新しいRDは「バイナリー思考」の蔓延を阻止できるか?
TICA Asia East Regionが明日から新たなRegion Directorのもとで新体制に移行しますが、ショーにおける新型コロナ感染対策はどうなるでしょうか。
「もはやただの風邪と同じで怖くない」「マスクも必要なければこれまでのような感染対策も不要よね」--。
ショー会場でもこうした雰囲気が支配するようになるでしょうか。いや、もうすでにそうした雰囲気になってしまっているのでしょうか。
【単純な「バイナリー思考」の危険性について認識の共有を】
ある筑波大学教授が「バイナリー思考が招く乱暴なウィズコロナへのハードランディング:賢いウィズコロナを目指すには」と題した記事を書き、「『白か黒』『0か1』かを求める単純な『バイナリー思考』」の危険性について警鐘を鳴らしていましたが、TICA Asia East Regionにおいてもその危険性について認識を共有することが欠かせません。
・新型コロナは「ただの風邪か」否か
・マスクは必要か否か
・感染対策は必要か不要か
状況に応じた適切かつ健全な判断能力が求められると言えます。
【「バイナリー思考」は〝分断〟を招きかねないリスク孕む】
「バイナリー思考」は新RDが立候補時の「所信表明」で書いていた「分断」を招きかねないリスクも孕んでいます。
では、どうして「バイナリー思考」に陥るのか。
この筑波大学教授は「人間の心理の癖にその理由がある。『〇〇のときには、こうしましょう』といった『条件付きの思考』が苦手な人が一定数いるのだ。なぜなら、このような思考にはある程度の知的努力が必要で、どんなときにマスクをすべきか否かなど、状況に応じて適切な行動を選択する認知的作業をしなければならない」と書いていました。
TICA Asia East Regionという小さな趣味の世界では精神風土として、自分の頭で考えることなく誰かの指示に唯々諾々と従う風潮があり、まさに「バイナリー思考」が蔓延る土壌があるのです。
【「知らぬ存ぜぬ」で「バイナリー思考」強めるRegion運営はNG】
Region Directorは組織のトップとして「バイナリー思考」に陥ってはならず、「バイナリー思考」が蔓延するのを阻止しなければならないはずです。
「バイナリー思考」を主張するメンバーの尻馬に乗って「バイナリー思考」を強めるようなRegion運営だけは避けねばならず、新しいRDがどのような判断や主張を情報発信するか注目したいと思います。
これまでのような「知らぬ存ぜぬ」で自己弁護の責任回避を貫くことだけはやめてもらいたいと思っています。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で30日、新たに14万8072人の感染が確認されました。前週比14.9%減りました。
◆東京都で30日、新たに1万4525人の感染が確認されました。前週比16.2%減りました。
◆埼玉県で30日、新たに7402人の感染が確認されました。前週比18.6%減りました。
◆神奈川県で30日、新たに8491人の感染が確認されました。前週比17.8%減りました。
◆千葉県で30日、新たに6113人の感染が確認されました。前週比20.5%減りました。
◆大阪府で30日、新たに9527人の感染が確認されました。前週比9.6%減りました。
◆愛知県で30日、新たに8194人の感染が確認されました。前週比25.1%減りました。
◆福岡県で30日、新たに8869人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。前週比7.2%減りました。
◆北海道で30日、新たに3347人(うち札幌市1259人)の感染が確認されました。前週比34.4%減りました。