「人財」としてJudgeを育成することの意味㊤
きょうのTICA Japan Members’ Training & Development Acatdemy(略称:TICA Japan TDA)「Judge育成パーフェクト講座」は、③「人材」としてではなく「人財」として育成する--ということについて、その意味と背景を詳しく載せています。https://tda.localinfo.jp/
「人財」という言い回しは極めて日本的であり、おそらく英語で「人財」という言葉はないと思いますから、欧米のTICAメンバーには理解してもらえないかもしれません。
英語ではいわゆる「人材:Human Resource」の他に「Human Capital」もありますが、人を「資本」とみており、TDAで論じる「人財」とは異なります。
逆に言うと、「人財」はTICA Japanが誇れるであろう「概念」であり、日本発のJudge育成の考え方としてTICA Board Memberそして世界のTICAメンバーに発信していける重要なキーワードになり得るでしょう。
当然ながらTICA Judging Programのどこを読んでも「人財」という概念はなく、TICAの財産(あるいは宝)としての「人財」を育成するという理念も明確にはありません。
Judgeにその影響力を行使させ、審査を通じてクラブ員や懇意にするブリーダー/オーナーを依怙贔屓する道具としての「人材」ととらえ、一方でクラブ員や特定のJudgeと懇意にするブリーダー/オーナーが自分の猫に良い成績をもたらす利用しやすい「人材」としてJudgeを見ている限り、TICA全体、Region全体の健全な発展は望めません。
これまで、そして現在、TICA Asia East Regionで沸き上がっているJudge待望論やJudge養成論は短絡的かつ安易で稚拙で、結局のところその本質は自分たちを依怙贔屓してくれるJudgeを増やしたい/揃えたいという打算丸出しの欲望に基づくものと言え、それでは〝粗製濫造〟となって組織がますます堕していくことは間違いありません。
TICAメンバー/RegionメンバーがJudgeを「人財」として認識し、「人財」に値するメンバーをJudgeとして育成することがどれだけ重要であるかに思いを至らせてもらいたいと思います。
(参考)
※JP0-1 育成に当たっての3つの根本原則はこちら
※JP0-2 3つの根本原則、逐条解説①はこちら
※JP0-3 3つの根本原則、逐条解説②aはこちら
※JP0-4 3つの根本原則、逐条解説②bはこちら
※JP0-5 3つの根本原則、逐条解説②cはこちら
※JP0-6 3つの根本原則、逐条解説③はこちら
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