICAショールール、会則(By-Laws)、認められている猫種、チャンピオンシップ・アドバンスメント・クラス(プレリミナリー・ニュー・ブリード、アドバンスト・ニュー・ブリード、ニュー・トレイツ)のカラー、競合ディビジョンを熟知し精通していることが絶対不可欠です。クラークは見学者や初めての出陳者からの質問に答えることは構わないが、決してクラークのパフォーマンスを損なってはならない。本質的にヘッド・リング・クラークの第一義的な責務はジャッジの補佐役(エグゼクティブ・アシスタント)として尽くすことにある。
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【ルールを熟知/精通することが「絶対不可欠」なのに…】

TICA Asia East Regionでは、ベテランMaster Clerkであっても、TICA Show RulesやTICA By-Laws熟知し精通しているメンバーはほとんどいあのではないでしょうか。

逆に言うと、TICA Show RulesやTICA By-Laws熟知し精通していないにもかかわらず、ライセンスを持つことを以て満足し、「パーフェクト」と称してクラークをこなしているところに大きな落とし穴があることは、TICA Asia East Regionで起きた最近の事例を見れば明らかでしょう。

「essential」という英単語は「絶対必要な」「絶対不可欠な」「必須の」という意味があることは以前も指摘しましたが、熟知/精通することが「essential」であるにもかかわらず、全文読んだこともないClerkが溢れているわけです。

【クラークはジャッジの「executive assistant」であること】

おそらく多くの日本のClerkが「executive assistant」と聞いてもピンと来ないと思います。

ここでは「補佐役」と訳しましたが、その意味は閣僚の秘書官や、いわゆる重役秘書などを意味し、TICAのClerkとしては仰々しい使い方かもしれません。

ただ、ここまで詳細に見てきたように、単にJudgeの仕事を補助するものではなく、その役割の具体的な中身と責任の重さは小さな趣味の世界とはいえ、極めて大きいことを理解する必要があります。

【「executive assistant」を持つに相応しいジャッジ?】

一方、裏を返せば、Clerkに「executive assistant」の役割を担わせている以上、Judgeも「executive assistant」を持つに相応しい人物でなければならないということになります。

公平・公正・中立な審査を考えず、依怙贔屓に精を出すようなJudgeのもとでは「executive assistant」の名に恥じないClerkが育つはずがありません。

TICA Asia East Regionで起きた最近のミス、トラブルは結局のところ、JudgeもJudgeならClerkもClerkであり、誰ひとりとしてTICAのRulesを熟知も精通もしていなかったところに全ての要因があったことは情けないというか恥ずかしい限りということでしょう。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆新型コロナウイルス感染症の「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は5月8日(月)が最後となり、今後は全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

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