小さな趣味の世界だから「依怙贔屓」があって当然?
TICA Asia時代には、一般審査でJudgeがそのクラブ員以外の猫に青や黒のリボンを付けようものなら、すぐにクラークが駆け寄ってコソコソ耳打ちし、クラブ員の猫に青や黒のリボンを掛け直すシーンが見られました。
TICAで「QGC」のタイトルまで獲得した猫が「SGC」を取るためには、ファイナルでベスト(1位)を取らねばならないことから「ベスト待ち」と言いますが、そのクラブのショーのクラブ員の猫だと、そのクラブオーナー/代表や所属Judgeがタイミング良くベストにする光景も珍しくありませんでした。
「小さな趣味の世界なんだから依怙贔屓があってもいいでしょう」とか「そうすることで明るく楽しいショーになるんだから…」とか言う人もいますが、それで国際団体としてのTICAの信用と信頼を傷付けないと言い切れるでしょうか。
きょうのTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)の「Judge育成パーフェクト講座」では、JP2-1 Judgeの7大「資質」①公平性を保つ--を掲載しましたが、国際団体としてのTICAの信用と評判を落とさないためにも、TICAのJudgeに「公平性を保つ」という資質がなければならないでしょう。
「公平性」という概念や観念を欠くJudgeは、どんなにStandardsの知識があろうと、ハンドリングスキルに優れようと、Judgeとして〝失格〟です。(※TICA Judging Programは「公平性」の資質を持っていることを暗黙の前提としており、「公平性」の資質を持ち合わせているかどうかは直接的には問うていません)
「資質」を問うことなく、資格さえ持っていればいいのか?という問いは、単に医師免許を持っていさえすればいいのか?、単に弁護士資格を持っていさえすればいいのか--と言い換えてみれば実感を持ってその是非を理解してもらえるのではないでしょうか。
Judgeを目指すメンバーだけでなく、TICA Asia East Regionメンバー全員が「公平性」を保つというJudgeの「資質」の重要性について考えてもらいたいと思います。
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◆日本全国で10日、新たに9103人の感染が確認されました。前週比13.2%減りました。
◆東京都で10日、新たに778人の感染が確認されました。前週比5.7%増えています。
◆埼玉県で10日、新たに402人の感染が確認されました。前週比2.0%増えています。
◆神奈川県で10日、新たに456人の感染が確認されました。前週比6.7%減りました。
◆千葉県で10日、新たに305人の感染が確認されました。前週比13.1%減りました。
◆大阪府で10日、新たに475人の感染が確認されました。前週比23.3%減りました。
◆愛知県で10日、新たに452人の感染が確認されました。前週比22.2%減りました。
◆福岡県で10日、新たに356人(うち福岡市97人、北九州市44人)の感染が確認されました。前週比21.1%減りました。
◆北海道で10日、新たに367人(うち札幌市123人)の感染が確認されました。前週比11.6%減りました。
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