韓ドラ「還魂」に学ぶ、Judge育成とRegion運営
Netflix独占配信とのことなので、Netflixを契約していないと観られないのですが、韓ドラ「還魂」(第1部・第2部合わせて全30話)はいろいろな意味で勉強になりました。(※韓ドラはこれまで刑事・司法・医療系ばかりで、時代劇やファンタージロマン系は初めて挑戦しました)
【「何もしないなら死ね」という師匠ムドクの言葉】
主人公のイ・ジェウクさん演じるチャン・ウク(名家の子息で術士。先代の王の隠し子)に対し、秘密の師匠となるチョン・ソミンさん演じる侍女ムドク(肉体はムドクですが、魂は影の刺客であり術士のナクス)が、あることで煮え切らない態度を見せるチャン・ウクに言ったのが「何もしないのなら死ね」でした。(※ムドクというのは拾われて付けられた名であり、実際は妖器を管理する鎮妖院院長の長女チン・ブヨンで、さらになんとそのチン・ブヨンは類い希な神力を持つ初代院長チン・ソルランが転生したという設定)
チャン・ウク自身、「私が仕えている師匠はいつも私を追い込みこう言いました。『何もしないのなら死ね』」と明かしています。
世の中のさまざまな社会から小さな趣味の世界まで、口では不満や偉そうなことを言いながら実際には自分で「何もしない」人が多いだけに、この言葉は強く印象に残りました。
【権力や権利は自らの打算抜きに全体の為に使ってこそ】
Judgeという資格もある意味で当てはまるでしょう。
それなりの権利と権力を有し、良い意味での影響力を行使できるはずなのに、自分の打算や利害得失だけに使い、TICA全体、Region全体のために適正に使おうとしないJudgeがいるわけです。
TICAではApproved Allbreed Judgeになるまでスポンサーが付きますが、「還魂」に登場する師匠のように「何もしないなら…」と言って全体のために使命や義務を果たすよう厳しく追い込むこともしないからこそ、全体に奉仕することを忘れ、自分の打算や利害得失だけで動くJudgeが〝再生産〟されてしまうような気がしてなりません。
【師匠ムドクは何に対して「何もしないなら…」と言ったか】
「何もしないなら…」というのは、悪いことに対して抗わないことであり、正しいことをしないことであり、ウクは生まれた時、天附官官主の父チャン・ガン(本当のウクの父親は先代の王)に「気門」を全て塞がれてしまったため、何ひとつ術士としての「術」を学ぶことができなかったという生い立ちがありました。
しかし、あることがきっかけで穗竹院のホ・ヨム院長から「気門」を解放してもらうとともに、「気」を分けてもらい、術士としての道を歩むことになったのです。
何かになるために命懸けで努力するのは当然ですが、得た「術」を自分の打算や利害得失に使うのではなく、正しいことに使うことを厳しく戒めたものであり、住む世界や世界の大小によって変わることはないはずだと私は思うのです。
※「還魂」第1部ネタバレを含むあらすじを読みたい方はこちら
※「還魂」第2部ネタばれを含むあらすじを読みたい方はこちら
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で7日、新たに1万2313人の感染が確認されました。前週比17.9%減りました。
◆東京都で7日、新たに989人の感染が確認されました。前週比16.2%減りました。
◆埼玉県で7日、新たに609人の感染が確認されました。前週比5.0%減りました。
◆神奈川県で7日、新たに536人の感染が確認されました。前週比30.5%減りました。
◆千葉県で7日、新たに420人の感染が確認されました。前週比13.8%減りました。
◆大阪府で7日、新たに733人の感染が確認されました。前週比26.8%減りました。
◆愛知県で7日、新たに752人の感染が確認されました。前週比24.1%減りました。
◆福岡県で7日、新たに488人(うち福岡市156人、北九州市83人)の感染が確認されました。前週比18.0%減りました。
◆北海道で7日、新たに539人(うち札幌市171人)の感染が確認されました。前週比23.0%減りました。
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