2019年のAE Region Director選挙を振り返る⑩
8月19日(金)からの続きになります。
2019年のDirector選挙を振り返り、改めて当選した現Directorと次点者の〝公約〟を比べると、次点者の方がより具体的であったことが分かります。
その一例が「ルール改正への提言」です。
【必要なルール改正を働きかけ導けるDirectorの必要性】
次点者は「立候補声明」で次のように書いていました。
「ルール改正はメンバーの皆様にとって大変重要なことであり、リジョンディレクターとして皆様の意見を反映し会議で議論することはその使命といえるでしょう」
「リジョン内で希望の声が多くある改正については課題とし、しっかりとプロポーザルして本部に提出していきます」--。
【Regionメンバーの声をよく聴き取りまとめる能力】
ルール改正はTICAメンバーであれば誰でも提案でき、必ずしもDirectorである必要はありません。
しかし、AE Region内での必要性や要望の多い課題についてはメンバーの意見を良く聴き、ルール改正案を取りまとめることが求められます。
また海外のメンバーから提出された改正案にAE Regionとして不都合が生じる場合にはその声を他のBoard Memberに伝え、場合によっては修正を働きかけたりする必要もあります。
【ルール改正案を起案できる能力がDirectorにあるか?】
ただし、Regionメンバーの声をよく聴き、それをBoardで伝えるだけではDirectorの責任を果たしたことにはなりません。
必要なルール改正案をしっかり起案できる能力もなければ、いくらBoardで金切り声を上げても取り合ってはくれないでしょう。
ルール改正案の叩き台を自ら起案し、Regionメンバーに示し、じっくり話し合った上で文言を整え、しっかりした改正案を提出する必要があるのです。
それが果たしてできるのかどうか--。
立候補者は自問自答する必要があり、投票する側はその能力があるかを見極める必要があります。
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