2019年のAE Region Director選挙を振り返る⑪
きのう続きで「ルール改正への提言」について触れておきたいことがあります。
それは「ルール改正」はTICA全体としてのルールを改正するのであって、Regionの〝ルール〟を新しく作ったり、AE Regionに都合良く改正したりするのではないということです。
【TICA全体の視点をいかに持たせられるかこそ重要】
2019年Director選挙の次点メンバーが「立候補声明」で書いた「ルール改正はメンバーの皆様にとって大変重要なことであり…」というくだりは、「Regionの皆様にとって」であるとともに、「TICAメンバー全体にとって大変重要」である点が大切です。
ルール改正案には「提案理由(Rational)」が欠かせず、そこにどう理屈付けするかが重要になるわけです。
そこでAE Region特有の事情やメンバーの声をいくら書き連ねても意味がないばかりか、逆効果になりかねません。
【「TICA全体の最善の利益」という視点への理解欠かせず】
次点メンバーは「リジョン内で希望の声が多くある改正については課題とし、しっかりとプロポーザルして本部に提出していきます」と書いていましたが、TICAのDirectorとして本気でルール改正に取り組むなら、「リジョン内で希望の声が多くある改正については課題とし、TICA全体の最善の利益を踏まえた上でしっかりとプロポーザルして本部に提出していきます」としなければならないというわけです。
そのためにはAE Regionメンバーに対しても「TICA全体の最善の利益」を理解してもらう必要があります。
Director選挙がRegionのDirectorを選ぶのと同時に、TICA Board Memberを選ぶ選挙でもあることを私が強調するのはそのためです。
【「正当な理由」と「合理的根拠」を示す能力の必要性】
AE Regionにとってはプラスでも、「TICA全体の最善の利益」という視点で見るとマイナスになりかねないことや他のRegionにとって明らかにマイナスになることは提案したとしても通りません。
私が何事についても「正当な理由」と「合理的根拠」を問うのと同様、Board Meetingにおけるルール改正の審議も常にこの2つが付いて回ります。
逆に言えば、常に「正当な理由」と「合理的根拠」を問い、何事においても「正当な理由」と「合理的根拠」を示せないようでは、Directorとしての責任は果たせないのです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
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◆福岡県で1日、新たに7595人(うち福岡市1758人、北九州市1427人)の感染が確認されました。前週比29.1%減りました。
◆北海道で1日、新たに5637人(うち札幌市2216人)の感染が確認されました。前週比13.9%減りました。
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