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2023年3月13日 (月)

騙されず圧力に屈せず誤導されないために

TICA Asia時代も含めて振り返るとき、クラブ内やクラブ主催のショーで何か問題が起きた際、クラブオーナーや代表の中には「Judgeはクラブに所属しているのだから、そのクラブの味方をすべき」なんて真顔で(あるいは堂々と)言い切る人もいますが、それはTICAの使命や理念、TICA Judging Programの本質を理解せず、勘違いした考え方に過ぎません。

TICAのJudgeはあくまでTICAのJudgeであって、JP1-1 Judgeの「資質」:大前提①TICAを体現でも指摘した通り、「417.3 Judging Program参加者は、いついかなる時もTICAの代表であることを自覚し、TICAの代表としての品行を守り、常日頃から立ち居振る舞いに気を付け行動しなければならない」のであって、それはクラブとの関係や情実より優先すべきものだからです。

その意味で、クラブとの関係や情実に左右されない、TICAという根本軸に基づく「中立性」の「資質」を持ち合わせていなければならないということになります。

出陳者やオーナー/ブリーダーとの関係に目を移すと、Standardの解釈はブリーダーによって微妙に異なることが往々にしてあり、「中立性」という「資質」に欠けると、我田引水タイプのブリーダーの言うことを無批判に真に受けてしまいがちになります。

時に〝悪質〟なブリーダーは自分の猫の評価を上げるために、根拠に欠ける恣意的な解釈をあたかも正しいかのように装って説明し、強要したり圧力をかけたりもします。

正当性を装った説明に騙されず、圧力に容易に屈しないためにもJudgeは常に「中立性」を保ち合理的な根拠に基づいて判断できねばならないというわけです。

きょうのTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)の「Judge育成パーフェクト講座」では、JP2-3Judgeの7大「資質」③中立性を保つ--を掲載しましたが、「中立性」が「公平性」「公正性」と並ぶ重要な「資質」であることが分かっていただけるでしょう。

これらは超一流Judgeに欠かせないというよりも、Judge一般に欠かせない「資質」であり、Judgeを目指すに当たっては自分の中に「公平性」「公正性」「中立性」の「資質」があるかどうか、これらの観念に基づいて人生を生きてきたかを改めて振り返ってもらえればと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で12日、新たに6980人の感染が確認されました。前週比19.5%減りました。

東京都で12日、新たに606人の感染が確認されました。前週比14.0%減りました。

埼玉県で12日、新たに318人の感染が確認されました。前週比18.7%減りました。

神奈川県で12日、新たに323人の感染が確認されました。前週比23.5%減りました。

千葉県で12日新たに289人の感染が確認されました。前週比4.9%増えています。

大阪府で12日、新たに424人の感染が確認されました。前週比14.7%減りました。

愛知県で12日、新たに426人の感染が確認されました。前週比6.4%減りました。

福岡県で12日、新たに309人(うち福岡市71人、北九州市42人)の感染が確認されました。前週比10.2%減りました。

北海道で12日、新たに218(うち札幌市83人)の感染が確認されました。前週比21.3%減りました。

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