Director選挙、「公約」フォローアップ③「パーパス(Purpose)」を大切にします!
企業経営の世界では「パーパス経営」全盛期の感がありますが、米TICA本部もTICA Asia East Regionもこの最も大切な「パーパス(Purpose)」をどこかに置き忘れているような気がしてなりません。
【TICAとTICA Asia East Regionは何のために存在するか】
この「パーパス」は直訳すれば「目的」という日本語になりますが、経営学では「ビジョン(理念)」や「ミッション(使命)」よりも上位の概念であり、ピラミッドにたとえれば「頂点」に位置します。
平たく言うと「何のために存在しているか」を定義するものであり、例えば誰かが「TICAは何のために存在しているのですか?」とか「TICAは何のためにショーを開催しているのですか?」と質問してきた時に、TICA Board Memebrとして、あるいはTICAのRegion Directorとして「○○○○のために存在し、□□□□のためにショーを開催しています」と答える際の「○○○○のため」「□□□□のため」という目的部分が「パーパス」ということになります。
しかし、現状、米TICA本部においても「Purpose based management」を明確な形で取り入れていないため、端的に即答できないのが現状ではないでしょうか。(※TICAとしてのモットーや使命はありますが…)
【TICA Asia East RDとして即答できないようでは…】
私が当選したら「Purpose based management」の重要性と必要性をTICA Board Memberに働きかけるほか、TICA Asia East Regionとしての「パーパス」をしっかり答えられるようにしたいと思います。
どれだけ小さな趣味の組織であっても、トップがその組織の存在意義に無知であったり疎かったりようでは「Regionメンバーとして恥ずかしい…」のひと言に尽きます。
Region Directorが軽くて都合のいい〝神輿〟として担がれているだけであってはならず、「パーパス」をしっかり語れてこそRegion Directorとしての存在価値があるというものです。
【「パーパス」なき組織運営がどうなるかはご存知の通り】
「パーパス」を定めず曖昧にしたまま、あるいは忘却の彼方に押しやったままだとどうなるかは、まさにTICA Asia (現TICA Asia East) Regionの〝黒歴史〟を振り返ればお分かりの通りです。
独り善がりの自分勝手で恣意的なルールの解釈ができてしまうのも、TICAやRegionの「パーパス」や「存在意義」を考えないからであり、自分と懇意にする仲間内だけがEnjoyできればいいと考えてしまうのも同じ理由に端を発していると言えます。
ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」の中に、「If you don’t know where you are going, it doesn’t matter which road you take」というくだりが出てきます。
TICA Asia East Regionとしての「パーパス」や「存在意義」にRegion Directorが無関心だから、クラブ/メンバーがルールを外れて何をしようが「it doesn’t matter」ということになってしまうのです。
Region DirectorがRegionの精神的支柱として「パーパス」を体現し、それを根付かせる不断の努力を自らに課していかない限り、TICA Asia East Regionは同じことを繰り返し、その〝黒歴史〟はこれからも続いてしまいます。
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◆日本全国で24日、新たに1万6498人の感染が確認されました。前週比10.7%増えています。
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◆愛知県で24日、新たに536人の感染が確認されました。前週比17.5%増えています。
◆福岡県で24日、新たに322人(うち福岡市115人、北九州市73人)の感染が確認されました。前週比14.6%減りました。
◆北海道で24日、新たに1582人(うち札幌市660人)の感染が確認されました。前週比32.7%増えています。
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