Show Rule 26.1.2の「文理解釈」と「論理解釈」㊥
きのうの続きになりますが、私が疑問に感じるのはAE Region DirectorがShow Rule 26.1.2の和訳と注記にあたって、「論理解釈」より「文理解釈」が優先するかどうか他のBoard MemberやRules Committeeに確認したのかどうかという問題です。
【機械翻訳こそ正しい和訳だと信じ込んでしまった?】
まさか機械翻訳こそが正しく訳すなどと信じ込んでいるわけではないと思いますが、というのも機械翻訳はTICAのことなど全く知りませんし、TICA Show Ruleの趣旨や目的など理解しておらず、TICAにおけるルールの目的と趣旨を踏まえた「論理解釈」に基づいた翻訳などできるはずがないからです。
【「文理解釈」優先なら出陳者に根拠の説明欠かせず】
「文理解釈」が優先するか「論理解釈」が優先するか分からない、あるいは疑問に思ったなら、他のBoard MemberやRules Committeeに確認し、その回答を裏付け根拠のひとつとしてAsia East Region公式サイトに掲載すべきですし、掲載してこそRegion Directorとしての「説明責任」を果たした上での「重要なお知らせ」となるはずです。
【「single cage space」を明確にするルール改正が必要】
私が思うに、もしTICA Board MemberであるAsia East Region Directorでさえ、このルールにおいて「文理解釈」を優先した和訳をしてし、おまけに注記まで入れてしまうのであれば、この際、Show Rule 26.1.2を改正し「論理解釈」すべきであることがはっきり分かるような文言に修正する必要があるでしょう。
他のBoard MemberやRules Committeeメンバーが、「Show Rule 26.1.2は『論理解釈』するのではなく『文理解釈』するのが正しい」と言ってきたなら、私は「そうだとWケージも1個のケージということになって、Wケージの広さを確保する意味がなくなり、このルールの目的と趣旨に反する」と反論するとともに、ルール改正案を提出したいと思っています。
ただし、他のBoard MemberやRules Committeeメンバーが「論理解釈」と「文理解釈」の違いを知らない(あるいは理解できない)とは思えず、普通の常識的な感覚を持っていれば「このルールにおける『a single cage』の意味するところは『single cage space』ですよ」で簡単に終わる話だと思うのですが…
(参考)紫色の四角で囲った部分が問題のルールの和訳と注記です。
※「2019年のAE Region Director選挙を振り返る」「TICA Annual Board Meetingルール改正案ポイント解説」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で27日、新たに18万0138人の感染が確認されました。前週比28.9%減りました。
◆東京都で27日、新たに1万7126人の感染が確認されました。前週比32.2%減りました。
◆埼玉県で27日、新たに7877人の感染が確認されました。前週比31.5%減りました。
◆神奈川県で27日、新たに8802人の感染が確認されました。前週比22.3%減りました。
◆千葉県で27日、新たに6925人の感染が確認されました。前週比12.3%減りました。
◆大阪府で27日、新たに1万4998人の感染が確認されました。前週比35.0%減りました。
◆愛知県で27日、新たに1万2306人の感染が確認されました。前週比31.4%減りました。
◆福岡県で27日、新たに9369人(うち福岡市2516人、北九州市1728人)の感染が確認されました。前週比37.5%減りました。
◆北海道で27日、新たに5735人(うち札幌市1837人)の感染が確認されました。前週比24.4%減りました。
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