2019年のAE Region Director選挙を振り返る⑥
現Directorは2019年に立候補した際の「TICA Asia East Regionの皆様へ」と題する書簡で、「時には はっきりと『NO』と言う、常に何事にもクリーンでありたい、このような性格をAsia East Regionの運営に、役立てたいと思います」と書いていました。
【何に「NO」を突き付けた? その判断は正しかったか?】
ここまでのRegion運営を振り返るとき、現Directorが何に対して「NO」と言い、そしてその判断は正しかったのかどうか--。はっきり言って全くよく分からないのが素直な感想です。
次点だったメンバーの「立候補声明」にこうしたくだりはありませんでしたから、両者を際立たせる特徴のひとつだったとも言えるかもしれませんが、私から見れば全く以て期待外れでした。
私の記憶に残るのは新型コロナの第1波の時、TICA Asia East Regionとしても業界としての「ガイドライン」を策定する必要性を何度も指摘したにもかかわらず、策定に動かなかったことは「NO」のひとつだったように思えます。
【メンバーの意見やアイデアを聴くきっかけづくり】
もちろん、私の知らないところで、時として「はっきり『NO』」を突き付けていたのかもしれませんが、その判断が正しかったのかどうかは検証する必要があるでしょう。
例に挙げたTICA Asia East Regionとしての「ガイドライン」を策定する必要性に対する「NO」は間違った判断のひとつであり、仮に最終的に出来上がらなかったとしても、メンバーの様々な意見を聴き、アイデアや考えを募るプロセスを通じてメンバーの参加意識を高めらたであろうと思っています。
私が考える「みなさんと一緒にみなさんのための…」というフレーズはまさにこうしたことを意味しているのです。
【何に対して「NO」と言うか対象を明確にする必要性】
立候補するにあたっては、何に対して「はっきりと『NO』」と言うのか対象を明確にすべきだったでしょう。
情実や依怙贔屓を通じたRegion内の差別にはっきりと「NO」と言うのか、ルール違反にはっきりと「NO」と言うのか、公私混同にはっきりと「NO」と言うのか--。
従来の運営方針に対して何かしら「NO」と言いたかったことがあるような書きぶりでしたが、結局のところそれがメンバーの間で明確な形で理解と評価を得られなかったのは残念でした。
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