「花は花にすぎず、根にはなれない。根になれ」
「花は花にすぎず、根にはなれない。根になれ」ーー。
私のなかでの韓ドラ時代劇(ファンタジー系含む)トップ3は、今のところ「チュノ〜推奴〜」「還魂」、そして「根の深い木~世宗大王の誓い~」ですが、特に「根の深い木」という作品はタイトルがありふれた漢字と平仮名だけなのに意味深いものがあります。
私がこのブログで取り上げるからには、当然、TICAと TICA Asia East Region、Judge育成に絡んでのことになります。
【「根になれる」Judge育成こそ喫緊の課題】
冒頭の言葉は儒者を中心とした王制に反対する結社「密本」の教義に出てくるもので、「花」は王、「根」は儒者を指すとされていますが、私がTICA及びTICA Asia East RegionにおいてTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)を立ち上げ、「Judge育成講座」を始めたのも、「根の深い木」であるようなJudgeの育成こそ必要であることを痛感したからに他なりません。https://tda.localinfo.jp/
「花」を目指して八方美人的に振る舞ったり、「世界の(あるいは世界で活躍する)」という枕詞を付けることにのみ関心があったりするJudgeがいますが、「花は花にすぎず、根にはなれず」であることを理解する必要があるでしょう。
咲いても実を結ばずに散る花を「徒花」といいますが、根を深く張り、栄養をしっかり吸い上げた花でなければ「徒花」で終わり、実を結ぶこともない…というのが私の考えです。
【「根」を深く張ることの意味を知る】
「根」を深く張ることは栄養を吸い上げて花を咲かせ実を結ばせるだけでなく、強い雨風にさらされても動じず、容易に倒れたり抜き取られたりしないことを意味します。
同調圧力をかけられても動じず、甘言や誘惑、我欲を跳ね除けられるのも「根」を深く張るからに他なりません。
単に「根」を持つ、単に「根を張る」のではなく、「根の深い木」のようなJudgeを目指すことが超一流への道になるのです。
【「勁草」たるJudge、「貞木」たるJudge】
「後漢書」の王覇伝に「疾風に勁草を知り、厳霜に貞木を識る」という言葉がありますが、「根の深い木」の話と通底するところがあります。
「勁草」は草ですが、やはりしっかり「根」を張らねば倒れ飛ばされてしまいますし、厳霜に耐える「貞木」であるには「根」を深く張る必要があります。
「勁草」たるJudge、「貞木」たるJudgeになり、組織・団体全体に役立つ花を咲かせ、実を結ぶためにも、「徒花」で終わるようなJudgeではなく、「根の深い木」となれるJudgeを育成することが欠かせません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で9日、新たに9821人の感染が確認されました。前週比17.3%減りました。
◆東京都で9日、新たに794人の感染が確認されました。前週比16.6%減りました。
◆埼玉県で9日、新たに471人の感染が確認されました。前週比3.1%減りました。
◆神奈川県で9日、新たに489人の感染が確認されました。前週比10.3%減りました。
◆千葉県で9日、新たに328人の感染が確認されました。前週比17.4%減りました。
◆大阪府で9日、新たに474人の感染が確認されました。前週比31.8%減りました。
◆愛知県で9日、新たに545人の感染が確認されました。前週比21.1%減りました。
◆福岡県で9日、新たに397人(うち福岡市111人、北九州市64人)の感染が確認されました。前週比17.6%減りました。
◆北海道で9日、新たに387人(うち札幌市137人)の感染が確認されました。前週比6.5%減りました。
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