こんな訳し方で「言語の壁」を乗り越えられる?⑧
「Junior Exhibitor Program」の改正案について、TICA Asia East Region公式サイトの「2023/Jan Meeting Agenda」全文は次のように書いてあります。
Amend Junior Exhibitor Program - Rose ジュニア・エギジビター・プログラムの改訂 - ローズ
しかし、その同じページ(40ページ目)では次のような記載もあります。
Amend Junior Exhibitor Program ジュニア・エギジビター・プログラムの改定
【「改訂」と「改定」、異なる記載で掲載した経緯は?】
同じ翻訳エンジンでこうした異なる訳し方が表示されたのか、別々の機械翻訳を使ったのか、翻訳者が「改訂」と「改定」の意味の違いを知らなかったのか--
いずれにしても掲載責任はTICA Asia East Region Directorにあり、掲載前に丁寧に読んでチェックしていたのであればどちらかに統一すべきでした。
渡された翻訳物をチェックせず右から左に掲載した(掲載させた)のであれば杜撰でいい加減な掲載方法と言わざるを得ません。
【「改訂」と「改定」の意味は同じ?どちらでも構わない??】
Regionメンバーからは「小さな趣味の世界なんだから『改訂』でも『改定』でもどっちでもいいじゃないのよ!」というお叱りの声があがるかもしれません。
確かに4~5人、あるいは20~30人程度の仲良しこよしの集まりにおける配布物や書き込みならそれでいいかもしれませんが、TICAという国際団体の看板を背負っている以上、その信用と評価を下げるような記載をしてはならないでしょう。
「改訂」なのか、それとも「改定」なのかで、全体像のイメージが大きく変わるだけに重要と言えます。
【「改訂」か「改定」か内容を良く理解しないと判断できない】
今回、Junior Exhibitor Programの「改正」であることは間違いないわけですが、「改訂」と判断すべきでしょうか?「改正」と判断すべきでしょうか?
Agendaを読む限り、全体的に見直しつつ最新情報や現状に合わせて変更していることから「改訂」という和訳が相応しいと私は思っています。
「Junior Exhibitor Programを改定する」というよりも、「Junior Exhibitor Programを改訂」し、この改正案が通った段階では「改訂版」ができあがると考えると分かりやすいのではないでしょうか。
※TICA Asia East Region公式サイトの「2023/Jan Meeting Agenda」全訳はこちら
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で29日、新たに4万4289人の感染が確認されました。前週比30.6%減りました。
◆東京都で29日、新たに3427人の感染が確認されました。前週比32.9%減りました。
◆埼玉県で29日、新たに1981人の感染が確認されました。前週比33.5%減りました。
◆神奈川県で29日、新たに2464人の感染が確認されました。前週比30.7%減りました。
◆千葉県で29日、新たに2000人の感染が確認されました。前週比37.0%減りました。
◆大阪府で29日、新たに2901人の感染が確認されました。前週比31.6%減りました。
◆愛知県で29日、新たに2712人の感染が確認されました。前週比35.5%減りました。
◆福岡県で29日、新たに2099人(うち福岡市491人、北九州市415人)の感染が確認されました。前週比31.0%減りました。
◆北海道で29日、新たに1001人(うち札幌市368人)の感染が確認されました。前週比22.0%減りました。
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